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(09.29)ようやく連敗ストップ! 林復活15号2ラン

ようやく連敗を「8」で止めました。
復活・林の8月12日以来(47日ぶり)の15号2ランが決勝弾になりました。

サンスポから。林。
「負の流れを断ち切ったのは、やはりこの男だった。林威助。JFKでも飲み込まれた底なしの連敗地獄。もがき苦しむトラを切り札が救い出した。

『積極的にいこうと思っていたのが、いい結果につながった。(中田は)真っ直ぐが速いので、振り遅れないようにと思っていた』。

1点を先制された直後の四回二死一塁だ。中田が投じたフォークに反応した。
白球が右翼ポール際に伸びる。切れるな!! 祈りながら駆け出した。願いはかなった。フェンスをかすめるように越えると、4万8000超のマンモスが揺れた。

8月12日の横浜戦(横浜)以来、47日&60打席ぶりの15号2ラン。
復活を告げる一発は、値千金の逆転弾だ。
『(フォークは)狙ってはなかったけど、甘くきたからそのままいった。最初に久しぶりに安打が出て気が楽になった』。
第1打席に放った35日ぶりの右前打で、眠っていた本能が目覚めた。

8月28日。春先から抱えていた右肩の痛みを首脳陣に申し出た。限界だった。眠っても、突き刺さるような痛みで飛び起きてしまう。ベッドから見上げた窓の外はまだ暗かった。 

もう一度、目を閉じても同じことの繰り返し。朝起きて顔を洗うのも苦しかった。
『右肩肩峰下滑液胞炎』で29日からリハビリを開始。異なる苦しみが待っていた。思ったように痛みが引かず、快方に向かわなかった。

『今年はもう野球ができないと思うとつらかった…』。
復帰をあきらめたのは一度ではなかった。その度にファンから届く励ましの手紙に目を通し、弱った心を奮い立たせた。聖地に描いたアーチは、支えてくれた人たちへのお礼だった。そしてクライマックスシリーズ(CS)で“再戦”するであろう落合竜への宣戦布告でもあった。

『打席に立たせて調子を取り戻させんとアカンからな』。
岡田監督はCSを見据えた起用に応えた背番号31の姿に、何度も満足げにうなずいた。

『ここで野球をできるのは幸せです。クライマックスシリーズにいけるように、日本一になれるように、がんばります』。
連敗を8で止め、6年ぶりの中日戦勝ち越しを決めた。さらに、29日にもCS進出マジック『1』がともる。
10月から改修工事に入る甲子園での最後の一戦。帰ってきた林が、はなむけの大仕事で決めてみせる」――。

クライマックスシリーズ進出のためのマジックは、まだ再点灯しませんが、今日のゲームの結果次第では「マジック1」となります(阪神が○で、横浜が△か●、あるいは阪神が△で横浜が●の場合)。

加えて中日が負けたために、巨人に優勝マジック「2」が点灯。中日の自力優勝もなくなってしまいました。

◇9・28(甲子園)(阪神 12勝11敗1分け・通算72勝64敗4分け)
中  日 000 100 000

阪  神 000 200 00X

〈勝〉上園 7勝5敗 〈S〉藤川 5勝5敗44S 〈敗〉中田 13勝8敗
〈本塁打〉林 15号2ラン(中田)

※阪神の投手リレーは、上園(5回、3安打5奪三振2四球、自責点1)-久保田(2回、無安打3奪三振)-ウィリアムス(1回、2安打3奪三振)-藤川(1回、無安打)
※首位までのゲーム差は4.5に。


(09.28)今岡、林復帰も・・・8連敗

サンスポから・・・。
「徒労感で言葉が続かなかった。
クライマックス・シリーズを見据え、カンフル剤を打った。
5番・今岡、6番・林。この日一軍に昇格したばかりの2人をいきなりスタメンで起用した。
浮上の兆しさえ見えない打線に刺激を与えてくれ!! 
指揮官は心の叫びをスタメン表に記した。
だが、先発・川上をはじめ、計5人の竜倒リレーの前に沈黙。
六回無死二、三塁で鳥谷の内野ゴロ間にあげた1点で、完封負けを防ぐのがやっとの体たらく…。
これで25日の横浜戦(横浜)の八回にシーツが放って以来、20イニング連続でタイムリー安打(本塁打を除く)が出ていない。

