最新分は、一番下です。6.27
(基本的に選手名の敬称は略)



(6.16)片岡がサヨナラ打。お見事、下柳、安藤、久保田

9回まで、両軍「0」が並んだ昨日の甲子園。
とにかく、先発の下柳が、巨人打線を6回までパーフェクト。二番手の安藤も2回を完璧に抑えてゲームは延長戦へ・・・。
10回表は、久保田が2死一、三塁と迫られましたが、最後の打者・斉藤を空振り三振に斬ってとりました。
9回を投げて、3失点ながら勝ち投手になれなかった8日のヤクルト戦(神宮)の悔しさを補ってあまりある、今季7度目の登板での25球でプロ初勝利。
「ウィニングボールは、先発での初勝利まで我慢します」と久保田。サヨナラ勝ちのため、記念のボールは手元には残りませんでしたが、ま、次の先発の機会まで楽しみに、ということでエエんではないですか。まだいくらでも「そういうシーンはある」んですから。

阪神のピッチャー3人で計141球。打たれたヒットは2本だけ。奪三振は14を数えましたが、こういうゲームのサヨナラ勝ちはまた格別ですよね。

とにかく片岡が、10回裏の2死一、二塁からレフト前へサヨナラタイムリー。
今岡の代走(サード江藤のエラーで出塁)秀太が、「あそこは片岡さんを信じていました。打ってくれと思ってました。いつもお世話になっていますからね」と歓喜のホームへ。
片岡のサヨナラ打は昨年9月22日の広島戦(10−9:甲子園)で9回二死一塁、小山田から右翼逆転サヨナラ2ランを放って以来で、阪神のサヨナラ勝ちもこれで2度目。

ま、巨人の追走を許さない劇勝で、再びゲーム差をる9・5に広げた昨日のゲーム。
「大きい1勝? せやな。こういう勝ち方ができるんやからな」。
星野監督に、まだ笑みはなかったとか。

余談ですが、昨日は久々の甲子園外野でした。
黄色ジャージ、中虎の応援団氏との歓談、ゲーム後の握手握手と、ビールの酔いだけではない、素敵なサンデー・ナイトでした。

◇6・15(甲子園)(阪神 42勝20敗1分け)・・・単独首位、2位に9.5ゲーム差
巨 人 000 000 000 0 … 0
阪 神 000 000 000 1x …1x

〈勝〉久保田 1勝   〈敗〉真田 2勝6敗1S
※二塁打…藤本
※阪神の投手リレーは、下柳(7回、1安打8奪三振)-安藤(2回無安打3奪三振)-久保田(1回1安打1四球3奪三振・・・プロ初勝利)


(6.17)優勝決定日はいつか?

そろそろ本気で「胴上げ日はいつか」という話題が持ち上がっています。
まだ、きちんとしたマジックも出ていませんが、もし今の2勝1敗ペースが維持できるのであれば、8月26日からの巨人戦、もしくは29日からのヤクルト戦(いずれも甲子園)で、という計算になるんですけど、まあこれは、雨天順延がない、2勝1敗ペースを崩さないということが最低条件となりますが、もし5割のペースで戦ったとすれば、V決定日は9月19日(ちなみに私めの誕生日……関係ないですけど^^)からの、東京ドームでの巨人3連戦のいずれかということに・・・。
まあ、“常識の範囲内”で、早くてそのまえの広島戦(9月15〜甲子園)あたりではないかと思っているんですけどね。

ところで、オールスターのファン投票ですが、昨日の発表によりますと「歴史的な球宴ジャックになる」とか。阪神は120万8209票の今岡を筆頭に、金本、赤星、浜中、矢野、藤本の6人が100万票の大台を突破。
まあ、これはインターネットや携帯電話などでの投票方法の多様化ということもあって、さらに数字がのびているということでしょうけど、どうかな、と思うのは、先発投手部門の「中日・川崎」。
何しろ、ここ3年間全く一軍での登板機会のない川崎が、トップの井川に3859票差まで肉迫。中日ファンのネット上のお遊びということでしょうけど、やっぱり一番困惑するのは、当の川崎でしょうね。FAで中日入りして、言葉は悪いですけど言うなれば給料泥棒状態なんですから、さらには、当人が一番悔しい思いをしてるでしょうしね。
中日ファンも、罪なことをするモンです。全く。

