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(10.22)強気! 岡田監督

昨日の監督会議の席上で、岡田監督の方から「予告先発」を口にした、とか。
相手チームの先発に合わせてスタメンを決めると言われているバレンタイン監督に対して、これは余裕の表れ?
まあ、一種の先制攻撃ということでしょうけど、これも言ってみれば「豊富な投手力」が言わせた提案なんでしょうね。

今夜の先発は、井川と清水。
レギュラーシーズンの井川と清水を比較してみますと、次のようになります。
    登板   勝敗     回数  安打(本塁打) 奪三振 死四球 自責点 防御率
井川 27試合 13勝9敗  172回1/3 199(23)  145  61 74(91) 3.86
清水 23試合 10勝11敗  164回1/3 170(27)   99   42 70(77) 3.83
※自責点の( )は失点。

井川は完投が2回、完封が1回。一方清水は完投が7、完封が1です。
投手成績では井川が10位、清水が12位。こうして比べてみますとそこそこ似通っている両投手です。

さてサンスポから、井川。
「井川が1年間の思いをすべて背負い、マウンドに向かう。
エースでスタートを切る。今季貫いてきた形は崩さない。
『今年は開幕から節目節目は、井川が投げてきた。シリーズの1戦目は井川やと伝えた。本人もそのつもりやろ』。
岡田監督の信頼は揺るがない。ロッテ側が希望した予告先発を受け入れてまで、“井川で開幕”を力強く宣言した。

シーズン開幕戦、交流戦明けの第1戦、後半開幕戦と節目のマウンドに立ち続けた。2勝1敗と勝ち越してはいる。だが、中日との直接対決で4連敗を喫するなど、大事な試合では、結果を残せなかった。
『チームが一番大事なときに投げるピッチャーだから。監督やぼくらも期待している』と女房役の矢野も信頼を寄せる。大黒柱への思いは、指揮官だけのものではない。バックを支えるナインも同じだ。
もう裏切れない。すべてを取り戻す最後のチャンスだ。
『言われなくても分かっている』とばかりに口を閉ざしたエース。マウンドで雄弁に語る」――。

藤川は緊張気味に「あした投げてみないとわかりません。矢野さんのリード通りに投げます」と。
ウィリアムスは「もっと寒いかと思ったけど、きょうぐらいなら完ぺき。2日間、このままがいい」。また公式戦から中16日での日本シリーズとあって、「この7試合のためにすべてやってきた。待ちきれないよ」と。

投手力もほぼ互角、「つなぎの野球」も似通った感じを受ける両チームです。
初回からのイッキ攻撃を期待したいですね。もちろん「阪神の」です。


(10.21)風対策

千葉マリンといえば、どうしても「風」のことが話題にのぼります。
両チーム共に、屋外球場を本拠地とする球団同士の日本シリーズですが、そこらあたりちょこっとサンスポから。

「浜風なんて、どこ吹く風だ。敵地の不利など関係ない。バレンタイン監督が、甲子園に乗り込んでの戦いに、自信をのぞかせた。
『浜風? 試合中にそんな風は吹くかもしれないけど、少なくともウチの選手は“風が吹いている”と驚くことはないでしょう』。
指揮官はゆう然と語り笑顔をみせた。常時、風速10メートル前後、時には15メートル近い“暴風”の中でペナントレースを戦ってきたロッテには、セ各チームが苦しむ甲子園の浜風など気にもならない。

甲子園の浜風は右翼から左翼方向へ吹く。つまり右翼方向への打球は押し戻され、左翼方向は伸びる傾向。それでも特有ではあるが、一定方向への緩やかな風だ。
しかし千葉マリンは海岸に隣接しており、グラウンドには海風が吹き込んでくる。中堅から本塁方向へ強く吹き、バックネットに跳ね返り戻ってくる。野手にしてみれば高い打球は吹き込む風でブレーキがかかるが、低い打球は跳ね返る風に乗り伸びてくる複雑な仕組みだ。阪神の野手が千葉マリンでフライに右往左往することはあっても、ロッテの野手は甲子園で高く上がった飛球も楽々キャッチ。ロッテに地の利はあっても阪神にはない、というのがバレンタイン監督の思惑だ。

