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(09.04)「逆転Vへのシナリオ」総仕上げへ

今日から阪神は、横浜との3連戦です。そして週後半は東京ドームでの巨人戦。
現在一応首位の巨人は、中日、阪神と6連戦ですから、しんどい週になりそうです。

前週の戦績にも現れているように、決して巨人も中日も調子がいいとは言えない状態です(巨人3勝2敗、中日2勝3敗)から、阪神がよほどの“とりこぼし”をしない限り、いい感じになりそうですね。
もっとも「星勘定」にはまだ早い感じもしますが(笑)。

ところで、今朝のサンスポが楽しい記事を掲載しています。サンスポから。
「阪神・沼沢球団本部長が3日、西宮市内の球団事務所で会見。
リーグ、クライマックスシリーズ、日本シリーズ、アジアシリーズの最大4度の祝勝会を想定して、準備を進めていることを明かした。

『現場では毎日優勝を目指してやっているので、こちらとしては粛々と準備している。今年はいろんな場合が想定される。胴上げやビールかけをやるかどうかなどは、現場の声を聞いてから』。

リーグ優勝の際は従来通りに祝勝会を行う予定だが、今季から導入されるプレーオフ以降については未定。
優勝旅行についても『同一リーグから2チームが優勝旅行することも考えられるし、それも現場と話してから』とし、球団からの“ご褒美”ではなく首脳陣や選手の意見を反映させる方針を強調した」――。

確かにちょっと気の早い話ではありますが・・・(笑)。


(09.03)桜井のサヨナラタイムリーで4連勝

いきなり「2点のハンデ」でしたが、今の阪神、これくらいがちょうどいいです!

昨日は「林の代役」葛城が、おいしい場面でタイムリー2本。選手層の厚さを感じさせましたね。
「林がけがをして、何とか埋めたいという思いでやっています。林よりいい選手じゃないですけど、カバーしたいと思います」と、お立ち台で謙遜していましたが・・・。

そして、桜井がサヨナラのタイムリー。こちらはサンスポから。
「『あの場面はもう打つだけ。打席に入ったら、投手との1対1の勝負。絶対に負けたくなかった。負けず嫌いなんでね』。

同点で迎えた九回無死満塁。若きヒーローにふさわしい場面ができた時点で、もう勝敗は決していた。
『ずっと高めにきてなかったので、低めを狙っていた』。狙い通り、4番手・館山のまっすぐを振り抜いた。中前に白球が転がると、4万8000超のマンモスの大歓声に負けない雄たけびをあげた。

前を打つ金本が敬遠される途中から、打席に歩みを進めた。
組みやすしと思われることを、屈辱的とは思わない。チャンスだと思うところに桜井のすごさがある。
5番に座って5試合目。主砲の敬遠後は、3打数3安打4打点とめっぽう勝負強い。
『(前の打者が敬遠されると)打ちたい気持ちが一層強くなる。それがバットに伝わっているんだと思います』。
何とも頼もしい言葉だ。

PL学園高の同級生の朝井(楽天)が、この日の西武戦で7勝目(6敗)を挙げた。
気になる存在だ。ただのライバルではない。この右腕との出会いがなければ、今の姿はなかった。
滋賀・野洲中3年の夏、大阪遠征で朝井と対戦。このとき、相手エースの視察にきていた関係者に才能を見初められた。高いレベルで野球を続けたい―。県内の高校に進む予定だったが、名門校の門を叩いた。
同時に直接対決で投手としての限界を感じ、打者専念を決めたのだ。

『バントはないから、思い切って打て!!』。
1点を追う八回無死一塁では、岡田監督にそう耳打ちされた。すると、期待に応える中前打で一、三塁と好機を拡大。葛城の同点打を呼び込んだ。つないでよし、決めてよし。指揮官の信頼度は天井知らずだ。

『巨人、中日とも競っているし、1試合でも多く勝ちたい』。

得意のツバメ狩りで7度目の同一カード3連勝。
6度目のサヨナラ勝ちで貯金を最多の9に伸ばし、2位中日に0.5差に肉薄だ。若虎桜井がけん引する猛虎得意の9月攻勢。さあ、面白くなってきた」――。

巨人も中日も、調子は今一つです。
その両チームが、明日からまたナゴヤで星の潰し合い・・・。
「むふふ」の瞬間は、もう少し先という感じでしたが、もしかしたら早くなりそうな予感も(笑)。

◇9・02(甲子園)(阪神 15勝5敗1分け・通算61勝52敗4分け)
ヤクルト 200 000 000

阪  神 000 001 011x
3x
〈勝〉藤川 4勝2敗36S 〈敗〉館山 3勝11敗1S
〈本塁打〉ラミレス 21号2ラン(安藤)

※阪神の投手リレーは、安藤(5回、3安打1奪三振3四球、自責点2)-江草(1/3回、1安打)-渡辺(2/3回、無安打1奪三振)-久保田(1回、1安打)-ウィリアムス(1回、2安打)-藤川(1回、1安打)
※阪神は、今季最多の「貯金9」。
※桜井が、九回ノーアウト満塁の場面でサヨナラタイムリー。
※中日●、巨人○で「首位までのゲーム差」は2.5と変わらず。