ところで今朝のサンスポに、あのドラフト1位・的場のことが・・・。
「いつの間にか4年が経った。即戦力と期待された00年のドラフト1位・的場。2度にわたる左ひざ手術を乗り越え、全力で動ける時が来た。
『ずっと実戦から離れてたから、今年からパッと試合に出ても集中力が足りない。若手がどんどん入ってきてる中で試合に出させてもらってるんだから、なんとか結果で恩返しをしたい』。
ここまで二軍の38試合中、34試合に出場し、打率・272、3本塁打、11打点。十分な存在感を見せているが、向上心はつきない。
一軍戦は、チームにこだわらず『勉強のために』TV観戦。
『だれが目標とかはない。どういう考えで打席に入ってるのか、結果が出てる人は、それなりの考えを持っている』。
イメージトレの成果か、15日の広島戦では2打席凡退後の第4打席目で、3号2ランを放った。
けがの再発を防ぐため、試合の合間を縫ってのウエートトレ、ケアも怠らない。心の支えもできた。まな娘・悠希ちゃん(1)が、ユニホーム姿のパパに指をさし、反応を示すようになった。
『子供がわかるぐらいまで、1年でも長く野球をやりたい。入ったころは“目立ちたい”って思ってたけど、今は下を見た分、目標と現実が近くなった』。一軍枠に食いこむ勝負は、まだこれから。一花咲かせる準備は整った。あとはバットで結果を出すだけだ」――。
頑張れ! 的場寛壱!


(6.18)夢の続き

いつもは冷静沈着の矢野が「(ナイン全員の突進に)本能的に逃げちゃいました。でも、うれしくて、うれしくて」と興奮。
2対4の9回裏、桧山の四球から始まった無死満塁(片岡安打、アリアス死球)の舞台で、矢野が右中間を破る三塁打。一塁ランナーのアリアスまでがホームインして歓喜のサヨナラ!

サヨナラ劇の伏線は9回表の守りの時にありました。
二死満塁のピンチに、金本が田中の左中間への痛烈な打球をランニングキャッチ。
「金本の好守で、2点差でも行くで!! という気持ちになった」と田淵コーチもコメントしたように、こういうプレイがあっては、打線も奮起しない訳にはいきません。
金本は、8回にも1点を失ってなお一死一、二塁の場面でも、小川のライナーが遊撃後方に落ちようとするのを猛ダッシュでぶん取りました。
さらに続く村田が三遊間を破り、二塁走者は俊足の代走・田中という場面で、矢野のミットめがけて、矢のようなノーバウンドのストライク返球。追加点を阻止しました。
この、金本の活躍。4回のホームラン(8号)は、まあおまけみたいなものでした<笑>。

先発井川以下、金沢、吉野、川尻(初登板)のピッチャー陣の調子は今一つでしたが、まあ・・・よしとしましょうか。
とにもかくにも今季初登板の川尻が“たなぼた”の初勝利。
川尻は今季、二軍戦で9試合に登板し、3勝2敗、防御率は3 .18。2カ月半を経てようやく一軍マウンドが与えられました。
去年は8月に4勝をマークした夏男です。わずか22球での初勝利に、浮かれてもらっては困ります。

なお、阪神の2試合連続サヨナラ勝ちは、去年7月24日(4−3巨人)、25日(5−4巨人)、26日(4−3中日)とサヨナラ3連勝して以来のこと。
また横浜戦は2回戦から12連勝。阪神の同一カード連勝記録は昭和41年、56年のいずれも広島戦の各12連勝でしたが、これに並びました。過去2度の広島戦は、ともに2引き分けを挟んでいましたが、今度の横浜戦は純粋な白星だけ。(プロ野球の同一カード連勝は、中日が昭和30年の大洋戦でマークした19連勝)。

ところで、オールスターのファン投票(先発投手部門)で、とうとう中日・川崎が井川を抜いてトップになりましたね。不正投票している中日ファンって、野球を知っているんでしょうかね。

