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(10.30)湯舟、山崎、北川がトレードに
急死した藤井投手の喪章をつけて戦ったダイエーと、シリーズ前に杉山捕手の事件、さらに江藤選手に関する疑惑さえも抱えた巨人。どっちに勝ってもらいたいか…、人情としては、おのずと明かだった。がしかし、野球の神様は巨人を支持して、長嶋巨人の6年ぶり日本一が決まってしまった。
昨日の日曜日から全国の三越とサティー各店舗が、優勝セールをスタートさせたが、このことについても、「日本一セール」をやってもらいたかったのは、ダイエーの方。
経営状態悪化が囁かれている本社の事情を考えると、日本一セールをやるのとやらないのとでは、大きな違いである。三越やサティー・グループが巨人とどんな関係にあるのかは知りませんけど、結局は便乗商法なのではないか。その点ダイエーは……。
まあ、巨人が日本一になったことに対して、どうこう言うつもりはありませんけど、関西人の人情としては、やっぱり、ね。
湯舟、山崎両投手、北川選手と、近鉄の3選手とのトレードがどうやら決まったらしい。どんな場合でも、阪神の選手がトレードの出されるというのは嫌なもんですけど、例えば湯舟や山崎の場合は、ひょっとしたら近鉄へ行ったほうが活躍できるかも知れません。どちらもこのままで終わってもらいたくない選手ですし、北川だって(FAで、矢野と山田がどうなるかわかりませんけど)、他のチームの方が一軍での出番がありそうな気がします。
すみません。中途半端な書き方ですけど、急ぎの仕事がありますので、ここで今朝は終っときます。続きはまた、明日書きます。
(10.31)有効な血の入れ替えは、いいことだ
(昨日からの続き)で、近鉄から移籍の酒井投手は、93年のドラフト1位。7年間で21勝と、凄い成績は残してはいないけど、先発もOKということで、湯舟とは、充分に釣り合いがとれると思う。面出(めんで)投手は、社会人出身の来季3年目の左腕、平下外野手も来季プロ6年目ながら、まだ22歳という若手であります。
近鉄からは、今年杉山とのトレードで、吉田剛と西川が移籍、どちらもそこそこの戦力になってるだけに、トレードでの血の入れ替えというのは、いいことです。
竹内とのトレードでやってきた根本の場合も、男前対決では阪神有利のケースでしたし、双方にいい場合なら、これからもどんどん敢行すべきだと思います。
ところで、新庄選手が正式にFA宣言、矢野選手は宣言して残留と正式発用と、明暗を分けましたが、新庄選手の残留も、まだ可能性としては残っているわけで、もう少し静観してみるほかないようですね。
(11.1)ついに大豊が「抜けた」
「タイガースで(野球人生を)終わりたい」と語っていた大豊が、とうとう阪神のユニフォームを脱ぐことになった。球団としては思惑どおりの結果になったわけやけど、こういうやり方は、ファンとしては、なさけない。
江夏然り田淵然り、掛布だってバースだって岡田だってそうだった。選手が阪神を去るときの、こういう冷たいやり方というか、一体、チームの“功労者”に対して、球団はどんな思いで、出ていく選手に接しているのだろう。
かつてヤクルトの川崎が、そしてオリックスの田口がドラフトの時に「阪神以外の11球団ならOKです」と公言したことがあった。言葉は悪いが「こいつ、何考えてんねん」と思ったものだったが、彼らがもし、こういう球団の“悪癖”を読んでの発言だったとしたら、ファンとしては、何も言えない。
ほぼダイエー入りが決まった立命の山田選手だって「あるいは、こういう球団の体質を考慮して阪神を回避したのか…」と、つい思ってしまう。
大豊には、ぜひ日本に残って、他の球団で活躍して欲しいと思います。中日戦に結構打っていたから、あるいは古巣へ…、ということもあるかもしれない。しかし寂しい結末です。
(11.2)薮が、久々の勝利投手
藪投手が、何と5ヵ月ぶりに勝利投手。
昨日の出身地別東西対抗戦で、6対5と西軍リードの9回から「抑え」として登板。しかしよりによって巨人の仁志に同点打されてしまったではないか。一種のお祭りとはいえ、はたまた公式戦ではないとはいえ、1イニング打者5人に、3本もヒットを打たれては、「しっかりせんかい!」である。9回裏に近鉄の中村紀が、サヨナラホームランで、結果的に勝利投手になっただけ、ということでした(西軍7x-6東軍)。
阪神からの出場選手は、他に今“話題”の新庄が二塁打1本、桧山は代打で三振でした。
ところで、大豊の中日復帰がどうやらホントになりそうだという。
そうなったら来季は、中日戦がひとつの見どころやね。薮が先発の時なんかは、スタメンで、というのも充分にあるわけで、甲子園では、特に盛り上がるやろ、と思います。関川、久慈と同様、「相手チームの選手」へ声援を送る阪神ファンもかなりいるんではないか、そう想像します。何せ阪神ファンは、根っこの部分で温かいもんね。
近鉄から移籍の3選手の背番号が決まったそうです。酒井→16、面出→36、平下→45ということです。今日から早速、安芸キャンプに合流とかで、1日も早く野村監督に、いや、阪神に慣れてもらいたいものです。