(09.02)3連勝。首位まで「2.5」ゲーム差に

今の阪神、打線がつながっています。
先制されはしましたが、あっさりと逆転してしまえるということは、とってもいいことです(笑)。
三回、シーツと金本の連続タイムリー二塁打で、実にあっさりと、でした。

巨人も中日も負けた昨日のゲーム。V打の金本。サンスポから。
「来た、来た、来たぞ。デーゲームで巨人が敗れ、お付き合いして中日もコケた。9月を『猛追月間』と銘打ち、唯一ナイターの虎が2強に再接近だ。傷だらけの金本が、2夜連続で試合を決めた。逆転V、そして通算2000安打へ。奇跡のスパートの始まり、始まりー。

『(前夜の自打球の影響を問われて)きょうのほうが全然ラクやった。(動きを)見とったら分かるやろ?』。
2点差を追いついた三回、なお無死二塁。
先発・松岡の144キロ直球を、火の出るような打球で弾き返した。一塁・宮出が飛びつくも、強烈なゴロが右翼線を転がった。まさに肉体の限界を超えた一打だ。

『どこが痛いのか分からなくなってきたわ』。
常人には理解し難い言葉だが、アニキにとっては本音だ。6月下旬から抱える左ひざ半月板損傷の“爆弾”。
だましだましのプレーで耐えてきたが、『ひざをかばってきたことで、かなり腰にきている』と漏らした。

前日8月31日には右すねに強烈な自打球をぶつけていた。
『冷やしてもない。そのまま放っといて大丈夫』と強がったが、そもそも自打球そのものが珍しい。
仮に死球に当たっても、背中に受けるなどして衝撃を和らげてきた。超人級の身のこなしでフルイニング出場を伸ばしてきたが…。思うように動けない。体の状態はどん底に近かった。

かつてともにプレーした広島・前田智が一足先に2000安打を達成。負けじと八回にも左前打を放ち、残り28試合で36本とした。
『今季中に達成して当然』と考えていた記録が、故障の連続で厳しくなった。
今後は打率.350前後が必要だが、それでも期待できるのが『金本の9月』だ。

4番に座った過去3年で打率.333。8月に強い夏男は、残暑の9月も大好物だ。
チームも過去2年、9月は33勝9敗の勝率.786。試合開始の早かった巨人は6点差を逆転され、中日も終盤に投壊。“後攻”の岡田監督は燃えていた。

『まだ(ゲーム差を)計算はしない。ただ(2強が)昼間のゲームやったから、みんなどっかで気にしとったけどな』。
GDが敗れ、Tの“ひとり勝ち”は8月18日以来2週間ぶり。よろめく2強はすぐそこだ。
今季最多タイの貯金8。
首位には、わずか3日で半分に詰めよって、2.5差。猛虎と金本の追い足は確かだ」――。

チームは、去年より1試合多くかかって60勝に到達。
「9月の阪神」ですが、データとしては去年が17勝4敗の勝率.810、05年も16勝5敗の勝率.762と、ここのところ“期待出来る”成績を残しています。

さあ、「歓喜のむふふ」は、もうすぐです。

◇9・01(甲子園)(阪神 14勝5敗1分け・通算60勝52敗4分け)
ヤクルト 002 000 000

阪  神 003 101 00X

〈勝〉下柳 9勝8敗 〈S〉藤川 3勝2敗36S 〈敗〉松岡 3勝1敗

※二塁打…シーツ(2点タイムリー)、金本(タイムリー)、桜井
※阪神の投手リレーは、下柳(5回、5安打1奪三振1四球、自責点2)-ダーウィン(2回、1安打)-ウィリアムス(1回、無安打1奪三振)-藤川(1回、1安打2奪三振)
※中日、巨人がともに●で「首位までのゲーム差」は2.5に。


(09.01)対ヤクルトに勝ち越し決定。首位まで「3.5」ゲーム差に

中日から戦力外通告を受け、阪神へテスト入団したもののずっと二軍暮らしが続いた高橋光が、昨日は「6番・一塁」でスタメン出場。
三回、金本に続いて、移籍後17打席目で初アーチを放ちました。
高橋光は、一回にもシーツに続いてタイムリーを放っており、早速結果を出した格好ですね。

サンスポは
「前日、編成会議が開かれた。中日を戦力外になり、テスト入団したが、長い二軍暮らしの32歳は微妙な立場にあった。そんな状況で猛アピールに成功した」と書いています。

そして、久保田が8月、チーム27試合中、17試合に登板し、セ・リーグの月間最多登板記録に肩を並べました。
サンスポから。

「『矢野さんのサインを信じて思い切り投げているだけです。疲れ? ボールを見ればわかるでしょう。記録は関係ないです!!』。
記録には目もくれず、チームの勝利だけに笑みを浮かべた。

