最新分は、一番下です。5.05
(基本的に選手名の敬称は略)



(4.27)まさにネバー・ネバー・ネバー・サレンダー

さて、何から書きましょうか?<笑>
あなたも、書きたいことあるんじゃないですか? どうぞ掲示板に喜びの声を残していってください。

ということで、まずは伊良部のことでしょうね。(余裕)
先発して最悪の6失点。それも阪神先制→すぐにひっくり返される、同点に追い付く→引き離される、という、何かいや〜な序盤でした。
おまけに藤田までが死四球からくずれてしまって、柴田にも伝染。
8回表を終わって4対10になったときには、さすがに諦めかけていました。

けど、久しぶりに「ネバ・サレ」のキャッチコピーを思い出させてくれました。
8回裏、まずはラッキーな内野安打が続いたノーアウト一、二塁で藤本が2点三塁打。そして中村豊の移籍後初安打初タイムリー、金本の押し出し死球、桧山の同点タイムリー、八木の犠牲フライで、とうとうゲームをひっくり返してしまったんですから、まあもう頭の中は、天神祭と祇園祭とだんじり祭りがいっぺんにやってきたような賑やかさですわ。
さらに藤本と中村豊が、このイニング2度目のタイムリー打で、なんと9得点。

試合後、星野監督は「こういう試合は初めて。おれも選手も忘れられない試合になるやろ」と。
また、報道陣に対して「みんな、負け用の原稿を書いとったんやろ」とからかったそうですが、まあ1時間をこえる長い8回裏のことは、誰も予測できなかったことでしょうから、8回表に広島が4点を追加した時点で「予定稿の準備にとりかかる」というのも、記者さんの仕事としては、当たり前といえば当たり前かも<笑>。

そして特筆すべきは伊代野のこと。
8回表に4点を追加され、なおも一死一、二塁で登板したルーキーの伊代野。
いきなり福地を「点差は僕には関係ない。バッターとの勝負に集中して投げた」と空振り三振に。続く緒方には四球で出して満塁となりましたが、続く浅井を見逃し三振。めでたくプロ初勝利をとんでもないゲームで飾りました。
今朝のサンスポは、
「『このうれしさを父ちゃん、母ちゃんに伝えたいです』。
笑顔も初々しい。試合終了後、先輩が次から次へと握手を求めてきた。そこで初めて、プロ初勝利を知った。ウィリアムスにウィニングボールを手渡され、ようやく実感が沸いた。プロ初勝利はもちろん嬉しいが、球史に残る最高のゲームの勝ち投手になれたことが何よりの誇りだ」と書いています。

◇4・26(甲子園)(阪神 15勝9敗1分け)・・・またまた単独首位
広 島 000 402 040 … 10
阪 神 003 010 09X … 13

〈勝〉伊代野 1勝   (S)ウイリアムス 6S  〈敗〉玉木 2勝1敗
※本塁打…前田 5号2ラン(伊良部)
※三塁打…藤本、二塁打…矢野、金本、赤星
※代走に出た秀太が今季初盗塁。
※伊良部が、日本での初安打初打点(3回)。
※阪神の投手リレーは、伊良部(6回、7安打2死四球6自責点、奪三振は4)-藤川(1回1/3、1安打2死四球1奪三振3自責点)-柴田(0/3回2安打1死四球1自責点)-伊代野(2/3回1死四球2奪三振)-ウイリアムス(1回無安打2奪三振)


(4.28)前夜の再現ならず

先発の下柳が、いきなり2ランと満塁弾を浴びてしまいました。
普通なら初回の6点は、とてつもなく大きな失点ですけど、なにせ前夜のことがある。「なんとでもなるわい」と楽観していましたが、ちょっと打線が遠慮してしまいました。

下柳の先発ということで、野口が先発マスクをかぶりましたが、いかんせん打率が2割そこそこ。3割7分4厘と当たっている矢野の代役としては、ちょっと荷が重かったのではないかと。
とはいうものの、まだまだ長いペナントレース。矢野との2プラトンはこれからも何度もあることですし、この次の機会には「何で矢野がスタメンと違うんや」というような声のないように頑張ってもらいたいですね。