そんな中、7月24日中日戦(ナゴヤドーム)以来、65日ぶりに先発出場した今岡が、ひとり気を吐いた。
七回の守備でゴロを捕球した際にバランスを崩し、右ひざを痛めた。
『(裏の攻撃で)打席が回るし、何とかもう1回がんばれ!!』。
一度はベンチに下がったが、指揮官のゲキに奮い立った。グラウンドに戻り、七回無死一塁で左翼線を破る二塁打。
右足を引きずりながら塁上に達すると、派手なガッツポーズを決めた。意地だった。

代走を送られると、そのままロッカールームに直行。『(右ひざは)大したことない。大丈夫』と本人は気丈に話したが、28日の出場は微妙な情勢だ。

『もし、今岡があれ(故障)なら、内野手がおらへん。試合に出られるのを祈るしかないよな』。

何とかこのメンバーで活路を見出したい。初日は不発に終わったが、残り5戦、決意は揺るがない。
指揮官の願いは野球の神様に届くのだろうか…」――。


それにしても、ちょっと前の勢いはどこへ行ってしまったんでしょうか。
中日が残り6戦3勝3敗以上なら、阪神は5戦全勝でも追いつかない、ということになってしまいました。

◇9・27(甲子園)(阪神 11勝11敗1分け・通算71勝64敗4分け)
中  日 000 030 100

阪  神 000 001 000

〈勝〉川上 12勝8敗 〈S〉岩瀬 1勝4敗42S 〈敗〉安藤 2勝2敗
〈本塁打〉荒木 1号3ラン(安藤)

※二塁打…今岡、葛城(代打)
※阪神の投手リレーは、安藤(5回、5安打1奪三振5四球、自責点3)-江草(1回、無安打2奪三振1四球)-ダーウィン(2回、3安打1四球、自責点1)-渡辺(1回、1安打2奪三振1四球)
※首位までのゲーム差は5に。


(09.27)まさかの・・・7連敗

こういうこともあるんですね。昭和57年の、ウ1連勝8連敗ではありませんが・・・。
あの時は7月でしたが、今はペナントレースの終盤です。痛いですね。自力優勝の目、なくなりました。

まだ希望がなくなったわけではありませんが、あとはクライマックスシリーズ進出に全力を、ということで、サンスポから。
「『全然、打てん。打つ方も全然やけど、先発も五回もたん。勝ち星の権利がないやろ、ずっと。エエ勝ち方で終わらんと、こんな負けたら取り返しがつかへん』。岡田監督がうめいた。

天国から地獄。最大12ゲーム差から、一時は首位に立った。
18日の巨人戦(甲子園)後には、あと1勝すれば優勝マジック『10』点灯というところまで持ち込んだ。そこからまさかの7連敗。

この日も先発したボーグルソンが四回に満塁弾を浴びてKO。
打線は金本の一発のみ。負の連鎖は断ち切れなかった。

4月28日から9連敗し、単独最下位に落ちたときも同じだった。
打線を組み替えても思うようにならない。
『きょうは誰を入れようか』。指揮官は独り言をつぶやき、甲子園へのハンドルを握った。『情けないよな』。自宅に帰ると家族にぼやいてしまう。そんなとき、陽子夫人の言葉が耳に残っている。

『監督としてやることをやったから、いいんじゃない』。これで吹っ切れた。
実績や名前へのこだわりを捨てた。目をぎらつかせる若虎を使い、活路を模索して、しのいできた。ベンチでも白い歯と感情をむき出しにするようになっていた。

皮肉にも、夢を見させてくれた8月30日からの10連勝のツケがきた。
10連投した球児は前夜に2試合連続でうなだれた。JFKの神通力も切れた。78通り目のオーダーも不発。だから、次は大きな手を打つ。

『明日から今岡と林を呼ぶよ。あの2人がおって、開幕がスタートしたんやから。調子がどうこうじゃない。それしかない』。

27日の中日戦から林と今岡を昇格させる。
1924年(大正13年)完成の甲子園でリニューアル前の最後の3戦。聖地で再発進するため原点に戻る。まだ2位の可能性がある。CSではホーム(京セラドーム)で戦える。22年ぶりの日本一も、その向こうに見える。

『あと6試合やろ。このまま終わったらアカンしな』。
眼光は鋭かった。どん底からはい上がった男たちは、そんなにヤワじゃない。
残り6試合。全勝してやろうじゃないか」――。

