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(3.06)連勝ストップも、薮と安藤が“収穫”
だいたい野球中継なんかで「記録」のことを調べ始めると、その記録は途切れるということが、ままありますが、昨日の朝「阪神のオープン戦、開幕からの連勝記録」というのをちょっと調べてみまして、
「今日(5日)勝ったら、ここへ書こう」と思っていました。
そうしたら案の定、でした。
昨日の近鉄、テレビ中継(録画)もあるということで、スタメンには“本番体制”のメンバーがズラリと並びました。阪神の先発は、一軍スタートギリギリ?
といった感じのカーライル。何とか意気込みで頑張ってくれると期待していましたが、「新いてまえ打線」に3回7安打5失点。ローズにも一発を打たれてしまい、“立場”があやしくなりました。
薮は3回を、安藤とバルデスが1回を、それぞれノーヒットに抑えて、何とか面目を保ったゲームでしたが、連勝は4でストップしてしまいました。
勝手な見方ですが、見どころは7回の安藤対北川。安藤にも抑えて欲しいし、北川にも打って欲しい。
この複雑な? 対決は、北川のセカンドゴロで安藤の勝ち。「マウンドが硬くてしっくりこず、体重が乗らなかった」という安藤でしたが、いきなり対決したウィルソンを空振りの三振に。オープン戦初登板を7回の1イニング、10球で終えましたが、評価は上々とか。
打撃が気になる浜中が2安打を放ちましたが、テレビ画面で見る限りは、まだちょっと“本調子”とはいかない感じでした。
さて、連勝がストップしたということで、今さらどうでもいいことですが、せっかくのデータですから書いておきます。何かのご参考にどうぞ(けど、何の役に立つんやら)。
・・・これまでの阪神の「オープン戦開幕からの連勝記録」は、1960年の6連勝で、しかもオープン戦16試合で13勝3敗。金田監督1年目のシーズンでした(公式戦は3位)。
続いて1994年の引き分け1つを挟んでの5連勝(同4位)。
4連勝が1990年(同6位)、1997年(同5位)と今年。3連勝が1985年(同優勝)、1991年(同6位)、1996年(同6位)ということです。
このデータから何が見えてくるか……。そうです。オープン戦でいいスタートを切れた年というのは、あの優勝の年以外は、いいことありません(3、4、5位1回、最下位3回)。
ちなみに、それこそどうでもいいことですが、プロ野球記録は1966年の巨人、1983年の近鉄がそれぞれ11連勝しているそうです。
ということで、早々と連勝がストップしたということは、吉兆であるかも知れない、と、ポジティブに考えることに致しましょう。
◇5日・オープン戦(大阪ドーム)
阪 神 020 000 001…3
近 鉄 230 000 00X…5
(3.07)今日、開幕前哨戦
さあ、オープン戦とはいえ、今日は札幌で巨人戦。
ただでさえ「打倒巨人」に燃える星野監督が、この“伝統の一戦”をどう戦うのか、物凄く興味があります。残念なのは、中継がないということ(BS日テレでは生中継があるそうですが、見れません)。真夜中に「録画放送」がありますけど、これも見ることができるかどうか……。
で、一戦を前に星野監督は「意識はするが、そのレベルの中では、あまり意識はしないな。もうお互いに丸裸や。まあ、こっちの戦力を知らない部分が、相手には多いけどな」と開幕前哨戦を念頭に置くコメント。
巨人との対戦は楽しみですか、という問いに対しては「どういう雰囲気で、どういう野球をやってくるのか。それは楽しみ。オレも去年までと持っていたタレントが違う。使い方が変わってくるだろうし」
たかがオープン戦とはいえ、これまで巨人には負けなし(去年までの2年間で4勝無敗)という星野監督です。阪神の監督になったとたんに負けた、というわけにはいかないでしょう。
先発は伊達とか。「オープン戦といえども、抑えると力になる。でも今の伊達なら多分、抑えられるやろうな」と期待される伊達。
今のところ“本番”では先発なのか中継ぎなのか、ちょっと使われ方にあいまいなところもあるようですが、どちらにしても、まず「開幕一軍ベンチ入り」の切符がかかっています。