実際に今年5月の千葉マリンでの交流戦3戦の合計の失策数はロッテ1に対し阪神は4つも犯した。6月の甲子園での対戦では阪神1とロッテ2で差はなかった(以下略)」――。

一方、第1戦に先発が予定されている井川について。
サンスポは、
「風を味方につけ、その威力を倍増させる。千葉マリンスタジアムは海岸に隣接しており、グラウンドには海風が吹き込む。中堅から本塁方向へ強く吹き、バックネットに跳ね返り戻ってくる。強風は、変化球の曲がりを一定にさせない。コントロールが難しくなる半面、操作できれば打者を惑わすことが可能になる。投球練習中に曲がり幅の感覚をつかみ、操縦していく。投手にとっては向かい風の風向きを、追い風へと変える」――と書いています。

「井川のチェンジアップ? 期待してますよ。交流戦のときは良かったですし」と中西コーチ。5月12日の交流戦では、今季唯一の完封勝利をマークしていますしね。期待してもいいかな?

ひとつ言えることは、阪神の日本シリーズは2年ぶりで、しかもほとんどの主力がシリーズ経験者。対して向こうは31年ぶりの日本シリーズ。
プレッシャーでは、断然阪神有利ですよね。


(10.20)今日、千葉へ

もうすぐですね。チームは今日、千葉へ移動だそうです。
今朝はもう、いきなりサンスポから。

「封じ込めたる! 抑える自信があるからこそ、名前を挙げた。ターゲットはズバリ、西岡だ。
『やはり、1番、3番やろな。プレーオフも大事なとこでな。1、3番を出すとな』。
甲子園でのシリーズ合宿の打ち上げ。プレスルームでロッテ対策を語った岡田監督の口から、西岡、福浦の2人の名前が出た。
続けて『福浦もカギを握ってるが、西岡を塁に出さんことや』。1番・西岡の出塁を阻止することが、20年ぶり日本一への、最大のポイントと明かした。

日本シリーズの相手がロッテと決まり、阪神も本格的な対策に着手した。
前夜、合宿中の大阪市内宿舎で帰阪したスコアラーの情報をもとに作戦会議。この日の練習前には、バッテリーミーティングが行われて、ロッテ打線の傾向と対策が練られた。

パの盗塁王でもある1番・西岡が出塁してかき回す。そのチャンスを3番・福浦が広げて、ベニー、フランコの両外国人がかえす。阪神とタイプの似た“つなぎの打線”。それだけによーく見えてくる。阪神で1番・赤星が生命線なのと同様に、西岡を封じれば出鼻を挫ける。分析した上で勝算は十分あり、と指揮官は豪語した。

『西岡も交流戦の時は4割近い打率やったけど、最後はそれほどやなかった(最終打率.268)。ひとつの四球とかで塁に出さんのが一番や。攻め方言うても最終打率見たら、そんな打ってないわけやからな』。
無駄な四球などミス絡みでの出塁さえなくせば大丈夫、というわけ。飯田スコアラーも『西岡は打つ方の技術はそう高くない。四球を出すのが一番アカン』と口を揃えた。

1番勝負なら、負けるわけがない。こちらには5年連続盗塁王の赤星がいる。
『1番を警戒? そら向こうの方がそう思ってるやろ』。岡田監督が挑発気味にニヤリとした。同じタイプのチームだからこそ手の内もわかる。この豪語こそ、日本一への自信の表れだ」――。

正直なところロッテの野球、あまり知りません。
それでも盗塁王の西岡の足、というのは度々話題になりますので、1番といい中継ぎ・抑えといい、やっぱり両チームはよく似通っているなという印象です。
けど、岡田監督の言葉にもあるように「1番を警戒」なら、向こうの方が意識は強いでしょうね。なにしろこちらは5年連続の盗塁王なんですから。
さらには金本、今岡という強烈な「打点稼ぎの職人」もいます。
戦力比較なら、負けませんって。

ところで・・・日ハムから戦力外通告を受けた元阪神の山田が、楽天の守備走塁コーチに就任とか。野村サンにまたネチネチ言われるんでしょうか?(^^;)


(10.19)20年ぶりか? 31年ぶりか?

