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(09.17)ああ・・・2位へ

優勝決定までの「回り道」なんでしょうか。
4年前に「歓喜の18年ぶりV」を決めた同じ日の甲子園で、完封負けしてしまいました。
巨人が勝ったために、2位になってしまいましたが、岡田監督は強気です。

サンスポから。
「むなしいスコアボードに背を向け、怒りも悲壮感もなかった。迫る竜の足音にも動じない。試合後のプレスルームで会見に応じた岡田監督は、終始落ち着いた口調で前を向いた。

『あと3つ、最後の3つ…。それしかないやろ』。

中日に3カード連続の負け越し。だが、後ろを見ている暇なんてない。17日からは再び天王山、首位に浮上した巨人と甲子園での最終決戦を迎える。9連戦最後の山場。あと3つ―。将は短い言葉に強い思いを込めた。

0−7。スコアだけみれば完敗。今季15度目の完封負けを喫した。
『(中田とは)ストレートの力負け。簡単にヒットが打てると思う方がおかしい。それが野球』。
対峙する野手と投手。その力勝負に敗れただけで、落合竜の前に屈したわけではない。コメントの端々に自信とプライドがにじむ。

『僅差で負けるのは痛いけどな。投手をうまく休ませるような負けも必要なんや』。
7日からの東京ドームでは巨人に3連勝。セ界初の12差をひっくり返し、一時は首位に立った後、指揮官はこうつぶやいた。

10連勝したときも6試合が1点差、4点差以上は1試合だけだった。
ここまでの6連戦でも、藤川と久保田は3試合に登板。球児は2戦連続で失点するほど疲労の影響は少なくない。
この日の正午の気温は31.4度。季節はずれの暑さも考慮され、甲子園での試合では今季初めて、リリーフ陣を時差出勤させる配慮を施したほど。
巨人戦に向け、結果的にJFKを休ませることができたのはプラスに考えてよさそうだ。

有事に備え、ブルペンで肩を作っていた球児も『きょうは大敗じゃない。接戦の負け』と前を向いた。
巨人には1分けを挟んで4連勝中。このままの流れで、聖地でG倒を再現すればいい。

『ここまできたら調子を上げるとかじゃない。調子がいいもんを悔いの残らんように使う』と岡田監督もラストスパートを強調する。
振り返れば1年前の9月16日、ナゴヤドームで山本昌に無安打無得点の屈辱を味わった。くしくも同じ日に中田に完封負けした。

だが、虎党よ、心配することなかれ。あのときは直後の9連勝で、最後まで中日を追いつめたじゃないか。本当の奇跡はこれから。タイガードラマの最終章がいよいよ始まる」――。

数字上は、阪神は2位転落も優勝マジック点灯の最短距離にいます。
17日と18日に巨人に連勝し、中日がヤクルトに連敗すれば、阪神に「優勝マジック11」が点灯。
巨人と中日は、18日までに優勝マジックを点灯させることはできないというわけですから。

◇9・16(甲子園)(阪神 11勝10敗1分け・通算69勝56敗4分け)
中  日 010 100 005

阪  神 000 000 000

〈勝〉中田 13勝7敗 〈敗〉福原 2勝7敗

※阪神の投手リレーは、福原(4回、7安打1奪三振1四球、自責点1)-渡辺(1回、無安打)-ダーウィン(2回、無安打2奪三振)-橋本健(2回、3安打2奪三振4四球、自責点4)
※矢野が17年目で1500試合出場(プロ155人目)。
※巨人が○で、阪神は2位へ。


(09.16)「2番浜中」が決着

いきなりですけど、サンスポから。
「雨上がりの聖地に、大きな虹をかけた。
打った瞬間、確信した。4万8528人の大歓声に着弾を確認すると、右こぶしを力いっぱい握った。浜中の劇弾に誰もが酔いしれた。

『本当にここまで苦しくて…。何といったらいいか分からないんですけど、ここに立てたことは幸せだと思います』。
先発の安藤と並んだ今季初のお立ち台。
今季2度目の2番に入った殊勲の大砲はつまりながら、必死に言葉をつむいだ。そして、少しだけ胸を張った。

互いに無得点の六回だった。代打・野口の右中間二塁打を足がかりに迎えた一死三塁。
先発・小笠原をとらえたワンチャンス。
決めにいった。フルカウントからの7球目。待っていた真っすぐを振り抜いた。
『正田(打撃)コーチから内角の真っすぐを狙えといわれてたんで、全力で振ろうと思っていた。自分で走者をかえさないとアカンと思ってました』。
気持ちの乗った白球は左翼スタンドに一直線。難敵左腕を打ち砕く先制6号2ランが、決勝打となった。

何とか戦友の粘投に報いたかった。
『よく2人で話をしてましたよ。早く一軍でやりたいですねってね』。
主軸として期待されながらもけがに泣いたシーズン前半。先発の安藤とは不遇の二軍生活を長らくともにした。

偶然にも同じ右肩の故障に悩んでいた。
だが、傷をなめ合っていたわけではない。鳴尾浜のウエート場やトレーナー室で幾度となく互いの知識を交換し、ベストの治療法を探った。手術を考えていた右腕の問いかけに、浜中は二度メスを入れた自らの経験を語った。
『期待されながら、それに応えられない気持ちは分かるからね』と安藤も大きく励みになった。
いつしか生まれた固いキズナ。
『2人でお立ち台に立ててよかった』。苦しかった日々が少しだけ報われた気がした。

