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(10.15)終わってしまいました・・・
初回にいきなり5点ですから、どうしょうもありません。
サンスポから。
「『(敗因は)先発投手やなぁ。今年は後ろが頑張って、ここまで来た。(規定投球回数に達した投手がひとりもいないという)数字が証明しとるからな、ホンマに』。
敗軍の将の淡々とした表情がすべて。先発上園が一回に5点を失った時点で、勝負は決まった。
八回に2点差に詰め寄ったが無念さはない。
完敗。惨敗。醜態…。否定的な言葉しか浮かばない悪夢の2日間だった。
シーズン終盤の失速を象徴する幕切れに南信男球団社長は『終わり方としてはよくない。大勢のファンの声援に応えられなくて申し訳ない』と頭を下げた。
尾張での屈辱。それでも続投方針は不変だ。
『来年に向けて、チームを立て直していきたい』と南球団社長は続けた。
軸は現場と首脳陣の“ダブル補強”だ。
昨年から水面下で調査を続けて来た中日・福留がFA権を行使せずに残留することが判明し、方針を変更。
広島・新井にターゲットを絞り、終戦を受け、条件面などの本格検討に着手する。
先発陣の補強に関しては新外国人選手がキーマンで、リストアップしている有力選手の最終選定を進める。
また積極的なトレードで血の入れ替えを視野に入れている。
組閣のポイントはヘッドコーチ制の復活。
命令系統の混乱がシーズン序盤の低迷の理由−とフロントは判断。
今後は岡田監督の意向を最大に汲んで、結論を出す。また投手、打撃コーチを刷新する可能性もある。
『打つ方が、もう少し援護すれば、先発も我慢できる。毎日1、2点差ではキツイよ。きょうはこんな結果に終わったけど。積み重ねで、よう74勝も勝ったと思うよ』。
苦難の末の74勝は評価できる。しかしCSを含めた68個の黒星の内容を吟味することも必要だ。
真価の問われる08年。フロントが全面協力を約束した以上、結果を出さなくては、次はない。
『オレはいつも1年勝負』。指揮官も自分の置かれた立場はわかっている。
『進退』という二文字と常に直面しながら、岡田監督は雪辱を期す」――。
そして、結局「藤川温存」のままのクライマックスシリーズでしたね(泣笑)。
藤川は「最悪(2試合とも出番ナシ)は、というのはありましたけど…。この仕事をしている以上、待つしかないんで」と。
サンスポから。
「無念の思いを押し殺し、バスへ歩を進めた。71試合、5勝5敗46セーブ、防御率1.63。抜群の結果を残した。それでも今年も頂点に立つことは出来なかった。
『投げられない、もどかしさ? というか、これが1年間やってきた結果だから。これを真摯に受け止めて、やっていかないといけない。数多く、足りないことが見つかったんで』。
勝つためにはどうしたらいいか―。
ここ2年、後半戦で“息切れ”した反省から、前半戦に力をセーブ。エネルギーを温存し、後半から全開にする方法を採用した。
8月30日から9月9日まで怒濤の10連投で10連勝に貢献した。
しかし常識を超える過度な登板で、最後の最後に失速。2試合連続で敗戦投手になるなど、守護神の疲労に歩調を合わせるように、チームも一気に3位へ落ちた。
序盤に1点でもリードを奪い、六回からJFKで逃げ切る。3人に頼るという勝ちパターン。短期決戦で、藤川を使うことさえ出来なかった敗戦は、皮肉にもその“弱さ”を、如実にさらした格好となった。
『いっぱい時間があるので、いろいろと考えてやっていきたいです』。
優勝するために、自分が、チームが、やるべきこと。絶対的守護神の来季へ向けた模索と挑戦は、この屈辱の瞬間から、早くも始まっている」――。
◇10・14(ナゴヤドーム)(クライマックスシリーズ・第1ステージ/阪神2敗)
阪 神 000 100 020 | 3
中 日 500 000 00X | 5
〈勝〉中田 1勝 〈敗〉上園 1敗
〈本塁打〉李 1号3ラン(上園)
※二塁打…金本(タイムリー)
※阪神の投手リレーは、上園(1回、3安打2四球、自責点5)-渡辺(1回、無安打1奪三振)-江草(2回、1安打、4奪三振)-久保田(2回、3安打)-ウィリアムス(2回、1安打3奪三振1死球)
※今シーズンが終わってしまいました。
(10.14)崖っぷち
川上を打てませんでしたね。完敗でした。
サンスポから。
