(8.5)単純に喜ぼう、19試合ぶりの先発ピッチャーの勝ち星

8月1日に「8月4日からの阪神との対戦で、先発投手不足の広島が、ルーキーの苫米地を先発デビューさせて“自信をつけさせる”のだとか。貧打の阪神を踏み台にする? それこそアホなこと言うたらアカンがな」と書いた。
予定どおり? 昨日の広島戦に苫米地が先発したが、結果は五回で被安打9、5失点。今の阪神打線に「ルーキー初先発に弱い」というジンクスは通用しないのだ。
こんなことぐらいで喜んでる場合ではないのだが、お陰で序盤に5点をとって、川尻はスイスイ。金曜日のゲームに、スイスイというのも、なにか親父ギャグっぽくって変な感じではあるが、な〜に、これくらい浮かれても、誰も文句は言わんやろ。
何せ、先発ピッチャーが19試合ぶりに勝ったんやから。15安打で10得点。チーム打率もついに2割4分台(まだ12球団で最下位やけど)となって、貧打阪神のイメージも薄れつつある。これで3連勝、首位まではまだ13ゲーム差あるが、何と3位までなら2.5ゲーム差。
希望のあかり、暗黒からの出口は、もうすぐそこにある。(表は8.5付のサンケイスポーツより)


(8.7)ヤクルト、横浜よりも、勝ち星は多い阪神

西武の平塚が先制タイムリー、近鉄の山村が勝利投手、中日の久慈が延長12回に決勝打。
元阪神の選手が大活躍だった日曜日、阪神ファンとして、それはそれで嬉しいシーンの続出でした。ただ近鉄・山村の活躍には複雑な思いもあるが、吉田剛と西川のトレードが、杉山とではなく山村とだったと考えれば「ま、それもよし」とも思う。中日・久慈は、阪神戦以外で頑張ってくれればそれでいいし、関川もしかり。
肝心の阪神は7対0と広島に完勝して、これで後半戦きっちり2勝1敗のペースを堅持。
8月2日に書いたとおりの、エエ展開になってきました。桧山に一発も出たし、塩谷はセンター前に4本のヒット。ハンセルも七回で四死球3、という安定感あるピッチングで4勝目。
あいにく巨人も勝って、首位までのゲーム差は、まだ13。しかし、いつの間にやら上位のヤクルト、横浜よりも勝ち星が多くなって、Bクラスの上位までは、もうすぐ手が届くところまでやってきたではないか。次のカードは神宮でのヤクルト3連戦。巨人戦に先発3本柱を費やした相手だけに、ひょっとしたら(広島の戦いいかんでは)今週中に3位もあるのでは…。
何故かぞくぞくするではないか。阪神相手に1勝2敗と負け越してくれた? 中日も、しっかり横浜相手に3連勝して帳尻を合わせたし、逆に3連敗した横浜は明日から、そろそろ大きく負け越している巨人との3連戦で意地を見せるだろう(全くの希望的観測というやつ)し、広島は上位の中日、巨人と6連戦。あの優勝の年もそうやったけど、「対戦カードの組み合わせの妙」が、どこか阪神有利に動き始めているように感じるのは気のせいか。
真夏の夜の夢に終わらないことを願うばかりである。土曜日の星野伸の毎度お馴染みのKO劇は、…もう忘れましょう。


