最新更新分(10.18)は、一番下です。

(10.11)黒潮リーグで、ファンの憂さばらし

塩谷が逆転満塁弾、曽我部が追撃の3ラン。投げては井川が6回を2安打1失点6奪三振。
いや来年の夢の話ではなくて、9日から始まった黒潮リーグでの西武戦でのこと。8対1と大勝して、よかったね、である。
開幕試合となった巨人戦では0対1と惜敗したが、藤川が7回を2安打1失点と好投、スイッチヒッター模索中の上坂が、左打席で初安打を放つなど、ちょっとは来季に希望の灯が…といったところでしょうか。岡田監督、頑張れ、である。
ところで一部の報道によれば、岡田監督と野村監督との確執が話題になっているようですが、ホントのところはどうなんでしょうか。例えば、広沢選手が上に上がってさっぱりだったときに「広沢が二軍にいたときに、岡田は何もしなかったらしいんで、バッティングの感がおかしい」とかいった、野村監督の発言があったとのことですけど、そういうことを取材記者に対して発言するという方が、どうかと思う。直接対話したらエエことやのに、と思うんやけど、野村さんは岡田に変な危機感でもお持ちなんやろか。
こういったドロドロした話題は、まさに阪神のストーブリーグ・ネタとしては、スポーツ紙の格好の「おいしい話」なのだ。マスコミ報道をうまく利用するのを得意とする野村監督なら、そのあたり充分ご承知のはずなのに、あいかわらずである。性格的なものなんやろうけど、こういう批判・誹謗がプラスに作用することは、絶対にありえない。「人間だもの」の相田みつをさんではないけど、普通はそういうコメントに対して「何を言うてんねん。そのうちに鼻をあかしたるさかいに」という反発心よりも、単に「ボケ、カス」と思う反発心の方が当たり前やと思う。それでは、協調も理解もない。
昔からの専売特許とは言え、これほどまでにこんな暗いジメジメした“抗争”なんて、なかったぞ。何とかしてくれ、ホンマに。


(10.12)若手は、安芸で頑張ってる

2年目の、ドラフト2位金沢が、ロッテ戦で6回を2安打1失点5奪三振。
これで「黒潮リーグ」開幕以来、阪神の先発ピッチャーは3人とも、2安打1失点。何か申し合わせたような成績である。
打っては今岡が、シーズン中のウサを晴らすかのように? 3安打1打点(試合は2対1で阪神の勝ち)。不運な扱い? にも、キレてなかったんやな、とひと安心してしまいました。
さて、昨日でセ・リーグの全試合が終了した。
まあ、阪神は残念ながら5位広島に8ゲーム差、首位巨人との差にいたっては、21ゲーム差とエエとこなし。まあ去年は、首位中日と26ゲーム差でしたから、ちょっとは進歩した?
阪神は、勝負に淡泊だ、負けゲームでは諦めが早いといわれるが、今年の57勝のうち、10試合がサヨナラ勝ちだったということを考えると、なかなかどうして、なのだ。
ただ、調子に乗ったときの強さとは逆に、ズルズル…という部分はあるように思う。
いろんな要素があるだろうけど、つまりは、野球は「極めてメンタルなスポーツなのだ」ということ。求心力とか、指導力とかいったものは、言うまでもなく必要なことではあるけど、実際にプレイする選手たちを、どうヤル気にさせるか、どう鼓舞させるかということが、まず大切なんだと思う。「実力以上のもの」をどう発揮させるかという、つまりかなり精神的な部分、技術以前のもとをどう引き出すか、ということが、特に阪神の指揮官には必要なのではないか。
「それいけドンドン」という野球が、阪神にはふさわしいと思う。かつて、ベンチで新聞紙を燃やして攻撃時に選手が一体となって生まれた「ダイナマイト打線」の伝説のように、にぎやかなイケイケ野球こそが、阪神の野球の伝統だと思う。にぎやかに楽しく、来季は一軍でも、そんな野球をやって欲しい。…監督次第、なんやろけど。


(10.13)イチロー選手には、米球界でも旋風を期待

この時期になると「もうスポーツ紙は読まない」という方も多いのでは、ということで、まずは連日の黒潮リーグのことから。
昨日は初戦に続いての巨人戦。先発ピッチャーの2安打1失点という申し合わせたような記録? は途切れましたけど、吉野がそれを上回る7回3安打無失点と好投し、山岡、井上が無安打に抑えて、2対0の完封勝ち。
今岡、濱中の3、4番コンビが2安打ずつと、楽し〜いゲームでした。やっぱり、オフシーズンとはいえ(若手にはオフシーズンも何もないでしょうが)、次へつながる「希望」があるというのはエエもんです。
川鉄千葉の藤田選手が、正式に阪神を逆指名したというニュースも、ファンにとっては「巨人を蹴って」のことだけに、気持ちのエエことやね。「優勝を狙える強いチームがいい」という新庄よりも「強いチームに立ち向かいたい」という藤田選手の、まるで阪神ファンの心理を読み切ったようなコメントは、久々に耳に心地好い。
巨人の松井、上原や横浜の三浦らと同様、小さなころから阪神ファンだったと聞く。藤田選手には「好きなチームに入団するんやから、頑張って欲しい」とエールを送りたい(いや、決して脅しではないよ)。
さて、普通紙の1面までもが大きくとりあげた「イチロー選手の大リーグへの移籍」は、ビッグ・ニュースである。
日本の球界には、大きな損失に違いないけど、初めての野手としての挑戦に、期待する野球ファンは多いと思う。 オリックスには痛手ではあるけど、球団としては「移籍金が入る」という、今回のポスティング制度を利用しての決断は、周囲に企業としての好印象を与えるとともに、それなりの計算があったうえでの事だと思う。よかったよかった。
さて阪神で、その可能性がある選手は、と考えてみたけど、残念ながらイチローほどの「大リーグから嘱望される」選手は見当たらない。新庄選手? さあ、どやろ。けど案外とハマル、かも。