交流戦では2勝3敗1分けと、ちょっとの差で負けていますが、チームカラーといい応援団といい結構似通ったところのある両チームです。
未だに「2年前のリベンジ、という点ではソフトバンクと対戦させたかった」という根強い声も聞かれますが、そこはまあ「20年ぶりか、31年ぶりか」という別の意味での興味もあります。
阪神は別にして、ロッテのファンは考えてみればかなりの割り合いで「優勝なんて知らないで応援していた」人が多かったんですね。
20年前に、関西で『優勝を知らない子供たち』っていう唄が、チラッと流行ったことがありました(あの時は21年ぶりの優勝でした)が、阪神とロッテ、結構そういったところにも何やら共通項がありそうです。
もっとも最近の阪神は、“ダメ虎”なんて死語ですけど。

さて、「シリーズへ向け着々」ということで、昨日は藤川、ウィリアムス、久保田がそれぞれシート打撃に登場。
サンスポから。
「聖地が緊張感に包まれた。迫りくる頂上決戦。伸び上がるような球道が、猛虎の日本一への道標だ。2日のヤクルト戦(神宮)以来、16日ぶりの実戦マウンドで、藤川が金本、今岡ら主力級を力で圧倒した。日本シリーズまでの最後の実戦登板で、万全の仕上がりを披露。ロッテ撃退へ、死角は見当たらなかった。

『最初はよくなかったけど、徐々によくなった。まっすぐはあと一つ二つよくなる。金本さん? 力が入りましたね。あれは金本さんのミスショットでしょ』。
“夢の対決”を制した。シリーズ合宿2度目のシート打撃に初登板。
『直球勝負したい』という意気込み通り、金本、今岡とガチンコ勝負を挑んだ。金本を148キロ直球で中飛。今岡を148キロ直球で二飛。セ・リーグ最強の4、5番コンビを詰まらせる圧巻の内容だった。
『(初球打ちで)後悔したわ。勢いがあった』と金本。今岡も『球の回転が良かった』と脱帽した。藤川の快速球が、ロッテの勢いを食い止めることを予感させた。

打者5人を相手にノーヒット。MAXはシーツを見逃し三振させた外角低めの149キロだった。
テーマに掲げたように、全15球中、直球13球(カーブ2球)を投げて、シーズン同様の直球の走りをチェックした。
歴代最多の80試合登板の疲れも感じられなかった。岡田監督も『全然心配してない』と、打倒・ロッテの“命綱”の仕上がりに目尻を下げた。

リベンジの思いが強い。交流戦のロッテ戦に3試合に登板し、防御率6.00と不本意な成績が並んでいる。
6月3日の同カードの七回、フランコに同点2ランを浴びた因縁の相手だ。さらに、ウィリアムス、久保田の『JFK』にも劣らない安定感を誇る薮田、藤田、小林雅の『YFK』の存在も闘争心を燃え上がらせる。
『後ろの3人で負けているとは思わない。足技? クイックは大丈夫ですよ』と、盗塁王の西岡らが駆使するロッテの機動力も“一蹴”した。

19日にはバッテリーミーティングが開かれる。
決戦ムードが高まってきた。『気持ちの高ぶり? きましたね。あとは体と気持ちを合わせていかないといけない。(短期決戦は)打たれたらきついんで』と球児。一人の走者も許さない。猛虎の命運を託された右腕が、最高の状態で大舞台に立つ。

藤川に続いて2番手で登板したウィリアムスは、スペンサー、関本ら5人の右打者に対して無安打1四球。リベンジを望んだソフトバンクとのシリーズは実現しなかったが、『ロッテもいいチーム。(こちらは)3週間も待ったので楽しみでしようがない』と腕ぶした。
久保田の方は、逆に左打者5人と対戦。藤本に右前打を許したが、赤星、鳥谷の1、2番コンビはいずれも外野フライに打ち取った。『打者に当てないように気をつけた。真っ直ぐ? いいんじゃないですか』と言葉少なだった」――。

JFKがいいから安心していいのか、打てなかったバッターのことを心配していいのか複雑ですが、短期決戦はピッチャー勝負。五回までに先制点をとって、あとはお任せ。そういう展開を期待しましょう。


(10.18)相手はロッテ!