「言葉が出てこなかった。V逸の悔しさをぶつけるための舞台で繰り広げられたのは、見飽きた光景だった。
凡打を繰り返しては、下を向いてベンチに引き揚げてくる選手たち。岡田監督は一瞬絶句した後、腹の内を一気に吐き出した。
『下柳? へえ…。まあ…。そら、言いようがないわな。ランナー、出えへんねんから。何も言いようがないよ』。
理想と考えたオーダーが玉砕した。
右脇腹痛が回復した鳥谷を1番に据え、5番に今岡、6番に林。試合前、先発野手8人のフリー打撃を見終えただけで、ベンチ裏に下がった。選んだ選手を信じた上での行動だった。
だが、川上にねじ伏せられる。五回までパーフェクト。クリーンアップは計5三振だった。
セ界初の短期決戦。『待ったなしよ』と位置づけた虎将は、試合前の全体ミーティングで言葉を発した。4年目の監督生活で、そうあることではない。
『(レギュラー)シーズンの悔いが残ってるヤツがいっぱいおるやろ。それを晴らすチャンスが今からあるわけやから。悔いを残さないように頑張ろう』。
終盤、10連勝で1度はトップに立った。8連敗で夢は霧散したが、新制度に救われた。
1度死んだ身。捨て身でぶつかれと訴えたのだ。
『もう、これで1つも負けられへんわけやから。ボールに食らいついていくしかないやろ。何回も言うてるやん。ここまできて同じようなこと…。もう勝った負けたしかないんやから』。
負けはもちろん、延長12回引き分けでも敗退が決まる第2R。
選手たちを、どんな言葉でもう1度、奮い立たせるのか。
先発・上園に合わせて野口がスタメンマスクをかぶる以外、打順は不変。
人は替わらないなら、心を入れ替えるしかない。虎の命運が決まる146試合目は、宮崎オーナーも駆けつける。
05年に4連敗したロッテとの日本シリーズから、ポストシーズン5連敗。
監督岡田彰布の底力が試される」――。
◇10・13(ナゴヤドーム)(クライマックスシリーズ・第1ステージ/阪神1敗)
阪 神 000 000 000 | 0
中 日 300 004 00X | 7
〈勝〉川上 1勝 〈敗〉下柳 1敗
〈本塁打〉ウッズ 1号2ラン(下柳)、森野 1号3ラン(久保田)
※二塁打…矢野
※阪神の投手リレーは、下柳(3回1/3、6安打1奪三振1死球、自責点3)-渡辺(1回2/3、2安打1奪三振)-久保田(1/3回、4安打、自責点4)-ダーウィン(1回2/3、無安打1四球)-橋本健(1回、1安打)
※阪神は5安打で、いいところはありませんでした・・・。
(10.13)今日からクライマックスシリーズ・第1ステージ
すみません・・・・・。ここしばらく更新をさぼっていました。
トップにありますとおり、来月から「おでん屋」をやるということで、頭がそっちの方へ向いていたということと、野球もないし、という・・・誠にもってエエ加減な理由からだったんですが。。。
で、クライマックスシリーズです。
今日からのナゴヤでの第1ステージで勝ち抜けないと、巨人との対戦はありませんので、何とかして欲しいですよね。
ところで、北京五輪のメンバーに藤川が選ばれましたね。
サンスポから、「星野監督」の記事。
「『野球界に感謝し、日の丸を背負って野球ができる選手を基準に選んだ。野球界のためにという男たちの集まり。新たな意欲がわいてきた』。
当初予定していた最終候補選手は約30人だったが、34人に増えた。
今季はセ、パ両リーグで激しいペナントレースを展開。これからクライマックスシリーズ、日本シリーズ、アジアシリーズと大一番が続く。
『(故障など)何が起こるか分からないので枠を広げた』と説明。
神戸、宮崎、福岡合宿を経て、ベンチ入り24人を決める。
引き分けのないサバイバル戦で、命綱といえる抑え3枚は不動だ。
セ・リーグでしのぎを削る上原、岩瀬、藤川が合体。3本の矢となる。
『この3人が中心になるやろうね。最後は上原? それは相手チームがあるから。誰でもできるよ』と星野監督はトリプルストッパー構想を明かした。
『どんなに力量があっても、チームが一つにならなければ、弱いもろいチームになってしまう。気持ちの問題でしょう。ハートトレーニングをしたい』。
合宿期間中に自ら鍋パーティー、焼肉会を開き、“闘魂”を選手らと確認しあい、結束するプランも温めている。心を一つに、星野ジャパンがアジアの壁を突き破る」――。