◇9・26(横浜)(阪神 13勝9敗・通算71勝63敗4分け)
阪  神 000 000 100

横  浜 000 402 00X

〈勝〉工藤 7勝6敗 〈敗〉ボーグルソン 7勝6敗
〈本塁打〉金本 31号(工藤)
     佐伯 16号満塁(ボーグルソン)、村田 30号(橋本健)

※阪神の投手リレーは、ボーグルソン(4回、4安打4奪三振1四球、自責点4)-橋本健(2回、5安打2奪三振、自責点2)-渡辺(1回、無安打)-江草(1回、1安打3奪三振)
※巨人と中日の直接対決は、巨人が○で、首位までのゲーム差は4.5に。


(09.26)連夜の「藤川で負け」、6連敗

九回、矢野の二塁打で始まった反撃でした。
藤本、桧山(代打)が四球を選んで満塁。鳥谷が犠牲フライで同点に。
赤松(昨日先発スタメン)倒れ、桜井がヒットで二死満塁と勝ち越しのチャンスでしたが、金本が三振。

最後は、藤川が吉村にサヨナラ二塁打を打たれて、負けてしまいました。

V消滅の危機? 最後まで諦めたらあきませんけど、こうなったら「クライマックスシリーズで5つ勝つ」ことに方向転換しますか・・・。

◇9・25(横浜)(阪神 13勝8敗・通算71勝62敗4分け)
阪  神 100 001 011 0

横  浜 002 100 000 1x
4x
〈勝〉川村 3勝1敗 〈敗〉藤川 5勝5敗43S
〈本塁打〉内川 7号2ラン(下柳)、佐伯 15号(下柳)

※二塁打…矢野
※阪神の投手リレーは、下柳(6回、4安打4奪三振3四球、自責点3)-ダーウィン(1回2/3、3安打)-江草(0/3回、1四球)-久保田(1/3、無安打)-藤川(1回2/3、2安打2奪三振、自責点1)
※巨人と中日の直接対決は、巨人が○でした。首位までのゲーム差は3.5に。


(09.25)屈辱的な逆転負けで5連敗

四回に桜井の先制3ランが飛び出した時には、「今日こそ勝った!」って思ったんですけどね。
それが・・・・。
サンスポから。
「虎党の悲鳴がこだまする左翼スタンドに向かって白球が伸びる。
フェンスの最上部ではね返る間に、逆転の走者がホームを踏んだ。歓喜と悲哀が交錯するハマスタのど真ん中で、藤川はぼう然と立ちつくした。

『申し訳ないとしかいいようがないです。(登板間隔が空いた)影響はなかった。投げた感触は悪くなかったし、いい感じで投げられると思ったけどダメでした』。
泥沼の5連敗。絶対的守護神をしても負の流れが止まらない。中日に優勝マジック『7』が点灯し、虎がいよいよ崖っぷちに追い込まれた。

六回に何とか1点を勝ち越すと、必勝パターンには持ち込んだ。
久保田が招いた七回二死満塁の大ピンチはウィリアムスがしのぎ切った。そして八回に迷わず球児が投入された。『勝ちにいく最善の策』と久保チーフバッテリーコーチ。
八回途中の登板は今季11試合あったが頭からは初めてだった。目先の1勝をつかみ取るため、なりふり構っていられなかった。

出だしは快調だった。
1番の仁志をまず空振り三振、下窪は遊ゴロであっさりと二死。
だが、続く内川をカウント2−0から与えた四球で雲行きが怪しくなる。
村田は遊撃内野安打で一、二塁。佐伯には2−2と追いこんでの5球目だった。
外角高めの151キロ。フラフラと舞い上がった打球は『ポップフライかと思った。風か分からんけどよく伸びたな』と首をひねった左翼・金本の頭上を越えた。誰もが信じたくない『まさか…』だった。

今季5度目の救援失敗で4敗目(5勝43セーブ)。
さらに23連勝中だった無敵のKJFリレーに6月24日の日本ハム戦(甲子園)以来、26試合ぶりの土が付いた。だが、首位と12ゲーム差からの大逆襲の原動力となったトリオを責めることはできない。
不敗神話が崩れた今こそ、チーム一丸となって戦うときだ。