(8.8)「元阪神の新庄」なんて、似合わへんで。「元阪神の江夏」は誇りやけど

新庄の周辺が慌ただしい(らしい)。
いうところのFAというやつ。開幕当初「大丈夫かいな」という目で見られていた4番も、今や堂々たる風格すら漂う。何と言っても「阪神の新庄」は絵になる、ということで衆目は一致している。が、しかし今はシーズン中。まだ優勝の夢だってあきらめていないコチトラとしては、目の前のゲームだけに集中して欲しい気持ちでいっぱい。
「金やったら持っとるでェ」という巨人の関係者との“接触”だけは避けてもらいたいが、ご本人が、「それでもやっぱりお金やんか」と巨人に入ってしまったとしたら、それはそれまでのこと。誰も批判する権利はないけど、おそらく「流出を阻止できなかった阪神球団」に対して抗議する意味で、「も〜、ファンや〜めた」という人は続出するだろうと思う。
ま、そんなこと(新庄を巨人が狙う)はないと思いたい。巨人に行くなら、むしろあっさりと大リーグ入りを目指して欲しい。海の向こうに行くんなら、まだ諦めもつこうというもの。とにかく阪神球団は、「来年も阪神の新庄」の実現に、全力で対処してもらいたいというのが、恐らく大半の阪神ファンの思いだろう。
…ところで今朝のサンスポに、気になるニュースがふたつ載っていた。
ひとつは立命の山田のドラフトの件。この大学野球界屈指の右腕に、阪神はずっと密着していると報じられ、早々と1位指名を公言していたが、ここへきてダイエーを逆指名するのでは、というもの。上原、二岡のときも「どちらかは、阪神を逆指名する」と思われていたのに、それこそ「やっぱり金でんがな」と、どちらも巨人に入ってしまったことが、ちらっと思い出される。ま、山田選手には、阪神ファンとして阪神のためだけを考えてくれることを願うけど…。
もうひとつのニュースは「的場の今季絶望?」という記事。期待のドラフト1位だけに、何とか早い時期に現場復帰を、と願う。
嬉しいニュースもあった。それは「20世紀のベストナイン」の中間発表。投手部門で、江夏氏が野茂を抜いてトップに立ったというもの。あれだけ多くの球団を渡り歩きながら、江夏氏の肩書きはあくまでも「元阪神」である。こだわるかもしれないが、阪神ファンにとっては、江夏氏はやっぱり「元阪神の選手」なのである。くどいようだが、新庄には「元阪神の選手」には、なって欲しくない。


(8.9)「阪神の4位」を単純に喜んではアキマセン

もし横浜が巨人にまけて阪神が勝ったら、「5月15日以来の4位だ」と、昨夜のラジオもテレビもうるさいことうるさいこと。実際そのとおりになったけど、どこかおかしいとは思いませんかってんだ(江戸っ子になってどないすんねん)。
「阪神の4位」…確かに、それはそれで喜ばしい出来事ではある。しかし、…や。
横浜を阪神に替わって最下位にするために「巨人を応援する」とは、どういうことやねん。一時的な順位にこだわって、勝ち負けだけで騒ぐんやったら、そこらへんの巨人ファンと一緒やないのか。正統派阪神ファンとしては、昨日はやっぱり「横浜には勝ってもらって、阪神も勝つ」これではないか。
当面は「阪神が5位で、4位横浜に0.5ゲーム差。しかし巨人とのゲーム差は1ゲーム縮まって12」。これが一番いい結果やと思うんですけどね。
後半戦、阪神はこれで7勝3敗となって、本当に「もしかしたら」の夢が、益々現実性をおびてきた(まだ言うとんのか、って?)。けど、巨人も7勝3敗と全く同じ。これではいくら阪神が頑張っても奇跡はおこらない(しつこく言うとります)。
他力本願ではないけど、他のチームが頑張って巨人を倒さない限り、阪神ファンに明日はないのだ。ま、とにかく桧山の代打逆転(決勝)2ランは、アッパレ。西川は19試合目で阪神での初勝利。先発薮も、6イニングスで被安打6、2失点と、久し振りに大崩れはしなかったし、葛西には12セーブ目がついた。
ようやく阪神ファンに認知され始めた塩谷がまたもや猛打賞(これで一軍復帰後12打数9安打!)と、試合内容は言うことなし。これで今夜こそ、阪神が勝って横浜も勝って…、と行きたいものであります。


(8.10)「奇跡」へ、シナリオどおり進行しているぞ

「横浜には勝ってもらって、阪神も勝つ」と、昨日書いた。そしてその通りになった。しかも広島が負けるというオマケまでついて…。もっともっとあとになって「ホラ、見てみぃ、言うたとおりになりましたやろ」と、早く言うてみたい。ま、常識的に考えて本音を言えば少々難しい感じもするけど、夢は夢として持とうではありませんか。大豊の同点2ランが出たときには、やっぱり舞い上がってしまったぞ。四回に雷雨で試合が中断したときには、「よし、このまま中止や」と、思わず弱気になってしまいましたけど(2対4で負けてましたので…)、この弱気を恥じています。5安打打った和田選手が言うてましたけど「今は、最後まであきらめないというムードが、チームにはある」。そうなのだ。一ファンが弱気になってどないする言うねん。最後は新庄の犠飛が決勝点となって、阪神はこれで後半戦5つの貯金。坪井の追撃代打3号も効いたけど、伊藤、葛西の両ピッチャーの働きは大きい。昨日勝ったことで、例え今夜負けても、後半戦2勝1敗ペースは保たれるわけで、この精神的余裕? は限りなく大きい。この調子で、と願うのみ。頑張ってください、阪神タイガース様!