◇6・17(甲子園)(阪神 43勝20敗1分け)・・・単独首位、2位に9.5ゲーム差
横 浜 100 020 010 … 4
阪 神 010 100 003x …5x

〈勝〉川尻 1勝   〈敗〉デニー 4敗5S
※本塁打…アリアス 13号(三浦)、金本 8号(三浦)
※三塁打…矢野
※阪神の投手リレーは、井川(7回、6安打4死四球5奪三振、自責点3)-金沢(1/3回3安打1自責点)-吉野(2/3回2安打)-川尻(1回2安打1四球1奪三振、今季初登板初勝利)


(6.19)新外人、リガンに期待

18年ぶりの優勝に向かって万全を期す、とばかりに、中継ぎ候補としてリガンの入団が正式に決まりましたね。
金沢、吉野の調子が今一つで、ポート、谷中は二軍という状況にあって、2年目の安藤、ルーキーの久保田に負担がかかる現状にあって、ウイリアムスにつなぐまでの役割が、リガンには科せられます。
推定年俸も3500万円とわりと格安(?)で、「とても光栄で興奮している。チームの勝利に貢献したい」とコメントするリガンのハングリー精神に火がつけば、優勝への地盤も安泰です。

今朝のサンスポから。(無断転載、ご容赦!)
「失速することを知らない。さらに加速し、突き放す。首位爆走の強虎に新たな戦力が加わった。150キロ右腕、ジェロッド・リガン。雨で横浜戦(甲子園)が中止となったこの日、中継ぎ、抑えの経験豊富な助っ人との契約合意が、“晴れて”球団から発表された。
(略)契約合意を受けたリガン自身も、22日の来日を前にして、早くも心を躍らせた。メッツ側が貴重な戦力として手放すことをためらい、思わぬ時間はかかったが、本人は話を受けた時点から、日本行きを熱望していた。

『フレンドリーな性格? そんなん、どうでもいい。あそこで抑えてくれればいい。バッターに嫌われるピッチャーであってほしい』。
そう言って星野監督が指さしたのは、甲子園のマウンド。メジャーとマイナーを行き来しながら、ヒノキ舞台での活躍を夢描いてきた29歳。その剛腕が聖地の真ん中で解き放たれたとき、猛虎のVは揺るぎないものとなる」――。 (リガンのプロフィールは、6.10付けに)

さて、阪神は只今「貯金23」です。
2位の巨人、中日が「貯金5」で、まあそれで9ゲーム差ということになっているわけですが、しばらくは安泰でしょうね。
「選手はみんな貯金の話はしてないよ。意識をしないでやってます」という八木の言葉も、頼もしく感じられます。なにせ、八木はあの優勝の翌年の入団。もちろん「貯金23」なんて初めての体験なんですけどね。
目の前の試合で勝利を目指す。この姿勢が首位独走につながっているんですよね。

巨人は、7年前の「メイクドラマの再現(11.5ゲーム差をひっくり返したんでしたっけ? 記憶は定かではありませんけど)」と騒いでいるようですが、今年の阪神、そう簡単にひっくり返されるほど、やわではありません。


(6.20)同一カード連勝の球団新記録、横浜に13連勝

まさに「今年の阪神」を象徴するようなゲームでしたね。
1回裏、今岡が初球を二塁打、赤星が初球を流し打ってタイムリー。桧山もタイムリーで続きました。
7回裏のダメ押し点も、秀太(片岡の代走)の三盗に藤本のスクイズ。
選手各々が「自分のやるべきこと」をきちんと実行している、という感じですね。これが、今年の強さにつながっています。
派手なホームランはないものの、16安打で8点。阪神の勢いは止まりません。
これで貯金も24。あの優勝の年の最大貯金25に、あと1と迫りました。
明日、明後日の東京ドームでの巨人戦を2つともいただいて、とりあえず一気に26としてしまいましょうか。