当の伊達は「(巨人は)選手層が厚いチーム。誰が出てきても、相手にとって不足はない。結果を残せるように頑張りますよ。自分は当落線上の選手。シュートにスライダーで、シーズン同様、強気の投球をシーズンと同じやるこすることで、相手に内角を意識させることができれば…」と。
去年、巨人戦には6試合とも中継ぎで登板して、計9回を6失点と特に印象のない結果に終わっているということもあって、強烈なアピールが必要かも知れません。
ところで、今朝のサンスポに星野監督のこんなコメントも掲載されていました。「阪神の選手たちは恵まれ過ぎている」という持論の延長線上のコメント。
「あの(ファンの熱狂的な)雰囲気に慣れているというのは、消してほしい。もう違うんや。よそのオープン戦を見てみろよ。安芸にあれだけのお客さんが来るのが、当たり前だと思っている。それを消さない限り、変わらない。パの試合を見させようかと思ってしまう。今までのモノは捨てないとアカン」
「監督を引き受けた時に、破壊から始めた。そこから作り直そうと思った。まだ中途半端に作っているけども、楽しみにしている。アイツらの目付きとか声とか…。勝敗は別にして、戦いぶりを楽しみにしている」
。
さあ、開幕戦の試金石となるのか、今日の巨人戦。
(3.08)大したことないよ、巨人
向うはベストオーダー。一方阪神はアリアスと片岡の3、4番が出てませんねんで。そしてピッチャーも工藤−高橋尚−前田−武田−アルモンテという、まるで「このゲームで優勝が決まる」てな雰囲気の必勝リレー。
そんな巨人でも、阪神には勝てませんでした。
気持ちがよかったのは、5日の近鉄戦で2安打して「ちょっと“明かり”が見えてきた」浜中が、3安打猛打賞の4打点。「もう大丈夫と違いますか」てな感じで大暴れしたこと。
そして、時々すごいことをやる今岡が、去年の開幕シリーズを思い出させるような満塁ホームラン。
みんな伸び伸びと野球をやってます。「今年は強い」を確信させた一戦でした。
書きたいこと、てんこ盛りです。さあどないしょ。
で、まず“安芸MVP”に輝いた新戦力左腕の原田。8回途中から登板して、高橋由を空振りの3球三振、松井も右飛に仕留めて、遠山とともに左打者用の「ワンポイント」としてだけでもOKという開幕一軍は確定?
……後藤に打たれた一発は、まあご愛嬌でしょう。
先発の伊達も、松井に一発を打たれましたが、そのあとを粘りの投球で2勝目。「ズルズルといかないように、ホームランを打たれた後は全部、抑えてやろうという気持ちで投げました。きょうはチームのムードもいいし、それに乗り遅れないように、どんどん攻めて、インコースに投げたつもりです」という伊達に対して星野監督の評価は「まあまあやな」。先発ローテーションの一角に食い込むには、まだちょっと物足りなかったといったところなんでしょう。
ベテランの伊藤も6回途中から登板して、エエ仕事をしました。打者6人を無安打に抑え、“強敵”相手に順調な仕上がり具合。「新ストライクゾーンが有効だった。シーズン中も、(球審には)きょうみたいな感じでストライクを取ってほしい。今年1年の手応えみたいなモノを感じたよ」。この伊藤に対しては星野監督も「完璧やった」。
赤星も2安打2盗塁戸アピール。「2番は去年もやっていたし、違和感はないですよ。やることは変わらないですし。それよりも、8回に仕事ができませんでしたから(8回無死一塁から、二ゴロで走者を進められず)」と反省。この前向きさがエエやないですか。
◇7日・オープン戦(札幌ドーム)
阪 神 002 024 000…8
巨 人 200 001 002…5
巨人の得点は、松井の2発を含め、み〜んなホームラン。それがどないしてん。
(3.09)嬉しい心配ごと
札幌では、“主力”抜きでも巨人に勝った阪神でしたが、いよいよ片岡もアリアスも12日をメドに合流の予定だとか。走って打っての野球に豪快さが加われば、これはもう恐いモンなし。
打線に厚みが増す上に、ピッチャー陣もそれに加わります。星野伸(今日の近鉄戦に先発予定)、ハンセル(今日にもブルペンで投球練習開始)、そして福原(今月中に実戦モードに)。
