![]()
<<<戻る >>>つづく 最初に戻る
(8.14)ちょっと苦しくなった? 土日の連敗
土曜日は中日6-4阪神、日曜日は中日6-3阪神。
…ついに後半戦同一カード2勝1敗のペースは崩れたけど、な〜に、これで10勝5敗と、きっちり2勝1敗ペースではないか。
ただ巨人が相変らず負けないで、何と昨日で貯金が20。阪神が借金6やから、(20+6)÷2で13ゲーム差。土日の対中日戦連敗で、正直な話、ちょっと「奇跡」には遠のいた感じではある。順位も5位と下がってしまった。
が、しかし、8月の順位なんぞ関係はない。別に破れかぶれで入力しているのではないぞ。確かに土曜日の最終回の、連続押し出しで2点差に迫ってなおも二死満塁での矢野の三振や、日曜日の八木、和田温存、伊藤の引っ張り過ぎ、遠山の不調、「なんでや」の藤川の投入、福原と西川の温存……、などなど、万全を期しての戦いでなかった末の連敗、やったのが悔やまれるが、まあ、野村監督とて神様ではない(あたりまえや!)。
最近好調やっただけに目立った事象なのだ。土日いずれも、序盤阪神が有利という展開。最近「逆転勝ち」が“普通”やっただけに、両日とも不吉な予感がしたけど、案の定やった。特に日曜日なんぞ、早々と3位広島が途中で負けていて(阪神は3対2でリードしていた)、もしこのまま阪神が勝てばAクラスの3位という、後半戦に入ってからでは6年ぶりの快挙。しかも6年ぶりの5カード連続の勝ち越し……。指揮官の意識下に、こういう数字があったのかどうかは判りませんけど、み〜んなパァ。
さあ、そんなことはみ〜んな忘れて、明日からの巨人3連戦の「直接対決」に賭けようではないか。「奇跡」への絶対条件として、3タテあるのみ。しんどいかな…?(8.17)こうなったら、目標をAクラスに切り替える?
ついに終焉、か。巨人にも連敗して、これでゲーム差は15。
何ぼ何でも、ちょっと辛い。何せ何をやっても余裕の巨人、15日には「それ誰やねん?」という中継ぎの南投手に完全に抑えられるし、ヒットエンドランにスクイズと、好き放題。
16日の先発は、これまた三沢やて。
野村監督のカッカしている様子が手に取るようです。残り試合数を考えると、阪神が全勝(引き分け再試合分を含めて37連勝)しても、巨人は21勝14敗でエエという訳であるからして、そろそろ「奇跡の大逆転優勝」は、あきらめざるを得なくなった。
…もともと期待してない、って? まあ、正常な神経のファンやったらそうやろね。しかし、腹立ちまっせ。高橋由、メイ、工藤という“新戦力”ピッチャーだけで30勝12敗と18の勝ち越し。一方阪神は……。
ウエスタン・リーグの方も中日との直接対決に連敗して3.5ゲーム差、ついに中日にマジック8が点灯してしまった。阪神ファンの夢は、次々と粉砕されていく。こうなったら、上での目標をAクラス入りに定めますか。3位横浜までなら2ゲーム差と射程距離内、2位中日にも7ゲーム差である(結構あるやん)。
ちょっと寂しい、盆明けであります。(8.18)そこまでして、ぶっちぎりを意識するか、巨人
哀しくて、思わず涙が出そうになった。
昨日の巨人戦、コツコツと1点ずつ積み重ねていった3点のリードが、清水、江藤の2本のホームランで水泡と化してしまったのだ。
七回まで被安打2、と大健闘のハンセルに対して、五回裏開始直前の、長嶋監督の心理的クレーム(帽子とユニフォームが汚れ過ぎという不正投球の疑い)がどう作用したのか不明ではあるが、「ここまでやるか」という巨人の野球が怖いし、哀しい。
勝つための作戦のひとつ、というのは理解出来なくもない。しかし本音を言えば「そこまでして勝ちたいのか」である。確かに札束で選手をかき集め、この陣容なら誰が監督をやっても、ぶっちぎりの優勝確実(長嶋監督でなかったら、2位以下とのゲーム差はもっと開いていたという声すらある)という状況下で、初対決のピッチャーに完封される屈辱を回避したいという、そんな気持ちなんやなあ…。
プロ野球を面白くする、なんていう感覚が、巨人にはないということは理解出来るけど、こんなことを続けていては、そして「自分のところさえよければ、それでエエやん」という好き放題を許していたら、プロ野球の世界に未来なんぞありません、て。
今、セ・リーグを面白くする唯一の方策は、巨人が10連敗くらいすること。どないだ? 長嶋さん、それでも恐らく巨人は今季、優勝するやろうから、試してみ〜へん?(8.19)連敗脱出、と喜んだのに……