それにしてもソフトバンクは、ついていませんね。
2位ロッテに4.5ゲーム差をつけ、シーズン1位だったのに、去年に続いてまたもや日本シリーズへの出場を断たれてしまいました。5ゲーム差だったら、2勝した時点で終わっていたのに・・・。
ま、「プレーオフ制」というのも、これを機会に見直さなくてはならないかも知れませんね。もっとも、勝率5割を割ったチームが出て来るよりかは、マシですけど・・・。

サンスポから。
「岡田阪神の日本一決定戦の相手がボビー・ロッテに決まった。
2年ぶりのリーグ優勝を決めてから18日、22日から始まる日本シリーズの相手がようやく決定。31年ぶりにリーグ制覇したパの王者に、就任2年目の岡田監督が、20年ぶりの日本一の頂点を賭けて挑む。

ボビー・ロッテを倒す!! ぼやけていた焦点が、やっと1点に定まった。甲子園の夜空に舞った歓喜の胴上げから18日目。頂上決戦の相手がロッテに、ようやく決まった。
『ロッテはここで勝つのだから大したもの。ピッチャーがしっかりしているし、しつこい野球をやる印象があるね』。
この日からシリーズ合宿している大阪市内のホテルで、岡田監督はテレビ観戦。画面の向こうで、逆転でプレーオフを制した覇者に異論はない。

13日のプレーオフ第2ステージ(ヤフードーム)の第2戦で敵情視察。
『マークする選手? そりゃピッチャーよ』。
15勝の渡辺俊をはじめ、10勝投手を6人擁している。『JFK』ならぬ、『YFK』と呼ばれる勝利の方程式もある。12球団トップの防御率3.12。交流戦でも2勝3敗1分と負け越しており、指揮官が警戒心を強めるのも無理はなかった。

日替わりオーダーに対し、シリーズでも“王道”を貫く。
既に開幕投手に井川を公言し、『奇襲することはない』。
基本的に146試合と同じ戦い方をするつもりだが、『風が強いし、投手がうまく風を利用している』。千葉名物に警戒警報を発令した。

忘れもしない。03年のダイエーとの日本シリーズ。三塁コーチスボックスから、涙で敗北を見届けた。あれから2年。相手は違うが、今度は指揮官として雪辱の舞台に上がる。
『(ソフトバンクが敗れたのは)少し複雑やけど、ここまできたら相手はどこでも一緒。がんばるしかない』。
2年前の“忘れ物”は、福岡じゃなく、千葉にいる。
今、指揮官の鋭い眼光が、笑顔のボビーを捕らえて離さない」――。

問題は、プレーオフを戦ったロッテと比べ、ちょっと実戦から遠ざかっているという点ですね。
ピッチャーは、宮崎の教育リーグである程度の調整は行っているというものの、あくまでも相手は格下。
昨日は日ハム相手に杉山が5回を2安打無失点、下柳が3回を1安打無失点。前日も井川がきっちりと調整登板していましたが、“本番”はどうなんでしょうか。
さらなる敵は、千葉マリン名物の「風」? それともあの熱烈な応援団?
ま、なにはともあれ、いよいよ今週末から待ちに待った「おたのしみ劇場」が始まります。


(10.17)早よ決まってくれ〜!

いや〜な名前を思い出してしまいました。ズレータ・・・・。
03年の日本シリーズでも、「誰やねん?」と噂になったズレータ(第1戦でサヨナラ打、第2戦で3ランetc.)が、昨日のプレーオフ第4戦で、ソロと2ランの全打点。
“乗せたら恐い男”なんですから、お願いしますよ、ロッテさん。

ところで、ホントに「相手はどっちなのか」わからなくなって来ました。
第3戦で奇跡的な逆転サヨナラのソフトバンクが、昨日はズレータの独り舞台で勝って「逆王手」。主砲の松中にはあいかわらずヒットが出ませんが・・・。

フェニックスリーグで、浜中にまた一発が出ました。これで5試合を18打数5安打、2本塁打の5打点。打率は .278とそこそこですが、「7番DH」でスタメンという可能性がグンと濃くなった感じです。