さて、球団のマスコットの「トラッキー」役が突然交代した、とか。
今朝のサンスポの記事によりますと、
「チームが名古屋遠征中だった24日になって球団側が同スタッフに交代を通達。シーズンはまだ始まったばかりのこの時期に、一体、何があったのか…。
97年からトラッキーを演じて7年目の30代男性は、歴代スタッフの中でももっとも経験豊富で様々なパフォーマンスを見せてきた。それだけに突然の“解任”にはやはり、動揺が隠せない。
『ぼくはそう通告されただけ。理由はわからない。寂しい思いはもちろんあります』。サンケイスポーツの取材にも、Aさんは多くを語ろうとはしなかったが…。ショックはありありだった。
球団側では、昨シーズン中からトラッキーのパフォーマンスに関する様々な問題提起があったのは事実。『バック転はまだしも、パフォーマンスが過剰すぎるという意見もあった』とはある球団関係者。昨年はホームランを打った阪神の選手がトラッキーにラリアットを浴びせ、喜びを表現したことが『暴力的で子供の教育上よくない』と批判の対象となったことも…。横浜・佐伯との試合前のプロレス技の掛け合いなども、横浜球団側から“クレーム”をつけられていた経緯もあった。
そして、今回の交代を決定づけたとされるのは19日の横浜戦。4勝目のムーアと決勝打の赤星がお立ち台に上がったとき、赤星がつけていたムーアを真似たつけヒゲ。ムーアが登板する際に、トラッキーが小道具の一つとして顔につけていたもので、当時は赤星に機転を利かせて手渡し。ファンには大受けだったが、球団側はトラッキーに厳重注意を行っていた」
ということですが、「何を細かいことを……」というのが、正直なところなんですけどね。

ところで、横浜のピッチャー交代劇(巨人戦)。どうもフに落ちませんねえ。
8回二死一、二塁からの斉藤降板は、まあ山下監督のミスでしょうね。3対0で勝っていたゲームでしたが出てきた3人のピッチャーが「あとひとつ」のアウトをとれずに10失点。
困るんですよね、阪神戦の前に変に巨人打線を調子づかせてしまったら・・・。

◇4・27(甲子園)(阪神 15勝10敗1分け)・・・けどまだ単独首位
広 島 600 000 000 … 6
阪 神 010 000 010 … 2

〈勝〉ブロック 2勝2敗   〈敗〉下柳 1勝1敗
※本塁打…町田 2号2ラン(下柳)、石原 1号満塁(下柳)
※盗塁…赤星2(計11)、藤本(計4)
※阪神の投手リレーは、下柳(2回、3安打3死四球6自責点、奪三振は1)-安藤(2回無安打1死四球2奪三振)-藤川(2回1安打2奪三振)-金沢(2回2安打)-吉野(1回無安打)


(4.29)さあ、甲子園での巨人3連戦

世間ではゴールデンウィーク突入の今日から、いよいよ本拠地でのG3連戦です。
このところ、先発投手陣がもうひとつピリッとしませんが、巨人相手なら大丈夫でしょう<笑>。
ここ5試合は、先発投手が1人も勝利をあげることができませんでした。22日の中日戦では藪が、24日には井川がそれぞれ一回に4失点。そして、27日の広島戦で、下柳がこれまた一回に6失点という崩壊現象です。
この3連戦、先発予想はムーア、そして薮、井川ということだそうですが、今日のムーアは大丈夫として、薮と井川には巨人戦をいいきっかけにしてもらいたいですね。

ま、打線はそこそこつながっていますし、金本あたりの「初の甲子園での巨人戦」という舞台での活躍にも期待したいですね。

今朝のサンスポは、星野監督の“珍指令”のことを大きく取り上げています。
いわく、「ピッチャーは打たれろ」と。
「巨人との天王山に、星野仙一監督(56)は『打たれろ!』との珍指令を出した。それは四球よりもヒットの方がマシという、これまでの経験が導き出した“智恵”。このところ調子が悪い先発陣に「肉を切らせて骨を断つ」の心境を説いた。
逆転の発想だった。大けがをしたくないからこそ、あえて「打たれろ」と言う。星野監督は引きつった笑いの中で、ボリュームを大にした。
『打たれてええ、と言うとるんや。そりゃあホームランはいかんよ。ヒットならええ。打たれるな! と言うのはおるが、こんな優しい監督はおらんで』。
(略)本拠地での今シーズン初の巨人戦は、0・5ゲーム差の首位攻防戦という舞台になった。燃えるには事欠かない設定だが、自陣の足元を見つめ直すと…。
『フォアボールを出すくらいなら、ヒットを打たれた方がええ。ずっと言うてることや』。
その相手が宿敵・巨人であっても、精神的な部分は変わりない。失点を恐れるあまりの四球なんかいらない。それよりも攻めて打たれたヒットを評価する。
『巨人戦? オレが言わんでも、みんなが意識してくれとるよ。巨人にはまだ負けていない? いくつやったんや。1カード? せやろ』――。

