最新分は、一番下です。2.09更新
(基本的に選手名の敬称は略)



(1.31)いよいよキャンプイン・・・

躍動感溢れる自主トレのニュースが連日スポーツ紙で報じられる中、いよいよ明日からキャンプインです。キャンプスタートを前に星野監督は「(優勝まで)長い道のりだが去年とは長さが違う。キャンプでは競争が生まれないといけない。実績は基準に考えるが、そこに横やりを入れる人間が出てきてほしい」と抱負を語りましたが、各方面の報道を見ると、監督はかなり「今年に自信あり」の様子です。期待してもいいんではないでしょうか。
ところで、他の5球団の監督のコメントも気になります。

巨人・原監督 去年はわたしの野球を浸透させるキャンプだったが、今年は開幕戦に合わせていい状態に仕上げていくことが大事。一人ひとりの力をレベルアップして連覇に向かって進んでいきたい。
ヤクルト・若松監督 足を生かすのが今年のテーマ。(P砲が抜け)一発はなかなか期待できないので紅白戦ではどんどん走らせる。(新人の)高井が楽しみ。体力的にも大丈夫じゃないかと思う。
中日・山田監督 選手はグラウンドですべてを出してほしい。投手には自信がある。野手も技術を磨かなくてはいけない選手はそういない。心配の方が多かった去年とは気分が違う。
広島・山本監督 大幅なコンバートがあり、アグレッシブなキャンプになる。遊撃手にシーツが入るので、初日から内野のサインプレーをやる。8月以降に失速しないようにシーズン後半を意識して鍛える。
横浜・山下監督 先入観を持たず新鮮な目で見たい。野手ではチーム練習より個人練習で徹底的に振らせたい選手がいる。投手は若手が2、3年後に出てくるようチャンスを与えたい。

久万オーナーも、昨日報道陣のインタビューに応え「優勝を狙ってくれ、と言おうと思います。優勝の確率? かなり高いでしょうな。100%? ちょっと多すぎる。20引いてください」と、優勝確率80%を口にしました。
中村獲りには失敗しましたが、「中村、金本のクリーンアップに任せた、じゃなく、一致協力して、かえっておもしろいチームになりませんかね」と。

ところで、星野監督から「虎のマークに目が1つしかなく、これでは前が見えない」と“注文”が出ていた、阪神のグラウンドコートとウインドブレーカーが新調され、球団から発表されました。・・・スミマセン。写真はサンスポから無断借用です。


(2.01)「勝ちたい」と星野監督

今朝は、手抜きとかいう意味ではなく、サンスポがいい記事を掲載していますので、そのまま引用することにします。いえ、断じて手抜きではなく・・・。

――シンプルな言葉に、思いのたけをぶつけた。
「オレは勝ちたいんや!」。
居並ぶフロント、コーチ、選手、裏方…。星野監督がひとりひとりの目を見ながら、訴えかけた。
「特別なことは言っていない。『オレは勝ちたいねん。そのために、どうするのか』というようなことを言うた」。
キャンプイン前夜の午後6時。チーム宿舎「ホテルムーンビーチ」で行われた全体ミーティング。星野監督は、節目を迎えると、多弁を嫌う。短いフレーズに本音を乗せる。それで十分だった。
「挑戦やな。『オレは、ファンを喜ばせたいねん』。そう言うた。ボケーッとしていたら、勝てへん。そう思うよ」。
脳裏から離れない光景がある。甲子園球場内の監督室。勝っても、負けても、指揮官は窓のブラインドに指をかけた。気が付けば、試合後の外の風景を見ることが、日課となっていた。
「あのファンの反応…。何とかして、勝たせてやりたいと思うモンな」。
黄色いメガホンの群れと六甲おろしをバックに、私服に着替える時、勝利を実感した。逆に肩を落として歩くファンの姿を見るのが、たまらなく辛かった。
昨年の全体ミーティングでは、選手に「チーム愛」を訴えた。「野球を愛せ」と。勝つことよりも、負け犬根性を払拭することが先決だった。
今年はファンに、白星を届けることを、義務づけた。星野阪神は確実に進歩している。求めるモノの違いがその証だ。
「去年は表面的な力をつけようと思ったけれども、今年は地力をつける。そういうスタイルやな」。
この日午後、闘将は初めて、キャンプを行う宜野座村野球場を訪れ、設備に合格点を与えた。戦力も整った。何の憂いもなく、『2・1』を迎えられる。
「勝つ味を知らんかったヤツが、ちょっとだけ知った。わずかな期間だけども、いい気分になった。でも、最後にまた、忘れてしまったんや。目標は勝つこと。それしかない」。
勝利のためなら、鬼にも仏にもなる。そんな己に選手は必ず、ついて来てくれるという確信もある。いざ、出陣。『星野組』が、2年目の戦場になだれ込む。