(10.14)松坂、イチロー、オフもにぎやかだ

西武の松坂投手が「まっさか」の無免許運転と駐車違反と年上の女性アナウンサーにたぶらかされて(最後のは冗談です)、「無期限の野球活動停止」という重い処分を受けた。
まあ、まだ20歳やもんね。多少の無理をしてでも彼女に逢いたいという気持ちは、よくわかります。犯人隠とくということで、同時に辞表提出を命じられた、「世界の」黒岩氏には何とも気の毒な「事件発覚」でしたけど、やっぱりルールやからねェ…。
イチロー選手の、ひとまず日本での最後の公式戦が、行われた。九回裏にライトの守備についただけだったが、魅せてくれる選手には華があるように思う。
ダイエーの藤井投手急死、という悲しいニュースもあった。まだ31歳。これからなのに…。
横浜の監督に、正式に元西武の森氏が就任。阪神の野村監督とは同じキャッチャー出身で、しかも、西武-ヤクルトで、二度日本シリーズを戦ったこともある好敵手同士。来年の開幕で、即対戦するだけに、楽しめそうである(阪神に余裕があればの話ですけど)。


(10.16)今年も野村再生工場へ、7選手が…

新庄選手のFA行使の行方が気になるが、戦力的には来季も絶対に残って欲しい選手であることには変わりない。
今朝のサンスポ1面に「意中球団は横浜」とあったが、可能性は否定できないだろう(こんなとこで評論家して、どないすんねん)。
ところで、今年も「野村再生工場」へ、他球団で自由契約になった選手が鳴尾浜へ集結しているという。今季ずっと二軍生活だった日ハムの今関(96年に11勝9敗)や今季1試合だけの登板に終わったロッテの成本(同じく96年に最優秀救援投手)ら7選手が、野村監督の再生手腕を頼って「もうひと花」の夢を求めてテストを受ける。
がしかし、と思ってしまう。今年、与田、橋上はどうだったか、佐々木誠は…? 遠山投手以外は結局「NO」だったことを思えば、多大な期待を寄せるには「?」の部分が勝っているかもしれない。
もっとも、第二第三の遠山の発掘という可能性もあるわけだし、またテストを受ける選手たちの生活のためにも、いい結果になることを希望しているけど。
先週の話ですけど、藤田投手が阪神をドラフト逆指名した際に、野村監督が「ずっと、藤田投手をマークして、逆指名に至ったことに対して、スカウト陣には感謝している」というコメントがあった。野村監督の好印象度、アップである。(確か「ここのスカウトは一体…」てなことも言うてたような記憶もありますが)こういう何でもないコメントが、コミュニケーションを健全化させるための第一歩なのだと思うので、ちょっとは嬉しい記事でありました。


(10.17)大豊の30%年俸ダウンは、ちょっと酷やで

大豊選手の、「年俸30%ダウン」という大きな活字が、各スポーツ紙の1面にドーン。
しっかしまあ、ホントかうそか知りませんけど、大豊でなくてもそりゃ怒りますわ。30%、21%と2年連続のダウン、そしてまた30%…。
3シーズンで60%以上のダウンという計算になる。普通、30%ダウンと言えば、そのシーズン何の働きもしなかったか、もしくは解雇を通告されて、それでも残りたいとかいったときに、通用する話やと思うんですけどね。
まあ、ヒトの銭勘定をしても、仕方ないことかも知れませんけど、こと大豊に関しては、まるでスケープゴードにされているような気さえします。つまり阪神は今年はアカンかったから、あとに続く選手たちも覚悟しなさいという…。それともうひとつは、「これで不満なら、ヨソへいきなさい」という退団の勧めか?
左ピッチャーには右打者、右ピッチャーには左打者と、ハンで押したような監督の選手起用法の犠牲をモロに蒙ったのが、大豊だと思う。まあ、このことは、それこそ素人がどうこう言うことではないんですけど、フルシーズン仕事が出来なかった総ての責任が、選手に跳ね返ってくるのだとしたら、今後も契約更改の時に、同じような問題が次から次へと起きますわな、とくに阪神の場合は…。今岡の場合なんか、ホンマにどうなるんやろね。
球団も、もうちょっと考えてあげてもエエんと違うやろか。そう思います。


(10.18)そして誰もいなくなった?

新庄が、ロッカーを片付けたということです。
はっきりと阪神に見切りをつけたということなんでしょうか。それとも単なるオフの整理整頓なのでしょうか。あるいは「銭闘」のためのひとつの戦略なのかな。いずれにしても、早いとこ、すっきりさせて欲しいものです(…これはまあ、別に新庄に限らず、秋季練習のために各自荷物を鳴尾浜に移動させるためのもので、ロッカーの改装なんかも行われるためのものだ、ということが判明)。
大豊の年俸闘争に関しては、これもまたすっきりしない。「阪神を出なさい」という球団側の意図が見え見えなだけに、今後大豊が、あっさりと契約条件をのむとは、どうしても思えません。阪神は、何でいつもこういうふうに「選手に冷たい」のか。確かに単なるファンの側からは測り知れないものがあるんでしょうけど、妙な駆け引きはイメージ的にもマイナスやのに。
万一、新庄が抜けて大豊もいなくなる、てなことになったら、いったい来年の阪神はどないなるねん。マグアイヤかソーサでも獲りますか。それとも今岡、坪井、桧山あたりで、クリーンアップを組んでますか…。


<<<戻る  >>>つづく 「何とかせんかい! タイガース」のINDEXへ 最初に戻る