(11.3)巨人の主力選手は、みんな代理人を同行してクビになりましょう
世間では、3連休とかで、いいですね。こちらは今日も明日もお仕事お仕事、です。
今朝事務所で一番に、ここんところ、スポーツ紙に目を通すのは久し振りやんか、と読んでると、「巨人に入りたいやつは、いくらでもいる」という巨人・渡辺オーナーの談話が。
2日に行われたオーナー会議での発言だとかで、つまりは、契約更改の席上での代理人を認めるかどうかという話の中、今年のオフに限って? 容認されることになった代理人交渉に関連して、「巨人の選手の代理人は認めない。もし連れてきたら(その選手は)減棒だ」という発言に続いて、「イヤならクビ」となって、冒頭の発言になったのだという。
さあ、特に巨人の主力選手たちは、この際、せっかくの選手会が勝ち取った権利ですから、契約更改の時には、みんなで代理人を同行して、クビになりましょう。特に松井選手、巨人をクビになって阪神に来てください。
…この、何たる思い上がり。「球界の盟主」は判る。遣い放題、お金を遣って、ペナントレースでも日本シリーズでも、ダイエーのエースと、広島の4番バッターと、阪神の左のエース? を自軍に引き入れて戦った巨人だから、盟主なんやろし(暴君か)…。
しかし横暴も大概にしとかんと、巨人ファンだって減るぞ。しかし、巨人ファンはそれでも「強けりゃいい」のかな。つくづく幸せなファンだと思います、巨人を応援してるお方たちっていうのは。
阪神のFAでは、山田選手も宣言して残留、ということで、よかったと思います。
立命の山田は、ダイエーに行ってしもたけどね。あとは、新庄選手。あいかわらず「横浜寄り」の報道が気になりますけど、僕は「最終的には阪神に残留」だと思っています。これまでにも何度か書きましたけど「阪神以外の関係者が、自分のことをどう評価しているのか」ということを、客観的に聞いてみたいという欲求からの、「他球団の話も聞いてみたい」要求だと思うんです。評価が高ければ「まんざらでもないな」であり、そうでもなければ「もっと頑張らにゃ」だと…。藤田監督の時の「僕はセンスがないから野球を辞める」といって騒がせたときの感触と、そう違っていないような気がするんですけどね。…間違ってますか?
(11.4)鬼の居ぬまの、大活躍
昨日の日米野球では、阪神勢が大活躍だった。
どうも阪神の選手は、野村さんがおらん時には、実力以上の力が出るのか、…素晴らしいことです。まずピッチャーの川尻。先発の巨人・高橋尚がめった打ちにあったあとの1イニングを、無安打2奪三振。続いて葛西が、ヤクルト・五十嵐2失点の後の2イニングスを被安打1、2奪三振、代打新庄が二塁打と大暴れ。
オールスター戦の時もそうでしたけど、何で阪神勢は自分のところの監督が(直接現場で)見ていない時には、調子がいいのか不思議です。どうもこのあたりに、指揮官の阪神の選手に対しての「操縦術」の極意? があるように思うんですが…。
それにしても、大リーガー佐々木投手は、やっぱりたいしたモンです。それと、「へえ〜っ」と思ったのが、オリックスの田口選手。この日、パ・リーグの東西対抗戦(静岡草薙)でホームランを打つなどでMVPのあと、日米野球で代打犠飛の1打点。ポスト・イチローは、決まりやね。
笑ってしまったニュースも…。
阪神の安芸キャンプで野村監督が、濱中と上坂の守備特訓で捕球ミスのたびに「俺の首が飛ぶんだ」と絶叫したんだと。今季の成績からして、ブラックジョークにもならんような、レベルの低い話を、いくら記事がないとはいえ、5面のトップに堂々と掲載する、なんて、サンスポも何考えてんねん、ホンマに。
オフの紙面作りのシンドサは、判りますけどね、植村サン。
(11.6)20安打14点の大勝。日米の差は縮まったのか?
きんじょうもよかったけど、しんじょうもよかった昨日の日米野球。
横浜の金城は、首位打者をとった実力者、4安打の大暴れも「ありうる話」(でもないか)。そやけど新庄の3安打3打点は、どう。これで3戦通算で8打数5安打でっせ。何ぼ「鬼の居ぬま」とはいえ、こうまで“変身”というのも、まさに「どないなってんねん」、である。1回の守備もスーパープレイやったし、やっぱり派手なこと好き男の本領発揮ということなんやろね。けど、これで日本のチームだけではなく、メジャーからも注目を集めてしまっただろうことを思うと、益々FAの行方が心配になってくる。長嶋監督は、阪神残留を予言したそうですけど、動物的な勘からのリップサービスということで、こんなのはアテにはならんし…。
投げては、葛西がまたまた好投。最終回を打者3人に対して7球で“処理”するという、まさに阪神ファンにとっては、大いなる憂さばらしとなったゲームでした。
しかしまあ、メジャー選抜相手に、20安打の14得点とは、日本の野球も凄いモンであります。
これがまた、長嶋監督で連敗の後、王監督で大勝した(14対2)だけに、何かこう、日本シリーズの仇を取ったような、そんな気にさせてくれて、余計エエモンや、と思います。