『あそこ(六回)だけやからな。なかなか安打が出ないし、チャンスがない。打つ方がもっとがんばらないといけない』。岡田監督はここ2試合で計10安打の打撃陣に不満顔。16日の優勝マジック『13』点灯へ、トップでゴールを切るために、ムチ入れた。

むろん、浜中は応えるつもりだ。
『ここまで迷惑をかけている。もう9月だけど、少しでもチームに貢献したい』。
晴れ間ののぞいた聖地で誓った。大きなVへの架け橋だ」――。

◇9・15(甲子園)(阪神 10勝9敗1分け・通算68勝55敗4分け)
中  日 000 000 000

阪  神 000 002 00X

〈勝〉安藤 2勝 〈S〉藤川 5勝3敗41S 〈敗〉小笠原 6勝5敗
〈本塁打〉浜中 6号2ラン(小笠原)

※二塁打…野口
※阪神の投手リレーは、安藤(6回、5安打4奪三振2四球)-久保田(1回、1安打1四球)-ウィリアムス(1回、無安打)-藤川(1回、無安打)
※久保田が81試合登板のプロ野球新記録。
※巨人が○で、2位は中日と入れ替わり。


(09.15)藤川で負けは、仕方ないのかな

藤川が連夜の2失点でした。久保田もウッズに2ランを打たれて2失点。厄日だったんでしょうか。

まあ、まだ首位にいます。これからも「ひとつひとつ」です。
中日はデーゲームに弱いというデータもあります。
今日明日と甲子園ではデーゲーム。何とかなるでしょうよ。

昨日は、ウッズがよかったということです。サンスポから。
「九回二死二、三塁。中前へ抜けていく無情の白球に、超満員の甲子園が悲鳴に包まれ、藤川はマウンドで、両ヒザに手を置いた。
竜虎決戦第1Rは、竜の4番に久保田が打たれ、そして守護神も打たれた。
2人の同時失点による敗戦は05年4月7日の広島戦(広島)以来。『JFK』と呼ばれるようになってからは、初の衝撃…。
それでも、うつむく必要はない。頂点を目指すチームの生命線として、真っ向勝負を挑んだ。逃げることなく、前のめりに倒れた。

『やられましたね。悔いは、ないことはないですが。(変化球のサインに)首も振ったし、しゃあない。ウッズで、勝負できると思ったから』。
ショックをすぐに拭い去り、藤川は気丈な笑みさえ見せた。
八回、金本の同点打で追いつき、九回から登板。代打・立浪に初球の変化球を左前に運ばれると、二死二、三塁となってウッズ。久保田から逆転2ランを放っている4番を相手に、敬遠策など毛頭なかった。

対ウッズは昨年5打数5三振。今季もここまで4打数無安打2三振。駆け引きなしのオール直球勝負を挑んだ。
フルカウントからは4球連続ファウル。154キロ、155キロ、154キロ、154キロ…。11球目、152キロを、中前に運ばれた。プロとして、結果は最優先。それでも球界の至宝と、前年度覇者の4番とのガチンコ対決に、誰もがシビれた。

久保田もそうだ。1点リードの七回。05年に藤川が樹立したシーズン最多登板の日本タイ記録となる80試合目のマウンドへ。
一死二塁、中村紀を155キロで空振り三振。
ここでこの2年間、7打数4安打と相性のよくないウッズを迎えたが、強気に直球勝負。3球目、内角高め151キロがバックスクリーンへ消えた。
記念すべき日に、痛恨の逆転被弾。試合後は責任を背負い、無言で引き揚げたが、ここまでの奮闘と80試合の偉業を何ら恥じることはない。
ウィリアムスを加えたJFKに、チームはどれだけ助けられてきたか。

『そら、勝負よ。当たり前やないか!! 誰が、歩かすんよ』。岡田監督の言葉がすべてだ。
まだ首位。15日、16日と連勝すれば『マジック13』も灯る。3強が0.5差にひしめく大混戦。球史に残るリリーフ陣が逃げることなく散った初戦を終え、ここから、虎のファイティングスピリットが試される」――。

◇9・14(甲子園)(阪神 10勝9敗1分け・通算68勝55敗4分け)
中  日 001 020 202

阪  神 000 400 010

〈勝〉岡本 5勝2敗 〈S〉岩瀬 1勝4敗38S 〈敗〉藤川 5勝3敗40S
〈本塁打〉ウッズ 34号2ラン(久保田)

※阪神の投手リレーは、ボーグルソン(4回2/3、7安打5奪三振2四球、自責点3)-江草(1/3回、無安打1奪三振)-渡辺(1回、無安打3奪三振)-久保田(1回、2安打1奪三振、自責点2)-橋本健(1回、無安打)-藤川(1回、3安打1奪三振、自責点2)
※巨人も○で、上位3チームが0.5ゲーム差内に。


(09.14)金本、連夜の一発で3連敗を阻止

今日からの甲子園での中日巨人6連戦を前に、何とか広島戦の連敗を2でストップ。
6月14日以来、阪神は3連敗がありません。

サンスポから。
「『きのう、おとといと負けとったからな。やっぱり勝って甲子園に帰らないとな』。
五回、そこまで好投した杉山に代打・桜井。さらに六回に5番の浜中に代打・桧山。早め早めに勝負をかけた。
杉山を下げた場面には、『4、5月なら代打は出さんけど、9月は代打や』とニヤリ。もう勝ち方を問う時期ではなくなった。