延長11回、タラスコの11号ソロで2対1。ピッチャーは続投の守護神葛西。
「あ〜これで、連敗はストップや」。誰でもそう思いまんがな。
巨人も中日に負けてるし、久し振りに楽しい夜が過ごせる、と。…けど、何でやねん。「悪夢のサヨナラ負け」やて。
ここが、チーム自体が踏ん張れない原因なんやと思う。左の代打井上の場面で、遠山という手はなかったんやろか。確かに葛西が九回から頑張ってて、11回に勝ち越して、その裏に同点にされたけど、ここをしのげば、まだ葛西にも「勝利投手の可能性は残ってる」という状況下で、交代は難しい判断ではあったけど。
どうなんやろ。監督は葛西を降ろすのがしのびなかったんやろか。
素人がとやかく言うことの無責任さは、承知の上なんやけど、ちょっと、…いや、かなり残念な気持ちです。
ヤクルトが勝って、またまたアトがなくなった我が阪神。ビールもおいしくないぞ。(8.21)「予想どおりの失速」は、ないでしょ、監督ぅ
中日に連敗、巨人と横浜には1勝も出来ずに3連敗、3連敗。
ほんの10日ほど前の、景気の良い文章の日々はいったい何だったのか……。とうとう借金も今季最大の12。
「いつもの阪神に落ち着いただけ」と言ってしまえばそれまでやけど、ま、ちょっと寂しい話ではありますわな。
8月10日号の『週刊宝石』で、「大阪で最も冷静に阪神を見続ける男」と書いていただきながら、「大逆転優勝や」とか「Aクラスは目前や」とか、どこがいったい冷静やねん、と自身も思いつつ、ひとりで勝手に舞い上がっていた、ほんのちょっと前が懐かしい。
ところで今朝、川村龍一さんが言うてはりました(MBSラジオ「おはよう! 川村龍一です」)けど、野村監督が阪神のことを「このチームは…」とかいうのは気持ちのエエもんやない、という話。全く同感ですな。
何ぼヨソから来た監督でも、そこまで部外者のような目で、自分のチームのことを言うのはどないなもんか。急激な失速に対しても、「予想どおりです」はないやろとも思う。
確かに野球を実際にやるのは監督でもコーチでもなく、選手たち。しかし、それやったら、監督やコーチたちの役割はいったい何やねん、ということになる。
野村監督は、よく「言うことを守らない」とか「勝手なことをやる」という発言をなさるけど、「言うことを守らせる、勝手なことをさせない」というのも、監督の仕事ではないのか。アタシゃ、そう思うんですけどね。(8.22)選手たちは、「自分の年俸と家族と名誉」のために頑張れ!
このコラムは、別にぼやくために続けているのでは決してありません。が、しかし昨日に続いて書きます。ほんとに何とかして欲しいから、です。
よく「阪神の体質」とか言います。阪神タイガースは、関西にあって唯一の人気球団だと思います。こう書くと近鉄やオリックスのファンの人たちからクレームがあるかもしれませんけど、吉本興業の木村大阪代表も言うてはります。ヨシモトと阪神と宝塚歌劇が、関西の文化やと。
阪神が人気球団ゆえ、関西のマスコミ、特にスポーツ紙は、連日のように阪神タイガースを追い、紙面にします。とりもなおさず、それが売れ行きに大きく影響するからです。一面に阪神の記事があるのとないのとでは、駅売りの場合など、その差が明確に現われるのだとか。
…そういった常に衆目を集めている人気球団ゆえ、かなりささいなことでも、ただちにニュースになってしまいます。監督の発言なんかは特にそうです。担当記者にとっては、こんなおいしいニュースソースはありません。
だから、なのです。「監督の発言」は、即選手たちに伝わります。しかもミーティングの席や、直接対面の機会にではなく、新聞紙上から“間接的に”伝えられる、のです。選手にとって、こんなイヤなことはないと思います。皆一人前の男たちです。新聞を読んで「監督が誉めてくれている」のを見るのは、気持ちのいいものでしょうけど、ミソクソに言われているとなると、人間なんですから、いい気持ちはしません。
想像ですけど、矢野や湯舟、中込、星野伸、大豊なんかは、監督の発言を完全に納得してるのかな…なんて、ふと思ったりします。
「快進撃」のときには表面に出てこなかった何だかんだが、またぞろ……という感じです。
中日に連敗したあたりから、何か「いつもの阪神」を感じ始めましたけど、やっぱり監督がどうぼやこうと、チクチク言おうと、選手たちには「自分の年俸と家族と名誉」のために最後まで頑張って欲しい、と思います。