チーム内の競争も大変です。競争と言えばホワイト。今日のゲームにスタメン出場とか。決して7番目の外国人ではないところを披露してもらいたいところですが、もし「結果OK」だったとすれば、“外人枠”の競争も熾烈になります。
一軍登録枠「4」に対して、当初は「野手1、投手3」の予定だったというのが、「野手、投手ともに2」ということに。随時入れ替えは行われるというものの、ホワイトがよければトコロテン式に“先輩格”エバンスの立場が微妙ということになります。もちろん投手枠にしたってそう。ハンセル、ムーアの先発候補に、抑えのバルデス、カーライルだって今後の“巻き返し”次第では……といった具合となって、さあ大変です。
まあ、ファンの側からこんな心配ばっかりしていても仕方ありませんが、これは去年までにはなかった嬉しい「心配ごと」です。心配ごとといえば、札幌の巨人戦で5の0だった桧山のことがちょっと、という感じですが、まあ、きっちり調整してくれるのではないですか。
ところで、やっぱり出ました。尼崎信用金庫の「がんばれ阪神タイガース定期預金・勝星77」という“商品”(預け入れは1年)。5月末までに申し込めば、阪神優勝で金利が7.7倍になるというものだそうです。2位か3位でも2倍の金利ということですが、何せ昨日現在の金利は0.06%。たとえ優勝しても0.462%ということで、ま、金利目当てに“参加”する人は少ないと思いますが……。
(3.10)ムーアが凄い!
ちょっと前からトップページで、短い文章をスクロールさせています。雰囲気が変わってエエやないかと、ひとり悦にいっていますが、昨日の昼間、ちょうど近鉄戦の中継がありましたので、そこへ「途中経過」を流してみました。
「5回終了時点で、阪神3−2近鉄。4回に今岡が勝ち越しタイムリー。先発・星野伸は4回を投げてローズに1発もまずます。5回からムーアが登板。かなり期待できそう・・・。ホワイトが5回にどでかい二塁打。・・・う〜ん、6回表、ムーア対ローズの対決の途中で、中継時間終了とは殺生な……」てな具合。
“速報”と気取ったのはいいんですが、どうも気になるのは「その後の経過」でした。
結局「そのまま」ゲームは終わってしまいましたので、スクロールの部分は“書き換え”しませんでしたが、どうも独りよがりのような感じもあって、さてどれくらいの方の“お役”に立ったのやら……。
さて、その「スクロール」のことを、もうちょっと引っ張るようで何ですけど、テレビ中継が終わったその時は、まさにムーアとローズの対決の場面でした。で、結果はどうだったのか?
これがきっちりと「ローズ三振」。それだけに余計「殺生な……」でありました。
そのムーア。3回を投げて2安打無失点の5奪三振。メジャーでは3勝10敗3S、防御率5.83という“平凡な”数字しか残さなかったといいますが、昨日のテレビでは「よ〜こんなピッチャーが残ってたモンや」という言葉がしきりに飛んでいました。
向うでは大したことなかったけど、日本で大成したという選手は数多くいるわけで、ムーアの今後が大いに楽しみです。そう言えば、今を時めく近鉄のローズもメジャーでは、わずか通算13発。ジャパニーズ・ドリームの期待も大、ということですね。
ということで、昨日勝って、阪神はオープン戦「首位」です。
◇9日・オープン戦(松山)
近 鉄 200 000 000…2
阪 神 010 200 00X…3
(3.11)負けない阪神
ホントに粘り強い。ふつう安藤がホームランを打たれて0−3になった9回で「何ぼ何でも今日はアカンやろ」というゲーム。それを山田のタイムリー、坪井の犠飛で2点。二死から4番スタメンのホワイトがタイムリー打を打って同点にしてしまうのですから、今年の阪神の強さはもう本物でしょう。
ただ近鉄の9回は、巨人時代から何となく相性のよかった石毛でしたから、“参考”にはならんような気もしますけど。
しかしホワイトの同点打は、土曜日に3球三振に切って取られた岡本から。「アイツは配球を読みよるな」と星野監督が評したように、なかなか「日本の野球」に対しての順応性は高いように感じました。素人のくせに生意気ですけど……。