さらに首位独走に向けた盤石ローテも完成させた。
不調で二軍調整を続けていた福原を合流させ、上園を登録抹消。勝負の6連戦に向けて、ベスト布陣に組み替えた。

本来のローテ順ならば16日の中日第3戦の先発は下柳。だが、苦手なデーゲームが舞台となるだけに登板日がずれる可能性が高い。
ベテラン左腕は中7日で17日の巨人戦にぶつける。
竜にはボーグルソン、安藤、福原をぶつけ、原巨人には下柳、能見、杉山(またはボーグルソン)で勝負だ。

昨季12勝(5敗)を挙げたエース右腕の復活で、先発陣は一層の厚みを増すことになる。
『調子はいいですよ』。真っ黒に日焼けした福原が自信を持って言い切った。
7月18日の二軍落ちから約2カ月。指揮官は最後の切り札を手に取った。

勝って本拠地に帰ることができる。虎将は冗舌だった。
球児が今季初被弾を食らった広島・栗原について、『打ったんやから(14日からの広島−巨人戦で)弾みをつけてもらわんとな』。余裕たっぷりで首位固めに乗り出す」――。

巨人が●、中日が○で、2位と3位はまた入れ替わりました。
さあ、今日からの6連戦で、阪神はどこまで首位固めできるでしょうか。

◇9・13(広島)(阪神 9勝13敗1分け・通算68勝54敗4分け)
阪  神 000 014 000

広  島 000 100 002

〈勝〉江草 5勝 〈敗〉上野 1勝1敗
〈本塁打〉金本 29号(高橋)
     栗原 24号2ラン(藤川)

※阪神の投手リレーは、杉山(4回、3安打3奪三振1死球)-江草(1回、2安打1奪三振)-渡辺(2回、2安打1奪三振)-久保田(1回、1安打)-藤川(1回、2安打2奪三振、自責点2)
※藤川が今季、初被弾。


(09.13)あらま。広島に連敗

油断なんでしょうか? それとも疲れ?
広島に連敗してしまいました。

ここへ来て調子を落としていた桜井も、とうとうスタメンから外されてしまいましたし。

救いは、巨人も中日も揃って負けたこと。
こういうラッキーさも「V奪還」のためには、重要な要素ですよね。

スタメン落ちの桜井のこと。サンスポから。
「ベンチで見守った浜中弾。敗者の列。きれいなユニホーム。それでも、桜井は先を見据えていた。
『しようがないです。出たときに一生懸命がんばります』。

先月8日の巨人戦(東京ドーム)以来の先発落ち。
野手で出場しなかったのは、狩野と2人だけ。前日11日まで3試合無安打。予期された扱いだ。

試合前練習のフリー打撃では最後に、3人分にあたる12分間打ち込んだ。
正田コーチの指導も受けた。真後ろで岡田監督も見守った。
『状態は悪い。浜中がよかったから使った。この間に戻して上がってきてくれれば』とは正田コーチ。
プロ6年目で初の一軍も、ここまでチームけん引してきた。
ブチ当たった壁。大きくなって帰ってくればいい」――。 

◇9・12(広島)(阪神 8勝13敗1分け・通算67勝54敗4分け)
阪  神 000 001 010

広  島 000 202 02X

〈勝〉青木高 4勝10敗 〈敗〉上園 6勝4敗
〈本塁打〉金本 28号(青木高)、浜中 5号(青木高)
     栗原 23号2ラン(上園)

※二塁打…野口
※阪神の投手リレーは、上園(6回、8安打6奪三振、自責点4)-渡辺(1回、無安打1奪三振)-橋本健(2/3回、1安打1奪三振2四球、自責点2)-江草(1/3回、1安打1奪三振)


(09.12)久しぶりに負けました

今月初めての負けでしたね。
「あ、負けるってこういうことやったのか」と、久々に感覚を思い出しました(笑)。

正直なところ、久保田と藤川の登板過多を心配していましたので、そろそろ連勝ストップしておかないと・・・と思っていました。そりゃまあ、JFKが出ないで勝つに越したことはないんですけどね。

で、久々の“休養”。サンスポから藤川。
「ブルペンで肩を作る必要もないほどの大敗だった。
セ・リーグタイ記録の10試合連続登板中だった球児は11試合ぶりに出番なし。『11連投』のセ界新記録は達成できなかったが、久々の休息を得ることはできた。

『JFKは休めた? いやいや、当然行ってもらうつもりだったよ。目指しているのは優勝だけ。休ませていいなんてことはないよ』。
久保チーフバッテリーコーチは声を大にして主張した。
目指すはシーズン1位通過。そのためには、1試合でも多く球児の出番を作ることが最善策。記録樹立に関係なく、登板させられなかった試合展開を悔やんだ。

中日・岩瀬が持つシーズン最多セーブ(46)の日本記録まであと6つに迫っている。
セ界新記録のチャンスは逃したが、日本新記録は視界にとらえている。敗れた事実は覆らない。だが、休養を得られたことだけは、次戦への好材料としたい」――。

ところで、どうした? 桜井、であります。
一回と三回。二死一、二塁というチャンスに、いずれも三振。
9月に入って35打数6安打(打率.171)と急降下です。
ま、他球団からのマークも当然きつくなるわけで、大きく飛躍するためのステップと考えればいいんですよね。