昨日の先発はムーア。ようやく久々に先発の役割を果たしました。(6回1/3、1失点)
とにかくここ3試合で2敗。5月17日の巨人戦(甲子園)以来、実に33日ぶりの白星でした。
今朝のサンスポは、次のように書いています。
「ゲームセットの声を聞くと同時に、後ろに座った矢野が右手を差し出した。ハーラートップタイの8勝目。そのぬくもりが胸に染みた。
『とにかくこの1勝がうれしい。自分1人ではなく、チームが勝たせてくれたんだ。この甲子園も、投手にとってはいい球場だから。風が味方してくれたと思います』。」――。
けど、打率が4割と下がってしまったのは、ちょっと残念ですね(3の1・二塁打)。・・・・って、凄い話です<笑>。

◇6・19(甲子園)(阪神 44勝20敗1分け)・・・単独首位、2位に9ゲーム差
横 浜 001 000 010 … 2
阪 神 200 020 40X … 8

〈勝〉ムーア 8勝2敗   〈敗〉富岡 3敗
※本塁打…ウッズ 22号(久保田)
※二塁打…今岡、ムーア、矢野
※盗塁は、沖原が初、赤星が29個目、秀太が6個目
※阪神の投手リレーは、ムーア(6回1/3、8安打1死四球8奪三振、自責点1)-久保田(1回2/3、1安打1自責点)-ウイリアムス(1回1安打1奪三振)


(6.21)阪神が勝てば、日本経済も変わる

星野監督が昨日、福井俊彦日銀総裁と会談したというニュース。

決して手抜きではなく(いえ、ホントに^^)、今朝のサンスポから。
「縦ジマと日本経済の舵とりを任された両者が、初対面した。18年ぶりの優勝を目指す闘将と日銀・福井総裁が、ガッチリ握手を交わした。午後2時50分、星野監督を乗せたハイヤーが、東京・中央区の日銀本店の玄関に到着。会談は約30分、会話は福井総裁のペースで進んだ。
『私は昔、土井垣さん(元阪神捕手)に、野球を教わったことがあるんです』。
総裁は今年3月、星野監督の後援会である『虎仙会』の名誉会長に就任。この日が初対面だったが、大阪府出身で熱狂的な虎党とあって、思い出話が弾む。そして、虎ファンの誰もが思い願うことを闘将に託した。
『とにかく、勝ってください!!』。
熱い思いを、指揮官にぶつける。さすがの闘将も、総裁の迫力にタジタジ…。
『ペナントレースは半分も消化していませんから…(65試合消化して44勝20敗1分け)。目の前の試合を一戦一戦、勝つことだけを考えていきます』と、答えたが『一戦必勝』という言葉を強調した。(略)
『阪神が勝てば、日本が変わる。変えてやろうと思う』。
福井総裁との会談では野球の話だけ。しかし、『日本が変わると思う』という言葉には“阪神が勝てば日本経済も変わるでしょう”という気概は込めた。
阪神Vなら関西に1700億円の経済効果とも言われている。
闘将は野球を通じての社会貢献を常々願っている。打倒・巨人で、目指すは18年ぶりの優勝――。星野監督は総裁との会談で決意を新たにしていた」――。

さて、今日明日と東京ドームで巨人との2連戦です。
先発予想は、伊良部と下柳とのことですが、なにしろ伊良部の今季の2敗はいずれも巨人戦。
対戦防御率こそ1 .71と抑え込んでいるイメージですが、3試合に登板して0勝2敗。
前回登板の13日の巨人戦(甲子園)でも、二岡に高目のストレートを狙い打たれ2本塁打を浴びて6回、被安打9、3失点降板で負け投手となっています。 
一方の下柳は、15日の巨人戦(甲子園)で登板して7回を投げ、被安打は1(無失点)。打線の援護がなく勝ち投手にはなれませんでしたが、今季最高のピッチングでした。そして下柳はまた、巨人戦では12回無失点継続中。
今度こその伊良部と、相性のいい下柳で、なんなら連勝といきたいところです。


(6.22)取り敢えずの爆勝

先月末の1イニング11点に続いて、昨夜も8回表に10点!
とにかく巨人の救援陣をボコボコ状態です。
何しろ久保、条辺、ベイリーの3人に対して、打者15人、10安打というお祭り騒ぎでしたね。
しかも二死から、なんと8連打!
めったに選手をほめることのない星野監督も「アイツらの集中力、すごいわ。こんな連打は見たことがない。きょうはホンマにすごいなと思った」と。
先発の高橋尚にも襲いかかって、今岡が先頭打者ホームラン、アリアスが2ランとソロを見舞って、ゲームを優位に運ぶと、伊良部は4点は失ったものの巨人戦に初勝利。