最終回、なおも代打矢野四球で満塁と攻めましたが、上坂三振でゲームセット。惜しくも引き分けとなってしまいましたが、粘り強いです、今年の阪神。
先発の谷中は、打者9人に対してノーヒット3三振。3回、最後のバッターの北川の打球を右腕に受けて「お役ごめん」となりましたが、願わくばもうちょっと見てみたい感じでした。
開幕一軍ベンチが危うい? カーライルが、5回から2回3分の2を1安打1失点。まずまずの投球を見せました。 「とてもよかった。ストライクも取れたし、いい感じで投げられた」というコメントを残したカーライルでしたが、ちょっと物足りない感じです。
ところで昨日のオープン戦全6試合のうち、何と4試合が引き分け試合(阪神3−3近鉄、西武5−5巨人、中日2−2ロッテ、横浜6−6オリックス)、そしてあとの2試合がいずれも後攻めのチームが逆転勝ち(ダイエー7x−5広島…5回表終了0−5から、ヤクルト7x−6…3回終了1−5から)という、ちょっと珍しい日でした(でもないか)。
で、これ、あまり気分のエエ話ではありませんので、書くのやめとこかと思っていたんですけど、ちょっとだけ書きます。
今週の『週刊文春』に、懐かしい? 前任者の方の話が掲載されています。あ〜あ、相変わらずのおヒトやなあという感じです。記事によりますと「阪神を辞めさせられたのは、今岡のせい」ということを、ノンプロチームの関係者を前にしてぼやいているのだ、とか。「周りが使え、使えというから使ったが……」というえげつない責任転嫁。
まあ、これ以上詳しくは書きませんけど、今の今岡の表情を見れば、「上に立つ人」の違いで、人間こうも変わる、という典型ですわな。つくづく星野監督でよかったと思います。
◇10日・オープン戦(高松)
近 鉄 000 000 201…3
阪 神 000 000 003…3
(3.12)今日から甲子園で6連戦
オリックスへ行った塩谷が、オープン戦初出場で初安打がホームラン。
田口が抜けたとはいえ、なかなか層が厚いといわれるオリックスの外野ですが、にもかかわらず塩谷はあくまでもサードではなく外野の一角を狙うのだとか。いわば前任者の方の“被害者”のひとりだったわけで、何としてもレギュラーポジションを獲ってもらいたいモンです。
さて、阪神は今日から甲子園で6連戦。片岡もアリアスも「出場OK」とか。さしあたって今日のロッテ戦はホワイトを加えたクリーンアップが実現するのでしょうか。うまく機能すれば決して近鉄打線にもひけをとらないと思います。様子を見て、事務所を抜けだせるならば、ちょこっと覗いてみようかなとも思ってるんですが……。
ところで、背番号44の関本が一軍合流。岡田二軍監督の推薦なんだとか。「ええときに推薦してやらんとな。打撃は全然、問題ない。広角に打てるし、ツボにきたらパンチ力もある。打撃は上の二遊間に入っても上の方。いまやったら、浜中よりええんちゃう」とのこと。
以下サンスポの記事から。
「岡田二軍監督がほくそ笑む。今岡、上坂、藤本、沖原の二遊間候補ばかりか、オープン戦でクリーンアップを打つ浜中と比較しても、遜色はない。そこまで惚れ込まれた男…。平成9年のドラフト2位。期待の大型内野手だが、故障に泣かされてきた。昨年5月には右肩を手術し、そこから這い上がってきた。背番号も64から44に変更し、心機一転の6年目。教育リーグで6本のヒットを放ち、岡田二軍監督を動かすところまできた。
“サクラ咲く、ですか。調子はまあまあです。チャンスは多くないと思うけど、何とかチャンスをもらいたいです” 星野監督も以前から“関本ってええらしいな”と報告を受けていた素材。打撃力が売りの関本が加われば、さらに二遊間のポジション争いはおもしろくなる。“上の二遊間の様子は気になります。現に差は開いているから、何とか食らいつきたいです”
試合で打席に立てるかどうかは分からないが、たとえ打撃練習であっても、一軍で懸命のデモを敢行する」。
下で頑張る選手のためにも、関本頑張れ、であります。
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