最新分は、一番下です。4.01更新
(基本的に選手名の敬称は略)

(3.28)早く来い、開幕。その2

今朝の毎日新聞の運動面に「セ・リーグ展望」と題した記事が掲載されています。
ま、ここでわざわざ? 書くわけですから「主役は阪神」です。見出しは「元気な阪神、台風の目に」ですが、「この台風の目に」という表現はどうなんでしょう。台風の目=主役、ではないということなんでしょうか。
今年の阪神、あくまでもセ・リーグを引っ張る主役である。そう信じているんですけどね。

そんなことはともかく、記事では「4年連続最下位の阪神が補強に成功した」とし、「片岡、アリアスの加入で打線に厚みが増し、オープン戦で7年ぶりに優勝した。星野新監督は、データを重視した野村監督時代の遺産を生かしながら、チームの活性化に成功したと言える。オープン戦の結果は必ずしも公式戦に直結しないが、最下位脱出の気配は十分にある」と、かなり控えめ。

当然の事ながら記事は、他球団の事情にも言及しています(あたりまえか)。
まずヤクルト。「最低10勝が計算できたという石井一がドジャースに移籍し、最多勝の藤井、粘り強いホッジスが2本柱となるが、昨年10勝の入来、7勝の前田が不調で二軍スタートとなる等、不安材料は多い。ニューマンや山部、ルーキーの石川ら左腕投手が石井一の抜けた穴を埋めることができるか」。
そして巨人。「10年目の松井が心技体ともに充実し、3冠を狙う勢い。清原、江藤との重量打線を維持しているだけに、先行逃げきりを可能にする救援陣の確立が課題になる。原新監督、鹿取ヘッドの手腕もカギを握りそうだ」。
続いて横浜。「オープン戦で3割1分7厘と驚異的なチーム打率をマークした。もちろん12球団トップ。長打力のある新外国人の加入でバランスが良くなり、4番から本来の3番に戻った鈴木尚が生き返った」。
広島。「元々黒田、佐々岡ら完投能力のある先発が揃っている。打線は、前田、緒方ら故勝者が復帰し、投打のバランスが取れるようになった。ベテランが多いだけに“主力に故障が再発しないこと”という条件付きながら、優勝を狙える戦力になった」。
最後に中日。「打力の弱い中日は、エース左腕の愚痴の故障が響き、オープン戦でセ・リーグ5球団との直接対決に8戦全敗。4人目の先発投手として期待される朝倉が大化けしないと苦しい」。

結局何だかんだ言いましても「条件付き」でないのは阪神と横浜だけ。ということは、開幕の巨人戦に続いてある横浜戦が重要なゲームになるということなのか。
いずれにせよ、台風の目ならぬセ・リーグの主役は阪神。そういうことです。・・・ん?


(3.29)早く来い、開幕。その3

開幕までのカウントダウンも、もはや秒読み段階。いよいよ明日、東京ドームで「新生タイガース」の本領が全開します。
先発はもう100%間違いのない、井川と上原。
東京ドームでは、「(土を全面的に入れ替えるなどした)新しいマウンドがしっくりこない」という上原のために“改造”するというズルまでしたということですが、それだけ巨人側が神経質になっているという証拠です。
田淵コーチは「とにかく見逃しはだめ。空振りでもいいからバットを振れ」と。どんどんストライクをとりにくる上原対策としては、まさに当たり前すぎるくらいの対処法です。
赤星、今岡の1、2番コンビが真価を発揮し、クリーンアップへ……という展開になれば、まあどないかなる、はずです。
ことに今岡。ちょっと前の『週刊文春』で、前監督に「オレは、あいつのために阪神をクビになった」と、最後っぺをかがされた今岡の「ゲームの流れに即したバッティング」は、見違えるようです。この様子では専売特許であった?(失礼)併殺打も激減するのではないか、と思います。