確かに、今季まだ巨人には負けなしの2勝1分けです。
向こうの先発予想は桑田。まあ大丈夫でしょう。・・・・多分。


(4.30)またまた八木さま・・・・片岡150号

超満員の甲子園。1点リードしているとはいえ、二死一、二塁での場面で急きょ登板というのは、やっぱり荷が重いようでしたね、ルーキーの久保。
あれで「しめた!」と思った阪神ファンは多かったのではないでしょうか。
案の定、矢野が同点打、暴投、四球・・・そして神様八木。芯こそ外れたものの、フルスイングした打球はショートへの内野安打がタイムリー。さらにワイルドピッチでもう1点と、久保は、ちょっと立ち直りに時間がかかりそうですね。

先発のムーアは、ペタジーニに満塁弾を打たれ、ちょっとへばった感じでしたが、藤川、吉野、柴田が1人1殺で見事なリレー。安藤がきっちりとお仕事して、ウイリアムスが最後を締めくくりました。
6試合連続で先発ピッチャーに勝ち星はつきませんでしたが、まあ安藤に今季初勝利が転がり込んで来て、それはそれでよかったんではないでしょうか。
誰に勝ち星がついても勝ちは勝ち。チームプレイと言うものです<笑>。

打つ方では、金本が甲子園での“伝統の一戦”で、二塁打2本を含む見事な猛打賞3打点。片岡もPLの先輩・桑田からプロ通算150号(史上124人目)を打ちました。

逆転され、同点にし、また離され、最後は逆転勝ちという昨日のゲームでしたが、今季阪神はこれで、16勝のうちなんと11回目の逆転勝ち。
やっぱり去年までとは「どこか違う」今年の阪神です。
今夜の甲子園、ちょっと雨が心配ですけど、なんとかして欲しいですね。

◇4・29(甲子園)(阪神 16勝10敗1分け)・・・単独首位、安泰
巨 人 000 104 100 … 6
阪 神 111 011 03X … 8

〈勝〉安藤 1勝   (S)ウイリアムス 7S  〈敗〉岡島 2勝1敗
※本塁打…片岡 3号(桑田)、ペタジーニ 10号満塁(ムーア)
※二塁打…金本2、片岡
※阪神の投手リレーは、ムーア(6回1/3、7安打2死四球5自責点、奪三振は6)-藤川(1/3回無安打)-吉野(1/3回無安打1奪三振)-柴田(1/3回無安打)-安藤(2/3回無安打2奪三振)-ウイリアムス(1回1安打2奪三振)


(5.01)片岡! 矢野!

また、先発・井川が・・・と思いましたよ。序盤は。
けどまあ、不幸な先制点(ゲッツーの間の失点と犠牲フライ)でしたので、何とかなるやろと。
そして、何とかなりましたね。
巨人の高橋尚には、去年3敗(勝ちなし)とやられていましたが、片岡が同点打、矢野が勝ち越しの2ラン。
特に片岡は、打撃フォームの改良で、まさしく去年の汚名返上ですね。前日の逆転された直後の同点二塁打といい、昨日の3打点といい、アリアすが調子を落としているだけに、ここ最近の好調さは頼もしい限りです。

巨人にこれで、開幕以来5戦負けなしと、あの優勝の前年の6勝2分けに続く快進撃です。
まあ、今の巨人は、去年の阪神の「ウエスタン・タイガース」を彷佛とさせるようなチーム事情ですから、額面通りに喜べない感じもしますけどね。
「代打の切り札」江藤と清原が連続三振しているようではね。阪神の「切り札」とえらい違いです。

