最新更新分(12.19)は、一番下です。

(12.11)さあ、新庄選手の結論は?

ホンマかいな、の今朝の新聞休刊日のスポーツ各紙1面。
どこも「新庄、メジャーへ」のでかい活字が踊っていた(厳密に言いますと、報知は確認してません)。
FA宣言以来、「横浜入り濃厚」→「本命はヤクルト」→「ヤクルト入り、決定的」と揺れた報道であったが、当初最も可能性が低いとされていた「メジャー挑戦」が、最後の最後に浮上してくるとは…。「恐らく残留」が、このページでの“希望”であった。
新庄選手は今日の午後にも、阪神球団との最後の会談の後、記者発表するという。
最後の望みとして、今朝の一斉報道を見た新庄が、アマノジャクで「やっぱり阪神で」と、言ってくれることを期待したい。
一部の報道によると「メッツとは交渉を持った」「いや、ヤンキーズが本命らしい」ということだそうだが、正式なオファーは、「まだどこからもない」という(実際にはあったらしい?)。日本の野球を捨ててまで、新庄選手はこれから自分を売り込むというのか。確かに先頃の日米野球では、いい成績を残したし、メジャーからも注目を集めていた。しかし、正直なところ、新庄はイチローにはなれない、と思う。
いずれにしても、この一連の騒動の結末は、今日中にもはっきりする。さて、結論は…?


(12.12)そうなってしまったか、新庄。あ〜あ…

今日は、平成12年12月12日です。12.12.12と揃う、平成では最後のフィーバーの日の朝、スポーツ紙は勿論、一般紙までもが「新庄報道」でもちきりとなりました。
新庄選手が、阪神ファンだけでなく、一般的にもその去就を注目されていたということが、理解出来ました。
…で、昨日は、午後からずっと事務所のTVを付けっぱなしにしていました。言うまでもなく、新庄選手の去就のニュースが流れるかもしれないと思っていたからでした。そして、まさに電撃的ともいえる第一報…。とにかく、いろいろなマスコミ報道から、ここまで新庄選手が内緒にしていたことも含めて、ちょっと冷静に整理して見たいと思います。
まず「そりゃないやろ」と当時思った、11月14日付のサンケイスポーツ1面の「FA新庄、メッツと極秘交渉」の記事。…これはまあ「報道の“当てもの”」みたいなもので、「もしかしたらありうるかも知れない選択肢のひとつ」程度のものだったと思います。事実その後、メッツについての報道は、トーンダウンしていったのですから。
新庄選手に一番近い男と言われているという(いや、知りませんけど、今朝のTVでゆ〜てました)日刊スポーツの寺尾記者は、「メッツから新庄に、正式にオファーがあったのは12月1日だった」と言う。その時の新庄の胸中は「阪神残留か、メッツか」だったとも。
6日には、最終的な電話での誘いがあって、この時「誰もが誘われるわけじゃない。誘われただけでも嬉しかった」と新庄(昨日の記者会見でのコメント)。
そして10日には仮契約(この時点で、野村監督には電話連絡を入れていた)、16日には渡米してニューヨークで正式契約するという。
何のことはない。横浜もヤクルトも阪神も、踊らされていた、というわけです。
さて、阪神ファンの一人として、どう書けばいいんでしょうか。
昨日僕は「新庄はイチローにはなれないと思う」と書きました。その思いは「メッツ入団」が確定した今でも変わりません。それだけに、新庄選手には、これまで以上にガムシャラになって頑張って欲しい、と思います。こんな平凡な言葉しか、今は言えません。
新庄VSイチロー。この比較は、新庄選手には酷なように思います。今季の年俸7,800万円の新庄に対して、イチローは5億3,000万円。
阪神で1054試合、955安打、145本塁打、518打点、2割4分9厘の新庄、
オリックスで951試合、1278安打、118本塁打、529打点、3割5分3厘のイチロー。
ともに、一軍で活躍し出したのは、入団3年目からという共通点はありますが、3割を打ったシーズンのない新庄に比べて、イチローは、活躍し出したその3年目から7年連続の首位打者。
まあ、こんな比較が何の意味も持たない、ということは承知の上ですが、実際問題として、日本球界からの「初のメジャー野手」。来年以降、ことごとく比較されると思います。それだけに、新庄の踏ん張りが注目されます。
報道によると、年俸も阪神残留の場合に比べると半分以下とか。ただ、わずかにファンとしての救いはあります。それは、移籍先が横浜でもヤクルトでも、ましてや巨人でもなかった、ということです。メジャーへの移籍(新庄の場合は「挑戦」か)ですから、悔しい思いや腹立ちも少しは薄れるわけですから。
で、結論。新庄選手のロマンに乾杯。…………。