出番は2点リードの八回。先頭のユウイチは1球で一ゴロ。田中浩には4球連続で変化球を投じ、難なく遊ゴロ。宮本にはオール直球勝負。カウント2−2から150キロの剛球で見逃し三振斬り。12球の仕事を終え、悠然とベンチへ下がった。

酷使される肉体を、小さな努力でカバーしている。
体のキレを維持するため、練習では必死に汗をかく。メニューの中心は走り込み。疲れがたまり始めた球宴後は、ひとつの変化を加えている。『今までのは野球用のやつ。今は陸上とかで使うのと同じやつだと思うんだけど…』。
走る際に使うシューズを新調。効率よくメニューを消化するための工夫だ。

休みを1日だけ挟み、これで6試合連続登板。チーム115試合中、72試合でマウンドに立っている。
残りは29試合。05年に藤川球児が樹立したシーズン80試合登板の日本記録へ、マジック8。

『(最多登板の)新記録、作らすよ。ここまできて作らせへんかったら失礼。ここまで投げさせてるんやから』。
岡田監督も久保田に敬意を表し、記録更新を約束した。
期待は裏切れない。シーズンが終わるまで、背番号30は骨身を削り、チームに尽くす」――。

◇8・31(甲子園)(阪神 13勝5敗1分け・通算59勝52敗4分け)
ヤクルト 002 000 200

阪  神 202 100 10X

〈勝〉ボーグルソン 7勝4敗 〈S〉藤川 3勝2敗35S 〈敗〉石川 2勝6敗
〈本塁打〉金本 27号(石川)、高橋光 1号(石川)、関本 5号(石川)
     ボーグルソン 21号2ラン(ボーグルソン)

※阪神の投手リレーは、ボーグルソン(6回1/3、6安打5奪三振2四球、自責点2)-ウィリアムス(2/3回、2安打1奪三振)-久保田(1回、無安打1奪三振)-藤川(1回、無安打)
※中日○、巨人●で「首位までのゲーム差」は3.5に。


(08.31)桜井、大活躍!

先制ソロ(7号)に2点タイムリー三塁打と桜井が大活躍でした。
先発・杉山も8安打されながら失点1。あとをダーウィンが締めてKJFへとリレー。久保田は1/3回を2安打1失点でひやりとさせられましたが、ウィリアムスと藤川が完璧なピッチングでした。

桜井が“聖地”でついに1号を放ちました。サンスポから。
「『(カウント)1−3だったんで、思い切り球をしばきにいきました。まっすぐ一本に絞ってたんで、会心の当たりでしたね』。
待望の一発は完ぺきだった。
二回一死だ。黒田の148キロをジャストミート。推定135メートル弾をバックスクリーンにぶち込んだ。
『打った瞬間、いったと思った』と振り返る先制の7号ソロは聖地での初本塁打。
夢心地でダイヤモンドを1周した。だが、本当の見せ場は先にあった。

同点で迎えた六回。二死二塁で金本が敬遠された。右打者が苦しんだシュートを振り抜く。三塁右への打球は、左翼の前田智の左も抜きフェンスまで達する決勝の2点三塁打だ。

『敬遠は燃えました。ここで打たな、オレじゃない。絶対、打ったるという気持ちでした』。
初めて5番に座った前日29日。1点を追う八回二死一、三塁で中飛に倒れた。消えない悔しさに加え、その試合で見せた金本のプレーが闘志を沸き立たせた。

『六回のセーフティーバントより、あの直前のプレーに金本さんのすごさを感じたんです』。
一死一、二塁で二ゴロを放ったアニキは、左ひざの痛みを抱えながら全力疾走で併殺を防いだ。常に全力―。
だからこそ広島ベンチに金本敬遠を悔やませたかった。

戦友の無念も発奮材料だった。
前夜11時過ぎに虎風荘に帰ると、右肩痛で二軍に落ちた林の部屋をノックした。
『大丈夫ですか?』と声をかけると『まあね』。
負傷離脱のつらさは身をもって知っている。それまではオレが5番の重責を担う。それが一番の見舞いになる。バットマンの誓いだった。

『150キロの直球にも力負けしない。相手にとっては怖いやろな』と岡田監督はニヤリ。
すっかり猛虎打線の軸だ。

『打順は関係ない。チャンスでは絶対に打ってやろうと思ってます』。
桜井にとって甲子園で初めてのお立ち台。28日ぶりに甲子園で勝利し、連敗を2で止めた。勝負ごとに絶対はないが、この男の言葉は信じてみたい」――。

中日が負けたものの、首位までのゲーム差はまだ4.5。しかし縮められない差ではないはずです。
今日からは続いて甲子園でのヤクルト3連戦。少しでも差を縮めて欲しいものですね。

◇8・30(甲子園)(阪神 8勝11敗1分け・通算58勝52敗4分け)
広  島 000 010 100

阪  神 010 003 00X

〈勝〉ダーウィン 2勝2敗 〈S〉藤川 3勝2敗34S 〈敗〉黒田 10勝8敗
〈本塁打〉桜井 7号(黒田)