まさしく「ドリームチーム」で、メダルゲットといってもらいたいですよね。
日本代表最終候補メンバーの一覧は、こちら。
(10.06)寂しい「戦力外通告」
支配下登録選手数に決まりがある以上、仕方のないことなんですが、毎年この時期になると寂しい気持ちになります。
戦力外通告・・・。つまり「うちの球団では、もうあなたを必要としません」というもの。
トレードで他の球団へ、というのは、まだ「野球がやれる」ということで救いがありますが、戦力外通告は、「野球を続けたければ、他の球団を自分で探しなさい(トライアウトなどで)」ということですから大変です。
サンスポから。
「阪神は5日、西宮市内の球団事務所で三東洋投手(28)、田村領平投手(23)、水落暢明投手(22)、大橋雅法捕手(21)に戦力外を通告した。田村、大橋は現役続行を希望し、三東、水落は球界から離れる見通しだ。
沼沢球団本部長は『プロの世界ですから、しようがない。(通告の)第2弾は未定です。日本シリーズ終了後までに何らかの動きがある可能性は否定しません。大学生・社会人ドラフトとの関連です』とさらなる戦力外通告があることを示唆した。
三東は2年目の04年に後半戦だけで5勝を挙げた。
同年オフに左肩の痛みを訴え、05年に手術。昨秋から本格的に投球練習を再開し、今季は“ポスト井川”の有力候補と期待されたが、春季キャンプの紅白戦で左肩痛が再発。
その後、1度もマウンドに上がることなくシーズンを終え、ユニホームを脱ぐことになった。
沼沢球団本部長は『期待していたが、今年もダメだったので判断した。貴重な左腕で、いい選手だったが、仕方ない。次のスタートを早く切らせてあげたいと思った』と残念そうに語った」――。
<三東 洋>
年度 登板数 勝 敗 S 投球回 奪三振 防御率
2003 5 0 0 0 6 2/3 5 2.70
2004 22 5 0 0 44 43 4.91
計 27 5 0 0 50 2/3 48 4.62
(10.05)気持ちは“第1ステージ”
結局レギュラーシーズンは3位ということで決着した今年のペナントレースですが、クライマックスシリーズというのが導入されたおかげで、阪神はまだ「日本シリーズ」出場への可能性が残されていて・・・。
サンスポから。
「絶対勝つんよ、勝てるんよ!!
岡田監督がレギュラーシーズンの全日程終了から一夜明けた4日、13日に敵地ナゴヤドームで開幕する中日とのクライマックスシリーズ(CS)第1Sに向けて、自信を見せた。
かつて2度の大型連敗を喫していた鬼門だが、今季は7勝5敗と勝ち越し。『むしろいいイメージや』と強気に言い放った。
鬼門? 難所!? 地の利のなさを意味する言葉は、虎将の前で意味を持たない。散々辛酸をなめたナゴヤドームでCSを戦う岡田監督が、超強気発言だ。不吉なジンクスを豪快に笑い飛ばした。
『ナゴヤドーム? 嫌なイメージはないよ。それは、もう全然ない』。
今季144試合を戦い終え、帰還した新大阪駅のホーム。
リセットを終えた指揮官は、プラス思考の塊になっていた。
監督就任以来4年間で、ナゴヤドームでは通算16勝32敗。
04年には11連敗、06年には10連敗を喫した。だが、このゲンの悪さは今季に限っては、当てはまらない。
後半戦の開幕となった7月24日からは一気の敵地3タテ。猛追のキッカケをつかみ、敵地で7勝5敗と2つの貯金に成功した。だから、ここまで言い切った。
『むしろええイメージや。今年は勝ち越したからなあ。ああ、もうそら全然。全然、嫌なもんはない』。
対戦成績でも12勝11敗1分けで6年ぶりに竜に勝ち越し。マイナスイメージは、完全払拭した。
セ・リーグ初導入となるクライマックスシリーズ。13日から未知なる戦いに突入するが、岡田監督に不安はない。
『そんなに変わらんよ。公式戦の3連戦と同じ気持ちよ。初戦を取ることや』。
JFKを切り札に一戦必勝の戦い方は岡田阪神が貫き、築き上げたスタイル。
阪神の戦い方がプレーオフ向きなのは明らかだ。
『全員いくよ。調整させなアカンからな。金本も行かす』。
4、5両日はオフ。6日から練習を再開し、故障の鳥谷をのぞく主力を8日開幕のフェニックスリーグに帯同させる。6日から浜中、狩野、藤原を一軍に合流させて、決戦に向けた最後の競争を強いる。そして虎竜決戦へ。
大逆襲ドラマの青写真はすでに描かれている」――。
頑張ってもらいたい、です!