で、福原。喜んでばかりはおれません。
ヤクルトの若手相手にまさかの5連打。大炎上でした。
今朝のサンスポは、
「9月30日以来のマウンドは順調に滑り出した。七回を3者凡退に抑え、八回も簡単に二死をとった。だが、矢野が制球の高さを指摘した直後に、甘く入った球をとらえられ4連打で3失点。最後は久保田に2ランを浴びた。長いイニングがようやく終わった。

井川も安藤も結果を出した。しかし第5戦に先発予定の福原だけが…。「きょうの内容とかは関係ない。実戦勘を取り戻せればいい」と岡田監督は、それでも1年間、ローテを守り続けた右腕にすべてを託す。
今さら、大きな修正はできない。あとは、精神面だけ。将の気持ちに結果で応えるしかない」――と書いていますが、大丈夫なんでしょうね。

いずれにせよ、シリーズの相手は今夜決まります。
昨日今日と、関西ではTV大阪が19時から中継ですが、他の民放は「阪神以外の中継なんて」という感じで“静観”なんでしょうね。
やっぱり視聴率は取れない、ってことなんでしょうか。
「本番」の日本シリーズの中継権は、もう決まっているんでしょうね。順番とか大変でしょう。さぞかし激しい争奪戦があったことと思います。何せ今や日本の球界では名実共に日本一の球団の2年ぶりの日本シリーズなんですから・・・。


(10.16)決まらなかったプレーオフ

レギュラーシーズン1位の意地でしょうか。ソフトバンクが、九回0対4から同点、さらに十回にサヨナラ勝ちしてしまいました。
シリーズの相手、すんなりとは決まってくれません。
待つ身の強みなのか、あるいは辛さなのか・・・、いずれにせよシリーズまで1週間を切りました。
今日から“合宿”とか。サンスポから。

「頂上決戦まで、ついに1週間を切った。オフの16日夜からは、シリーズ合宿もスタートする。
しばしの“休息”を経て、いよいよ漂う決戦モード。雨の降り続いたこの日、甲子園の新室内練習場で全体練習を終えた金本は『(合宿は)気持ちを持っていくためにもな。あとはホテル暮らしにも慣れんと』と、静かに腕をぶした。
『ミーティング? 投手の傾向とか見とかんとね。配球は大事よ。今までは知っている捕手ばかりだから。谷繁とか古田さんとか…。知っているから逆に裏もかかれるんだけど。そういう(捕手を新たに分析する)作業が1つ、増えるわな』。

17日からは、ミーティングによるパの覇者の分析も始まる。データばかりを詰め込んで“頭でっかち”になるのを嫌う主砲だが、必要なだけの下準備は、抜かりなく行っていくつもりだ。

元来、ガチンコには強い。交流戦元年の今季は打率.393、11発、37打点で『日本生命賞』を受賞し、『捕手が違うと戸惑う。傾向があるから。最初は手探りで待って待って…だったけれど、途中から待ってても仕方ないなと』と振り返った。本能で振り抜いた活躍。それでも、バッテリーとの駆け引き、読み合いを好むのが、アニキだ。
『ある程度配球がわかっていれば、こんな攻め方しよった、というのもあるし、投手の一番いい球、捕手の要求した球を打つのが快感になる時もある』と話したことも。捕手の“解剖”は金本にとって、欠かせない。

この日の健康診断では一時、82キロ近くまで落ちた体重が、84.5キロまで回復。
『あと1、2キロ欲しいな。オフには90キロまでいかんと』。体重増はアニキにとって、元気のバロメーター。頭も体も、戦闘態勢に突入する」――。

打点王・今岡は、「イメージ作り? イメージを作るのは残り3日前くらいから。今から気持ちを作っていったら、疲れるよ」と、リラックスした様子だったとか。
交流戦では、中日が「データに頼り過ぎて」失速したことを指すのか「相手のデータ? 短期決戦だから、どれだけその状況に合う打撃が出来るか、ということ。内容は関係ないわけだからね」と。

いずれにせよ、「ちょっとあいだが空き過ぎ」が気になりますが、プロの集団のこと。そのあたりはきっちりと臨戦体勢に持って行ってくれると信じます。
それにしても、早く始まって欲しいです、日本シリーズ。その前にまず“相手はどっちか?”ですけど。