浜中に代わる4番・桧山の活躍もお見事でした。
同点に追いつかれた直後の8回に、先頭打席として巨人の3番手・久保からバックスクリーン右へ7号ソロ。さらにもう一度回って来た打席でもヒットを放つと、9回にはライトへ8号2ラン。
「まさかあんなにつながるとは思わなかった。あそこ(8回)が分岐点だったね」と、選手会長よろしくコメントした桧山でしたが、「4番の仕事? それもたまにはいいいでしょ」。
2割台前半の打率に苦しみ抜いた桧山の久々5の4、2本塁打4打点劇場でした。

とにかく貯金25は、あの優勝の年の25(最終の130試合目で達成)にならぶ堂々たるもので、今季はほぼ85年の半分の試合数で達成したことになります。阪神の球団記録は、1リーグ時代の42(1947年、110試合)ですが、過去10年間のセ・リーグ優勝チームの平均貯金(シーズン終了後)は25.2とかで、まあこれでますます「18年ぶりの・・・・・」が、現実に近付きましたね。

とにかく・・・凄いです。

◇6・21(東京ドーム)(阪神 45勝20敗1分け)・・・単独首位、2位に10ゲーム差
阪 神 100 210 010 2 … 16
巨 人 000 101 2 1 0 … 5

〈勝〉伊良部 8勝2敗   〈敗〉久保 3勝2敗
※本塁打…今岡 4号(高橋尚)、アリアス 14号(高橋尚)、15号2ラン(高橋尚)、桧山7号(久保)、8号2ラン(岡島)、矢野 7号3ラン(ベイリー)、鈴木 2号2ラン(伊良部)
※二塁打…今岡2、片岡、八木
※阪神の投手リレーは、伊良部(7回、9安打3奪三振、自責点4)-久保田(1回2安打1自責点)-吉野(1回無安打)


(6.23)5連勝で貯金26

またまた、初回いきなりの今岡のヒット、赤星のバントを処理した清原のエラー、金本の2ランで、あっというまの3得点。
3回にも矢野の2点タイムリーで、早々と5対0。これでは、先発・木佐貫もかわいそうでしたね。

先発・下柳は、結局6回1/3無死満塁で、マウンドを久保田に譲りましたが、まあ6安打7奪三振とまずまずだったんではないでしょうか。とにかく巨人戦での初勝利にもなりましたし・・・。
お見事やったのは、下柳をついだ久保田。
星野監督は「断がい絶壁の上に車を置かれた状況で新人を使うんやからな。ベンチでビビッとったよ」と表現した久保田の起用でしたが、内野ゴロと矢野の後逸で2点は失いましたが、ヒットはおろか犠牲フライも打たせませんでした。

7回以降、真田、前田に対して、無安打5三振と沈黙してしまった打線のことがちょっと気がかりですが、それを補ったのが、久保田とウイリアムスのピッチャー陣。
投打の回転とバランスのよさがエエってことなんでしょうね。

巨人は、この2連戦でなんとか「差」を縮めたかったでしょうけど、逆にゲーム差は11と広がってしまいました。
阪神の貯金は、ついに85年を上回る「26」。
けど、まあ・・・冷静に、ね<笑>。

ところで、13日(巨人戦)に再度右肩を痛めた浜中が来月4日に手術とか。
今季絶望との声もありますが、まあとにかく、あせりだけは禁物でしょうね。今は去年と違って戦力も充実していますから、最悪「胴上げ」に参加するだけでもいい、くらいの気持ちで、リハビリに専念してくれれば・・・と。

◇6・22(東京ドーム)(阪神 46勝20敗1分け)・・・単独首位、2位に11ゲーム差
阪 神 302 000 000 … 5
巨 人 000 002 200 … 4

〈勝〉下柳 3勝2敗   (S)ウイリアムス 1敗19S  〈敗〉木佐貫 4勝3敗
※本塁打…金本 9号2ラン(木佐貫)、清水 7号2ラン(下柳)
※二塁打…アリアス
※阪神の投手リレーは、下柳(6回0/3、6安打7奪三振1四球、自責点3)-久保田(2回1安打1奪三振)-ウイリアムス(1回無安打)