(10.04)「有終の美」で、全日程終了
新人王確定? 上園。サンスポから。
「頭ひとつ抜け出して、胸を張った。球児と肩を並べたヒーローインタビューで、神宮の虎党から称賛の声を浴びた。上園が新人王に近づく8勝目。謙虚な右腕は感謝しきりだった。
『野手の人に本当に助けてもらって、ここまできたし、勝ててよかった。ありがとうございます』。
2試合連続での中4日。それでも、球威は全く衰えない。圧巻は四回だ。二死からガイエルに3球勝負。内角直球がボールと判定されると不服そうな表情。
4球目。やや内寄りにストレートを投げ込んで、見逃し三振。9Kを奪って、7回4安打無失点で投げ抜いた。
巨人・金刃も横浜戦に先発した。一生に一度しかないタイトルを巡る戦いが同時スタート。だが、邪心はなかった。
『野口さんのリード通りに投げました』。
Gは逆転負け。上園は久保田、藤川にリードを守られた。
新人右腕の白星上積みに成功した岡田監督は『結果はまだやけど、星が下のヤツがなるのはおかしいやろ』と語った。
あとは“果報”を待つだけ。
その前の大きな仕事が、13日から始まる中日とのCS第1ステージ。
下柳、安藤に次いで第3戦での先発が濃厚で、大一番となる可能性が高い。
『ここからは1試合1試合負けられない。気持ちを引き締めていきます』。
心境は負ければ終わりのトーナメント。逆襲ドラマの幕開けを若虎は待ちきれない」――。
◇10・03(神宮)(阪神 16勝8敗・通算74勝66敗4分け)
阪 神 012 000 000 | 3
ヤクルト 000 000 000 | 0
〈勝〉上園 8勝5敗 〈S〉藤川 5勝5敗46S 〈敗〉グライシンガー 16勝8敗
〈本塁打〉今岡 4号(グライシンガー)
※二塁打…桜井(タイムリー)、関本
※阪神の投手リレーは、上園(7回、4安打9奪三振3四球)-久保田(1回、無安打1奪三振1四球)-藤川(1回、無安打2奪三振)
※久保田が90試合登板。藤川が46セーブ(日本タイ記録)。
※公式戦全日程終了。
(10.03)3位が決定してしまいました
しかしまあ、ヒットが野口の2本だけえは勝てません。
しかもルーキーピッチャーに初勝利までプレゼント。「新人に弱い」というジンクス、何とかならんのですか…。
サンスポから。
「絶叫で“終戦”を知った。最大12差をつけられながら一時は逆転。しかし最後は巨人が頂点に立った。横浜から都内への移動中に2年ぶりのV奪回という岡田監督の夢はたたれた。
『ラジオ(アナウンサー)が興奮しとって聞こえへん。宮本が(失策)やったんか。巨人の優勝? まあ、しゃあない』。
その19分前。V逸が決まった横浜で3位が確定した。ルーキー高崎の前に今季ワーストタイの2安打で17度目の完封負けを喫した。
『あの打線なら100勝できる』。
嫉妬でも羨望でもない。だからこそ勝ちたい―。岡田流のG倒宣言だった。
左打者の30発カルテットを擁する一発野球。走者が打者にサインを送る気配も察知した。
『あんな野球をしとんやからな』。真っ向勝負を意識する将にとって、“姑息な手段”に映った。
9月7日の19回戦では7本塁打を浴びながら、制した。
敵地で3連勝。17日からの甲子園でも2勝1敗。終わってみれば14勝9敗1分け。意地を見せた。
中日にも12勝11敗1分け。それでも勝てなかった。それが野球。後悔はしない。
13日からのCS第1ステージではナゴヤドームで中日と対戦する。2勝先勝だが、同じ勝利数なら上位チームが進出する。第1戦から●△で敗退という過酷な戦いを前に、打つべき手はわかっている。
まずはJFKを休ませ、金本や赤星、鳥谷にも休養を与える。
二軍からの報告が芳しくなかったものの、1日に5打点を挙げた今岡に賭ける。ハラは固まっている。
『投手力に加え、長打力のある打線で勝ち取った優勝と思います。クライマックスシリーズでは対戦できるようにがんばりたいと思います』。
広報を通じてコメントを発表した。DからGとの“再戦”へ。日本一への挑戦に終わりはない」――。
◇10・02(横浜)(阪神 14勝9敗・通算73勝66敗4分け)
阪 神 000 000 000 | 0