選手・コーチのひと言も載っています。
井川「いよいよだなという気持ちになりました。気合が入りましたよ」
今岡「勝つという気持ちをもつのは当たり前。ぼくらも勝利を貪欲に追求したい」
赤星「勝ちたい。いや勝つ。そのまえに自分自身が競争に勝たないといけない。頑張りますよ」
浜中「今年はもう言い訳ができないチーム状況。絶対に勝たないといけないということを肝に銘じてやります」
島野ヘッドコーチ「野球が出来ることに感謝して、頑張っていこうや、ということ」
田淵チーフ打撃コーチ「燃えてますよ。去年は手探りの部分もあったが、今年は霧が晴れたような感じ。去年の3倍は分かり合っているから、ストレートに選手本人にもモノが言える」

今シーズンの優勝が、確信に変わりましたね(笑)。

ところで、中日へ行ったバルデスが、昨年オフに解雇された阪神に対して「今のオレのボスはヤマダ、ホシノは敵。阪神戦は燃えるだろうね」と“リベンジ予告”した、といいます。
また「阪神への思い? いまのオレのボスはヤマダさんなんだ。ホシノさんには日本に来るチャンスをもらったけど、いまは敵だ。燃える? 燃えるだろうね」とも。
ま、あんまり“ネ”に持つことなく、出来れば阪神戦の先発はパスしてもらいたいモンですね。
去年のバルデスは守護神として42試合で4勝3敗22セーブ、防御率1・54。平均以上の成績を残しながら、年俸面で折り合わなかったとはいえ結果的に解雇されたかたちとなりました。


(2.02)レギュラーを決めるのは選手自身

各地で一斉にキャンプがスタートしました。
阪神も、一軍は沖縄・宜野座で11日まで、そして14日から25日までは高知・安芸で、優勝するための技術力の向上とチームプレイの、より高度な研鑽のための準備に入ります。
星野監督も「レギュラーは俺が決めるんやない。選手自身や」と余裕の表情とか。「今年は違うよ」とも・・・。
宜野座には、12人の新入団選手が参加していますが、そのうちの投打のカギはいわずとしれた伊良部と金本。
伊良部は、キャッチャーを立たせたまま55球。「日本も米国も、からだを作るということに変わりはない」と不適な表情を浮かべたとか。
一方の金本は、62スイング中フェンスを越えたのは3本。しかし広い甲子園を意識しての、ライナー性の打球が目立ったと言います。
「あの2人は任せておけばいい」という星野監督の言葉にも、期待のほどがうかがえます。

さて、「外野のレギュラー争いが必至」と見られている赤星、浜中の問題について、2人とも外野で起用する場合を想定し、「桧山ファースト案」が早速テストされたとか。桧山は、あくまでもライトに固執していると言われていますが、赤星の足と浜中の打撃の両方を生かすということになれば、はじきだされる格好となる桧山は、内野へ行かざるを得なくなり、むしろファーストをアリアスと争うという、高レベルの競争になります。
また、サードにしても関本の出来いかんによっては、関本vs片岡の競争ということになります。なんとも贅沢な話ではありませんか。
もっとも関本は、キャンプ初日の昨日、ショート争いへの参戦というかたちになったとのことですが、今年大きく飛躍を期待されている大砲候補のレギュラー争いも、大いに見ものですね。
そのショート候補には“出戻り”の久慈がいます。久慈だって「レギュラーを獲ります」と宣言しているとおり、ショートを争う選手にとっては手強い相手。

ところで他人事ですけど、中日の新外国人ミラーが、ごねているそうですね。向こうの地元紙のインタビューに、「開幕戦はレッドソックスのユニホームを着ていられたら」。
けど、中日には元阪神のクルーズも入ったことですし、エエやないですか、ねえ。


(2.03)ポート、ウイリアムスがビュンビュン!