『切り替えることはない。そんなことは今まで一度もない。シーズン終盤だし、気持ちが切れたらできない。反省して、あしたまたいこうという気持ちでやるしかない』。

最も痛みを負ったはずの球児は、肩を落とすことなく言い切った。
一度は死んだ身。ただ前進あるのみだ。虎党の祈りは言わずとも分かる。猛虎の誇りをかけ、最後の最後までファイティングポーズは崩さない」――。

ちなみに、藤川の横浜戦での1試合2失点は、00年4月2日(中継ぎ、2回4失点)、同年9月1日(完了、1回3失点)、02年7月21日(先発、4回2失点)に次いで4度目とか。

しかし、誰も藤川を責めることは出来ない!

◇9・24(横浜)(阪神 13勝7敗・通算71勝61敗4分け)
阪  神 000 301 000

横  浜 000 300 02X

〈勝〉加藤 8勝4敗1S 〈S〉クルーン 3勝1敗28S〈敗〉藤川 5勝4敗43S
〈本塁打〉桜井 8号3ラン(秦)

※阪神の投手リレーは、能見(3回1/3、4安打1奪三振3四球、自責点3)-渡辺(2/3、無安打2四球)-ダーウィン(1回、1安打2四球)-久保田(1回1/3、2安打1四球)-ウィリアムス(1/3回、無安打)-藤川(1回、2安打1奪三振1四球、自責点2)
※巨人と中日の直接対決は、巨人が●でした。首位までのゲーム差は2.5と変わらずです。


(09.24)どうした? 4連敗

5月28日以来の4連敗です。
ヤクルト先発の石井一から、ヒットは藤本と桜井(代打)だけ。どうしようもありませんでした。
プロ初の3番スタメンに抜てきされた野口は4三振など、とにかく散々な打線でしたね。

たった一度のチャンスに・・・という場面。サンスポから岡田監督の嘆き節。
「『これで勝てるというチャンスが、1回だけあって、そこで三振するんやから。どうしようもない』。
岡田監督も怒りを通り越し、あきれるように吐き捨てた。

1点を追う六回。無安打に抑えられていた石井一から、藤本が中前へ初安打。
犠打と相手の失策もあって、一死二、三塁と好機を広げた。
代打・浜中を告げるが空振り。プロ入り初の3番に入った野口も連続三振。
『自分は犠飛とか、最低限の仕事をしておかないと』と浜中。野口も『打ちたかった? 当然だよ』と唇をかんだ。

『3番? 打つやつがおらんからな。一番打ってるもんが、とにかく金本の前でランナーで出ないとな』――。

八回に登板のウィリアムスまで、3安打を集中され(うち1本はタイムリー三塁打)、あ〜あ、って感じでした。

せっかく、中日がデーゲームで負けてくれてたというのにね・・・。
こうなればやっぱり「他力本願」に賭けますか(笑)。
今日から東京ドームで巨人と中日が星の潰しあい、です。

◇9・23(神宮)(阪神 15勝8敗・通算71勝60敗4分け)
阪  神 000 000 000

ヤクルト 100 000 02X

〈勝〉石井一 8勝10敗 〈敗〉上園 6勝5敗

※阪神の投手リレーは、上園(4回2/3、4安打2奪三振4四球、自責点1)-江草(1/3、無安打)-久保田(2回、1安打1奪三振)-ウィリアムス(1回、3安打2奪三振、自責点2)
※巨人は○、中日は●でした。首位までのゲーム差は2.5に。


(09.23)あれれれ 3連敗

連敗はしても3連敗はしない、というのがタイガースでした。
6月11にソフトバンクに●、13、14日に西武に●●以来なかったわけですから、この時期に来ての3連敗は、ちょっと痛いですよね。

先発の杉山が2回もたず、シーツがことごとくチャンスを潰し・・・と、これではどうしようもありません。
気持ちを切り替えて発奮して欲しいですよね。

巨人にクライマックスシリーズ進出マジック「1」が点灯? んなもん、関係ありません。

◇9・22(神宮)(阪神 15勝7敗・通算71勝59敗4分け)
阪  神 200 400 000

ヤクルト 310 320 00X

〈勝〉川島 4勝1敗 〈S〉館山 3勝11敗5S 〈敗〉渡辺 1勝1敗
〈本塁打〉関本 7号2ラン(川島)、鳥谷 10号2ラン(川島)