井川も3回以降は立ち直って、8回を6安打9奪三振。
セーブこそつきませんでしたが、勝利の方程式どおりウイリアムスがきっちりと締めてまさに横綱野球でした。

さて、今朝はちょっと巨人側からのサンスポの記事を。
「敗戦が決まった瞬間、原監督は聖地・甲子園に叫んだ。
『ヨシヨシ、ドンマイ!』。強がりではない。潔く真正面から連敗を受け止めた。
『きょうは完敗だね。掛け声? (完敗を)しっかりと頭の中に焼きつけておくんだよ』。
試合後の室内練習場で重い口を開いたが、歯切れは確かに悪かった。
(略)井川攻略のチャンスは序盤からあった。一回に無死満塁。二、四回にも無死一、二塁と怒涛の攻撃を仕掛けた。だが、得点はペタジーニの併殺打(一回)と高橋尚のスクイズ(二回)のみ。二、四回の好機で強攻指令を受けた鈴木が、立て続けに凡打に倒れる皮肉な結果となった。
痛恨の連敗で、首位・阪神とは2・5差。昭和61年以来、17年連続勝ち越し中の阪神に開幕5試合で依然、白星なしの異常事態が続いている。手負いの清原、江藤のスタメン復帰もメドさえ立たず、監督通算100勝に王手をかけている原監督も足踏み状態だ」――ですって。

◇4・30(甲子園)(阪神 17勝10敗1分け)・・・単独首位、安泰
巨 人 110 000 000 … 2
阪 神 001 302 00X … 6

〈勝〉井川 3勝3敗   〈敗〉高橋尚 3敗
※本塁打…矢野 2号2ラン(高橋尚)
※二塁打…金本
※阪神の投手リレーは、井川(8回、6安打4死四球1自責点、奪三振は9)-ウイリアムス(1回無安打2奪三振)


(5.02)薮も立ち直った!

前日の井川同様、先発・薮も、立ち上がりはよくありませんでした。
案の定、昨日も巨人に先制点。
けど、今年の阪神は、ここからが違います。
終盤に6点をひっくり返した実力(4月26日の広島戦)をもってすれば、初回の1点なんぞ、蚊にさされたようなもの(いや、それ以下か・・・)。

思惑通り、立ち直った薮は、2回以降散発の3安打。阿部だけには3安打されてしまいましたが、ま、ちょっとしたプレゼントみたいなモンでしょう。

不調のアリアスに替わって片岡が元気です。
去年のプレッシャーは、もう完全に払拭された感じですね。昨日も二塁打2本。
金本の加入による、選手層の厚さをひしひしと感じます。
その金本も、赤星との2、3番コンビで、うまく機能しています。

この巨人との3連戦、すべてウィリアムスが最後を締めくくりました。
「連投は問題ない。伝統のカードには、毎日投げるつもりでいたから」とコメントしたウイリアムスはここまで救援失敗はゼロ。10試合連続、通算10イニング無失点を継続中です。

さて、星野監督が「通算850勝」です。巨人を3タテしての区切り。また格別でしょうね。
ちょっと今朝のサンスポから・・・。
「850勝748敗32分け。それでも闘将に積み上げて来た白星の感想はない。
『阪神でどれだけ勝てるか。イヤ、選手に勝たせてもらえるか、やな』。
ナイン、虎党と味わった84個目の白星のみに胸を張る。
思えば、昨年何度も口にした『優勝宣言』が開幕後は出ない。『そんなこと言わんでも、選手はわかっとる。今年は言わん』。選手を鼓舞するために、言い放った1年前…。
今年は違う。開幕から29試合で3連敗はない。気持ちを切り替える術を知り、図太くなった証し。この野球を続けていけば悲願が叶う。夢が近づく。中日でセ界を2度制した(88年、99年)経験が手ごたえを確かなものにしている」――。

◇5・01(甲子園)(阪神 18勝10敗1分け)・・・単独首位、2位に3ゲーム差
巨 人 100 000 000 … 1
阪 神 000 120 00X … 3

〈勝〉薮 2勝1敗   (S)ウイリアムス 8S  〈敗〉ランデル 1勝1敗
※二塁打…片岡2、金本、赤星
※盗塁…赤星が3つ!(計14)、金本が5個目(赤星とのダブルスチール:3回)
※阪神の投手リレーは、薮(7回1/3、5安打2死四球1自責点、奪三振は5)-吉野(1/3回無安打)-安藤(1/3回無安打)-ウイリアムス(1回1安打1奪三振)


(5.03)さあ、移動日なしの9連戦

今日からヤクルトとの3連戦。そして移動日なしで、ナゴヤ、横浜へと遠征です。
この前の巨人戦直後のヤクルトには、●●○と負け越しましたが、今回はどうでしょうか。
この今季初の9連戦。先陣は伊良部とのこと。
今朝のサンスポは
「登板前日のこの日は、快晴の甲子園球場で最終調整。伊良部はキャッチボールと軽めのジョギングで汗を流した。
『暖かくなる方が調子は上がってくる』。
開幕から無傷の3勝。ムーア(4勝)とともに不敗神話が続くが、まだエンジンは暖まった程度だったことを本人は強調。この2人がローテの軸で2回転する9連戦は、当然ながら独走態勢を予感させる」と書いていますが、前回の登板(4月26日の広島戦)では6回6失点。
ちょっと気になるデータです。阪神ファンのサガなんでしょうか<笑>。

