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(10.19)新庄選手のFA。サラリーマンの立場やったら…
あいかわらずの新庄選手のFA問題。
ファンにとっても、また球団にとっても、もちろん「残って欲しい」に違いない話ではあるが、実際ご本人にとっては、プロ野球選手として当然の権利を獲得したわけで、「ヨソの球団の、自分に対する評価を聞いてみたい」という気持ちは、わからなくもありません。いろんな意味で「自身に対する評価が気になる」新庄選手ですから、余計だと思います。ただそういう環境下にあって、「阪神の新庄だからこその注目度」ということを、考慮して結論をだしてもらいたいものだと思います。
サラリーマンだって、例えば、お付き合いのある取引会社や出入りの業者から、一体自分はどう評価されているのか、ちょっと真面目に聞いてみたいよね、ということがあるのではないでしょうか。日本ではなかなか、情実なんかがからんで難しいことですけど、ヘッドハンティングの打診を受けた、なんてことは、これはもうサラリーマンにとっては大いなる勲章なわけで、待遇はよくなる、ギャラはアップする、オマケに自分も気分良く仕事ができるということなら、はっきり言って気持ちは動きますわな。
だから、ファンとしての「残って欲しい」という立場と、「ヨソの話も聞いてみたい」という新庄選手の立場は一致しないわけで…、難しい問題なわけです。
しかし残って欲しい、ですよね。
(10.20)矢野と山田はどうなる?
阪神のFA問題では、新庄選手ばかりに関心が集まっているけど、昨日時点で、阪神の選手で権利を獲得したのは、ほかに矢野と山田。特に巨人の杉山捕手が「ああいうこと」になったために、矢野と山田のどちらかが巨人から狙われるんではないかと、またまた心配になってくる。全くの想像ではあるけど、矢野も山田も、(特に矢野の場合)正捕手の座に近いとはいうものの、あいかわらずカツノリもいて、精神的に不安定な部分を抱えているような気がする。ヨソからおいしい話があったとしたら、グラッと来るように思うけど…ね。
ところで、ここでは関係のない話かも知れませんけど、今企画中の「タイガースCD-ROM」は、なかなか前に進みません。CD1枚の容量なんかの問題で、どうもこちらの企画どおりには行かない、といいますか、プログラミングの段階で、かなり四苦八苦しているようです。まあ、何かと苦労して作っても、今年のようなシーズンでは、恐らく商品としてそう売れないやろな、という気持ちも何処かにあって、この時期の制作に、もうひとつ身が入らないということもあるのかも知れません。何とか今月中には、最終的なオーサリングが完成するということですが、何故かどうも「まあ、ゆっくりやりましょうや」という気分が払拭されません。
これもやはり、何かと阪神にいろいろある、せいなのでしょうか。
(10.21)選手の第二の人生に思う
FAもドラフトもいいですけど、この時期に気になるのは、やっぱり新陳代謝の常というか、球界を去っていく選手たちのこと。
今年も阪神は、佐々木、与田、橋上ら、かつては球場を沸かせた選手たちに引導を渡したが、その次の「第二の人生」というのは、本当に悲喜こもごもという気がします。
例えばちょっと前の南牟礼氏。彼はオリックスから阪神にやってきて期待されたものの、結局阪神では2年、しかも2年目はほとんど一軍での出番はなく、そのまま退団ということになってしまいました。縁あって、最後のほんのささやかな「ご苦労さん会」に出させていただきましたが、「阪神での2年間で、いい想い出が出来ました」と語っていたトヨゾー氏、その後は整体師の勉強をする、と言っていたけど、どうしてるんやろ? 年に一度の年賀状のやり取りしかない今、よく状況はわかりません。また以前のように「突然携帯に電話」でもして来てもらいたいものです。
第二の人生での成功組は、あの優勝の年に突然自由契約になった益山氏でしょう。
もう長いこと行ってませんけど、彼は大阪・十三の駅近くで、元気に? スナックのマスターをやっています。(店名は「パウゼ堀口」電話06-6308-7321) 阪神-近鉄-オリックス-阪神と渡り歩いた中谷氏も、今、大阪中央区で店をやってますね(ウチの事務所からは、わりと近くです。「ちゃんこ鍋・季節くわ焼き なかたに」電話06-6267-0080)。