中日へ行ったバルデスのあと釜を争うポートとウイリアムスが初のブルペン入り、とか。
ポートは、嶋田ブルペンコーチを相手に、早くもフォークを披露。
またウイリアムスは、切れのいいスライダーを披露。
この右と左の新戦力。ともに「初めてにしては、いい感じで投げられた」。
星野監督も「四球で崩れるようなタイプじゃない」と満足な様子だったとかで、ま、どちらが新しい守護神になるにせよ、バルデスの穴は十分に埋まるのではないかと思いたいです。
ここのところをサンスポは、次のように詳しく報じています。

――「最初にしてはいい感じ。今は50〜60%の仕上がり。あまりスピードを考えず、フォームを確かめながら、ストライクを投げることに専念した」とポート。
ポートが持ち球のフォーク、カーブを交えて30球を投げれば、ウィリアムも自慢のスライダー、チェンジアップ、カットファーストボール、カーブを次々に披露。33球を投げ終えて、「75%のデキかな。きのうキャンプインしたばかりで多少、足が張っていたけど、その割に良かった」と、好スタートを振り返った。
星野監督は「心配するようなことはないな。1日だけじゃ分からないが、四球で崩れるようなタイプじゃなさそうや。ウィリアムはスライダーがすごい。ポートもいいフォークを投げとったな」。
第一印象は上々。何より指揮官を喜ばせたのは、ハイレベルな戦いを予期させる2人の激しい競争心だ。星野監督はダブルストッパー案を否定。理想の右腕を抑えに固定して『ウィリアムス→ポート』の“勝利の方程式”をつくる構想を持つ。
だが、変則の横手投げ左腕も抑えの可能性大。キャンプ、オープン戦で競わせて答えを出すことは通達済み。双方は「守護神は俺」と譲らない。
口火を切った一騎打ち。ウィリアムスが、マスクを被った浅井に細かく捕球位置を指示して、制球に対する意識の高さをみせれば、ポートは走者を背負った状況を設定して、セットポジションからの投球も披露した。
「クイックも教えてほしいと言ってきた。いいボールを投げるまでは、まだいいよと言っておいたけど、前向きだな」。
自主的にクイック指導を申し出るなど意欲満々の助っ人に、闘将が『待った』を掛けた。飛ばし過ぎは怖いが、貪欲(どんよく)な姿勢は大いに結構。競争が相乗効果を生んで、ハイレベルな戦いになればいい。2人が競えば競うほど、『勝利の方程式』は高度な答えを弾き出す――。

伊良部も、マイペース調整もどこへやら、早くもキャッチャーを座らせてのピッチングを披露したとかで、「最低でも10勝」のノルマに向けて、発進しました。


(2.04)期待が集まる浜中

星野監督、田淵コーチが、浜中に対して「金本に弟子入り指令」とか。
つまりは、打つ方に関しては天性のものを持っているといわれる浜中に対し、金本のような「筋トレ」を取り入れなさいという勧め。
昨日、浜中は69スイングでサク越えは宜野座キャンプ個人最多の10本。うち1本は左翼席後方、防球ネット直撃の130メートル弾だったといいます。
冗談半分ながら、4番を拒否した金本に代わる阪神の4番として、どうしても浜中に視線が集中してしまいます。多少の守備に目をつむっても・・・という部分もあるでしょうし。
以下、サンスポから。

「田淵さんと監督から『金本にパワーを生み出す筋肉の付き方を教われ』と言われました。だから金本さんに『今後、よろしくお願いします』と言ったんです」
スクワットで212キロのバーベルを持ち上げるポパイ・金本。パワーを生み、スピードも出せる絶妙な筋肉バランスを日々、筋トレで追求する鉄人だ。そのFA砲は前日2日に4番を“拒否”。ならばと指揮官は、新4番候補・浜中の教師役に据えた形だ。
「ウエートトレで打撃のパワーをつけるという考え方を正直、ぼくは持っていなかった。参考にできればと思います。実際、やるかどうかは話を聞いてぼくに向いていると思ったらやります」
球場のウエートルームに入っても、使うのはバイクマシンだけだった浜中。これまで振り込み、走り込みという『原始的』な方法で体を作ることを好んできた。
だが星野監督と田淵コーチの強烈プッシュに、視野を広げることを決意した。
「ハマ(浜中)の場合、まだ過程の体。そこでもう一つガーンというものが欲しい。金本は下半身を含めてウエートのメニューを持っているからな」。星野監督は、浜中のやる気を刺激したことにニンマリ。金本も、浜中を育てるために助力は惜しまない。
「外から見ていても、(浜中は)将来性があると思っていた。まだ何も質問されていないけど、技術ではなくて、取り組み方を言いたいね」。 
広島では新井にジムを紹介し、生活スタイルまでアドバイスして28本塁打の主軸打者に成長させた。天性のバットコントロールに金本のパワー。すべてを吸収したとき、どんなスケールの4番打者が生まれることか…。浜中の目指す道は今、ハッキリと描かれた――。