※三塁打…桜井(2点タイムリー)
※阪神の投手リレーは、杉山(5回、8安打2奪三振2四球、自責点1)-ダーウィン(1回、無安打2奪三振)-久保田(1/3回、2安打)-ウィリアムス(1回2/3、無安打3奪三振)-藤川(1、無安打2奪三振)
※中日が●で、「首位までのゲーム差」は4.5に(巨人はゲームなし)。


(08.30)林、登録抹消。ああ・・・5ゲーム差

痛いです。巨人が勝ったのに・・・。ここへ来て、打線がつながりませんね。

林が右肩痛で、登録抹消。代役は浜中。
サンスポから。
「虎党よ、肩を落とすな。林の穴はオレが埋める−。会心の一発が浜中流の所信表明だ。
『(完ぺきな本塁打は)久しぶりでしたね』。

チームの敗戦に表情は晴れないが、両手に残る好感触は確かだった。
2点を追う二回一死。聖地の夜空に快音を響かせた。
『カウント1−3だったので、ストライクがきたら思いっきりいこうと思っていた』。
打者有利の状況を逃さずに仕留めた。先発・青木高が投じたやや外角よりの直球をフルスイング。一直線に伸びた白球は、バックスクリーンに飛び込んだ。

9日の巨人戦(東京ドーム)以来17試合ぶりの3号ソロは、昨年10月7日の巨人戦以来の甲子園弾。
大歓声を浴びながら、ダイヤモンドを一周した。今季の3本塁打は、広島・広池、巨人・高橋尚といずれも左腕を攻略。キラーぶりを発揮している。

左腕先発に合わせた赤星に代わってのスタメンは、いつも以上に大事だった。
不動の5番だった林の離脱で打順が繰り上がり、5月23日のソフトバンク戦(ヤフードーム)以来の6番に入った。
期するものがあった。開幕直後は『6番・右翼』が指定席。だが、打撃不振に『右広背筋肉離れ』が重なり、一軍での居場所さえ失った。
2日の再昇格後も代打起用がもっぱら。そこに思わぬ形でチャンスが転がり込んできた。チームにとっては痛手だが、浜中には再浮上の絶好機。やられたことをやり返す。真価の見せどころだった。

『(林の抜けた穴は)誰かがとかじゃなく、チームで補っていきたい』。
もちろん、その軸になる自覚は十分だ。昨年の後半戦は、堂々と5番を務めた実績がある。右肩を痛める前は4番を任された大砲だ。さらに9月に強いデータがある。昨年は打率.342、3本塁打、15打点と打ちまくり、竜猛追の原動力になった。序盤の低迷時の借りは、その再現で返すしかない。

『球は見えている。少ないチャンスをしっかりといかしていきたい』。

1.5まで詰め寄った首位巨人とのゲーム差は、再び5に広がった。
残り31試合。ここが踏ん張りどころだ。9月攻勢はオレに任せろ。出遅れた男にはまだ余力十分だ」――。

◇8・29(甲子園)(阪神 7勝11敗1分け・通算57勝52敗4分け)
広  島 020 100 000

阪  神 010 100 000

〈勝〉青木高 3勝9敗 〈S〉永川 4勝5敗25S 〈敗〉上園 5勝3敗
〈本塁打〉浜中 3号(青木高)
     前田智 12号(上園)

※三塁打…関本
※阪神の投手リレーは、上園(5回、4安打5奪三振3四球、自責点1)-渡辺(1回、無安打3奪三振)-安藤(1回、1安打2奪三振)-久保田(2回、1安打3奪三振1四球)
※巨人が○で、「首位までのゲーム差」は5に(中日はゲーム中止)。
※関本が4の4。


(08.29)安藤の“開幕”

ゲームは残念ながら延長12回引き分けに終わってしまいましたが、安藤が甲子園に帰って来ました。
2回、23球、無安打1奪三振。

“復活”の安藤。サンスポから。
「実に320日ぶり。故障を乗り越えた背番号「16」がマウンドへ上がった。

『緊張しました。同点の場面だったので、1点もやらないと思って、低めにリズム良く投げることを心がけていました』。
久しぶりの雰囲気を楽しむかのように、安藤がマウンド上で躍動した。そして、“完全”復活した。
先発の能見がつかまり、3−3の同点に追いつかれて迎えた五回から登場した。
全23球に気迫を込めた。2回を無安打の6人でピシャリ。勢いづいてきた鯉打線を完全に封じた。

春季キャンプ中、右太もも裏を痛めて戦線を離脱。そこから、2年連続2ケタ勝利を挙げた右腕の、悪夢のようなシーズンがスタートした。
太もも痛が完治して実戦も予定されていた矢先に、今度は右肩痛に襲われた。
『肩? 問題ありありだよ』。ふがいなさにさいなまれた。いらだちを隠そうとはしなかった。