今では、押しも押されもしない、セ・リーグ審判員として活躍する、橘高、真鍋、渡真利氏らはそのまま球界に残った成功組。84年のドラフト1〜3位組の中西、池田、仲田氏らは、評論家として活躍中である。
週刊誌やTVでの「あの人は今」ではないけど(その後の消息をとりあげられる元選手はまだ恵まれてる)、ファンの記憶からも遠ざかってしまっている選手たちの、それぞれの「その後」を、もっと知りたいものです。
ドラフトで騒がれるこの時期になると、毎年思います。その後の消息すらメディアで紹介されなくなってしまった彼らにも、かつてドラフト指名され、入団交渉があって、華々しくプロ野球の世界に入って来たことがあったということを。
今もなお「元阪神」という看板で、何らかの形で注目を集める恵まれた人たちの影で、はっきり言って「忘れ去られてしまった」人たちの何と多いことか。妙にしんみりとさせられてしまいます。季節は秋です。
(10.23)ダイエーが連勝したやないですか
ON対決と騒がれている日本シリーズは、大方の予想に反して? ダイエーが東京ドームで連勝。特に昨日の第2戦は「動の長嶋、静の王」と評されるそのままに、全く正反対とも思える二人の指揮官の気持ちがそのままゲームに出たように思う。
シリーズ前に、民放のTV番組で野村監督が「巨人が勝つのは当たり前ですよ。よくてダイエーの1勝がやっとでしょう」と語っていたが、野村IDをもってしても、短期決戦の予測の難しさが証明された形となった。
巨人圧勝という野村監督の根拠は、あの重量打線と先発ピッチャーの格の違い。しかし巨人は、第1戦で工藤が7回に同点にされ、第2戦はメイが5回もたずに降板。
打線も、城島が2試合連発をはじめ、ホームランでもダイエーがリードと、「やってみなければ判らない」展開は、ザマーミロものだ。これってもしかしたら、指揮官の頭脳の差?
野村監督も、「来年も巨人が優勝やろ(巨人が優勝したときの監督のコメント)」と、戦う前から白旗をあげずに、王さんを見習い、巨人の弱点を研究して、戦ってもらいたいものだと思います。必ずしも強いものが勝つとは限らない(これも野村監督のコメント)、のですから、よろしくお願いしますよ、ホントに…。
どうも、野村監督のいろんなコメントは、久万オーナーに向かってだけの発言のような気がしてならないんです。こんなこと書いたら、怒られそうですけど。
(10.24)大豊、退団決意のニュースはホント?
レギュラーシーズンそのままの、重量打線爆発で巨人が大勝した昨日の日本シリーズ第3戦。まさしく、巨人が勝つとしたらこういうゲームしかないのでは…、という展開でした。
まあ、昨日のダイエーは、どちらかといえば「捨てゲーム」だったのではないか。7戦あって3敗までは出来るということでの、中継ぎピッチャーの試運転のようなゲームだったという感じがしました。
そういえば85年の阪神も、敵地で2連勝して甲子園に帰ってきて連敗、と、今回のシリーズと同じような展開やったなあ、と懐かしく思い出される。阪神の場合は5戦目に勝って、最後に所沢で日本一を決めたが、ダイエーはどうやろか。
福岡ドームのスケジュールが、シリーズ前にふさがっていたとかで、今年の日本シリーズは東京ドームで2戦→移動日なしで福岡ドーム→2日間休み、という変則スケジュール。
よもやダイエー関係者が、今年のリーグ優勝は無理やろうから、ということで、日本シリーズ用のスケジュールをおさえてなかった、という訳ではないでしょうけど、ホントやったら関係者のチョンボやね。
ところで一部に「大豊が退団を決意した」というニュース。
球団側の冷たい対応(今シーズン、全く戦力になっていなかったという評価と同様の、来季の年俸が30%ダウンなど)に、情熱が冷めたということなのか。戦力的に、大豊は別におらんかってもエエやん、という阪神ファンもいるけど、あの豪快なバッティングを継承できる選手は? と考えれば、その差は大きい。その点、ちょっと乱暴な考え方ですけど、新庄の代役は居ると思う。曽我部なんかその筆頭やと思うんですけど…。
まあ、余計なことは考えずに、今は日本シリーズでのダイエーの活躍を期待しましょうよ。
(10.25)ついにFA宣言。他球団の新庄の評価はいかに?