(12.13)フタをあけたら劣悪、の新庄の契約条件

新庄選手のメジャーでの年俸は、昨日の朝の時点では、諸々の報道からすると日本球界には及ばないものの、まあそこそこ、というものでした。しかし昨日の午後のニュースで「実は実質1年契約で、年俸もメジャー最低保証」という報道がありました(仕事しながらのFMラジオのニュースでしたので、はっきりとは聴けませんでしたが…)。
まあ、明日になったら、新聞で確認すればエエ事、と思って、このページに修正は加えませんでしたが、実際には年俸2,200万円、契約金3,000万円、出来高5,500万円、しかも3年契約とはいうものの、2年目以降の選択権(つまりは契約を継続するのか、解雇するのかという権限)はメッツ側にあるということで、実質の1年契約だったという。
ここで思うのは、「何でここまでの劣悪な条件を甘受してまで、メジャー挑戦なのか」という、誠に素朴な疑問です。いや確かに「お金やない」という気持ちはわかります。夢はお金では買えない、ということも理解出来ます。が、しかし、です。
新庄選手は、「このまま阪神に残ったんでは、境遇面でも甘えてしまう」というようなことを言っているという話も耳にしたが、それにしても「何でやねん」と思ってしまうのだ。
阪神に残留した場合の年俸と比べて、最高にメッツで活躍したとしても、3分の1。それにおそらくイチからのスタートになるであろうし、失敗すれば1年でクビ…。きょうびの若者(もう若者でもないか)にしては、「夢に挑戦」という、アッパレな考え方には、大いに共感を覚えるけど、やっぱり、それにしてもねェと思ってしまう。
こうなったらもう、とことんガムシャラになって、頑張ってもらうしかない。


(12.14)昨日は忙しい夜でした

あまりTVの連続ドラマは見ないんですけど、このところ何故かはまってしまっていたのが、夜10時からの「ストレートニュース」という番組。昨日は最終回ということで、ビデオではなく生で見てやる、と思っていたら、何と「ニュースステーション」に、新庄選手が生出演するという。さあエライこっちゃ、どないしょ…。
で、結局ビールを呑みながらリモコンをピピピピやって、何とかどちらも見た。
「あえて、逆境に自分をさらしたい」…そういう新庄の気持ちがよく伝わってきた、久米キャスターとの会話であったが、理屈抜きで「大したモンやな」と思ってしまった。
高校から阪神に入って、オマリーの故障をきっかけに一軍に定着した時の体験を「今度はメッツで再現させたい」と言う新庄選手。ひょっとしたら「この男なら、やれるんとちゃうか」と、つい画面に見入ってしまったが、メッツで単なる「守備、代走要員」ではなく、レギュラーも有りうる…、そう感じてしまった。
しかし、早や“ライバル”のイチロー選手はトレーニングを始めている今、服飾イベントに参加したり(12日)、TVに生出演しててエエんやろか、とも思ってしまう。ホンマに大丈夫なんやろね……。


(12.15)新人選手、入団発表

14日、新人選手の入団発表があった。
新庄退団の後、野村監督をして「これで、好きな野球をお見せできるのでは…」と語らせた、9つの総てのポジションが空白、という環境のなか、来季早々にもレギュラー入りの選手が8人の中から何人出るのか、大いに楽しみではあります。
特に“宿敵”巨人に対して、真っ向から牙を剥くドラフト1位の藤田投手の心意気やよし。そして4位の赤星外野手。開幕スタメン、センターも期待されている、いわゆる「ポスト新庄」。
入団発表と同時に、各選手の背番号も発表された。藤田…15、伊達…49、狩野…63(阪神入団の時の新庄の番号ですな)、赤星…53、加藤…62、沖原…8(唯一の1桁)、藤本…56、梶原…61。このうち赤星は1桁の番号を希望したそうだが、「来年頑張れば検討する」とフロントサイドから変更の了承を得ているという。現在1桁のアキ番号は1、4、5。それこそポスト新庄を認知させれば、53→5への変更は即可能なのだ。どうか頑張って欲しい。
…ところで、全く関係のない話ですが、39年前の今日は、世紀の大トレードと評された阪神・小山投手と大毎・山内外野手の、エース対主砲の交換が発表された日です。


(12.16)更改年俸の基準は、何?

