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(11.29)やっぱり、タイガース人気が電鉄経営を支えてるんやなぁ
2年連続最下位の近鉄に買収話、にはびっくりしましたがな。
ホナ3年連続最下位の阪神なんぞ一体どないや言うねん…てな、わけのわからんツッコミも出そうな今朝のスポーツ各紙の1面。
もっとも赤字経営の近鉄と違って、阪神は、今年も甲子園球場の入場者数200万人台死守なんかの球団の貢献もあって黒字、とか。
グッズの売り上げ低下や、入場者数の昨年度比減(これほとんどが、野村人気のかげりに起因するところ大、とか)はあったものの、昨日の阪神電鉄発表の決算では、それでもタイガース人気が、大いに売り上げを支えたという。阪神電鉄の試算では、甲子園入場者の一人当たりが遣う金額は3,000円、また電車賃は一人平均200円の、計3,200円。3万5千人入れば1億円の売り上げになるわけですから、そりゃ笑いが止まりませんわな。
昔、南海や阪急が同じ野球をやってるのに、阪神と違って電鉄収入が伸びない、という話をよく耳にしましたが、南海は大阪球場が始発駅にあるし、阪急の西宮球場へ行く人は通勤定期客が多いからや。それに比べて、甲子園球場へ行く人は、電車の切符を買う人が多い…。そういう話でした。確かに甲子園で野球のある時には、梅田駅なんか往復切符の売り場に行列が出来ますし、まず電車に乗るために一苦労します。ホンマに恵まれた球団ですよ、阪神は。
ところで小さなことですが、オリックスの柳沢と中日吉原のトレードが発表されました。どちらもキャッチャー同士の交換と言うことで、何やら変な感じですけど、面白いのは両選手とも、もと巨人のドラフト2位の選手、ということ。昨日、長嶋監督が外人ストッパーが欲しいと発言したことに対して、球団代表が「自前の選手を育てろ」と言ったとか言わんかったとか、という記事が載ってましたけど、…そういうモンやろね。
オリックスから1位指名された敦賀気比高の内海投手も、いつまでもこんな巨人にこだわってんと、早う、オリックスと契約したらエエのに、と思います。
(11.30)来年はいけるかも、と感じた野村監督の言葉
「来シーズンは、ひょっとしたら“希望”が持てる?」と感じさせたのが、昨日の阪神球団納会での野村監督の挨拶。
「まさか2年連続最下位に終わるとは、頭にありませんでした」で始まる言葉ではない。「よっしゃ」と感じたのは、「自身の性格が、段々と暗くなっていっている」という、監督ご自身のお言葉、なのだ。
そうや、そうなんや。…時々ここでも書いてますけど、「野球は楽しくやる」もんですから、まず指揮官が「明るく」というのが原点やと思います。
明るく楽しく伸び伸びと。これです。そして指揮官も、あんまり細かいことをゴチャゴチャ言わない。選手のことをボヤかない。けなさない。多分最後の1年でしょうから、思い切ってそういう野球をやってもらいたいと、真面目に思っております。「ノムラの考え」も結構ですが、監督の頭脳について来れない選手もいるんですよね。これはもう、どうしようもないことです。理論やなしに精神論、けなすより誉める、これやと思います。ホント。
昨シーズン、新庄選手に対して「言葉でバッティングのことを言っても、理解させるのは難しいと思ったので、ピッチャーをやらそうと思った。いかにピッチャーがストライクをとるのに、苦労するかを経験させたら、ただ来た球を打つだけのバッティングから脱却できる」という意味を込めて指導された頭脳と手腕は、大いに評価されるべきですが、「新庄以外」の選手にも、こういった“逆転の発想的”な指導を、お願いしたいものです。
それが、将来何年か経って「やっぱり野村さんは名将やった」ということになるのではないか、なんて、生意気ですが…。
(12.1)選手の年俸は、高いのか安いのか
契約更改が進んでいる。金額は「推定」としながらも、実際は限りなく実状に近い、という。
ここで、ヒトの銭勘定をしても仕方ないかもしれませんけど、更改の済んだ選手で、来季年俸が1,000万円以下というのがゴロゴロ…、です。