横 浜 130 001 00X | 5
〈勝〉高崎 1勝1敗 〈敗〉安藤 2勝3敗
〈本塁打〉金城 14号(橋本健)
※盗塁…赤松(8)
※阪神の投手リレーは、下柳(4回、8安打3奪三振2死四球、自責点3)-橋本健(2回、2安打4奪三振、自責点1)-筒井(1回、無安打1奪三振1四球)-ダーウィン(1回、無安打)
※巨人の優勝が決まってしまいました。
(10.02)復活・今岡、5の3、5打点
ようやくクライマックスシリーズ進出を決めました。
復活・今岡。サンスポから。
「横浜の夜空に夢をつなぐ放物線を架けた。最後にモツれた雨中の直接対決。
クライマックスシリーズ進出を決めたのは、今岡の復活5打点があってこそだった。
『ええ1日だったね。今シーズンで一番いい打撃、今年最高の仕事ができたんじゃないかな』。
かみしめるように言葉を綴った。
一回二死一、二塁で吉見の初球137キロをとらえた。苦しんだ分だけの一撃がファンへのみそぎ、日本シリーズ進出の希望を乗せて左中間席へ飛び込んだ。
124日、134打席ぶりの3号先制3ラン。さらに五回二死満塁では二塁・仁志のグラブを弾く2点適時内野安打。そして九回には右前に運んだ。
出場選手抹消まで79試合でわずか17打点。
それが05年9月15日の巨人戦以来、2年ぶりの1試合5打点。よみがえった勝負強さ。
そしてここ10戦1勝9敗と打線低迷で急降下をたどったチームにとって、頼もしい5番の復活だ。
7月25日。名古屋の宿舎で二軍行きを命じられた。先発落ちでなくベンチからも消えることは、存在意義すら問われる衝撃だった。
『俺にもプライドがある。この成績で何で…とは絶対思わない。ただ故障じゃなく不振で落とされるということは、みんなが思っているほど軽くない。ものすごく重い。周りは、練習してすぐ戻ってくるだろうという感じかもしれないけど…。どうしていいか、わからんかった』。
翌26日の鳴尾浜。平田二軍監督が『誠(今岡)と連絡がつかんて…』と携帯電話を差し出した。
自分の携帯は故障中。電話の主は、病気療養中の島野総合特命コーチだった。電話口から聞こえる激励の言葉。低い声は次第に詰まりかすれていった。“オヤジ”が泣いていた。
『俺の気持ちをわかってくれている…』。自分にしかわからないと思った苦しみを理解された。心が救われた。
『2度の優勝も2度のタイトルも島野さんに取らせてもらいました。でもきょう泣いてくれたことが一番うれしいです』と伝えた。大の男が涙で語り合った会話が、今岡の新しい出発だった。
『力になってくれた人に報いることができた。そういう1日だった』と通路を歩きながらつぶやいた。
はい上がったならとことんまで上がるしかない。
岡田監督が『最後までチャンスがある』と前を見据えたクライマックスシリーズ。
2位通過の可能性も残した。猛虎が挑む10月の陣。襲いかかる牙の準備はできている」――。
◇10・01(横浜)(阪神 14勝9敗・通算73勝65敗4分け)
阪 神 300 020 004 | 9
横 浜 000 010 303 | 7
〈勝〉下柳 10勝8敗 〈S〉藤川 5勝5敗45S 〈敗〉吉見 3勝3敗
〈本塁打〉今岡 3号3ラン(吉見)
金城 13号3ラン(ウィリアムス)、村田 33号(藤川)
※二塁打…シーツ(2点タイムリー)
※阪神の投手リレーは、下柳(5回、3安打1奪三振3四球)-渡辺(1/3回、1安打)-江草(2/3回、無安打1奪三振)-ウィリアムス(2/3回、3安打1奪三振、自責点3)-久保田(1回1/3、無安打1奪三振1四球)-ダーウィン(0/3回、3安打、自責点2)-藤川(1回、1安打、自責点1)
※クライマックスシリーズ進出が確定。
(10.01)今日勝てば、クライマックスシリーズ進出決定
昨日、中日が勝ちました。
そのために巨人のマジックは「2」のままですが、それより何とか3位通過でもいいですから、早く進出を決めて欲しいですね、タイガース。
今日明日の対戦相手である横浜にも、まだ可能性があるわけで、それこそ必死で挑んで来ることでしょうね。
それだけに、今のチーム事情を考えると不安にもなります。
今日の先発は下柳。勝って、決めてしまいましょう!