※二塁打…葛城(2点タイムリー)
※阪神の投手リレーは、杉山(1回2/3、5安打3四球、自責点4)-江草(1回1/3、2安打2奪三振)-渡辺(2回、7安打2奪三振、自責点4)-ダーウィン(2回、1安打2奪三振)-久保田(1回、1安打1奪三振)
※中日と巨人は○でした。首位までのゲーム差は1.5に。


(09.22)あらま! 3位に・・・

首位からいきなり3位になったからといって、上位3チームが0.5ゲーム差でひしめきあっているということには変わりまりません。

昨日の順位表からの変化は、下の通りですが・・・。
      勝  敗 分 勝率 差  残り
1 中日 72 58 4 .554 -  12
2 巨人 75 61 2 .551 -   7
3 阪神 71 58 1 .540 0.5 11

ま、変化といえば横浜が負けて、巨人にクライマックスシリーズ進出マジック「3」が再点灯したということくらいでしょうか。ちなみに中日も阪神も、ともに「6」です。
まあ、2戦続けての大敗ということになってしまいましたが、んなモン、まだまだこれからです。

しかし・・・先発安藤がまさかの“火だるま”状態でした。何クソの根性を見せてもらいたいものですね。
その安藤。サンスポから。
「『申し訳ないです、この時期にね。いい打者が多いチームなので、低めを意識しましたけど、意識しすぎたのかもしれない。(相手投手にタイムリーを打たれたのは)不用意でした。気持ちを切り替えて頑張ります』。

いずれも二死から痛打された。
二回は一、三塁でグライシンガーに左中間を割られ、痛恨の2失点。四回は満塁から、田中浩に走者一掃の右越え二塁打を浴びた。気落ちしたところでラミレスの2ラン。棒立ちだった。

18日の巨人戦(甲子園)の能見から、翌19日のボーグルソンに続き、先発の3試合連続の早期降板だ。
ここ10試合、先発が5回以上を投げたのはたったの3度。トータルで1勝5敗、防御率6.04という悲惨な数字が並んでいる。虎投の大ピンチだ。

シーズン開幕投手の下柳は、8月に4戦4敗と苦しんだが、ようやく復調傾向を見せている。
しかし後半戦はローテの中核だったボーグルソンがここ3試合、5回を投げ切れていない。杉山、能見、上園の若手には安定感の課題がある。福原も現状では負け試合のリリーフ要員でしかない。

落合竜は6本柱がそろっている。原巨人にも2ケタ勝投手が3人。
虎にはJFKという伝家の宝刀があっても、それを抜くところまでゲームメークできていない。安藤の次回先発は中5日で27日の中日戦(甲子園)。決戦に向けて不安が募る1敗だ」――。

◇9・21(神宮)(阪神 15勝6敗・通算71勝58敗4分け)
阪  神 001 000 000

ヤクルト 020 500 01X

〈勝〉グライシンガー 16勝6敗 〈敗〉安藤 2勝1敗
〈本塁打〉関本 6号(グライシンガー)
     ラミレス 25号2ラン(安藤)

※阪神の投手リレーは、安藤(4回、7安打1奪三振3四球、自責点7)-橋本健(2回、2安打4奪三振2四球)-福原(2回、3安打2奪三振、自責点1)
※中日と巨人が○で阪神は3位へ。1〜3位が0.5ゲーム差は変わらず。


(09.21)さあ、ラストスパート

1位から3位までが0.5ゲーム差の“ダンゴ状態”とはいえ、数字的には、まだ阪神が「最も栄光に近いところにいる」ということには違いありません。

       勝  敗 分 勝率 差  残り
1 阪神 71 57 4 .555 -  12
2 中日 71 58 2 .550 0.5  13
3 巨人 74 61 1 .548 -   8

クライマックスシリーズ進出マジックは、阪神が7、中日は8。
負け数が最も少なく、引き分け数が最も多いことも、数字上は阪神が有利です。
しかも、巨人の残り試合数8のうち、中日との対戦が3試合あります。

ここで中日、巨人ともにどちらかが3連勝ということはあり得ないでしょうし、そこでも阪神が「漁夫の利」を狙えます。
但し、阪神は今日からのヤクルト、横浜との6連戦に取りこぼさないことが絶対条件ですが。