ところで、“逃がした魚は大きい”とは、ちょっとニュアンスが違いますが、日ハムへ移籍した伊達の評価が高いそうです。チームの関係者が「阪神がよく出してくれた」というほど、とか。
ヒルマン監督が伊達のピッチングを見て「きょうはブルペンで伊達が1人目立った。みんなボールが低めに行っていた。他の投手もそうなって欲しいね」。
伊達は「低めを意識して投げました。監督がそう見てくれたのなら嬉しい」と素直に喜んだそうで、阪神では今一つ伸び悩んだ伊達。新天地でぜひとも大化けしてもらいたいものですね。


(2.05)監督の「お約束」は、巨人戦勝ち越し 

毎年のように書いていますが、オフのサンスポの企画に「猛虎のお約束」というのがあります。
今年ももう、何人かの選手、コーチが、それぞれの「目標」を約束していますが、今朝はついに星野監督が登場。
監督は去年「300万人動員」ということで、この企画に参戦しましたが、結果は結果は267万8000人と敗退。で、今年は「巨人戦勝ち越し」。
このファンのツボを押さえた“お約束”は、現役時代からの燃える男のイメージそのまま。
17年連続の負け越し中という屈辱を、何としても今年は晴らしてもらいたいものであります。ちなみに去年は、敵地で開幕2連勝と最高の形でスタートを切りましたが、終わってみれば12勝15敗1分け。開幕時の勢いは持続しませんでした。

この「猛虎のお約束」を“交渉”しに行った記者に対して、監督は「ヨシッ! 巨人戦の勝ち越しでいこう。その方が、ファンも喜んでくれるし、オレもうれしいからな」と、即答したといいます。

これに関連して今朝のサンスポは、次のような記事を掲載しています。

「これまで26年間の野球人生(選手14年、監督12年)。巨人との激闘を振り返るとき、『記録』と『記憶』というフレーズを、星野監督は使う。
『巨人の選手は記録でメシが食える。他の球団の選手は、記録だけでは生活できん。やっぱり記憶なんや。オレの記録は大したことない(146勝121敗34セーブ)。超二流やけども、記憶は超一流やと思っている』。
胸を張れるのは現役時代の巨人戦の成績(35勝31敗)。ONを敵を回して、立派に“貯金”を残した。監督でも中日時代は97年から3年間、勝ち越し。巨人という厚いカベを前に粉砕し、痛い目に遇ったことも何度もあるが、それでも存在感だけは示した自負がある。それが心の支えだ。
『中日時代は“新聞戦争”があって、親会社や球団に「巨人だけには負けるな」という雰囲気があった。でも、それを一番、求められるのが阪神。今の選手に、教えてやりたい』。
18年ぶりの頂点を強く意識する今季、G倒はむしろ“必要条件”。ナインに猛虎の宿命を教え込むことも燃える男の指命だ。

『今年はホンマ、リラックスしている。これでエエんかと思うほどな。何とか、今年は巨人に勝ちたい。オレにとって、阪神で初めての体験になるからな』――。

さて、初のキャンプ休日となった昨日も、浜中や赤星、中村豊、藤田らが休日返上トレを行ったとか。
また安芸でも、ルーキー10人が結集。
球春スタートに向けて、躍動感が伝わって来ます。


(2.06)伊良部の「好影響」 

伊良部への視線が日増しに強くなっているようですね。
メジャー6年間で通算34勝16セーブという実績を持つ男の“逆輸入”ですから、まあ、期待の程もわかるというものです。
ロッテ時代にマークした158キロ(93年)の更新を、てな話も流れていますが、ここ点についてはどうなんでしょうね。なにしろもう10年近く前の事なんですから。
ただ、キャンプ2日目から早くもブルペンでキャッチャーを座らせるなど、意欲満々。

この伊良部の存在は、新外国人選手にも好影響を与えているとかで、サンスポは
「ポート、ウィリアムスの2人は、第1クールからブルペンに入ってピッチング。タイヤ引きも、『あの伊良部がやっているんだから、という気になるだろうね』と、球団関係者は証言。
ポートは昨年、レンジャーズ時代の伊良部とも対戦。『球場で96マイル(約154キロ)を出していた』という“メジャーの先輩”が目の前にいるのだから、張り切るのも当たり前か」と書いていますが
この“相乗効果”も、ファンには嬉しい話ですね。