(6.24)オールスターのファン投票

携帯やインターネットでの投票が可能になったことによって、投票数も記録づくめですね。
昨日、採集中間発表があり(公式戦開催球場での投票やハガキによる投票を加えた最終結果の発表は7月3日)、阪神の選手が、ほぼ独占するのは確実ですが、まずおどろきは、今岡が137万5851票を集め、これまで史上最多得票だったイチロー(99年当時オリックス)の134万6504票を上回ったこと。
阪神勢は、今岡以外にも捕手部門で矢野(124万2692票)、一塁手の桧山(103万6283票)、遊撃手の藤本(116万3156票)、外野手の金本(132万3999票)、赤星(128万8501票)、浜中(123万3073票)と、7人が100万票を突破するという「強い阪神」を証明しました。
抑え部門でもウイリアムスが83万0854票を集めてトップに立っており、先発・中継ぎ以外はすべて阪神勢です。
問題になっている先発部門では、やっぱり中日の川崎がトップで、井川は38000票あまりの差をつけられて2位ですが、FAで中日に移籍して以来、一度も一軍のマウンドに立ったことのない川崎が、なぜトップに? という疑問は、どうしてもぬぐえません。
これまでにも何度か書きましたが、まさか中日ファンだけの“お遊び”ではないと思います。川崎の気持ちを考えたことはあるんでしょうかね、投票した人たちは・・・。
中継ぎ部門では、中日の岩瀬がトップ。安藤が18万1729票差で2位です。

さて、リガンが甲子園球場に初見参しました。背番号も65に決定し、晴れて猛虎戦士の一員となった150キロ右腕は、
「ナイスだね。広い球場だから、投手に有利。これまで在籍していたメッツのシェイ・スタジアムに似ているね。右中間と左中間が深い。風とかも計算に入れた投球をしないといけないね。とても気に入ったよ」。
佐藤コーチも「腕の振りもいいし、投げっぷりもよかった。150キロ出ると聞いているし期待しているよ」と。ボールを受けた嶋田コーチも「まだ慣らし程度だけど外国人投手にしては落差のあるフォーク。雰囲気的には去年、ウチにいたバルデス(現中日)かな。ボールが動いていた。150キロのムービングボール(浮き上がる球)を投げたら厄介だと思うよ」と絶賛したとか。
ビザ取得がスームズなら、7月1日に甲子園でのデビュー(対中日)が可能rとかで、Vマジック点灯へ加速がつきそうな予感です。(過去、マジック点灯のスピード記録は1965年の南海の7月6日)


(6.25)残念な中止

朝からの雨で、さすがの甲子園も昨日は2回表の広島の攻撃が終了したところで降雨中止でした。
阪神の先発は右の薮でしたが、広島は左腕の井川と読み違えてスタメン打線に右打者をずらり。まあ、ゲームは、やってみないと分かりませんでしたが、中止決定でホッとしたのは、やっぱり山本監督でしょうね。
ゲームの中止に、ファンからはブーイングの嵐でしたが、その雰囲気をやわらげたのが沖原と中村豊。雨のグラウンドを一周して、スライディングする泥だらけパフォーマンスで、ファンの笑いや歓声を誘っていました。
このパフォーマンス。中村豊は「せっかく(ファンが雨の中を)来てくれたので、喜んでもらえて気持ちよかった」。
星野監督は「出番がないイライラかな。考慮に入れとくよ」と。
沖原と中村豊のパフォーマンスは、ファンへの“サービス”になったとともに、監督へのアピールにもなった感じです。