契約更改。
基本的に、個人事業主である各選手が、来年の年俸を「今年の働きに応じて」球団と交渉して決めるもので、契約金額は、どうしても今年の「チームに対する貢献度」がベースになる。
これまでの「新庄の人気貢献度」や去年の「遠山の巨人松井料理料」、それに今年の「オリックス谷選手の“人気料”」なんかは、それぞれ球団の裁量にもよるやろうけど、査定対象とは別の問題、であろう。
ただ、かなり現実的なのは「期待料」というやつ。そもそも新人選手に対する年俸なんかにも、かなりこの期待料というのが加味されているように思う。
そんななかで、遠山の交渉が行われ、200万円アップの3,900万円を保留したというニュース。伊藤が、契約更改で1,000万円アップの7,500万円の提示に「NO」の保留、葛西が2,600万円アップの7,700万円で「YES」の更改…という2選手の働きに比べて、今季の遠山はそんな評価程度の働きしかなかったのか(何度も書きます。ホンマにヒトサマの銭勘定なんてどうでもエエことですけど…)、と思ってしまう。
シーズン中、遠山は、伊藤、葛西とともに、いわば「中継ぎからセットアッパーまでの三位一体の役どころ」であったと思う。そして誰が先で誰があとか、ということについては、各選手が決めるのではなく、あくまでも監督やコーチの采配任せ。で、当然「数字には現われない貢献度」というものも生まれてくるわけで…。
確かに遠山は去年ほどの力(迫力)は感じられんかったように思いますけど、アップ幅が葛西の13分の1、というのは、どう考えても可哀相。
ひとごとですけど、「正当な評価を」と、お願いしたいものであります。
ところで、近鉄に行った山村投手が、600万円から、800万円アップの1,400万円に、というニュースには「よかったね」であります。


(12.18)何だか、ねぇ…

また契約更改の話ですけど、和田選手が50%ダウンの提示を了承したという。
報道によると、来季の年俸は4,600万円(プラス・コーチ料1,000万円)。つい最近まで1億を超えていた年俸から比べると、これは大変な減俸ということになる。
もっとも、サッカーJ1の三浦知良選手のように、「来季の年俸は0円」という提示を受けるよりかは、まだ温かみがある(比べるな、そんなモン!)のか。
「タイガースを愛するがゆえのサイン。察してください」という和田選手のコメントの裏で、彼の胸中に去来するものは何なのか…、てな、安モンの小説のような文章は書きたくありませんけど、やっぱり「プロとは厳しいもの」と思ってしまいます。
力はまだ有る、スタンバイもOK、気力だってまだまだ若手には負けん…、そう思っていても、監督が起用せんことには力も発揮できません。「今季は特にチームには貢献していない」というフロントの判断をどうこう言う、とかいったことではなく、「三年連続の最下位に、貢献していない」、つまり、チームの足を引っ張らなかったのやから、逆に言えば功労者ではないのか。…てなショーモナイことのひとつくらいは言いたくなります。
和田は、あの85年の優勝を経験した唯一の現役選手です。「来年はコーチ業に重きを置いて」なんていうフロントの考えに妥協することなく、ベテランの味を我々ファンに、チームの若手にもっともっと披露してもらいたいと思います。
それにしてもメッツ・バレンタイン監督はスマートやね。
新庄との会見の席上で、背番号5の入ったユニフォーム(SHINJHOのHのないやつ。“本場”では「JO」なんやね)を、いきなりプレゼントするとは…。
何とかもおだてりゃ木にも登ります。選手の懐柔術の真髄ですな、これは。
…参考になりませんか? 野村監督。


(12.19)FA川崎、中日へ。阪神の分まで巨人をやっつけてください???

「セ・リーグの新会長に豊蔵氏」、というニュースに、一瞬びっくりしてしまいました。よくよく記事を読んで写真を見たら、何のことはない、あの豊蔵つまり南牟礼氏とは何の縁もない全くの別人でありました(まあ、考えてみれば当たり前の話やけど…)。
元ヤクルトのFA川崎の中日移籍が決まりましたが、現役最多の対巨人戦29勝という実績を、中日球団が評価したということが、どうやら川崎獲得の大きなバネになったらしい。
背番号も、現役時代の星野監督の「20」とかで、阪神が今、巨人戦に分が悪い分、どうか川崎には巨人戦中心のローテーションで、つよい巨人をやっつけてもらいたいと思います(情けない話やけど)。
まあ、中日も今年は巨人に確か9勝18敗と、散々やったから、川崎に対する「巨人キラー」としての期待は、かなり大きいやろね。
ところで近鉄の盛田投手が、何と70%ダウンという年俸で、契約を更改した。
盛田といえば、おとどしの9月に脳腫瘍の摘出手術を受けて、去年の最終戦に「涙の復活登板」、今年も3試合に登板した(0勝0敗、防御率18.00)、奇跡の投手。横浜から近鉄に移って、来年はプロ14年目を迎える盛田投手。5,400万円から1,600万円という異例の減俸となったが、こういう選手には、ホントに頑張ってもらいたいもんです。


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