岡本、新井、窪田、高山、寺田、奥村、中谷、藤川、濱中、井上、関本、井川、吉本、松田、曽我部ら。しかもこのうち藤川、井川、松田、曽我部はアップしたのにかかわらず、1,000万円に届いていません。
何が言いたいのか、といいますと、ドラフトで指名された、プロでの実績が全くない新人選手の契約年俸が、1,300万円だの1,500万円だのと言われていることについて、「年俸を抑えられた選手」は、何とも思わないのか、ということです。
1,000万円超えの選手でも、金沢の1,170万円をはじめ、的場1,300万円、高波1,350万円、山岡1,000万円、吉野1,300万円、部坂1,100万円、上坂1,040万円、根本1,500万円、吉田浩1,120万円…といった具合です。塩谷に至っては、1,500万円から100万円増の提示に対して“怒りの保留”とか(ああ…それにしてもヒトサマの銭勘定なんて…)。
……まあ、プロなんやから金銭での評価は、絶対的なもので、「悔しかったら当人がもっと頑張ったらエエねん」という意見も確かにあります。しかし、人気球団の阪神の選手の年俸がこの程度というのは、やっぱり何か寂しいですね。それにしても普通のサラリーマンからすれば、それでも高給とり、ではありますけど。
(12.2)「阪神」は、野村さんだけのものではありません
またかいな…、という気分です。
「粛清(しゅくせい)の嵐」だそうで、スカウト陣3人に解雇通告、とか。まあ、これまた野村監督の思い通り、なんやろうけど、再来年にはどうなってるのかわからん監督(スミマセン。他意はありませんので…)の意思が、こうまで球団の人事に介入していいものなんやろか、と思います。実際のところは…勿論知りませんけど、シーズン中から「ウチのスカウトは何を考えているのか」という発言を繰り返していた監督の言葉を、オーナーが受け入れたということなんやろか、ということなんでしょうね。
通告を受けたとされているのは、谷本 稔氏(四国担当)、切通 猛氏(北陸担当)、宮本四郎氏(関西担当)の3氏。この突然の解雇通告、「球団改革」の第一歩ということで片付けられて、ホンマにエエんかいな、という気がします。
ところで、嬉しいニュース。阪神を自由契約になった「たむじぃ」こと田村投手の、オリックス入りが決まったそうです。年俸は、新人並みの額になった(1,500万円プラス出来高)というけど、「一度クビになった人間。野球が出来るだけで充分です」と言う田村の言葉や良し、であります。阪神ファンとしても「阪神を見返したれ」という気持ちで、来季も注目して行こうと思います。負けるな、田村!!
(12.4)またまた巨人の横暴か?
土曜日の続報として、スカウト陣2名の解任が“追加”された、とのこと。編成部長の末永正昭氏と加納茂徳チーフスカウト補佐がそうだという。後任の編成部長には「野村監督が送り込んだといわれている」前バッテリーコーチの黒田正宏氏の就任が予定されているとかで、ホントに、阪神は、大丈夫なのかと、またまた思ってしまう。
いや別に「球団の人事に対してどうこう」いう気持ちもありませんし、何の他意もないんですけど、…ホントに阪神は、大丈夫なんでしょうか。
オリックスに1位指名された内海投手が、「どうしても、3年後に憧れの巨人入りをめざす」ということで、どうやら社会人野球の東京ガス入りを決断したというニュースには、「また巨人の横暴か」と思わず情けなくなってしまった。
多分、内海投手の進路に対しては、巨人は介入していないと信じたいが、内海投手とバッテリーを組んでいたキャッチャーを8位指名で獲ったことが、「3年後の内海対策」ではない、と断言できるのだろうか。
巨人は、何と横浜・ローズ獲りを画策しているという噂もあって、イヤ〜な気分です。
オリックスは、一昨年に続いて「高卒1位」のピッチャーにふられてしまったわけで、それこそ、スカウトにとっては泣くに泣けないことであろう。去年の「三輪田氏の件」は、あまりにも悲惨すぎましたし…。
(12.5)明日、いよいよ新庄の答えが出る?
