最新分は、一番下です。12.31更新
(基本的に選手名の敬称は略)



(12.22)中村、結局「元のサヤ」

メジャーへという夢を、近鉄での日本一という夢に方向転換した中村でした。
結局、ほぼメッツへ、という流れになっていたのが急転したのは、メッツ側がリークした「中村、メッツ入り」というフライングにあった(中村の話)のですから、メッツとしても悔やみ切れない部分もあったのでは、という感じもします。
「日本側の(交渉の)整理を済ませてから(契約しよう)と考えていたのに、向こう(ニューヨーク)からどんどん(合意したという)ニュースが入って来た。ルール違反をする球団とは契約出来ない」と語った中村でしたが、このコメントは恐らく形だけのものではないのかなというのが、私の感触です。
何だかんだ言っても、家族を伴って環境を変えるという大きな決断よりも、何も変わらないほうを選んだのではないでしょうかね。
阪神よりも近鉄を選んだ、ということに対しての「自分はエリートじゃない。その気持ちを忘れたくない一心で近鉄を選んだ」という中村のコメントにも、つまりは環境を変えたくないという気持ちがどこかにあったのではないか、という気がします。
この46日間の“騒動”は、結局何だったんでしょうね。
たった1日の、梨田監督との話し合いで「元のサヤ」ということになってしまったんですから、ね。

ところで、中村が阪神に来ないということで、ホッと胸をなで下ろしているのが? 沖原。
中村の近鉄での背番号が「5」だったため、阪神入団した際には「35」への背番号変更を球団から非公式に打診されていた、といいます。
金本の時も、金本が「5」を希望していたし、沖原は去年も片岡に自分がそれまでつけていた「8」を譲ったばかり。ま、沖原にしてみれば中村が阪神に来なくて良かったというところでしょうね<笑>

さて、アリアスの契約が合意に達したとのこと。ま、よかったです。


(12.23)4番金本に期待の比重が・・・

ここの12、13日に書きましたとおり、結局中村のメジャー行きはなりませんでしたが、まあ中村にしてみれば、自分の実力というものをメジャーがある程度評価したという実績を示したかったのではないか・・・穿った見方をすれば、結局はそういうことではなかったかという気がします。
ほぼ決まっていたメッツ入りを「メッツ側がホームページでフライングした」ということが原因で、急転近鉄残留を決めたかのような構図になっていますが、元々何となくメッツ側に押し切られる形で契約寸前まで行ったものの、内心では「やはり国内で」という気持ちがあったのではないか。すると阪神移籍か近鉄残留か・・・。そこで前夜の梨田監督の熱意ある説得に触れて翻意した。
そういうかたちにまとめあげたかった、というのが、最初からの中村の気持ちの真意のような気がしてならないのです。今でも。
阪神にとっては、いい結果には終わりませんでしたが、ま、これで新外国人探しも本格的に堂々とやれるということで、ここはひとつ中村以上のイキのいい内野手を、と期待したいものです。(ここまでの部分、昨日書きたかったものです)

ファンとしても、もう頭を切り替えなければなりません。
中村の移籍が消滅した今、同じFA砲の金本にかかる比重は大きくなると思います。
今朝のサンスポに、金本の抱負が掲載されています。
「打順は適材適所を考えて監督が決めることであって、オレは何番かは興味はない。でも、『4番を打て』と言われりゃ、やるよ」
サンスポは続けて「金本もFAを宣言する直前、広島残留に傾いた。中村の悩みもわかるつもりだ。だからこそ決断を尊重する。そして、自身は前だけを見る。『基本的には4番は好きじゃない。ことしも苦労したし。気が小さいから、打てないとプレッシャーになるけぇ』。
謙虚な言い回しをしたが、4番指名を受ければ首を縦に振る。それが金本の阪神への、星野監督への、忠誠心でもある」と。

さて、阪神の契約更改で未だ今岡の交渉日程が決まらないとのこと。
井川に続いて1億円更改が確実視されている今岡ですが、代理人との日程が合わないのだとか。この代理人交渉、なかなか交渉のさまたげになるといわれていますが、阪神で代理人交渉を行っているのは、今岡のほかに井川、福原、赤星、浜中の4選手。井川は6200万円アップの年俸1億円で1回目の交渉でサインしましたが、福原、赤星は400万円ダウンの3600万円を、浜中は2000万円アップの5000万円をそれぞれ保留したとされ、代理人交渉の難しさを物語っています。
ま、前にも書きましたが、契約更改の場は年に1度、自分の待遇なんかを堂々と球団側にぶつけられるいい機会ですから、できれば選手本人だけで行うのがいいと思うんですけどね。
けどまあこれも選手の権利ですから、人それぞれということなんでしょうか。