リハビリに励む毎日。家に帰ると、時間が合えばテレビで阪神の試合を見た。
『複雑な気持ちだよ。負けてたらもう少しやってほしいというのもある。でも、勝ってたら勝ってたで、ねえ』。
チームの一員である以上、勝利に喜びを感じないわけではない。でも、その場に自分はいない。寂しさが胸を満たしていた。

でも、決してへこたれなかった。誰も見ていないところで、黙々とダッシュを繰り返し、ただひたすらに上を目指した7カ月間。ようやく実を結んだ。

拙攻のドロー劇。だが、右腕の復活がチームにとって、虎党にとっても何よりの朗報だ。
『安藤良かったね』と、久保チーフバッテリーコーチがほおを緩めると、岡田監督も、『(安藤の復帰は)大きいのは大きいよ』。逆転Vへ、激闘が続くなか、虎投にJFKへとつなぐ大きな戦力ができた。

『やっと自分自身で開幕できたので、今までチームに迷惑をかけた分、少しでも貢献できるように頑張ります』。
まだ2イニング。320日分の借りはまだタッブリある。むろん、中継ぎの座で甘んじるつもりはない。先発復帰も見据えた逆転Vの“使者”がやってきた」――。

たっぷりと休んだ分、たっぷりとお返しして欲しいですよね。

◇8・28(甲子園)(阪神 7勝10敗1分け・通算57勝51敗4分け)
広  島 100 200 000 000

阪  神 003 000 000 000
(延長12回引き分け)

〈本塁打〉新井 23号(能見)

※阪神の投手リレーは、能見(4回、4安打4奪三振1四球、自責点2)-安藤(2回、無安打1奪三振:今季初登板)-久保田(1回、1安打)-ウィリアムス(1回、1安打1奪三振1四球)-藤川(2回、無安打5奪三振)-渡辺(1回1/3、2安打2奪三振)-江草(2/3回、無安打1奪三振1四球)
※巨人、中日ともに○で、「首位までのゲーム差」は4に。
※鳥谷が通算500安打。


(08.28)さあ、甲子園で仕切り直し

ロードで4つの貯金を増やして帰って来た阪神。今週は広島とヤクルトとの6連戦です。
巨人はもっか4連勝中のヤクルトと2連戦、そのあと横浜と3連戦。中日は横浜、広島との6連戦。

競り合いが続いている時には、あとあと「日程の妙」というのが、効いて来る場合があります。
さっそく来週は巨人と中日がまたまた「星の潰し合い」を演じますが、阪神は横浜と。
どうやら、今週は横浜がカギを握っているのではないかと思うんですが、どうでしょう。

ところで、俄然「新人王」という3文字が急浮上してきた上園。
サンスポから。
「シーズンも残すところ33試合。ローテを守り続ければ、さらに白星を積み重ねられる。6勝、7勝、8勝…。その先には、必然的に頂が見えてくるはずだ。

ここまで5勝2敗、防御率2.55と、虎党を立派に支える存在に成長した。
前回登板した8月22日のヤクルト戦(神宮)では、4安打でプロ初完投も達成。開幕二軍スタートから、自力で一軍の座をつかみ取り、ここまで守り通してきた。
『まだ5勝なんで、まだまだです』と慎重ながら、いまや他球団のライバルをも凌駕する勢いだ。

最大の敵は7勝6敗、防御率3.78の巨人・金刃。上園が武蔵大、金刃が立命大時代、ともに日本代表として世界大会に出場。ライバル関係は依然、続いている。

さらに、4勝を挙げている中日・浅尾もいる。
3人とも、セ界3強に身を置く。その成績がペナントレースを左右すると言っても過言ではない。

『疲れはないです。僕が取りこぼしできませんからね。一戦一戦、がんばっていくだけです』。
まずは目の前の敵を倒す。その先に栄冠が見えてくる。6勝目がかかる29日の広島戦。
ランニングやキャッチボール、バント練習で軽く体をほぐし、戦闘態勢に入った。鯉たたきから勲章獲りへの“Vロード”がスタートする」――。

昨日は、星野SDが“恒例”のオーナー報告。
北京五輪予選で5戦全勝の「土産話」とともに、阪神・大和を絶賛とか。
「(代表に)うちから3人出て、大和がいい仕事をしたから、守りは一軍で使える。守備はセ・リーグでも上位。タイガースで一番うまいと思う。そういう報告をしたら、オーナーも喜んでいたよ」と星野SD。

大和はかねてより岡田監督も「非凡なものを持っている」と語っていた守備センスが売り。
サンスポは「“10年安泰”と言われる鳥谷よりも上。中日・井端やヤクルト・宮本らとも遜色はない―。闘将はそう断言した」――と書いています。


(08.27)あぁ・・・3.5ゲーム差

まだエエんですけどね。33試合も残しているんですから。
それに4位の横浜とは4ゲーム開いています。
このナゴヤでの中日3連戦で「一気に首位戦線へ」というような報道が一部でありましたが、それはまだ先のことだと思います。
何より、ロードを12勝8敗1分けで乗り切ったんですから。つまり「プラス4」です。