さて、とうとう「その日」がやってきました。
阪神が今日の広島戦に勝てば、最短で6月29日に優勝マジック「56」が点灯とか。6月のマジック点灯は、もちろんプロ野球史上初の快挙。
で、今朝のサンスポから。
「空前の快進撃。浮ついた部分など微塵もないが、数字だけは嘘をつかない。25日の広島戦(大阪D)に勝てば、最短で6月29日に優勝へのマジックナンバー『56』が点灯する。これまでの最速マジック点灯は1965年の南海の7月6日(M62)。6月中のM点灯というプロ野球史上初の快挙の可能性を、星野猛虎は今まさに実現しようとしている。
今シーズンは超のつく大型連勝こそないが、22日の巨人戦(東京D)をものにし、3度目の5連勝を記録。他にも4連勝が4度、3連勝が2度ある。逆に5度の2連敗があっても、そこから先へ足を突っ込んでいない。
『ゼロの(貯金のない)ところから大型連勝したって、反動がつきもの。コツコツと貯めたもんは大事に使うやろ。そういうことや』。
アドレナリンを噴出させることはほとんどない試合前の談笑では、これまで何度も口にしてきたおなじみのフレーズで、改めて説いた。
うまく“息継ぎ”をしながらリズミカルに走り、加速する。理想的な形で積み上げてきた貯金。それが26に膨らんだ。そんな現実が後ろ盾としてあるから、ひたすら前へと足を踏み出す。

『あすは入場券が完売らしいな』。
25日の広島戦(大阪D)は当日券の販売がなく、超満員の4万8000人は確実。もちろん、26日の同カードもそうだ。何よりもファンを喜ばせるのは、勝利であることはわかっている。
その結果が、6連勝になり、マジック点灯の最短記録にもつながっていく。机上の計算には大概、『そんなんどうでもええ』とシャットアウトするが、闘将は数字との追い比べも楽しんでいる。
29日に優勝マジック『56』が点灯すれば、後は数字をひとつ、ひとつ減らしていくだけ。ゴールはいつか…。確実なのはマジック減らしと同時進行で、日本全国が空前の虎フィーバーに包まれるということだ」――。

もちろん、実際にマジックが点灯すれば、トップの「優勝まであと○勝」の数字も、それに準じます。マジック対象チーム(いまのところ巨人)の負けでもマジックは1つ減りますので、まあ減って行くのは早いでしょうね<笑>。


(6.26)強い! 強すぎる!

さて、阪神。ホンマに強いです。
その勝ち方も色々とバリエーションに富んでいます。
昨日は、去年8月以来の井川の完封。井川はハーラー単独トップの9勝目をあげました。
井川の今季のテーマは「1年のピークを夏場に持ってくる」ということ。去年の後半の失速を教訓にした、ということですが、当人は「まだまだ上がり調子の途中です」。

貯金は27となって、チームの勝率もとうとう7割を超えました( .701)。チーム打率も2割9分7厘で当然のことながら12球団でトップです。
ところで、今季は早くも47勝です。
これは1995年の年間勝ち星46(84敗、勝率 .354/監督・中村 勝広)をすでに超える数字で、今年の阪神の凄まじさを物語るひとつのデータかも知れません。
ちなみに前野村監督の3年間は、
2001年 140試合 57勝 80敗 3分け 勝率.416
2000年 136試合 57勝 78敗 1分け 勝率.422
1999年 135試合 55勝 80敗 0分け 勝率.407
で、当然のことながら3年とも最下位でした。

巨人は昨日、なんちゅうゲームをやるねん、という感じながらかろうじて横浜に逆転サヨナラ勝ちしました。もし負けるか引き分けていたら自力優勝がなくなったというこのゲーム。まあ、しっかり追い掛けてきてもらいたいものですね。セ・リーグが面白くなくなりますから。

ところで、今朝のサンスポ紙面の連載コラム「闘将の戦い・夏の陣」に、稲見記者が次のようなことを書いています。無断ながら一部分を引用させていただきます(ご寛容のほど^^)。
「(略)・・・だが、指揮官はここまでまったく“動いて”いない。昨年は、殊勲打などが続けば、監督賞が出ていた。野手だけではなく、井川や藪、ムーアも監督室に呼ばれた。高級腕時計や婦人用のネックレスを渡す時の選手の笑顔が、嬉しかった。逆に言えば、それだけが、楽しみだった。
今は裏に「HOSHINO」と刻印された腕時計を発注すら、していない。もう、目先のプレーに“記念品”なんて、要らない。昨年は監督賞が勝利の象徴なら、今年は「支給ゼロ」が、強さの証しだ。「監督、ちょっと勝ち過ぎやでェ。もう、そろそろ負けんと…』。
大阪の友人の愚痴が、心地よい。闘将自身もファンも、ナインもぜいたくになった。勝負は夏から秋。今季初の6連勝で貯金を27としても、指揮官のスタンスは変わらない。
18年ぶりのセ界制覇。大きくて、代わりがなくて、誰もが喜べる。それが、今年の『監督賞』。ナインやスタッフに心を込めて、贈呈する瞬間が、待ち遠しい」――。