「12月まで結論を伸ばしたのは、阪神の新外人補強の猶予期間のため」という意味が込められているのではないか、という新庄のお母さんの談話が、今朝のサンスポ1面に大きく掲載されていた。どういうことなのだろう、と考えてみる。
新庄のFA宣言後のコメントからすると、つまりは「ファンに、勝った試合を見てもらいたい」→「強いチームでプレイしたい」→「強いチームには優勝の可能性がある」→「そのためには、強力な外人助っ人が必要」→ …んでもって、阪神にもっと頼りになる外人選手を採ってもらいたい、「そうしたら、僕は残りますよ」――そういうことなのだろうか。
横浜との話し合いはほったらかしにして、明日ヤクルトと2度目の交渉をする新庄。一部では、ヤクルトに対して、提示された年俸のアップを申し入れたという話もあり、ヤクルトもこれに応える用意があるという。肝心要のご本人の気持ちがはっきりしないので「ホンマにどないなってんねん」という「?」の部分は謎である。
ただ、ひとつだけ言えることは、阪神残留にせよ、ヤクルト移籍にせよ、多分球界人に「敵」を作るやろな、ということ。それぞれのチーム事情を考えないで、あくまでも「自分の考え」を優先させるのは、「新庄って、そんなわがままがまかり通るほどの選手でしたっけ?」という、非難の的にもされかねないと思う。
契約更改では、厳しい現実に選手が泣いている。用兵の片寄りなどの不運もあったが、今岡、星野修、吉田豊、弓長がそろってダウン。
巨人の岡島が7,400万で、何で弓長が2,700万なんや、とも思う。やっぱり勝たないとアカンのか…(そやけど、もし阪神が優勝したら、ここまでの大判振る舞いをするやろか)。「球団は儲かってるんやから、そんなに厳しいことせんでも」というのは、ファンの側の論理なのだろうか。
(12.6)みっつの「よかったね」
ヒトサマのお金の話は、ホントにど〜でもエエことなんですが、オリックスの戎投手の「大幅年俸アップ」のニュースには、思わず「よかったね」と思ってしまった。
プロ入り10年目にして初勝利、そしていきなり10勝。オマケに最優秀防御率まで、という“遅咲き”の戎投手の今季の年俸は720万円だったという。
それが1,880万円アップの2,600万円に。「アップした分で、子供に服をいっぱい買ってあげたい」というコメントも、浪花節的でエエやないですか。
今季、シーズン途中で近鉄から移籍の西川投手も50%アップ。これも「よかったね」である。
「よかったね」、のもうひとつは、大豊の中日復帰が正式に決まったこと。
来年は恐らく、めちゃくちゃ阪神に牙をむいてくる(移籍直後の関川と久慈がそうやったなぁ、そう言うたら…)やろし…ちょっと心配な気もしますけど。
女子格闘技のゲスト解説をやった新庄選手が、体重が3倍以上もあるロシアの選手に判定勝ちした日本人選手に対して「ウチのチームが、巨人に勝ったようなもんですね」と、“思わず”語ったという。この場合の“ウチ”は、阪神なのかヤクルトなのか…。あいかわらずニュースな男、ではあります。
(12.7)ぺレス獲得は、新庄残留の材料になるか?