そして明日の先発予想は下柳。ここまで5度の先発で1勝1敗ながら、防御率は7 .58。
「藤川、安藤といった先発のイスを狙う男たちの存在を、嫌でも背中に感じるだろう」とサンスポは書いていますが、「次、乗り遅れたら終わり。本人が分かっているだろう。いつまでもチャンスはない。監督も競争を望んでいる」という西本投手コーチの言葉どおり、結果を出せなければ中継ぎ降格という裁定が待ち構えています。
好調打線に水をささないためにも、なんとか踏ん張ってもらいたいものですね。

ところで、今朝のサンスポはまた、開幕からの29試合を総括して、次のように書いています。
ちょっと長いかも知れませんけど、引用しておきます。
「貯金を8つ貯えたここまでの戦いで、前打撃コーチの柏原純一氏はMVPに赤星を挙げ、次点で矢野と藤本をピックアップ。投手陣では、伊良部とウィリアムスの加入が最大5連勝の一方で、3連敗がまだ一度もない安定飛行の最大要因となっていると分析する。

『赤星が塁に出たときの、目に見えない相手への重圧が凄い。(後ろの)金本の狙いダマが絞りやすいし、4番の浜中も相手投手が神経をすり減らした直後、打席に立てて打点を挙げやすい状況が出来上がっている』。
優勝した85年の打線を思い起こしつつ、工藤一彦氏は矢野の貢献度を高く買う。 
『当時も平田、木戸から、(1番の)真弓に戻って…という得点が結構効いた。7番の矢野の20得点(リーグ6位タイ)というのは、いかにチャンスメーカーになれているか』。井川、薮、藤田や中継ぎのリードに神経をすり減らす身ながら、打線の流れもつくっている点を称賛している。

連勝したさきの巨人戦ではアリアスと入れ替わった片岡が勝負強さをみせたが、遠山獎志氏はここまで打線が固定できているのは、檜山の責任感という独自の見方だ。
『慣れない一塁の守備で、すべての役割を果たすのは無理。本人も余裕が出てくるまではここ一番で集中力を発揮できれば、と打率以上の存在感を伝えてきた』。

(略)もちろん、昨季と違ってここまで故障者もなく、ほとんど誤算なく戦えたのも大きい。星野阪神の今後を占ううえでは、他球団の戦力がどの時期に、どれだけ戻って陣容を立て直してくるかもカギだが…。
『巨人は戦力的にいまは昨年の6割程度。オフの補強面で明らかな油断があった』。柏原氏は巨人・原監督の動揺をぶりを推察する。その一方で、遠山氏は『去年の苦い経験が阪神の選手には生きている』と飛ばしすぎ? の一部指摘には否定的だった」――。


(5.04)やっぱり「本物」でしょ

巨人戦に力を集中させるあまりに、直後のゲームにはからきし・・・ってな話は、もう通用しません。
この前は確かにG戦直後のヤクルトに連敗しましたけど、今の阪神のムード、投打のバランス、そして力を持ってすれば、「え? そんなジンクス、あったっけ?」てなモンです。

GWまっただ中の昨日の甲子園は、今季3度目の53000人超満員。
今や阪神のお家芸ともいえる、先制点を許す→逆転する、という図式は、昨日も見ることが来ました。
4回に藤本の犠牲フライであっさりと同点にすると、今岡の2点タイムリーでたちまち勝ち越し。
あとは、大事をとった片岡に代わって7試合ぶりにスタメン出場のアリアスがタイムリー打(5回)。
復調(?)浜中も、乗り遅れてなるかいと6回にタイムリー。
そして、8回には赤星のダメ押し打と、「ここでもう1点欲しい」という場面で、ことごとく加点するという、今の好調さを如実に示したような昨日のゲームでした。