しかしね〜〜、と思ってしまいますよね。
昨日は1点差に追い上げて、逆転もあるぞと思っていた七回に、この回から一塁守備についた藤原が何と連続エラーしてしまい、逆に2点を追加されてしまいました。

拙攻、拙攻の連続でしたね。
岡田監督も「そら、もう…、あんなにチャンスがあるんやから。きょうも三振、三振じゃ何にもならんやろ」と2日連続で嘆いたように・・・。

2度の一死満塁から点が入らない。
二回、藤本が空振り三振。ダーウィンも粘ったが一ゴロ。三回も、林が2打席連続の空振り三振。桜井も右飛。
おまけに、林に替えた藤原が痛恨の連続エラーです。

そんな中、ここへ来て桧山がどんどん“結果”を残しています。
昨日も代打で登場して、タイムリー二塁打。「夏には強い」を実証しています。

サンスポから。
「4点を追う六回二死一塁、『代打・桧山』がコールされると大歓声がこだました。
何かやってくれるはず―。期待は十分に理解していた。虎党の声援を一身に背負い、快音できっちり応えた。
カウント2−3から中田の直球を一閃。大きな弧を描いた打球は、右翼フェンスの最上部に直撃した。あと1メートルでスタンドインという豪快な一撃で、スコアボードにはようやく『1』が点灯。
虎打線を苦しめた中田をたった1打席で攻略した」――。

サンスポは「勝負強さ“神様”の領域!」と持ち上げていますが・・・(笑)。

ま、明日からは甲子園です。
きっちり気持ちを切り替えて、また「首位戦線へ乱入」の出直しですね。

◇8・26(ナゴヤドーム)(阪神 10勝8敗1分け・通算57勝51敗3分け)
阪  神 000 001 200

中  日 000 400 20X

〈勝〉中田 11勝6敗 〈S〉岩瀬 1勝4敗34S 〈敗〉ダーウィン 1勝2敗

※二塁打…桧山(代打:タイムリー)
※阪神の投手リレーは、ダーウィン(4回、5安打3奪三振1四球、自責点4)-渡辺(1回、無安打1奪三振)-江草(1回、無安打2奪三振1四球)-久保田(2回、2安打2奪三振)
※巨人○で、「首位までのゲーム差」は3.5に。


(08.26)勝つには勝ったけど・・・

勝負事ですから、勝てばエエンですけど、三振15、しかも五回に金本が打つまでノーヒットでした。
「勝った負けただけ言うとったらやられる」と、岡田監督がゲーム後に語ったそうですが、確かに「打撃コーチは何をしてたんや?」というゲームでしたね。

特に八回は、先頭の桜井が三塁打で出たものの、あと3者連続三振。
九回、1死満塁となったところで小笠原から岩瀬に替わったおかげで(?)、林の犠牲フライ。さらに2死満塁から矢野がタイムリーと、一矢を報いましたが・・・。

こういうゲームでの、ピッチャーの踏ん張りも大きかったです。
先発ボーグルソンが被安打6ながらも無四球無失点。ウィリアムス-久保田-藤川が3回を“完封”しました。

ちょこっとサンスポから。
「1本の糸が張りつめたような展開の先に、鬼門攻略を成し遂げた。
スコアブックに『K』の文字を積み重ねた虎打線が、九回にお目覚めだ。2年ぶりのナゴヤドーム勝ち越し決定。最後は林が竜の鉄腕・岩瀬を撃った。

『打撃コーチにも、監督にも“ボテボテのゴロでも1点入る”と言われました。思い切って打ってこい、と。何とかしようと思っていました』。
決勝犠飛もおぜん立てがあってこそだ。
九回を前に、三塁側ベンチ前で2度目の円陣が組まれた。八回には無死三塁から3者連続の空振り三振。押しながら、逆に流れを手放すような展開だった。
『切り替えていこう!!』。
正田打撃コーチが声を張り上げた。すぐさま先頭の浜中が中前安打。そこからドラマが急展開した。

鳥谷がバントで送り、シーツの左前打で一死一、三塁。落合監督がマウンドに向かう。
中日先発・小笠原は八回まで毎回の15奪三振。金本は敬遠の指示だった。
再び敵将が現れ、『ピッチャー、岩瀬』をコールする。虎の5番は直前2打席、小笠原から連続三振を喫していた。球界最高峰のクローザーをぶつけられても、心にさざ波は立たなかった。

『同じ左投手ですから(交代は)関係なかったですね。違和感もなかった。勢いで自分のバッティングができました』。
一死満塁。最後は低めシュートだった。外へ逃げるスライダーを意識していたが、自然にバットが出たという。
飛距離は十分。中堅手・李が後ずさりして捕球する。三走・藤原が本塁を踏んだ。

さらに赤星も中前打で続けば、もうイケイケ。それまで3打数3三振だった矢野まで、二死満塁からダメ押しの中前タイムリーだ。
『必死やったよ。前のチャンスでも三振しとったし。ピッチャーに感謝しないと』。