広沢コーチも「順風満帆にはいかないよ。金本も打てない時期はあった。はいつくばってでも上がってきてほしい」
と言うております。 

◇9・11(広島)(阪神 8勝12敗1分け・通算67勝53敗4分け)
阪  神 000 000 000

広  島 300 050 10X

〈勝〉長谷川 2勝4敗 〈敗〉能見 4勝4敗
〈本塁打〉栗原 22号3ラン(能見)

※阪神の投手リレーは、能見(4回1/3、4安打3奪三振4四球、自責点7)-渡辺(2/3回、2安打1四球、自責点1)-ダーウィン(2回、3安打3奪三振1四球、自責点1)-橋本健(1回、無安打2奪三振1四球)


(09.11)Xデーは9月29日?

今朝は、ぜ〜〜んぶサンスポから。

「早く、より早く―。
セ界の首位に躍り出た猛虎に、さらに加速すべきタイムリミットが設定された。甲子園は10月1日から“冬眠”に入る。それまでに何としてでも聖地で胴上げを…。宮崎オーナーが厳命した。

『早ければ早い方がいい。(現状は)1−3位までほとんど差がない。どこが抜け出るか。今はわが方が一歩抜け出たわけですが。早く決めてもらえればそれに越したことはない。甲子園で決まれば盛り上がる』。

改修工事に先立ち、この日午前に起工式が行われた。チームは9日まで敵地で巨人に3連勝。奪首に成功し、1.5ゲーム差をつけて広島に移動した。総帥の鼻息はこれまでになく荒かった。

宮崎オーナーは『首位に離されずにいって最後の最後で抜けばいい』と繰り返してきた。
25年ぶりの10連勝は想像もしていなかったが、もう尻をたたくしかない。
今年から2年間、10月以降はリニューアル工事の甲子園を使用できない。27、28日の中日2連戦か、本拠地最終戦となる29日の広島戦には決めてくれ…。

最短で14日に優勝マジック『13』が点灯する。Xデーは29日。
岡田監督は2年前のこの日、甲子園で宙を舞った。虎将にとっては86年に亡くなった父・勇郎(いさお)さんの誕生日。中日、巨人の状況も絡むが、一気に走ればさらに早まることも。総帥は甲子園胴上げを信じて疑わない。

『今が第4コーナーなのかは分かりませんが、もう少し後に首位になった方が気が楽だった。こうなった以上、勝ち星が消えることはない。21試合先を見るのではなく、目の前の1試合1試合を戦っていけばいい』。

残り21試合。本拠地では9試合。雨天中止で10月以降にズレ込めば、スカイマークでの開催になる。だからこそ甲子園胴上げの価値は高い。指揮官も望むところだ。

チームと東京から新幹線で広島入りした岡田監督は、オーナー指令にも慌てる素振りは見せなかった。
鼻差の混戦を見据えて『引き分けが多い方が有利かな…』と分析しつつ、『それでも一戦一戦やっていくことに変わりない』と言い切った。

11日から夢の実現への9連戦。視線の先に聖地で舞う自分自身が見えているはずだ」――。

(09.10)10連勝!

東京ドームで、今季2度目の巨人3タテです。
それにしても凄まじいゲームでしたね。
先制して逆転され、逆転したら追い付かれ、また引き離したら追い付かれ・・・。疲れました(笑)。
最後は、鳥谷のタイムリー三塁打と藤原のタイムリーで何とか逃げ切り。
久保田が金曜に続いて“おいしい”7勝目、藤川がセーブを40の大台に乗せました。

サンスポから。
「絶対に譲れない。意地のぶつかり合いを最後に制したのは、球児の気迫だった。
力一杯に拳を握り、最高のガッツポーズで試合を締めた。

『面白かったよ。見ている人も楽しいやろなと思って投げた。しんどかった。ホンマにしんどかったよ、きょうは』。

延長十回、1点差に迫られなお二死一、二塁。首位を守り抜くにはあと1アウト。
異様な緊張感が球場中を包んでいた。対峙した二岡にはフォーク2球で一気に追い込んだ。ラスト1球。したたり落ちる汗も気にならない。全身全霊を込めて腕を振り抜いた。
150キロの剛球がうなりを上げて外角に決まった“火の玉”が二岡のハーフスイングを誘い、勝敗を決した。魂の25球。仁王立ちした守護神がいた。

集中しきっていた。小笠原の左翼適時打で1点を失った直後の二死一塁。
4番・李承ヨプへの2球目がすべてを物語る。じっくりと間をおき、気合で腕を振り上げた瞬間、『タイム!!』のコールに邪魔をされた。行き先を失った白球を、三塁線方向に向かって投げつけた。

『あれは審判が止めたと思った。バッターだったらしようがない。スイマセンと書いておいてください』。
4番打者とのしびれる攻防を妨害されたと勘違いしていた。普段は冷静な球児が、声を荒らげたほど。1球にかける勝負のすさまじさが凝縮されていた。

体の負担は計り知れない。
これでセ界タイ記録となる10試合連続登板。
2リーグ制以降(セ・リーグ)では、75年の山本和(阪神)と83年の久保(大洋)の2人しか記録していない偉業。常人ではたどり着けない世界に、球児はまた足を踏み入れた。
進化はとどまるところを知らない。
40セーブ目もマークし、中日・岩瀬が持つ46セーブの日本記録も射程圏に入った。