さて、今年「巻き返し」が期待されているアリアスが、ようやく初の打撃特訓を行ったといいます。
95スイングで7本のサク越えを放った以上に、中堅から右方向に打ち込む姿が目を引いたと伝えられていますが、去年の .258という打率を、今年はもうちょっと何とかして欲しいと思っています。
「広角に打てるのが理想。すべての数字で昨年を上回りたい」と言うアリアスですが、雪辱は果たせるんでしょうか。

そのアリアスと、もしかしたらファースト争いもと言われている桧山が昨日、初の投内連係に参加したそうです。
無難なグラブさばきだったそうですが、桧山は「スンナリいっているように見えました? そんなふうに見えますか? とてもとても。いっぱい、いっぱいですよ」。
サンスポは「周囲からは高く評価される一塁守備も、本人はあくまで“副業”というスタンスを崩さない。打撃面では好調を維持し、巨人007も『桧山、今岡、浜中も仕上がりがいい』と警戒していた」と桧山を持ち上げて? います。

ところで、ここでは関係のない話かも知れませんが、昨日の夜、HPトップへのアクセス数が、とうとう29万を越えました。本当にありがとうございます。


(2.07)ええなあ浜中、平下 

浜中が、今キャンプ2度目の特打で、153スイング中29発とか。
うち14発を左中間、左翼へは12発、バックスクリーンに2発、右翼に1発ということで、「金本3番、浜中4番」の実現に一歩近づいた?。
また“手抜き”ですけど<笑>、今朝のサンスポから。

――「よかったですね。29発? 風もありますから参考にはできないですけど、いい角度でボールが上がってます。振って振って、ホームランしか狙ってなかった」。
圧巻は66スイング目。打球は左翼席最後部のガードレールを直撃する、推定140メートルの特大弾。ゴ〜ン…。当たった瞬間、鈍い音が球場に響き、誰もがうねりのパワーに圧倒された。

「80%ぐらいの満足度だね。悪くない打ち方だったよ。今の状態を固めようということ。強振しなくても、コンパクトに振っても飛ばすようになったな」。
うれしそうな師匠(田淵コーチ)の顔が、間もなく免許皆伝と告げていた。下半身の力が使えている。だから、軽く振っても面白いように打球が飛ぶ。浜中が昨シーズンから田淵チーフ打撃コーチと取り組んできた「うねり打法」に、1年かかって完成形が見えてきた。
FA砲・金本が加わった猛虎打線。そのカギを握るのは、衆目の一致するところ、浜ちゃんだった。オフの補強で目の前に揃った駒を見ながら、星野監督は本音をもらしたことがある。
「ほんまは4番を浜中にしたい。金本は3番。それがベストなんや」。

“誰もいなければ”4番打者の1番手と目される金本。そして挑戦できるのは、この男だけ。日焼けした顔に、自信の2文字が浮き上がる。
「バットの出もいいし、ボールがバットに乗るようになってきた。フォームもしっくりきています」。そう、残るは、あの問題だけ。星野監督が、満足感を押し隠して言った。「悩んどるというわりにはええやないか。もっと悩んでくれ。特に守備で悩んでくれ」。
特守に挑み、走るメニューでは常にグラブをつけたまま。それでもこの日のシートノックでは、中堅からの返球が遊撃手の前でワンバウンドするなど、不安要素であることは変わらない。
3番・金本、4番・浜中。星野阪神の理想オーダー完成は今や、浜中の守備だけにかかってきた――。

また、外野手争いで遅れをとっている平下が、161スイングで53発のサク越え弾、とか。
サンスポは「昨秋から取り組んだモデルチェンジが、ものになりつつある証明だった。速球に詰まることが多かったため、田淵チーフ打撃コーチと相談してグリップの位置を約30センチも下げた。その新フォームがぴったりフィット。『大分、イメージがわいてきた』と収穫を感じている。
FAで金本が加わり、外野のポジション争いは桧山、赤星、浜中と熾烈を極める。そこに割って入るのは容易ではないが、どんな手を使ってでもしがみつきたい。まずは代打の切り札1番手ででも…」と報じていますが、ゲームに出てナンボの世界です。
競争の論理が、ますますチーム力の底上げとなり、好結果につながる源となります。嬉しい話です。