小笠原は個人の1試合最多奪三振セ界記録まであと『1』だった。
突破口を開いた浜中は知っていた。
『ボクが(三振なら)記録になる可能性があったんで。いい勝ち方だったと思います』。赤っ恥と背中合わせで、突破口を開いていた。

1試合を残して2年ぶり2度目のナゴヤドーム勝ち越し(7勝4敗)を決めた。
昨季は1勝10敗。『本音でいえば、来るのもイヤだった』と矢野が言う敵の本丸を崩した。
落合サン、投手交代ありがとう―。
首位巨人とのゲーム差は変わらずも、食らいつく虎の本領を最後に見せつけた」――。

ちょこっとだけにしようと思いながら、全部コピペしてしまいました。。。(笑)

◇8・25(ナゴヤドーム)(阪神 10勝7敗1分け・通算57勝50敗3分け)
阪  神 000 000 002

中  日 000 000 000

〈勝〉久保田 5勝3敗 〈S〉藤川 3勝2敗33S 〈敗〉小笠原 6勝4敗

※三塁打…桜井
※二塁打…金本
※阪神の投手リレーは、ボーグルソン(6回、6安打6奪三振)-ウィリアムス(1回、無安打)-久保田(1回、無安打1奪三振1四球)-藤川(1回、無安打2奪三振1四球)
※巨人○で、「首位までのゲーム差」は依然2.5と変わらず。


(08.25)連夜の1対8負け

下柳が後半戦に勝てません。これで4連敗(5試合登板)です。

サンスポは、
「岡田監督は虎投を支える39歳に対して、登板間隔を空ける“特別待遇”を施してきた。
この試合は中7日、前回16日の中日戦(京セラドーム)も中8日だった。
それでも調子が上がらず期待に応えてはいない。
さすがの指揮官も『あんまりよくないな。ヒットが固まる。大量点になるな』と渋い表情を浮かべた」――と。

「疲れ? ずっと勝てていないからそう見えるけど、1年間ずっと投げている投手だし、他の投手より間隔を空けて投げさせている」という岡田監督のコメントもありました。
ジャンの降格に続いてこのままでは・・・、という感じもしますが、39歳、踏ん張って欲しいですね。

前夜に続いて今季2度目の登板だった玉置は、1回を無安打無失点に抑えました。
しばらく負け試合での登板が続く状況に「今はこういう場面での登板が多いけど、これで満足せずに、いいところで投げさせてもらえるように頑張りたい」と玉置。
桟原の調子が今一つなだけに、渡辺とともに、まだまだ出番は増えそうですね。

◇8・24(ナゴヤドーム)(阪神 9勝7敗1分け・通算56勝50敗3分け)
阪  神 000 000 100

中  日 400 030 01X

〈勝〉朝倉 10勝6敗 〈敗〉下柳 8勝8敗

※阪神の投手リレーは、下柳(4回1/3、8安打5奪三振2四球、自責点7)-渡辺(1回2/3、1安打3奪三振1四球)-玉置(1回、無安打1四球)-桟原(1回、1安打2奪三振1四球、自責点1)
※巨人が広島に逆転●で、「首位までのゲーム差」は2.5と変わらず。


(08.24)打ち疲れ?

ま、昨日は阪神が勝っても、中日と巨人が直接対決でしたので「首位までのゲーム差」は変わりませんでしたが、負けてしまっては、差は拡がります・・・。

昨日の阪神、ちょっと打ち疲れでしたね。
7点差をひっくり返し、ホームラン4本で快勝と、派手なゲームが続きましたので、まあええか・・・と。
グライシンガーにまたやられてしまいました。
得点は、五回の代打・桧山のタイムリーだけではどうしょうもありません。

サンスポから。
「『うん、まあ(中日戦へ)切り替えられるやろう。ピッチャーも休めたしな』。
前日22日に昇格したダーウィンを試投できたことが収穫だ。
大勝の前夜も『本当は投げさせたかった』。
落合竜は簡単にリードさせてはくれないだろう。同点、あるいはビハインドでもタフネス右腕を投入し、流れを引き寄せる算段だ。
そして指揮官も強調した通り、JFKを2日連続してノースローにできたのも大きい。

長期ロード最後の3連戦。2位の中日には1.5差ゲームで、3連勝なら入れ替わる。
前回7月24日からのナゴヤドーム3連戦では、97年の同球場開場以来の同一カード3連勝。
再現を期して乗り込む」――。

と、気持ちは前向きです!