『最後は球児の気持ちで三振を取れた』。
最高の働きを見せるクローザーに、岡田監督は絶大な信頼を寄せる。
これで巨人に対して2年ぶりの勝ち越しが決定し、82年(11連勝)以来となる10連勝も成し遂げた。
5時間4分のロングゲーム。球児の威圧感が1位の座を死守させた。
残り21試合。怖いものなど、何もない」――。

阪神はこれで、2位中日に1.5ゲーム差をつけて「首位」を堅持。
巨人は中日との勝率差で3位に転落しました。

明日からは広島で3連戦。
そして今週後半からは甲子園での中日、巨人6連戦という「最後の山場」が待ち構えています。

◇9・09(東京ドーム)(阪神 12勝8敗1分け・通算67勝52敗4分け)
阪  神 101 120 200 2

巨  人 300 020 200 1
(延長10回)
〈勝〉久保田 7勝3敗 〈勝〉藤川 5勝2敗40S 〈敗〉上原 4勝3敗27S
〈本塁打〉浜中 4号(高橋尚)
     二岡 19号2ラン(江草)

※三塁打…狩野(タイムリー)、鳥谷(タイムリー)
※二塁打…鳥谷、シーツ、金本(タイムリー)、赤星、矢野(タイムリー)
※阪神の投手リレーは、下柳(3回、3安打1奪三振4四球、自責点3)-ダーウィン(2回、1安打2奪三振2四球、自責点2)-渡辺(1回、無安打1四球)-江草(1回、2安打1奪三振1四球、自責点2)-橋本健(1回、1安打1四球)-久保田(1回、無安打1奪三振1四球)-藤川(1回、2安打3奪三振1四球、自責点1)


(09.09)ついに、今季初の「単独首位」!

今のこの時期に、トップに立ってしまうのがいいことなのかどうか・・・。
つまり、今度は追い掛けられる立場になったわけですから、選手にも監督・コーチにも、そしてファンにも、妙なプレッシャーにならなければいいんですけどね(・・・って、余裕ですか?(笑))。

それにしても、6月23日〜25日、29日の時点で「12ゲーム」もあった首位との差を、2ヶ月半で消してしまって、さらに巨人を抜いてしまったんですから、堂々たるものですよね。

めでたい「単独首位」を祝う記事。サンスポから。
「その瞬間が訪れた。球児が右手の拳で力強くガッツポーズ。
ベンチで岡田監督も両手を挙げ、珍しく喜びを爆発させた。
絶望的に思われた12ゲーム差から、直接対決で巨人を捕らえ、今季初めて単独首位。
岡田阪神最多タイの9連勝。さすがの鉄腕も、9戦連続登板は未知の領域だったが、それでも疲れの色はまったく見せなかった。

『大丈夫ですよ。自分でもびっくりするぐらい元気です。12差をひっくり返した? ボクの力じゃない、みんなの力です』。
今季60試合目登板は1点リードの九回。11球オール直球勝負を挑んだ。
いきなり、矢野に左翼線に二塁打を浴びたが、高橋由を力で空振り三振。小笠原は、胸元を突いて捕邪飛に打ち取った。最後は苦手とする二岡を、高めの147キロで中飛。前夜に7被弾した“飛ぶドーム”で、虎の子のリードを守りきったが、気を引き締めた。

『きょうはダメ。ミスをしたからね。狙ったところに投げ込めてない。勝負どころでミスしてたら、いつかやられる』。

この日、ウィリアムスが体調不良を訴えてベンチ入りを外れた。20連勝中のJFKの1ピースが、大事な首位攻防戦の最中に欠落。試合前のコーチ会議で、岡田監督はゲキが飛ばしている。

『後ろ(の投手)を休ませるためにも、打て、打て!!』。

連日の接戦でJFKをほぼフル稼働させていた。
9連勝したものの、5試合が1点差のしのぎあい。余波で、ウィリアムスは“古傷”の左ひざに異状も発生した。
『勝つためにやっているんで』と球児もいう。
伝統の一戦で奪首がかかる。余計に落とせない。疲れも気力が吹き飛ばしていた。

最大9の借金を抱え、Aクラス確保も危うかった6月。
『こんなのは初めて』と出口の見えない貧打に嘆いた指揮官も、1つの信念だけは揺るがなかった。
『勝てるときはJFKでいく』。
完投にも、完封にもこだわらない。負けている展開でも勝てると思えば、関係なし。この日も1失点の安藤を迷わず、六回で交代させた。
球児と思いは同じ。すべては勝つため―。
『3人で投げてずっとやってきたからな』。J不在も『FK』投入に迷いはなかった。

『最後の2人はしんどい場面で投げさせたけど、ここまできたらあとは気持ちよ』。
鉄壁のディフェンスで、2年ぶりの頂点へと続く扉はこじ開けた。
残りは22試合。ゾーンへ突入した虎が、ミラクルを完結させる」――。

鳥谷の一回初球の先頭打者アーチ、葛城の5月9日以来の一発、そして安藤の331日ぶりの勝ち星。
“日替わりヒーロー”続々で、チームの勢いは益々ヒートアップしそうですね!