甲子園での中日、巨人との6連戦は、何とか3勝3敗で乗り切りましたが、今日からの6連戦は、やはり最低ノルマ4勝2敗でしょうね。

ま、細かい星勘定は横浜戦が終わったところでやることにして・・・、今朝のサンスポは
「先発の勝ち星も関係ないで!! 岡田監督が20日、21日からの残り12試合で“非情リレー”を宣言した」――と書いて、檄を飛ばしています。

サンスポの続き。
「第4コーナーを回って、猛虎が鼻差で先頭に立っている。
0.5ゲーム差に中日、巨人とひしめく混セ。なりふり構っている場合じゃない。岡田監督が最後のムチだ。

『ここまできたら、相手はどこでも一緒。もう関係ないよ。勝てる試合を落とすのがアカン。勝てるときは、必死で獲らんと』。

21日から9連戦。巨人との直接対決を終えても、さらなる試練が待ちかまえる。特に最初の3連戦を戦うヤクルトにはグライシンガー、ラミレスらタイトルを狙う選手が多い。
『いややなあ』と警戒する。それでも、下位相手にも1勝は1勝。勝てるときに死に物狂いでやるしかない。

『JFKで? そう。(先発の)勝ち星も関係ない。規定投球回に誰もおらんしな』。
2ケタ勝利を挙げている先発もいない。
今季1点差試合は35回あり、23勝12敗とグンと勝率がアップする。たとえ先発投手の勝ち星の権利が目前でも、ピンチを迎えたときは容赦なく交代。逆に攻撃でチャンスとなれば、序盤でも先発投手に代打を送る。安定感のある江草や渡辺でつなぎ、最後は23連勝中のJFK。

『それしかないんやからな』。非情リレーでの逃げ切り予告。
『数字とか、相性とかそんなんは関係ないよ。それなら(巨人の左腕)内海のときに、金本を外さないかん。そういうことやんか』。

独特な言い回しで表現する。トーナメントのような短期決戦。データを超えたものが、そこにある。気迫、ハート、執念―。己の頼れるものを使う。すべては勝つために他ならない。

対戦相手にもあえて注文をつけた。
『優勝争いする相手にテストとかしたらアカンわな』。デッドヒートに水をさすような、下位球団の“来季を見据えた采配”に釘をさした。

泣いても笑っても12試合。
最後に笑うために、勝負の鬼に徹する。それが最高の“情”。将は、そう信じている」――。

藤川は、岩瀬(中日)が持つセーブのシーズン日本記録(46)に「3」と迫っています。
しかし藤川は「(セーブ数は)全然気にしていない。チームがあってのことだし、運もあるからね」と。

また、すでに藤川の日本記録(80試合)を抜き、今季すでに83試合に登板している久保田は「いつも通りやるだけですよ。疲れもないです。大丈夫です」と。

ウィリアムスを含めたJFKの存在は、残り12試合で益々クローズアップされることでしょうね。




(09.20)負け試合を創ったってことで・・・

これから益々大事な局面を迎えるんです。
JFKに休養、ということでいいんではないですか?

ただまあ・・・、ボーグルソンとダーウィンが大事なゲームで被弾っていうのがちょっとね〜。
特にボーグルソン。相手ピッチャーの頭に死球は、ちょっと調子が悪い証拠?
サンスポから。
「『投手の所で頭にいっとる。こんな時期に相手のエースに当てるんやから。内海があの後に投げてくれたから良かったけど、あんな所に行くようじゃあかんやろ。あんまり良くないな。ずっと』。

岡田監督はあきれ果てていた。
エース格として信頼していたからこそ、中4日で重要な一戦を託した。その期待を裏切る背信投球に加え、両リーグ通じて7人目となる退場劇。
前回14日の中日戦(甲子園)も、4回2/3を7安打3失点という乱調だった。巨人に対する防御率はこれで11.57。竜巨に連敗という失態で、築き上げた信頼はがた落ち。クライマックスシリーズに向けて不安な影を投げかける内容だ。

『誰もピッチングしていなかったよ。ハッキリ言って』。
突然の降板は首脳陣にとっては大誤算。ブルペンで肩を作っていた投手はいなかった。急きょ登板したダーウィンの被弾もやむなし。大敗は当然の結果だった。