(10.15)タイトルホルダー、阪神からは4人

レギュラーシーズンが終わりました。
全日程を終了して、結局首位打者はヤクルトの青木、本塁打王は広島の新井に決まりましたが、阪神からは打点王の今岡(147・初)、盗塁王の赤星(60・5年連続)、下柳の最多勝利(15・初)、最優秀中継ぎ(53HP・初)の4人が誕生しました。
それにしても惜しかったのは金本ですね。
打率が.327で3位、ホームランが40本で2位、打点が125で2位と、いずれも自己最高の成績でしたが、上には上がいた、ってことです。
しかし得点(120)、死四球(98)、長打率(.615)は、いずれもセ・リーグトップで、チームへの貢献度は絶大なものがありました。改めて「金本は凄い」と思わせる数字です。
他では赤星がヒット数で190の3位(1位は青木の202、2位は横浜金城の191)、シーツは二塁打38で2位(1位は中日の福留の39)でした。
赤星は得点でも119。金本にわずかに及ばずの2位でしたが、ま、あれだけ頑張った金本が結局は無感に終わったんですから、譲ってあげてください(^^)。

ところで、またもや球界にゴタゴタ?
電鉄本社の村上ファンド問題に始まって、今度は楽天のTBS問題。これから大事な日本シリーズへ向けて頑張ろうとしている阪神の身にもなれ、いうねん!
挙げ句の果てには、また“球界再編”の動きやて・・・。
星野SDに対して「阪神ファンを煽らないで」やて? 村上サン。
「関西の生まれなんで阪神ファン?」 アホなこと言うたらアキマセン。阪神ファンがこんな大事な時期にゴタゴタのタネなんか、蒔きますかいな。

今朝はちょっと、腹が立ってますねん。


(10.14)相手はロッテなの?

11日にも書きましたが、シリーズの相手、どっちがいいんでしょうか?
やはり「願わくば2年前のリベンジ」ということで、ソフトバンクと対戦したい、っていうのがありますが、「あそこはピッチャーがいいからなぁ」ということもあって、「じゃ、ロッテ?」となると、「あそこは応援団が凄いからなぁ」と。
日本一の応援団(10人目の選手)も負けそうな勢いですからね、千葉マリンの応援。
とにかく昨日、ロッテがソフトバンクに勝って、シリーズ進出に王手。そこで、今季の交流戦でのロッテ、ソフトバンク両チームとの対戦データを、ピッチャーから見てまとめてみました。
多分参考にはならないとは思いますけど・・・。

        <対ロッテ>             <対ソフトバンク>      
     回数 安打 奪三振 死四球 自責点  回数 安打 奪三振 死四球 自責点
井 川  9   8   7   0   0    5   12   7   2   8
下 柳  8   6   7   2   1    5   7   5   2   2
福 原  8   8   9   1   2    5   8   7   1   7
杉 山  7   5   6   2   2    8   5   7   4   2
安 藤  5   9   4   0   4   5、0/3 9   5   2   10
藤 川  3   2   5   3   2   5、1/3 5   5   1   1
ウィリ 2、2/3 3   5   2   0   2、2/3 3   4   0   1
久保田 4、1/3 0   8   0   0    1   1   3   0   0
江 草  3   2   1   0   1    7   5   4   1   2
ブラウン 3   4   3   5   3    1   2   1   1   2
橋 本  2   2   3   0   0    3   2   6   0   0
能 見                    2、0/3  5   2   4   4
牧 野                      1   1   1   0   1
前 川                      1   1   1   0   0
佐久本                      1   4   0   1   4

ロッテとは2勝3敗1分け、ソフトバンクとは2勝4敗です。
井川は5月12日のロッテ戦に今季初完封していますが、ソフトバンク戦(6月1日)では8失点で負け投手に。
あと、下柳が1勝、江草が1勝1敗、藤川が1勝、杉山と福原が2敗、安藤が1敗という成績でしたが、こうして比較してみますと、なんとなく「ロッテの方がいいかな?」という感じがしないでもありません。

ということで、サンスポから。
「パの激闘の“空間”に、あえて自らを足を踏み入れた。その熱気、張り詰めた空気…。五感で感じ取った全てのものを、頂上決戦へのエキスとして指揮官は吸収した。