◇9・08(東京ドーム)(阪神 11勝8敗1分け・通算66勝52敗4分け)
阪  神 100 000 100

巨  人 000 001 000

〈勝〉安藤 1勝 〈勝〉藤川 5勝2敗39S 〈敗〉久保 3勝3敗
〈本塁打〉鳥谷 9号(久保)、葛城 2号(久保)
     李 27号(安藤)

※二塁打…金本、矢野
※阪神の投手リレーは、安藤(6回、1安打4奪三振、自責点1)-江草(2/3回、1安打2奪三振)-渡辺(1/3回、無安打)-久保田(1回、1安打1四球)-藤川(1回、1安打1奪三振)
※9連勝で、クライマックスシリーズ進出マジック「15」。


(09.08)“小商い”で高笑い!

昨日も書きました。ホントに勢いが違います。

いくら、ドカンドカンと大砲を打ち上げても、勝負事ですから勝たなければただの「空砲」です。
昨日の巨人、李が3本、高橋由が2本、ホリンズと二岡が1本と、計7本のホームラン。しかし高橋由の2本目だけが2ランで、あとは全部ソロ。
つまりホームラン7本で、8得点でした。

一方の阪神は、九回の代打・桧山の一発までは、二塁打すらなし。
送りバントを確実に決めたり、死四球で出たランナーを確実に単打で返したりで、コツコツと地道なゲーム運び。

ま、原監督には「ご愁傷さま」と言うしかないでしょうね(笑)。

サンスポから。
「巨人が握り続けた東京ドームの制空権を、最後の最後に猛虎がひと振りで奪った。
首位決戦第1ラウンドにケリをつけたのは、38歳の桧山の執念だった。

『追い込まれていたんで、何とか食らいつきたかった。行くかな…よりも、抜けてくれ…と。向こうは7発、こっちはコツコツつないで…。シーソーゲームでいい緊張感だった』。
同点の九回。カウント2−1。上原のフォークを右手だけでとらえた。放物線が右翼最前列に届いた。決勝3号ソロ。8連勝でついに首位巨人に0.5ゲーム差まで迫った。まさに死闘だった。

つなぎの虎に対し、巨人は空中戦で対抗。
取って取られてを繰り返した八回、久保田が李、二岡に連発を浴び試合は振り出しに戻った。それだけに値千金だ。
2度、3度とネクストサークルに立ちながらやっとめぐってきた出番だった。

『気持ちをコントロールしながらね。ベンチのみんなで戦っている』。
代打で不振が続いた今季だが、8月21日のヤクルト戦(神宮)で代打満塁弾を放って以来、これで代打では10打数5安打7打点。ここへきてその存在感は際立っている。

5日の横浜戦。通算1500試合出場を決めた夜、自宅の玄関に『1500試合出場おめでとう』の飾りがあった。
支えてくれる家族。5歳の長男・周成くんは昨年から野球を理解し始めた。
笑顔で『空振りしちゃダ〜メよ』などと言ってくる。『こうやって振るんだよっ』とマネをする無邪気な姿に気持ちが引き締まる。

仮面ライダーやウルトラマンにあこがれる愛息に、かっこいいパパを見せたい―。激闘を制した魂の一撃だ。
今宵の桧山は、家族にも、ナインにも、ファンにも、最高にかっこいいヒーローだった。

『本塁打が出ないと思ったら最後に出た。チームによって勝ち方が違うからな』と岡田監督。
虎らしい試合をベテランのアーチで締める。これも勢い。8日、いよいよ4月3日以来の首位に立つ。

『これからも緊張する試合が続くので、もっと緊張していきたい。集中して戦いたい』。
桧山の言葉が響いた。最大12ゲーム差からの猛追劇。驚異のロングスパートに止まる気配はない」――。

桧山の代打ホームランは自身通算12本目。
阪神では八木の13本が最多で、桧山は川藤の11本を抜き単独2位に浮上ということに。

で、ひとりで5発も浴びたボーグルソンですが・・・。
岡田監督は、久保田も2発浴びながら勝ったゲームを「なんていうていいかわからん。珍しいやろ、7本も打たれて。記録ちゃうか。7本も打たれたら普通負けるやろ」と。

サンスポは
「球団史上で1試合5被弾は5人目。87年5月27日の中日戦(甲子園)で福家が記録して以来。過去の4試合はすべて負けていた」――と書いていますが、そりゃそうでしょう(笑)。

◇9・07(東京ドーム)(阪神 10勝8敗1分け・通算65勝52敗4分け)
阪  神 100 040 211

巨  人 120 120 020

〈勝〉久保田 6勝3敗 〈勝〉藤川 5勝2敗38S 〈敗〉上原 4勝2敗27S
〈本塁打〉桧山 3号(代打:上原)
     高橋由2本、李3本、ホリンズ、二岡
     (ボーグルソンが5本、久保田が2本打たれました)

※阪神の投手リレーは、ボーグルソン(4回1/3、9安打5奪三振、自責点6)-江草(2/3回、1奪三振)-ダーウィン(1回、2安打)-ウィリアムス(1回、無安打2奪三振)-久保田(1回、2安打1奪三振1四球、自責点2)-藤川(1回、無安打1奪三振)
※8連勝で、クライマックスシリーズ進出マジック「17」。「首位までのゲーム差」は0.5と肉迫。