新庄選手のFA交渉は、昨日のヤクルトとの会談でもって総て終了したという。ヤクルト側としては、「承諾」の返事を期待していたのがアリアリだったが、新庄自身は返事を保留した。
席上では、背番号の話も出たそうで、ヤクルトでは岩村が付ける「1」に対して、新庄はどう思ったのか。ヤクルトが新庄に用意している背番号は7。ご本人の根本的な性格については知りませんけど、意外とこういう「美学」にこだわるところが、新庄にはあるように思う。
自身があこがれている「背番号1」の可能性がヤクルトにはない、となったら、阪神ではすでに中込が1を返上しているだけに、案外あっさりと「阪神残留」てなことになるのかも知れない。ただ今朝の一部のスポーツ紙には、すでに「新庄、ヤクルト入り確定」というニュアンスの報道もあった。
お金なのか、環境なのか、チームの体力なのか、それとも背番号にこだわるのか、…宇宙人とも言われている新庄選手の「本音」の部分は、今のところ、…やっぱり不明である。
ところで、阪神の来季の新外人の陣容が、どうやら決まったようである。今季唯一残留のハンセル以下、カーライル(投手・パドレス)、クルーズ(内野手・パイレーツ)に加えて、カージナルスから、ペレス内野手の獲得が決定的とか。
阪神では、新庄の動向を見ながらの補強策を考えていた模様で、一部には外野手の獲得というセンもあったが、どうやら内野手2人に落ち着いた格好。ぺレスについては、今年の7月、当時バッテリーコーチだった黒田さん(現球団本部付部長)と長島二軍打撃コーチが渡米視察して、実際に調査しているだけに、ホントに期待出来そうな選手。
ここ数年、とにかく「不作」だった外国人補強の繰り返しに、何とかピリオドを、と願っている。…それにしても、新庄のヤクルトとの交渉に合わせるかのように決定された、ぺレス獲得の発表は、「強力な外人助っ人のいるチームでプレイしたい」と言う新庄に対しての、強烈なデモンストレーションではないか。「だから残りなさい」という…。
さて、新庄はどうする?
(12.8)やっぱり新庄は「背番号1」にこだわってる?
スポーツ紙の1面は、あいかわらず新庄、である。まあ、このページと同じように、これといった話題のない今、やむをえない紙面構成なのか。昨日、ゴールデングラブ賞の授賞式に出席した新庄は、控え室でヤクルトの背番号1に内定している、岩村とヒソヒソ話、とか。ホントに背番号にこだわってる、という感じが、記事から伝わってきた。
報道によると、新庄は自身のHPで「意中の球団名」を公表するというプランを持っている、という。僕自身は、アクセスしたことはありませんが、1日平均30万件のアクセス数を誇るといわれる(ホントかな?)人気サイトだとかで、まあ、どういうことになるんでしょうか。
このページでは、何度も書いてきましたが、僕は「新庄は阪神に残る」と信じているんですが、ね。…予想がはずれても、文句のメールは送らんといてくださいね(これ、予防線です)。
(12.9)伊藤の評価は、低い?
ホントにど〜でもエエことですけど、またまたヒトサマの財布の話。
今季セ・リーグ最多の71試合に登板して3勝1敗、防御率1.86の伊藤が、契約更改で1,000万円アップの7,500万円の提示に「NO!」の保留。
前日ストッパーの葛西が2,600万円アップの7,700万円で、更改を済ませていただけに注目されたが、感じるのはやはり球団側の「評価の違い」か。
中継ぎの伊藤といえば、ファンの目から見れば、あきらかに「便利屋」として起用されているケースが多いように思う。
37歳という年齢からすれば、かなり酷使されていますし…。ただ横浜を解雇されて、阪神にテスト入団以降の伊藤の働きは、誰もが「頭の下がる思い」のはず。
サンスポの平本論説委員(虎番30数年、紙上での筆名は山部信氏)は、伊藤のことを「阪神に拾ってもらった、という気持ちがあるから、どんな酷使にも耐えている。常に“明日はない”と思って投げているから、伊藤の1球1球には他のピッチャーにない懸命さが伝わってくる」と、紙上で書かれている。
直接数字に現われない働きに対する評価というのは、確かに難しい面もあるのだろう。
が、しかし画一的な査定方法で算出するだけではなく、そこはやはりメンタルな部分といいますか、情を加味するところがあってもエエんやないかと思います。
ヤワラちゃんで一躍脚光を浴びた、オリックスの谷選手は、更改の席上、「話題料」の上乗せがあったという。これやね、まさに…。