ところで今朝のサンスポに、ちょっといい話が掲載されていました。

上京前の鳴尾浜での会見の席上で、藤村富美男さん、村山実さんへの墓参の件にふれ、村山さんとの“交流”を披露。
「何よりも嬉しかったのは、村山さんが辞めて、読売テレビの解説者になった頃やな。ちょうど、オレは内転筋(右足)を痛めてな。そんな時にサポーターを持って来てくれたことがあった。これをはめろと言うてな。手作りやった。後楽園のロッカーに持って来てくれた。すごい人やと思った。他球団の選手にやゾ。本当に覚えている。チームを越えて、可愛がってくれた」。
そして、村山さんの奥さんの出迎えに対して「わざわざ、すいません。主人も喜びますと言うてくれた。本当は生きていて、『よう来てくれた』と出迎えてほしかったけどもな」。

・・・こういう話、星野監督には、何故か? 違和感がないんですね。
それだけに「この監督のために」という選手も、今年は多いのではないですか。1のちからが10集まって5とか6にしかならないのではなく、15にも20にもなる可能性。この可能性こそが、今年の大きなバックボーンになると確信しています。

明日は、開幕当日ということで、対巨人戦のちょっとしたデータを・・・。


(3.30)いよいよ今夜!

今日は、ちょっとした事情で、朝に更新できませんでした。
で(というわけでもないんですけど)、早速昨日“お約束していた”対巨人戦のちょっとしたデータから……。

まず、ひじょ〜に判りやすいところから、ということで「最近10年間の対戦成績

年度   成 績    最終順位  監 督 
92年 11勝15敗   2   中村勝広
93年 12勝14敗   4   中村勝広
94年 10勝16敗   5   中村勝広
95年  6勝20敗   6   中村勝広
96年 11勝15敗   6   藤田 平
97年 13勝14敗   5   吉田義男
98年 10勝17敗   6   吉田義男
99年 10勝17敗   6   野村克也
00年  9勝18敗   6   野村克也
01年 13勝15敗   6   野村克也

去年の、対巨人戦成績
     阪神     巨人
得 点 121   146
安 打 238   255
本塁打  32    35
打 点 114   136
盗 塁  15    22
四死球 101   147
三 振 209   198
打 率 .253   .269
防御率 4.54   3.74

そして、対上原の成績
  年月日     球場    勝敗  登板  回数  安打 本塁打 三振 四死球 自責点
99・ 4・ 4 東京ドーム ○8−4 先発 6・2/3 4  0   5  1   2
    5・23 甲子園   ○3−2 完投 8     8  0   9  2   3
      30 東京ドーム ●2−5 先発 7     6  1   6  2   2
    6・13 甲子園   ●1−4 先発 8    10  0  10  2   1
      20 東京ドーム ●1−4 先発 8     8  1   9  1   1
    7・18 甲子園   ●2−3 完投 9     7  1   9  1   2
    9・21 東京ドーム ●4−6 先発 6     7  2   8  2   3
00・ 5・13 甲子園   ●0−4 完封 9     2  0  10  0   0
    6・18 甲子園   ●1−3 完投 9     4  0   7  1   1
01・ 3・30 東京ドーム ●3−17 先発 7    6  1   6  2   2
    5・17 福岡ドーム ●2−4 先発 7     3  1  10  2   2
      25 甲子園   ●4−12 先発 7    5  1   6  0   1
    6・21 甲子園   ○1−0 先発 8・0/3 3  0   7  3   1
    7・17 甲子園   ○3−2 先発 8     9  0   4  2   1
※上原から見た、対阪神戦成績
14試合 10勝3敗(去年の7・17は勝敗に関係なし) 防御率1.17

・・・う〜ん、書かなきゃよかったかも。
しかしまあ、今夜はこんなデータは関係なしに、とにかく、とりあえず開幕戦を11連敗で阻止。
この目標第一に頑張って貰いたいものです。さあ、もうすぐプレーボール!


(3.31)最高の「開幕」です!