『本当に申し訳なかった。内海がたいしたことなくて本当に良かった。わざとじゃない。わざとするような人間じゃないことは理解してほしい』。
助っ人右腕は肩を落として話した。二回にはゴンザレスに満塁弾も浴びた。結局は3回2/3を6安打6失点。何もできないまま5敗目(7勝)を喫した。
悔しいに決まっている。残り12試合。意地を見せ、失った信頼を取り戻すしかない」――。

桜井は、このところのスタメン落ちに発奮したのか、代打で二塁打を放ちました。
葛城も、左対左は関係なしとばかりにヒット2本。明日につながる・・・でしょうね。            

◇9・19(甲子園)(阪神 14勝9敗1分け・通算71勝57敗4分け)
巨  人 040 300 013
11
阪  神 000 001 000
1
〈勝〉内海 13勝7敗 〈敗〉ボーグルソン 7勝5敗
〈本塁打〉ゴンザレス 2号満塁(ボーグルソン)、高橋由 33号3ラン(ダーウィン)

※二塁打…桜井(代打)
※阪神の投手リレーは、ボーグルソン(3回2/3、6安打3奪三振2死四球、自責点6)-ダーウィン(2回1/3、3安打1奪三振、自責点1)-福原(2回、2安打1奪三振、自責点1)-橋本健(1回、4安打1四球、自責点2)
※中日が○で、またまた1〜3位が0.5ゲーム差に。


(09.19)首位安泰

昨日は巨人もちょっと粘りました。そりゃまあ、必死ですからね、巨人も。
原監督、高橋尚とかもリリーフで送って、結局ダメ。チームにとってどうなんでしょう、精神衛生上(笑)。

炎のストッパー、藤川球児。サンスポの名調子を。
「まさにストッパーだった。最強トリオを結成するJとKが共倒れ。それでも、猛虎にはこの男がいる。
終盤に2度も追いつかれた4時間8分の死闘。最後はこん身の153キロでホリンズのバットを空切らせた。守護神藤川が粘る巨人に引導を渡した。

『この前のウッズのこともありましたから、最後はインハイでいきました』。

1点を勝ち越した九回だ。二転三転する試合の流れを力で止めた。
一死から阿部に右前打を許し、代走・脇谷の盗塁で二死二塁。一打同点のピンチに一瞬、悪夢が脳裏をよぎった。
14日中日戦の九回二死二、三塁で、ウッズに勝ち越し打を浴びた。
自慢の直球で屈した。だが、積み上げてきた自信は揺るがない。
少しの不安は、用心深さを促すプラス材料になった。『一番打たれるリスクが少ない』内角高めを自ら要求した。そしてねじ伏せた。

『(八回に)久保田がインハイを打たれて踏ん切りがつかないオレに、球児が踏ん切ってくれたよ。素晴らしかったね』。最後のとりでを絶賛した野口も、勝利の立役者だ。

2度目の同点とされた八回、先頭で門倉の初球をたたいた。
左中間二塁打で口火を切ると、関本の送りバントで三進。続く代打・桧山の3球目、まさかの暴投の間に決勝のホームを駆け抜けた。
『ジェフも久保田もたまには打たれれることもある。捕手としての責任も感じてたし、何とかしたかった。いつも助けてもらってばっかりだから、こんなときこそ助けないとな』。
野手の総意をバットに込めた。
疲労を考慮され、スタメンを外れた正妻矢野に代わって6試合ぶりの先発出場。打率 .370を誇る最強の2番手捕手は、虎の強さの証しだ。

指揮官の執念のタクトが実を結んだ。
『(2回)同点になっても追い越されへんかったのが大きかった』と岡田監督は振り返る。
両軍合わせて38人をつぎ込んだ総力戦は、先発・能見の2回降板が合図だった。
2年ぶりの巨人戦6連勝で再奪取した首位をキープ。19日にもマジック『10』が点灯する。

『ここまできたら、絶対に優勝できるようにがんばります』。
お立ち台にあがった野口が力強くいい切った。残り13試合。栄光のゴールテープはもうすぐそこだ」――。


先発・能見をあっさりと二回で見限り、江草へスイッチ。
その江草は3回を被安打2、4奪三振の無失点。
「競った場面で投げるのは楽しい」と江草。投手力が豊富な阪神ならではの継投でしたね。