『収穫あった? おう。ロッテはきっちりした野球やったな。攻め方も交流戦とは全然違うわ』。
甲子園での練習を終えて、岡田監督は福岡へ飛んだ。久保、嶋田両コーチ、矢野らとも合流してプレーオフ第2ステージの第2戦を視察。バックネット裏、最上段にあるスーパーボックスから身を乗り出して激闘を見つめ続けた。ロッテの王手に、リーグ優勝決定から約2週間待ち続けた照準が、これでようやく定まってきた。

『きょうの試合がホンマに大事やな。勝った方が一気にいくんちゃうか。ロッテの方が勢いがある。やっぱり、勝ち上がってきた方がな。きょう勝てばそのままかもしれん』。
福岡移動前の伊丹空港ですでに、ロッテ有利を予言していた。レギュラーシーズン1位が決まり、第2ステージを待っていたソフトバンクに対して、第1ステージで西武を退けてきたロッテ。勢いというものが短期決戦では特に重要なことは、熟知している。

『ロッテの方が投手がいい。チームのバランスもとれて、いろんな形で何でもできる。ソフトバンクはどっしりと構えてドーンと(一発攻勢と)いうのかな。でも、城島がいないのは痛いわ』。
内野守備コーチだった03年のリーグ優勝でも、2度、ダイエー(現ソフトバンク)の試合を視察した。
今回は15、16日の宮崎のフェニックスリーグ視察も兼ねて、1試合の予定で福岡に立ち寄った。
『やはり、実際見ると違う』。
王手をかけたロッテ、後のなくなったソフトバンク。ともに交流戦では負け越しているが、岡田監督には最高のチームを作り上げた自負がある。
『やっぱり、ピッチャー。攻撃のバライティーもある』。
中盤から勝ちパターンに持ち込めるJFKの存在、長打力を誇りながらも今岡の打点を引き出す4番・金本、赤星の相手投手に与える重圧…。
両チームとも交流戦は負け越した相手だが、今度は負けない自信がある。指揮官直々の敵情視察で短期決戦の備えもできた。20年ぶりの日本一へ、思いは確信に変わった」――。

観戦した矢野も「ハデさはソフトバンクやけど、つなぐのはロッテの方がうまい。作戦がいろんな所から出てくるし、いろんなことができる。それがロッテの強み」と。
いずれにしても、対戦相手は明日決まります(かな?)。


(10.13)下柳の最多勝、確定

昨日、15勝で並んでいた広島の黒田が、完投しながらも負け投手になって、下柳の最多勝が決まりました。
それにしても今季は“自己新”のオンパレードですね、阪神。

サンスポから。
「今季15勝(3敗)を挙げた下柳の最多勝獲得が12日、決定した。
勝利数で並んでいた広島・黒田が同日、横浜との今季最終戦(広島)で敗戦投手に。セ・リーグの残り試合は14日のヤクルト−横浜戦だけ。下柳と黒田がタイトルを分け合うことになった。
下柳はプロ15年目で初タイトル。阪神では03年に20勝を挙げた井川以来の最多勝。

下柳は今季最終戦となった5日の横浜戦(甲子園)で延長10回を2失点に抑え15勝目をマーク。
試合後に『みなさんのおかげ』と感謝の気持ちを口にしていた。
防御率も2.99と、1年間を通して安定感のある投球を見せ、ローテーションの柱として活躍した。9月29日のセ・リーグ優勝を決めた巨人戦(甲子園)でも先発し、Vに貢献。円熟味のあるピッチングは若手の手本となった。

37歳での最多勝は、1944年、阪神・若林忠志の36歳を更新する最年長記録。
また、132回1/3と規定投球回数に満たない最多勝は、88年のヤクルト・伊東昭光以来、17年ぶり2度目で、登板すべてが先発という条件をつければ史上初」――。

ところで、連覇への補強策第1弾として、中日・野口の獲得に乗り出すとか。
サンスポは「(野口は)99年のMVPながら、近年はトレード要員に挙げられている左腕。巨人、日本ハム、楽天も興味を示す中、阪神も常勝軍団作りを見据え、本格調査の構えをみせている」と報じています。

磐石の投手王国へ。“中日時代の恩師・星野SD”の出番はあるんでしょうか。


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(2000.6.27〜)

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