(12.24)巨人の不協和音

クリスマスイブ、という以外、何も話題のない日ですね<笑>。
そんな中で、巨人に行ったペタジーニの事で、若松監督がチクリとコメントしていたサンスポの記事を読んで「もっと言え〜」と、思ってしまいました。
ま、1年10億以上といわれるペタジーニの年俸のことが、来年の巨人のチーム内で不協和音となってゲームにも影響をおよぼすという構図になれば面白いと、変なところに期待です。
記事によれば、
「『4番は清原とぺタジーニのどっちが嫌かって? そりゃ(実力は)ぺタジーニの方が上だろ。安定感から見ても。4番がキッチリ決まれば、3、5番が決まる。これまでウチがぺタを4番にしていたようにな』。 
名球会総会が行われたハワイ・ホノルルから帰国した若松監督が、そう断言した。原監督は、すでに松井の抜けた4番に清原を指名。5番にはヤクルトから獲得したぺタジーニを入れる意向だ。(若松監督は)連覇を狙う原構想を真っ向から完全否定した。
若松監督の持論はこうだ。けがが多く、140試合フル出場に不安のある清原を4番に置くよりも、『右も左も打てる』(若松監督)というぺタジーニが4番に座る方が怖い。今季まで4番に起用し続けたのも、P砲の絶対的な安定感を知ってこそだった。
さらに清原を大きく上回る2年20億円以上とされる年俸についてもチクリ。『ぺタジーニは(お金を)もらいすぎだろ。そんなにもらう外国人選手はいないよ』。
契約更改で上原、清水ら生え抜き選手の怒りの保留が続くなど、新助っ人の加入で起こった不協和音をひそかに大歓迎している様子」と。
巨人ナインがペタジーニの足を引っぱる。ペタジーニがチーム内で孤立する。ペタジーニが来年大スランプに陥る・・・てな感じに展開しますよう<笑>。他力本願、です。

ところで、今岡の契約更改の越年が決まったようですね。


(12.25)補強は及第点

このオフの阪神の補強について、サンスポは「評価は及第点」としながらも、まだまだやるのではないか、と言及しています。
現在、残り枠はあと1。この一つの枠が新外国人のものである、ということは確実ですが、選手対選手つまりトレードなら枠に捕われる事もない、と星野監督。来年6月いっぱいまで目が離せません。

ところで、どこかでいっぺんまとめたいな、と思っていた「阪神の補強選手」について、ちょうどサンスポが掲載してくれていました。
主要補強選手は、次のとおり。

  氏名  位置・年令  前所属   移籍形態
伊良部 秀輝 (投 33) レンジャーズ 自由契約
ウィリアムズ (投 30) ドジャース  譲渡
下柳   剛 (投 34) 日本ハム   トレード
佐久本 昌広 (投 28) ダイエー   トレード
石毛  博史 (投 32) 近鉄     自由契約
柴田 住主也 (投 34) 日本ハム   自由契約
杉山  直久 (投 21) 龍谷大    ドラフト
江草  仁貴 (投 22) 専大     ドラフト
中村  泰広 (投 24) 日本IBM  ドラフト
野口  寿浩 (捕 31) 日本ハム   トレード
久慈  照嘉 (内 33) 中日     自由契約
田中   聡 (内 25) 日本ハム   自由契約
金本  知憲 (外 34) 広島     FA
早川 健一郎 (外 29) ロッテ    自由契約
中村   豊 (外 29) 日本ハム   トレード


(12.26)加入投手14人のうち、9人が左腕

昨日のサンスポに続いて、今朝の日経にも「阪神・大型補強、守りは整う」として、選手層、特にピッチャーの層は厚くなったという記事が掲載されています。
加入23選手のうち、ピッチャーは14人で、そのうち9人が左腕。また伊良部の加入は、先発陣の層を厚くしたといわれていますので、とにかくピッチャーに関しては万々歳といったところでしょうね。
あとは、選手70人枠の残り一つを、どんな新外国人が埋めるかという興味。
金本を筆頭に浜中、桧山、新外国人で占めると予想されるクリーンアップ。そして今季の借りを返すであろう片岡、そして下位にアリアスという打線は、決して他のチームにひけを取らない打線だと思うんですが。

で、ハードディスクの調子がまたおかしい様子ですので、今朝はこれくらいで。


(12.27)退団選手の進路

で、昨日の日経には、阪神を引退・退団した選手のその後についてもまとめて掲載されていました。
興味をもたれる方もいらっしゃると思いますので転載しておきます。

   氏名  位置   阪神→    
星野  伸之 (投) 野球評論家
遠山  奨志 (投) 野球評論家
伊藤  敦則 (投) 会社員
葛西   稔 (投) 阪神二軍コーチ
成本  年秀 (投) ヤクルト
伊達  昌司 (投) 日本ハム
西川  慎一 (投) 広島
舩木  聖士 (投) ロッテ
部坂  俊之 (投) 台湾球界
山田  勝彦 (捕) 日本ハム
坪井  智哉 (外) 日本ハム
松田  匡司 (外) ダイエー
バルデス   (投) 中日