◇6・25(大阪ドーム)(阪神 47勝20敗1分け)・・・単独首位、2位に11.5ゲーム差
広 島 000 000 000 … 0
阪 神 003 300 10X … 7

〈勝〉井川 9勝3敗   〈敗〉黒田 2勝7敗
※二塁打…矢野
※今岡、赤星、桧山、藤本が各2安打。打点は今岡、藤本が2、赤星、金本、桧山が各1。
※盗塁は、赤星が30個目、藤本が6個目、久慈が初盗塁。
※阪神の投手は、井川が完封(9回、6安打5奪三振3死四球)


(6.27)ひと息、入れて

肝っ玉ルーキーの久保田にとっては、成長過程での通過点であった昨日の広島戦。
1回1/3を投げて、打者10人に6安打5失点でした。
まあ、去年ならともかく、貯金にもゲーム差にも余裕のある今季なればこその「テスト」であったようにも思います。
ただ星野監督が「マシンのように投げとったら打たれるわな」とコメントした通り、確かに球速は150キロ台を連発したものの、フォーク、スライダーに切れがなく、投球が単調になったところを狙い打たれました。
先発・薮(6回2失点)の勝ち星を消してしまった久保田はゲーム終了後「最悪です」「見ての通り」のふた言だけを残して逃走したとか。
ま、「マウンドでの失敗は、マウンドで取りかえすしかない」という星野監督の言葉どおり、次回のチャンスでリベンジ、ということで。

今朝のサンスポは、次のように書いています。
「勝利にこだわらなかったわけではない。ただ、7連勝のかかった目先の1勝よりも、栄冠をつかむための“財産”の方を選んだ。八回、ルーキー久保田を5安打5失点まで引っ張った末の、逆転負け。4試合目となる5失点以上のビッグイニング。しかし、さい配に悔いはない。そこに『星野野球』の真髄があった」――。

ここへきて腰痛の安藤に無理強いはさせられません。
サンスポは続けて、
「『疲れ? バカなことを言うな。交代? 誰に代えるんや。安藤がおらへんのやから』。
腰痛のセットアッパーに無理させられない事情はある。しかし、吉野を始め、代える機会はあった。敗戦処理以外で、中継ぎ投手の1イニング5安打、5失点は、ともに初めて。しかし…。6回83球の藪をスパッと代えた指揮官とは思えない我慢強さは、折り返し前69試合目にしての後半戦へ向けた決意表明だった。カギは久保田−。『はい上がって来い!』というゲキ。
『新人・中継ぎ』。星野監督のVの歴史に、切っても切れないキーワードだ。初優勝を飾った88年は上原。99年は岩瀬。ともに火中に突き落としながら、戦力として叩き上げた。MAX156キロを誇る剛腕と、強心臓を併せ持つ男。これと見こんだからこそ、2度の先発で結果を出しながら、中継ぎに配した」――。

阪神は、なんと13日ぶりの敗戦です。巨人も横浜に負けましたので、ゲーム差は変わりません。

◇6・26(大阪ドーム)(阪神 47勝21敗1分け)・・・単独首位、2位に11.5ゲーム差
広 島 002 000 050 … 7
阪 神 001 102 000 … 4

〈勝〉菊地原 1勝   (S)永川 2勝1敗12S  〈敗〉久保田 1勝1敗
※三塁打…矢野、藤本 二塁打…矢野
※赤星が盗塁2で、計32個目
※阪神の投手リレーは、薮(6回、6安打3奪三振自責点2)-久保田(1回1/3、6安打1奪三振5自責点)-金沢(1回2/3、1安打2奪三振)




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(2000.6.27〜)

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