ところで、満身創痍の鳥谷。昨日に続いてサンスポから。
「残り3試合。まだCSの進出も決定せず、2位も絶望的。
全力で戦う気持ちに変わりはないが、次を見据えて手を打たねばならない。手負いの鳥谷について、岡田監督は最悪の選択肢すら覚悟していた。
『鳥谷? そら、休ますのが一番よ。(フェニックスリーグは)いく予定やけど、わからん。別にいく必要はないからな。ぶっつけ(本番)もな。体調がいい方が、いいんやから』。
13日から始まるCS第1ステージをにらみ、休養を最優先させることを明言した。
打席での実戦カンを意地するために主力も派遣する予定のフェニックスリーグの回避も示唆。“ぶっつけ本番”の可能性すら口にした。
9月25日の横浜戦で死球を受けた右脇腹は限界。
『守備はごまかしてできるけど、打撃は回転運動やから』と、バットがまともに振れない状況だ。
前日の広島戦(甲子園)では遊撃手のプロ野球記録となる398試合連続フルイニング出場を続けていたが、苦渋の選択で途中交代を告げた。
不動のリードオフマンの打棒は、今やチームの浮沈に大きな影響を及ぼす。
8月30日からの10連勝中は40打数17安打2本塁打、打率 .425。
しかし、8連敗中は故障の影響で打率 .103。
1日からの横浜との直接対決に勝てばCS進出も確定。次なる舞台が見える以上、何を最優先させるかは明白だ。
『ここまできて抹消するのはアホみたい。残り1、2回から、守らすよ』。
フルイニング出場を続ける金本の背中を見て、ここまできた。記録は己の励みになる。455試合連続出場の継続ために、守備固めで起用することも言い切った。
この日は東京へ新幹線で移動した鳥谷は『痛みはあります。よくなるまで待つしかない』。
今後は病院へは行く予定はなく、最終的には当日の様子を見てからの判断となる。
『ここまできたら、元気なやつはおらんよ』と将。
鳥谷以外の主力も、まさに満身創痍。
10・13。そこにベストオーダーを記すために、今はじっと回復を待つしかない」――。
(09.30)甲子園での“有終の美”飾れず
ついに398試合連続フルイニング出場を続けていた鳥谷に、七回の守備から交代が告げられました。
「全試合出場(455試合)」の記録は何とか保たれたものの、25日の横浜戦での死球による右脇腹への打撲は、相当深刻な状態とか。
赤星も依然首痛に加えて腰椎左横突起を骨折、という状態で、1、2番が満身創痍。
これでは、たとえクライマックスシリーズ進出が決まっても、不安材料がいっぱいですよね。
九月16日の中日戦(甲子園)以来の先発・福原も、2回をもたずに降板。
ホントに大丈夫なんでしょうか・・・、クライマックスシリーズ。
◇9・29(甲子園)(阪神 9勝14敗1分け・通算72勝65敗4分け)
広 島 040 100 000 | 5
阪 神 000 000 021 | 3
〈勝〉宮崎 3勝5敗 〈S〉永川 4勝7敗29S 〈敗〉福原 2勝8敗
〈本塁打〉桜井 9号(永川)
※阪神の投手リレーは、福原(1回2/3、6安打1奪三振、自責点4)-渡辺(2回1/3、3安打1奪三振1四球、自責点1)-江草(2回、無安打2奪三振)-ダーウィン(2回、1安打1奪三振)-橋本健(1回、1安打1奪三振)
※首位までのゲーム差はまた5に。
※横浜が敗れ、中日のクライマックスシリーズ進出が確定。パ・リーグは日ハムがリーグ優勝決定。
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