(09.07)7度目のサヨナラ○で7連勝。CSマジック「19」点灯

ここまでのところは・・・、勢いが違います。

そして昨日の殊勲者は、何の異論もなくシーツ様。サンスポから。
「『それまでいいところで打てなくて、何とか打ちたいと思っていたよ。最高です。守りでも貢献したいと思っている。東京を離れるころには、1位になっていたいね』。

お立ち台上で堂々の首位宣言だ。両軍無得点で迎えた九回無死一塁から鳥谷が犠打。捕手・相川が野選を犯すミスに乗じ、一気に満塁まで攻め立てた。

マウンドには2番手の左腕・マットホワイト。4球目のスライダーを仕留めた。
打球は三遊間を真っ二つ。ユニホームを脱がしにかかる仲間から、ひたすら逃げた。打点を挙げた試合で負けない神話が『10』に伸びた。

守ってよし、決めてよし。サヨナラ打への流れは鉄の守りで作った。
三回二死三塁で4番・村田。三塁線を低く鋭い打球が襲い、それが三走・仁志の背中にも隠れる難プレーだった。横っ飛びして好捕し、土まみれのロングスロー。先制点を渡せば展開は違ったはず。
岡田監督が『大ファインプレー』とうなった。

今季で1年契約が切れる。去就の答えは出ていない。
打撃不振で一時は立場が厳しくなった。再評価の声が聞こえてきたが、身を助けるのはやはり守備だ。
『ウチには一、三塁の両コーナーを守れる人材がほとんどいない』。
球団関係者も希少さを認める。だから簡単にNOと言えない。

守りの神髄は瞬発力にある。今年11月19日で36歳。ただしロッカー室から金本の栄養補給、ストレッチ法などを見よう見まねで吸収し、肉体に衰えは見られない。
『金本さんが何を食べ、飲み、どんなサプリメントを使っているのか。それを見て、メモしている』と関係者。裏付けがあってのビッグプレーだった。

『あれは大きかった。先に1点やるのと、やらないのと大きく違う』。
虎将も勝負の分岐点と読んでいた。守乱に泣いた横浜に3連勝し、プレーオフへの『M19』が点灯。竜も落ちた。奪首へ敵は原巨人のみ―。

『まだ天王山じゃない』と言いつつも、『思い切り暴れてきたい』。それが指揮官の本音だ。
連勝すれば、8日に頂点に立つ。今季最高の状態で臨む首位攻防戦。週末にドラマは起こる」――。

ところで、どっこい忘れちゃいませんか、とばかりに、二軍調整中の今岡が、今日のウエスタン・サーパス戦(鳴尾浜)で先発出場するとか。
「練習の成果がでればいいね。そのためにやってきた」と今岡。

大事なところで「戦力」となって欲しいですよね。でないと、ホントに“余剰戦力”と言われてしまいます。

◇9・06(甲子園)(阪神 13勝6敗・通算64勝52敗4分け)
横  浜 000 000 000

阪  神 000 000 001x
1x
〈勝〉藤川 5勝2敗37S 〈敗〉マットホワイト 3敗

※三塁打…葛城
※阪神の投手リレーは、杉山(6回、5安打2奪三振)-久保田(2回、1安打)-藤川(1回、無安打1奪三振)
※九回無死満塁から、シーツがサヨナラタイムリー。
※クライマックスシリーズマジック「19」点灯。
※巨人が中日に○。「首位までのゲーム差」は1.5と変わらず。


(09.06)イケイケドンドン! 6連勝で2位に浮上

いきなりですけど、阪神の2位は「4月12日以来」だそうです。
正直なところ、開幕直後はともかく、2位の時があったって知りませんでした。
しかし、この時点では11試合戦って6勝4敗1分け。あまり値うちのある「2位」とは言えないかも、ですけど。

で、決して“手抜き”というわけではないんですけど、サンスポから(笑)。
「指揮官のメモリアル試合を締めくくるのは、この男しかいない。
球児が37セーブ目で通算300勝目に花を添える。
チームも4月12日以来の2位浮上というビッグなプレゼント付きだ。

『全然ピンとこない。大事なシーズンを戦っているんで、全然気にしてなかった』。
就任4年目。虎では6人目の金字塔。しかし、花束を手渡された岡田監督は通過点とばかり、いつもの淡々とした口調は崩さなかった。

前夜は4点リードの九回無死一塁から、守護神を登板させた。
『タイトルを獲らせてやりたい』との親心。
走者を2人背負っていないとセーブはつかないことを、試合後に知らされた。
『ありがとうございます』という球児の感謝の言葉が、逆に胸に刺さっていた。

試合後のクラブハウスでは、久保チーフバッテリーコーチら首脳陣が、『すまんかったな』と頭を下げた。すると球児は、こう言ったという。
『チームが勝つためにやっているんで、そんなのは関係ないです。僕が投げるのを楽しみに球場に来ている人もいるんで』。

中日・岩瀬の日本記録(46S)更新も視野にあるが、自分のことを思いやってくれるだけでよかった。
勝つために―。それが何よりの本音だ。

岡田監督も、もう起用にためらいはいらない。2点リードの九回無死、満を持して告げた。
内川に右翼線へポトリと落ちる三塁打を浴び、相川の一ゴロの間に1点を失った。8月5日のヤクルト戦(甲子園)以来15試合ぶりの失点となったが、最後は代打・種田を153キロで三振に斬った。

前日は失点しなくてもセーブがつかず、この日は失点してもついた。お天道様も、イキなはからいをする。

『勝てたらいいです』という右腕に、『ちょっと三塁打が余分だった』と、将は敢えて苦言。

『ここまできたら、どんな汚いヒットでもタイムリーになればいい。(9月は)そんな月と思う。調子うんぬんは言うてられへん。何勝とかいうてる時期じゃない』。

今季最多タイの6連勝。6日に勝てばプレーオフマジック『19』が点灯する。
7日からは1.5ゲーム差の巨人との直接対決で、まさに奪首シリーズ。
この勢いで、一気に頂点への扉をこじ開ける」――。

今日阪神が勝ち、巨人が負けると、明日からの対巨人3連戦で2勝1敗か1勝1敗1分けで、阪神は念願の首位に立つことになります。もうそんなところまで来ています!