伊藤がサラリーマンに転身というのにはおどろきましたが、部坂も台湾球界へ挑戦なんですね。知りませんでした。
日本ハムとの3対3のトレードで移籍した伊達や山田、坪井、そして舩木や松田にも、パ・リーグで頑張って欲しいですね。バルデスはまあ、阪神戦に登板する機会のないことを願います<笑>。

さて、よその球団の話ですけど、ヤクルトの伊藤智仁投手がなんと、8000万円から球界最大ダウン率(自由契約で移籍した選手は除く)となる87・5%減の1000万円でサインしたとか。
ド〜ンと1億以上もアップする選手もいるかと思えば、ここまでの大幅ダウンも……。プロは厳しい。


(12.28)今のキャッチフレーズは来年限り?

特にこれといって話題のない今朝、さてどうしたモンかいなとサンスポを読んでいたら、オーストラリアにいる星野監督のこんなコメントが。

「サレンダーという言葉には卑屈になっているとか、劣等感というものが漂っている。まだ、劣等感をバネにしなければいけない。Aクラスに入ったら考えればいい」。
昨年12月28日の就任直後には、「俺が監督の間は、ずっとこれで」と話していた『NEVER NEVER NEVER SURRENDER』というキャッチフレーズは、来年もを掲げて戦うことを宣言したが、条件付で来季限りであることを宣言した、といいます。
つまり、来年3位以内で変更。
サンスポはこのあたりのことを「来季3位以内で看板を取り替える。その可能性にも、確信を持っている。金本、伊良部、下柳…手厚い補強が、Aクラスを『最低のハードル』と言わしめている」と書いています。

さて、手抜きみたいですが、これもサンスポから。
昨日で球団も御用納めとなりましたが、久万オーナーの堂々の優勝宣言です。
『来年は相当いい成績を残せるんじゃないですか。優勝してもおかしくないところまでいくかもしれません』。
前監督の退団、星野監督の就任という激動から1年。久万オーナー自ら合格点を与えた星野元年は、ペナントレースだけでなく、ストーブリーグも積極的だった。FAでは金本を獲得。中村は獲り逃したが、伊良部の逆輸入にも成功し、トレードも成果を納めた。
『再出発して、いい成績を狙ってほしい。自信も自覚も出てきてると思う。星野さんも(豪州で)骨休めしてますが、帰ってきたら突貫精神でやってくれるでしょう』。
補強に時間をかけられなかった1年目と違い、2年目の来季は闘将の意見を存分にとり入れた形で発進する。そこでどんな結果が出るのか、久万オーナも胸を躍らせて新年を迎える」。
総帥の言葉、なんかファンをその気にさせてくれるような、そんな感じがします。


(12.29)故障に泣いた外野陣

星野監督はゴールドコーストにリフレッシュ滞在中。
しかしトラ番の記者さんたちは大変です。同行取材という事で、お仕事なんですから。
それでなくても話題の少ないこの時期、関西のスポーツ紙の1面を飾るのは、やっぱりタイガースの話題とばかりに、暮れも正月もないという感じですね。
今朝のサンスポにも、星野監督の大きなメッセージが掲載されていました。
いわく、外野陣に対してのゲキ。
「レギュラーとか開幕に出るヤツは、140(試合)出るのが当たり前やというふうにならんと。疲れているとか、そこが痛い、あそこかかゆいと言うてたらあかん」。
今年、故障の多かった選手、なかでも桧山、赤星、浜中はそれぞれ110、78、102試合出場にとどまったということで、まずは「金本を見習え」。
金本は広島で過去4年間、135、136、140、140試合の出場。レギュラーの掟を守り続けてきた、と。
「FAで獲ったから言うのではないけど、客観的に見ても、違う。間違いないね。数字じゃなくて、姿勢がね」。

今年「ウエスタン・タイガース」といわれた時期があったように、故障者続出で戦力が揃わないというアクシデントに泣いた阪神でした。そうした反省点の中、強靱な肉体を誇る金本を「見てみい」という事になったんでしょうね、星野監督にしてみれば。