(2.08)景気のいい話ばっかり 

沖縄からは、あいかわらず景気のいい話が、どんどん聞こえて来ますね。
昨日は、金本が初のランチタイム特打に登場し、今キャンプ最長不倒の142メートル弾を含む90スイングで29のサク越えを放ったといいます。さらにフリー打撃では広角に打ち分ける“甲子園打法”も披露したとかで、ますますこのFA砲に大きな期待がかかります。

また新守護神候補のポートが、フォークの神様・杉下氏から「メジャーリーガー佐々木」のフォークを伝授され、さっそく試投。
伊良部が140キロを超える球をビュンビュン。見守った星野監督も「ワンバウンドになるような感じでミットに収まる。モノが違うな」と絶賛。
開幕からのフル回転を目論む川尻も、ブルペンで144球の投げ込み。
金沢がケースバッティングに登板。打者13人に22球を投げ、ヒット1本。「無難にストライクが取れた。あとはスライダーのコントロール。今日は抜ける球もあった」。
藤田もケースバッティングに“初登板”し、打者12人に15球を投げ、ヒット2本。「ヒットが何本とかじゃなく、しっかり投げられた。けっこう指先に(ボールを)かけたんですよ」。
――ピッチャー陣も、好調のようです。

ところで、よその球団の話ですけど、中日のミラー問題は、なにやらややこしかったですね。
すったもんだの末、結局来ないということになりましたけど、この時期になって「4番候補」に予定していた選手が決まらないというのは、例えば阪神でいえば金本か浜中が、ケガか何かで今季の出場アウト、てな感じの大問題なわけですから、さぞかし山田監督も頭の痛いことでしょう。
まあ、元阪神のクルーズとバルデスを“ご提供”したわけですから、とりあえずは、それでしのいでいただくことでしょうね。
・・・そう思っていたら、なんと前日ハムのオバンドーを狙っているとか。
まあ確かに、この時期に外人選手をということを考えますと、日本の野球を知っている選手のほうがいいということでしょうけど、中日は球界の中古品バイヤーかいな、とも思ってしまいます<笑>。


(2.09)もう、サバイバル 

あさって11日に行われる広島との練習試合(沖縄市野球場)に、ホスト側の広島が「民間の警備員20人、ボランティア30人、警察官43人を動員」する計画なんだとか。
まあ、練習試合ということで無料なわけですから、たしかに全国区人気の阪神を「迎える」側の広島にとっては、戦々兢々かもしれませんよね。
1万5000人の収容者数を超える、と予測されているこの練習試合。果たして「金本は出場するのか」といった興味も加味し、白熱することでしょうね。残念ながらTV中継はないとのことですが、楽しみではあります。

ところで、星野監督が早くも今年オフの「大量解雇?」を予告、とか。
またまた、今朝のサンスポから・・・。

「『選手の競争心? まだまだ。OP戦でスタメンから外れた。で、(代わって)出たヤツが3−2(3打数2安打)を打ったとしよう。その時に初めて気づくんや。オレに言わせたら、もう遅い。足りん。もうちょっと意識してほしいな』。
猛打を見せつける浜中。“打倒浜中”を掲げる赤星は、休日を返上して球場に向かった。玉突きのように右翼から一塁の練習も課せられた桧山が弱音を吐いた。藤田、藤川らの先発争いもシ烈。6人による遊撃戦争はもちろんだ。競争意識は芽生えた。やる気が見えた。が、手応えだけでは勝てない。星野監督は、ささいな満足が成長を止めることを、誰よりも恐れている。

『ユニホームを着ているヤツは、“ハイ、さよなら”と言われたら、おしまいなんや。みんな改革、改
革と言うてくれるが、オレはまだ道半ばやゾ。勘違いするな』」。

去年、引退とトレードによる放出を含む24選手の大量解雇に踏み切った監督の言葉だけに、説得力は十分という感じがします。
お互いに競争心を煽って、チームの底力をつけるという、わかりきったこの「競争論理」。より「上」をめざすためには、選手には悪いですけど、エエことですねえ。

「去年は1年目だからということで、ファンやマスコミが許してくれた部分もある」と星野監督。
「もし今年、飛躍できなければ言葉に説得力を失う。それが怖い。という“自戒をも込めた通告”だ」と、サンスポは報じています。
さらには「安芸組との積極的な入れ替えも、カンフル剤。同僚との戦いに勝てないと、シーズンの勝者にはなれない。沖縄から高知。OP戦から開幕へ。さまざまな関門を乗り越えた者だけが、星野軍団の一員になれる」とも・・・・・。




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(2000.6.27〜)

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