(8.11)後半戦、阪神はダントツの「首位」だ

おいおいおいおい…(どこまで行くねん)もひとつ、おいっ。
2勝1敗ペースどころか、きっちりと3勝1敗ペースではありませんか。これで後半戦9勝3敗のハイペース。昨日の「ニュースステーション」でも、ついに久米さんが「阪神は、このまま行くとあるいは…」と、ついに口をすべらせてしまいました。いや、思わず本音がポロリと…、といったところでしょう。
八回のあの代打八木の4号2ランなど、神がかり的ではありませんか。川尻がきっちりと先発の役割を果たし8勝目。西川と伊藤がまたまた泣きたくなるような働きをし、最後は(ちょっと危なかったけど)葛西が抑えてセーブ。
神宮では12年ぶりの対ヤクルト3連勝ということらしいが、これで後半戦だけなら阪神は「2位巨人に2ゲーム差をつけて首位」なのだ。ホントの順位? も首位巨人まで11ゲーム差と縮まって、3位広島とは1.5ゲーム差。阪神ファンとしては、巨人にも広島にも負けて欲しいけど、あいにくと今夜からは巨人と広島が対決する。理想的には1勝1敗1分けてのがいいのか、ひとおもいに広島が3タテして、阪神も中日に3連勝するのがいいのか、難しいところ。
広島と阪神が共に3連勝すると、阪神の順位は4位のままながら、首位巨人と4位阪神とのゲーム差は、イッキに8ゲーム差となる。しかも3位広島と2位中日との差は0.5となって、阪神には2位の可能性も見えてくる(2位まで2ゲーム差、捕らぬたぬき…、そのままでんがな)。
まあ、そうそう思うようには行かないとはおもうけど、とにかく阪神には、今夜からの目の前の中日戦に全力でぶつかって欲しいものだ。今度こそ星野監督も、そう簡単に阪神に華をもたせてくれるとは思わんけど。(表は8.11付のサンケイスポーツより)


(8.12)阪神快進撃で、そろそろ関西のマスコミが騒ぎ始めた

どやどやどやどや…(どこまで行くねん。昨日と同じパターン)で、もひとつ、どやっ(これもいっしょ)。
後半戦の首位独走を図る阪神がまた中日に逆転勝ちして、これで5連勝。ついにナゴヤドームでの連敗を13でストップさせた。
まあ、今の阪神の勢いなら、連敗ストップは、この3連戦のうちに叶うやろ、とは思ってましたけどね(エライ強気!)。
大豊と矢野という、元中日勢のソロ連発で勝ったというのも楽しいモンであります。元阪神の関川、久慈コンビはと言いますと二人合わせて7打数1安打。気ぃつこ〜てくれたんやね、やっぱり。
巨人を追撃しなければならないときに、何故か巨人も勝ってしまって、おまけに2位中日に阪神が勝ってしまったんで、中日と巨人のゲーム差は7ゲームと開いてしまったけれど、ま、これも阪神の野望実現のため、とお許しくだされ、星野監督。
それにしても昨日は、ここんところずっと大車輪の伊藤と西川にちょっと疲れを感じたけど、福原がピンチピンチの連続を、ホントによ〜しのいでくれて……。
七回の田中秀太のホームスチールというファンサービスは、結果的に追加点には結び付かなかったけど、今の阪神は、前半に無茶苦茶相手に得点されないかぎり、試合展開に余裕を感じる。
ここんところ、ず〜っと「まだまだや、これからや、諦めたらアカンで」とたわごとを書き続けてきたのも、阪神の素晴らしい中継ぎ陣が控えているかぎり、夏場有利と信じての大反攻が、必ずあると信じていたからなのだ(こんな展開になってきたら、誰でもそう言う、て?)。
ふふふっ、何と言われようといいのだ。昨日あたりから、そろそろ関西のマスコミも、「もしかしたら…」と騒ぎ始めたようやね。
ところで、どないしたんや、広島。今日明日の巨人戦には、何としても勝ってくれ!


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