◇9・05(甲子園)(阪神 12勝6敗・通算63勝52敗4分け)
横  浜 001 000 001

阪  神 000 111 00X

〈勝〉上園 6勝3敗 〈S〉藤川 4勝2敗37S 〈敗〉三橋 1勝1敗
〈本塁打〉鳥谷 8号(三橋)

※二塁打…葛城
※阪神の投手リレーは、上園(5回、7安打4奪三振2死四球、自責点1)-久保田(1回、無安打)-ダーウィン(1回、1安打1奪三振)-ウィリアムス(1回、無安打)-藤川(1回、1安打1奪三振、自責点1)
※岡田監督、通算300勝。
※桧山が通算1500試合出場。
※中日が巨人に●で、阪神が2位浮上。「首位までのゲーム差」は1.5と変わらず。


(09.05)5連勝、貯金10、1.5ゲーム差

昨日は、一回いきなり3点。
うち2点は「もらった」ものですから、笑いが止まりませんよね。「接待ゲーム」ですか?(笑)

それにしても、岡田監督が最終回に余裕の“チョンボ”。
4点差で抑えに起用した渡辺が打たれて、「セーブがつく」と勘違いして藤川をコール。
野球規則では「リードが4点以上の場合、残された走者数プラス2点で同点になる場面で登板して抑えるとセーブになる」そうで、昨日の場合は「走者1」だったために、セーブはつかずでした。

さて、5の4と大当たりだった昨日の鳥谷。サンスポから。
「電光石火の一撃で猛虎にたなぼた星を呼びこんだ。鳥谷が今季2度目の1試合4安打の大当たり。眼下の敵であるベイ投を打ち砕いた。

『塁に出るのが仕事ですから、きょうはそれができましたね』。
むさ苦しい戦いを、涼しい顔で振り返った。
一回だ。虎退治に燃える先発・寺原の直球を、コンパクトにたたき左前に運んだ。
8打席ぶりの快音。出ばなをくじく一本が効いた。続く赤星の投犠打を寺原が一塁へ悪送球し、無死二、三塁。
シーツの中前適時打で先制すると、その後は暴投、捕逸、失策と相手ミスのオンパレードに乗じて一挙3得点。
『安打が点につながってよかったです』。ドタバタ劇の起点となった背番号1は、ベンチで高みの見物だ。

二回に中前打を放つと、六回一死二塁で3番手・那須野の直球を左前にはじき返して好機を拡大。
またも暴投を誘発して5点目を奪うと、シーツの左前適時打で6点目のホームを踏んだ。
八回にも左前打で7月28日横浜戦(甲子園)以来の4安打。33日ぶり、13回目の猛打賞は、05年に並ぶ自己最多だ。

8月31日ヤクルト戦(甲子園)の帰塁時に痛めた右肩は、まだ万全ではない。だが、376試合連続フルイニング出場中の若き鉄人に欠場という選択肢は、ない。
『けがをすることが一番マイナス』と負傷離脱を最も忌み嫌う。さらに今回は自らのミスで招いた危機。なおさら、休むわけにはいかなかった。

そんな姿に胸をなでおろした人もいる。
31日は前日からの悪天候のため、グラウンドに雨天用のシートを敷いていた。その影響と連日の炎天下で土が硬くなっていた。そのため、試合前に表層部分を柔らかくならした。
『けが防止のためだったけど、選手は違和感を覚えたかもしれない』と球場関係者は心を痛めていた。
自分を思ってくれる気遣いを無駄にしたくない―。足元から伝わる思いが、原動力となっているのだ。

『一回はそらラッキーよ。早い回から1点でも積み重ねるのが、勝ちパターンやからな』と岡田監督はしたたかな勝ち方にうなずいた。

今季2度目の5連勝で首位巨人に再び1.5ゲーム差とにじり寄った。
2位浮上はお預けも、もう頂点しか見えない。背後に追いすがる横浜を突き放し、今宵も夜空に六甲おろしの大合唱を響かせる」――。

◇9・04(甲子園)(阪神 11勝6敗・通算62勝52敗4分け)
横  浜 001 000 010

阪  神 301 002 00X

〈勝〉能見 4勝3敗 〈敗〉寺原 9勝11敗

※阪神の投手リレーは、能見(6回、4安打5奪三振4四球、自責点1)-ダーウィン(1回、1安打)-渡辺(1回、1安打2奪三振1四球、自責点1)-橋本健(0/3回、1安打)-藤川(1回、無安打1四球)
※巨人が中日に●で「首位までのゲーム差」は1.5に。


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(2000.6.27〜)

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