相変らずの新庄のFAのニュース。
昨日、FAを正式に宣言したことで、「新庄争奪戦?」が日本シリーズ終了後に始まる。19日にも書きましたけど、プロ野球人として「他球団の、自分に対する正当な評価を聞いてみたい」という新庄選手の気持ちは、何も批判されるべきことではありません。引き止め交渉に失敗した球団側の無念さはもっともですが、機構として認められた権利行使なのだから、存分に利用すればいいと思います。
昨日一部の新聞に「FA宣言は、お金の問題ではない」という新庄の談話が掲載されていたが、今はただ新庄のその言葉を信じたい。阪神球団が引き止め交渉に失敗したからといっても、「阪神を出る」ことが決まったわけではない。だから、他球団へ移籍か、大リーグ挑戦なのか(可能性は低いと思うけど)、任意引退なのか、阪神に残留なのか、選択肢は4つ。
昨日、たとえ新庄がいなくなっても曽我部選手がいるではないかと書いたところ、さっそく「曽我部では新庄の代役は無理でっせ」というメールを、匿名氏よりいただいた。
新庄は、阪神にあってこそ輝いている選手なのだ。それにやっぱり抜けたら痛い。…よ〜くわかります。ファンとしては当たり前の感覚であります。けど、新庄も実際に阪神の新庄として(よほどのウエスタンリーグ・ファンは別にして)「認知」されたのは、入団後3年目からではないですか。曽我部選手がこれからどう育っていくか、も、ある意味で大いに期待感いっぱいです(曽我部だけではありません。松田だって浜中だっていますけど)。
まあ、こういうふうに書くとまた、「そしたらアンタは新庄不要論者か」と言われそうですのでお断りしときますけど、決してそう言うことをゆ〜てる訳ではありません。FA制度には、選手の自由意思というものが認められている、と、まあそう言いたいだけであります。
(10.26)大巨人の選手に「元」がついてしまった
巨人・杉山逮捕のニュースは、衝撃的だ。
しかしまあ、野球のことを知らない女性に向かって、いくら「巨人の選手や」といばっても、選手のことを知らなければ、「有難さ」も優越感も与えないのに(こんな書き方不謹慎ですけど)、「オレと××x×するのか、しないのか」と迫った(週刊文春の記事)あげく、はいていた靴をぬいで殴るなんていうのは、いくら酔っていたとはいえ、正気の沙汰ではありません。何を考えとるねん、こいつは、であります。「紳士たれ」という正力オーナーの、ジャイアンツ憲章も泣くというものである。
まあ、阪神の選手が同じことをやっても(いや、やったらアカンけど)、関西でなら誰ぞ間に入る人がそばにいて、ここまで修羅場になることはない気がするけど(いや、ホンマにやったらアカンことですけど)、巨人の選手は、やっぱり杉山クラスでも「大物」なんやろね。
確かに、関西、特に大阪の繁華街なんかでも、阪神の二軍クラスの選手ですら人気者扱いされることはあります。これまでに何度もそういう場面に同席、あるいは出くわしてはいるが、言えることは、阪神の選手は大抵の場合、いたっておとなしい。飲食店のオーナーが阪神ファンだったりしたら、一軍のゲームに一度も出場したことのない選手にも、目の前にドーンと色紙を積まれることだってあるが、知る範囲では「恐縮しながら」サインペンを走らせている。少なくとも「俺は阪神の選手や」とばかりに、ふんぞりかえる選手は……、そういない。遠征に出た場合は知りませんけどね。しかし、そういう環境に負けてしまった選手もいるには、いる。名前は書けませんけど、知っているだけでも何人か…。でも結局は「自分次第」なんですよね。