先発は伊良部。前回の登板(4月26日の広島戦:甲子園)では6回、6失点KO。8回に打線が一挙9点を奪うという歴史的猛攻によって初黒星を免れただけに、なんとしてもリベンジ、という気持ちはあったはず。
ところが5回に、右足中指がつるというアクシデント。しかし直後の1球目・カーブで稲葉を中飛。宮本には中前打を許しましたが、続くベッツ、ラミレスを連続空振り三振に。6回も鈴木健、土橋を空振り三振に斬ってとるという快投で、なんなく“ピンチ”を乗り切ってしまいました。
大事を取って7回の打席では代打が送られましたが、試合後は明らかに欲求不満で、「正直、最後まで行きたかった。自分としてはいけると思った」。

ところでこのゲームで、ようやく関本が一軍昇格を果たしました(上坂と入れ替え)。
さっそく6回に代打で登場しましたが、今季の初打席は空振り三振でした。しかし8回ノーアウトでの第2打席では二ゴロエラーで出塁。赤星の左前タイムリー打で6点目のホームを踏みました。
試合後関本は「二軍とは違う緊張感がありました。好調なチームに乗り遅れないようにしたい」とコメント。「頑張るだけです」と口数は少なかったとのことですが、待ちに待った一軍です。それこそ、乗り遅れないように頑張ってもらいたいものですね。

◇5・03(甲子園)(阪神 19勝10敗1分け)・・・単独首位、2位に3.5ゲーム差
ヤクルト 000 100 020 … 3
阪  神 000 311 01X … 6

〈勝〉伊良部 4勝   (S)安藤 1勝1S  〈敗〉ホッジス 2勝3敗
※二塁打…浜中
※盗塁…赤星が2つ(計16)
※安藤が、プロ初セーブ。
※阪神の投手リレーは、伊良部(6回、6安打1死四球1自責点、奪三振は7)-金沢(1回2/3、3安打)-安藤(1回1/3、無安打)


(5.05)う〜ん・・・、下柳の時の野口

どうなんでしょうね。ハンコで押したように、先発下柳の時の野口の先発マスク。
たしかに、まだまだ長丁場のペナントレースですから、矢野を休ませるという意図もあるんでしょうけど、3割7分近いバッターなんですからね、矢野は。
別に野口がどう、ということでもないんですけど(いや、ないこともないか・・・)、いっぺん下柳のときにも矢野、っていうのを見てみたい気もするんですけどね。
野口は昨日4の1で、打率はアップして2割ちょうど。ここらあたりの比較も、ということに、どうしてもなってしまうんですけど・・・。
確かに昨日の下柳は、5回2失点と、星野監督も「合格点ギリギリ」と評価した通り、この前の2回6失点(広島戦)に比べると、まずはOKという感じでしたが・・・。

ところで、敗戦を「俺のミス」とコメントした星野監督。
ずばり「伊代野の替えどき」を過ったということでしょうけど、今朝のサンスポも、次のように書いています。
「『あれはオレのミスや。もう1人を抑えてくれると思ってやったけど』。
“オレのミス”。確かに認めた。問題のシーンは6回に訪れた。
今岡の左犠飛で2−2の同点に追い着き、継投策に出た場面だ。柴田はベッツへのワンポイント。速やかにルーキー・伊代野へのスイッチを告げた。
ラミレスを鮮やかに空振り三振に仕留めたが、そこから微妙に歯車が狂っていった。
鈴木健に右前安打、古田に死球で二死一、二塁。続く真中に決勝の中越え2点二塁打、城石にも三塁線を破る二塁打を浴び、3点を失っていた。
伊代野は過去5試合のリリーフで被安打1と、無失点を続けていた個性派のサイドハンダー。
『右の中継ぎとして、はめこみたい』という星野監督のもくろみが、緊張感のある舞台の提供になった。『あと1人』の試練が、結果として痛恨となった。闘将は責めることはせず、経験の少ないルーキーをかばった」――。

まあ、こういうゲームもありますよ。

◇5・04(甲子園)(阪神 19勝11敗1分け)・・・単独首位、2位に2.5ゲーム差
ヤクルト 100 103 000 … 5
阪  神 100 010 000 … 2

〈勝〉花田 3勝   (S)高津 2敗7S  〈敗〉伊代野 1勝1敗
※三塁打…藤本、二塁打…金本
※阪神の投手リレーは、下柳(5回、4安打1死四球2自責点、奪三振は4)-柴田(1/3回無安打)-伊代野(2/3回3安打1奪三振1死四球3自責点)-金沢(1回1安打)-藤川(2回1安打1四球3奪三振)




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(2000.6.27〜)

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