振り返ってみても仕方のない事ですけど、今年の外野陣の故障について、サンスポがまとめて掲載しています。ついでですから転載しておきます。
★赤星 4月19日の中日戦(ナゴヤD)で右足に自打球を当て、「右足頚骨(けいこつ)骨折」で戦線離脱。7月23日の巨人戦(甲子園)で復帰するまで95日間の空白を作った。盗塁数も01年の39個から26個に減り、2年連続盗塁王ながら年俸はダウン提示。公傷を巡って越年が決まった。
★桧山 7月24日の巨人戦(甲子園)の守備中にフェンスに激突、「左肩亜脱きゅう」で登録抹消。打率・311と好調だったが、8月29日に復帰後はFA騒動もあり停滞。打率・293で2年連続3割を逃した。
★浜中 8月9日の中日戦(ナゴヤD)の守備中にダイビングを試み、「左手第1中手骨骨折」で離脱。9月23日の巨人戦(甲子園)で復帰したが、34試合を棒に振り、規定打席不足の打率・301、18本塁打。目標だった規定打席をクリアしての打率3割&25本塁打は、この故障で断念。

という具合です。
来年は、金本の加入によって、あと2つのポジションを桧山、赤星、浜中らで争わなければなりません。140試合出るという体力づくりは、なかなか大変な事でしょうけど、やるしかないんですから。


(12.30)監督の二軍改革案

ま、どうやら星野監督には、休みはないみたいですね。
今朝のサンスポにも「来季の二軍改革案」がど〜んと掲載されていました。

1)自由時間をなくせ
闘将は以前から、「社会人や大学に行く選手が3〜4年で伸びて、プロのファームからはあまり出てこない」ことに着目。規律の厳しい学生野球に比べて、その部分でプロに甘さがあると分析する。これには水谷コーチのスパルタ式夜間練習はもちろん、中日時代同様に、キャンプ中に限って二軍には洗濯も義務付ける可能性がある。
2)用具は自分で買え
プロの甘えは、メーカー側から用具を提供してもらえるところからも来ているる。「学生ならバットは自分で買うから、大切に芯に当てようと練習する。これは何千円や、と思って打つからな」。ハングリー精神の欠如を嘆いての提言だ。
3)成長プラン提出
プロに入って満足すればそれで終わる。「1年目はこう、2年目はこう、アイツには負けたくないとか、そういう目標を立てて欲しいね」。木戸二軍監督は来季から個人面談を取り入れて、各選手に目標設定させることを明言している。

来年は、木戸が二軍監督、そして水谷打撃コーチ、山口投手コーチが新たに加わります。「厳しい規律とスパルタトレーニングによって、真の生え抜きを鳴尾浜から育て上げる」一年になる、とサンスポは書いています。
ことに水谷コーチは「つくれるものなら、“第2のノリ”をつくってやろうという気持ちでいる」と。
「ノリも、江藤、前田(広島時代の教え子)も、最初はあんな打者になるとは思わんかった。段々と輝きは出てくるもの。オレについてくるというより、自分から上がってくる選手であってほしいな」。
若手の中から、第2第3の長距離砲が生まれる事を期待しようではありませんか。

ところでしばらくわすれていましたが、マスターズリーグのこと。
今年のゲームは昨日で終了しましたが、現在東京が7勝2敗で首位、残念ながら大阪は4勝5敗で4位です。(2位は6勝5敗で名古屋、3位は4勝4敗で福岡、札幌は4勝8敗で最下位です)


(12.31)虎のマークが変わる?

とんでもない話が今朝のサンスポに載っていましたね。
星野監督が「阪神のペットマークを変更したいと言っている」という話。

「ビジターに名前を入れるようには言った。あと、虎のマークの目を2つにしてほしい、と。1つやと前が見えんやないかってな。ずっと言うとったんや」
ビジター用ユニホームの背番号の上に、ホーム用と同じくアルファベットで名前を入れるのは、すでに決定事項とかで、これは来年には実施されるんでしょうか。これに加えて、もうひとつの“要望”は、虎のマークを変えたいということ。
以下、サンスポの記事。
「ペットマークは球団旗はもとより、グッズ類にも印刷されている。今季は野村前監督時代の“戦闘服”を引き継いだが、当初は「帽子も今の黒のほうがいいな」と変更願望はなかった。しかし、監督生活12年目で初めてといえる故障者続出を、今季は味わった。縁起を担ぐ意味でも目が一つしかのぞけない虎の横顔を、正面に向かせてほしいと訴えたのだった」。

けど、ナンボ星野監督の要望でも、これは大変な事ですよね。グッズから何からみんな変更しなければならないわけですし、応援団の団旗にしたってそう。
僕も昔、今の虎の正面を向かせたマークを、いたずら半分にデザインした事がありましたが、結構難しかったですね。いちから作り直すのならどうとでもなったでしょうけど。

てなことで、いよいよこのページも今年最後になりました。
みなさま、この1年何かと有難うございました。どうかよいお年をお迎えください。




<<<ひとつ戻る 次へ>>>

「何とかせんかい! タイガース」のINDEXへ
(2000.6.27〜)

最初に戻る