ところで、立命の山田選手のダイエー逆指名が、怪しくなってきたというニュース。親会社の不振にかこつけて何ですけど、もともと1位指名を狙っていた阪神にも再びチャンスが…、ということで、成り行きが注目されます。
(10.27)選手は、やっぱり背番号にこだわるものなのか
日本シリーズは、予想どおりというか何というか、2勝2敗のイーブンとなった。本当に、あの阪神の日本一の時と同じ、お互い相手チームのホーム球場で2勝ずつ、ということになったけれど、こうなったからには、あの年と同じような展開になって、先に2勝した方が日本一、つまりダイエーの勝ち、ということになって欲しいもんであります。
今朝のサンスポに「新庄が中込に、背番号1が欲しいと申し入れた」という記事が、わりと大きく掲載されていた。記事によると、新庄選手はもともと「背番号1」には強い憧れの気持ちがあったという。中込選手の背番号が99から1になったのは5年前のこと。そして新庄選手が63から現在の5になったのは、それよりも3年早い92年のこと。当時1は、オマリーの背番号でした。どちらも、重い2桁からひと桁と、背番号に対する思い入れのようなものがあるんだろうと想像しますが、もし新庄が中込の1を希望するのなら、そしてそれで阪神に残るというのであれば、こんな簡単な慰留工作はない。中込が別の番号をつければ、それで解決することなんやから。
中込が新庄残留に一役、てなことで、中込選手にもドーンと臨時ボーナスが入ったりして…。阪神はそんな甘い球団やない? そうでしたね……。
(10.28)えらいこっちゃ、巨人が王手
立命の山田投手は、やっぱりダイエーを逆指名する?
阪神に続いて昨日は、中日も星野監督自ら京都へ出向いて直談判したけど、感触は今ひとつとかで、星野監督の出馬でも「やっぱりダイエー」らしいので、こりゃ阪神は、かないませんわな。阪神ファンの星野監督が、阪神ファンの山田投手をうまいこと説得できんかった。
普通、阪神ファンというのは生まれ、地位、環境なんかの違いに関わらず、「阪神ファンや」という大きな共通項があって、何かこう、連帯意識のようなものがあるように思うんですけど、人生の大きな岐路に立つと、いろいろと考えてしまうんですね。ま、なんぼ阪神が好きや言うて一生懸命になっても、阪神球団が何かしてくれるというもんでもないんやけど。
意に反して、日本シリーズはとうとう巨人が日本一に王手。
王さんの字がついてるのに、巨人が使うとは…。王さんも商標登録してたら、逆になったかもしれんのに、残念やね。まあ、東京ドームでは、ダイエーが連勝してるんやから、逆転優勝の可能性は大きい。ということで、まあ期待してます。
ところで、かつての背番号46の横谷氏が、阪神の広報へ移動になったという。横谷総一氏といえば、岡山南高校からピッチャーで入団して、野手に転向、スラッガーとして期待された選手でしたが、残念ながら現役を断念、その後球団職員として、チームを裏で支える道を選択したんでしたっけ。何で突然、横谷氏のことを書いたのかといいますと、実はウチの事務所に横谷選手の「プロ初安打」のパネルがあり、今度縁あって、ご本人に貰っていただくことになっているんです。で、広報担当になったということで、今後は何かとウチに便宜を図ってもらえるんではないか……、なんていうことは、考えていません。