◇9・18(甲子園)(阪神 14勝8敗1分け・通算71勝56敗4分け)
巨  人 100 000 120

阪  神 100 100 21X

〈勝〉久保田 9勝3敗 〈S〉藤川 5勝3敗43S 〈敗〉門倉 1勝5敗
〈本塁打〉金本 30号(久保)

※二塁打…野口
※阪神の投手リレーは、能見(2回、5安打1四球、自責点1)-江草(3回、2安打4奪三振)-渡辺(1回、2安打)-ウィリアムス(1回、3安打1奪三振、自責点1)-久保田(1回、2安打1奪三振)-藤川(1回、1安打2奪三振)
※中日も●で、阪神の首位は安泰。


(09.18)1日で首位奪還。巨人に5連勝!

やっぱり巨人が相手だと、阪神は強いですね。
引き分けひとつを挟んで5連勝です。

面倒なので、サンスポから(笑)。
「行けっ!! 超満員の歓声に背中を押されて、赤星が甲子園を疾走した。
巨人との最終決戦。その初戦を制し、1日で首位を奪還した70勝目は、紛れもなく『足の力』。
決勝打でも勝利投手でもなく、何とも珍しい“決勝得点”でお立ち台に呼ばれた殊勲の走りに、拍手が鳴りやまなかった。

『最高の雰囲気を作っていただき、ファンのみなさん、ありがとうございます!! 巨人とこの時期に優勝争いできるのはすごく嬉しい。12ゲーム差のことを考えれば、楽しくて仕方ないです』。

選手会長として、この言葉を直接、ファンに伝えたかった。
敗戦に沈んだ前日16日の通路。『明るく前向きに』と力説した。
日々の重圧、そして自身も首の故障や、死球を受けた右ひざなど満身創痍(い)だが、それは今さら言うまい。
試合前の円陣でも『楽しく元気に、最後まであきらめず頑張りましょう』とかけ声をかけていた。
誓いを自ら実践する決勝点。それは計算と幸運と判断力に、速さが絶妙に絡み合った、野球の醍醐味を示す1点。1−1の七回二死、無走者からだった。

赤星の打席を前に捕手・阿部が一度、木佐貫の元へ。
投手強襲安打を放つと、尾花投手コーチがマウンドへ。
執拗な警戒…。シーツに3球目を投げるまで、けん制は計5度。揺さぶりながら時を待った。
3球目。『カウントは1−1。打つことも想定できた』。迷わず、スタートを切った。

一方シーツ。それを見て思わずバットを止めたことが奇跡を呼んだ。
コンと当たった打球が右翼線へ跳ねる。完璧なスタートを決めた赤星は、打球音が聞こえた時には二塁ベース手前。
いったん減速したが、すぐ白球の位置を確かめ、一気に加速。そのまま間一髪、千金ホームへ滑り込んだ。

『ラッキー。本当にツイていた』。
打点をあげれば13連勝のシーツ。『それは気にしていない。勝てばいい』と笑ったが幸運をアシストしたのは紛れもなく足の脅威。
故障で走れない辛い時期を乗り越え、再びスパートを始めた赤星は『相手が警戒してくれるのが嬉しい。塁に出て嫌がってくれれば、自分の仕事が出来る』と胸を張った。

『1戦1戦目の前の試合を大事にしたい。ここまで来たら気持ちですから』。
18日から残り14戦、全試合で円陣のかけ声を託されることが決まった選手会長。
『あしたは何を言おうかな』。最高の笑顔に導かれ、虎は激戦を明るく、駆け抜ける」――。

昨日は中日も勝って、0.5ゲーム差に3チームが・・・という大混戦状態です。
このまま、突っ走ってもらいたいですね。

◇9・17(甲子園)(阪神 13勝8敗1分け・通算70勝56敗4分け)
巨  人 000 001 000

阪  神 000 100 12X

〈勝〉久保田 8勝3敗 〈S〉藤川 5勝3敗42S 〈敗〉木佐貫 12勝8敗
〈本塁打〉谷 10号(下柳)

※二塁打…シーツ(タイムリー)、葛城、矢野(タイムリー)
※阪神の投手リレーは、下柳(6回、4安打4奪三振、自責点1)-久保田(1回、1安打2奪三振)-ウィリアムス(1回、1安打2奪三振)-藤川(1回、無安打1奪三振)
※阪神は1日で首位奪還。


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(2000.6.27〜)

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