ところで、目立たない記録だったかもしれませんが、関本の「セ二塁手・連続守備機会無失策」が804でストップしてしまいました。
関本は、05年5月3日の広島戦(甲子園)三回から始まった無失策記録を、今月1日のヤクルト戦で714に伸ばし、立浪(中日)の持つリーグ記録を更新していました(プロ野球記録は福良=オリックスの836)。

◇8・23(神宮)(阪神 12勝5敗・通算56勝49敗3分け)
阪  神 000 010 000

ヤクルト 014 000 30X

〈勝〉グライシンガー 13勝4敗 〈敗〉杉山 4勝5敗
〈本塁打〉ユウイチ 1号満塁(杉山)

※二塁打…桜井
※盗塁…桧山(1)
※阪神の投手リレーは、杉山(4回、10安打4奪三振1四球、自責点5)-ダーウィン(1回、1安打)-渡辺(1回、無安打2奪三振)-桟原(1回、3安打2奪三振1四球、自責点1)-玉置(1回、2安打:今季初登板)
※阪神の得点は、代打桧山のタイムリー。


(08.23)プロ初、桜井2発、5打点。上園初完投

益々進化する桜井、ですね。
昨日は2ランにソロ、2点タイムリー二塁打と大活躍でした。
関本の久々の一発も、金本の3ランも霞んでしまいましたがな・・・(笑)。

ということで、サンスポから。
「『いい場面で打ててよかった。(先発の)上園がすごい気持ちが入っていたんで、何とか先制点を取りたかった』。
二回一死一塁。追い込まれてからファウルで粘った7球目。ヤクルト先発・高市の沈む変化球を引っぱたいた。
『粘れば粘るほど甘い球がくる確率が高くなる。最後はど真ん中にきたんで、思いきりいった』。
あっという間にバックスクリーン左へ消える5号2ランだ。

リードが6点に広がった三回一死。また追い込まれても、冷静だった。
『投手が2回首振ったんで、まっすぐしかない』。
直感は的中。弾丸ライナーで左翼席に突き刺した。詰まりながらパワーで押し切る、桜井ならではの一発。
虎の計4発を締めくくる2打席連弾に、笑顔が弾けた。

八回二死二、三塁では右中間を切り裂く二塁打を放ち、締めて5打点。2度目の猛打賞もゲットした。
オレはやれる―。両手に残る感触がうれしかった。

巨人戦で2戦連発の衝撃デビュー後、変化球攻めに苦しんだ。まっすぐ一本に絞り込む潔さを逆手にとられた。
『変化球にも対応していかないと。でも、思い切っていくしかない』。ひと晩だけ悩み、翌朝に吹っ切れた。
一軍合流から3カ月。自分のスタイルに自信がついてきた。

夏の暑さも苦にならない。
昨年の今ごろは、炎天下の鳴尾浜のデーゲームで土にまみれていた。
『あの暑さに比べれば、何でもないですよ』。5年間のたたき上げでここまできた。
食が細ることもなく、体重88キロをキープ。硬球を握り始めた中学2年の夏休みは午前5時に起き、近くの公園で約1時間の走り込みとシャドーピッチングが日課だった。桜井に夏バテという言葉は存在しない。

『みんな星勘定はしてない。1つ1つやってくだけ』と岡田監督。
2年ぶりのロード勝ち越しに気を緩めず、再び1.5ゲーム差に迫った中日、巨人の2強をにらんだ。

『チームが勝っているときに打てるのはうれしい。野球をやっていると充実感がある』。
桜井がアーチを描けば5戦全勝。打てば負けない男が、虎のビクトリーロードを切り開く」――。

プロ初完投の上園のことも、サンスポから。
「悪夢のKOが進化を生んだ。10日の横浜戦(横浜)は最短の2回で降板。先発から中継ぎへと配置転換された。
それでも『今までと違う調整ができるのは大きい』と殻を破る好機ととらえた。

『中継ぎはいつ投げるかわからない状況で常にいる。先発の責任はやはり重大』。
ブルペンに身を置き、支えてくれる存在の大きさと、それぞれの役割の重さを再認識できた。

『先輩にはお世話になっている。1回でも長く投げたいと思った。完投はうれしい? そうですね。先発ですから』。先発復帰して即、リリーフ陣に“休養”をプレゼント。感謝の思いがつまった完投劇だ。

岡田監督も『だいぶフォームも解消された。(一軍に昇格した)ダーウィンも投げさせたかったけど、あの点差やし、球数もよかった』と上園の好投にニンマリ。
新人王のタイトルも現実味を帯びてきた。さらなる快挙にむけて、ここからが本番だ」――。

東京ドームでは、絵に描いたような星の潰し合いを演じてくれています。
前夜とは逆に中日●、巨人が○。「V奪還」へのシナリオ、いい感じで進行中ですね(笑)。

◇8・22(神宮)(阪神 12勝4敗・通算56勝48敗3分け)
阪  神 044 110 020
12
ヤクルト 010 100 000

〈勝〉上園 5勝2敗 〈敗〉高市 1敗
〈本塁打〉桜井 5号2ラン(高市)、6号(高市)、関本 4号2ラン(高市)、金本 26号3ラン(高市)
     宮出 7号(上園)、ラミレス 20号(上園)

※三塁打…野口
※二塁打…林、桜井(2点タイムリー)
※盗塁…赤星(24)
※阪神は、上園がプロ初完投(9回、4安打9奪三振2四球、自責点2)


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(2000.6.27〜)

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