ちょっと冷静に行きましょう。
まず、今朝の毎日新聞の社会面に面白い記事が掲載されていました。
「桜情報」に引っ掛けて、「見ごろ……桜並木と星野阪神」。そして「やや早い……ファン歓喜“優勝や”」。なかなか面白い記事でした。

で、昨日のゲーム。
やってくれました〜〜〜!!!!!!!! (これこれ、冷静に冷静に)
……何と言ってもまず、東京ドームでのゲーム開始前の選手紹介の時、阪神ナインのリラックスした姿をTVの中継で見た時に、「あ、これは勝ったな」と思いました。
何かこう、「野球をやれる楽しさ」といいますか、底抜けに明るい面々の様子に、まず感動を覚えました。「確かに阪神は、大きく変わった」と確信しましたね。生意気なようですけど。

実際にエエゲームでした。
12年ぶりの「開幕戦勝利」は何よりですが、井川が堂々と上原に投げ勝って完投。そして選手会長・桧山の一発。オープン戦では今一つだったアリアスの追撃2ラン。
な〜んか、ドラマを見ているみたい。
ゲームセットの時に、星野監督がギュッと井川を抱きしめてねぎらっていたシーンも印象的でした。
選手と一緒になって、全身で喜びを表現する監督のこんな姿を目の当たりに見た選手たちは、なお一層「この監督のために」という思いを強めたことでしょうね。
相変わらず「上原には強い」という矢野も唯一2安打して、データを実証してみせました。
そしてさらには、開幕戦をスタメン・オーダーの9人だけで戦って、見事に勝ったこと。これは凄いことやと思います。
とうとう出番のなかった浜中やホワイト、沖原、広沢らにとっても、昨日は文句がなかったのでは、と思います。

最終回の藤本の“トリック・プレイ”もかっこよかったですね。(一死一、二塁のピンチで、阿部の頭上へのライナーをジャンプ一番、グラブで弾き、これをすぐ処理して、一塁走者の清原を二塁で封殺。さらに二、三塁間で松井を挟殺)

またウエスタンでも阪神が好発進 。阪神が近鉄に4−3で勝利(鳴尾浜)。期待のルーキー、桜井が「3番・左翼」で出場して、プロ初打席初本塁打の鮮烈デビュー、です。

もっともっと、いろんなことを書きたいんですけど、今夜も勝つ、ということで、また明日に残しておきます。
けど「開幕巨人戦の完投勝利は小山さん以来、チーム40年ぶり」ということ、ご存じでしたか?

◇3・30(東京ドーム)
阪 神 010 200 000 … 3
巨 人 000 100 000 … 1
〈勝〉井川 1勝  〈敗〉上原 1敗
〈本塁打〉桧山1号(上原)、アリアス1号2ラン(上原)、清原1号(井川)


(4.01)23年ぶりの開幕連勝

昨日「もっともっと、いろんなことを書きたいんですけど、今夜も勝つ、ということで、また明日に残しておきます」と書きました。ですから、頑張って書きます。

まず、非常に細かいことかも知れませんけど? 「難しい選択」と思ったのは、7回二死二塁の場面で、ムーアの打席に八木を代打に送った場面。
ムーアは、期待どおりに、清原に打たれた一発以外は好投していて、もしこの回に勝ち越さないと、勝利投手の権利はなくなっていまいます。
確かに「野球はチームプレイであって、個人の成績はあくまでも二の次に考えるべき」というのが正論だとは思います。思いますが、ムーアはおそらく今シーズン、かなりの働きが期待できる新戦力左腕です。自分に代打を送られたときのムーア自身の気持ちを測り知ることは出来ませんが、勝ち星がつかないよりはつく方がいいに決まっています。(現に第1打席ではヒットを打っていました)
「嬉しいな」と思ったのは、TV中継でチラッと見ただけでしたが、佐藤コーチはもちろん、ナインの誰彼が、代打を送られたムーアに対してきっちりとフォローしていたこと。見逃せないシーンでした。

結果的に、代打の八木が四球、そして「ムーアを勝利投手にするには、ここで打つしかない」という赤星の積極性が決勝打を生みました。
凄かったのは、7回以降の継投。伊藤に始まって弓長、伊達、遠山と、一人一殺リレー。最後は8回一死からバルデスが、打者5人をきっちりと料理しました。
「延長線は考えていなかった」と語った星野監督でしたが、この監督の気持ちは、ムーアを継いだ各ピッチャーにも十分伝わっていたと思います(弓長は失敗しましたけど)。
考えようによっては大きなバクチだったかも知れません。もし延長戦になれば、バルデスが投げ続ける以外になかったわけですから。

打つ方では、片岡がセ・リーグ初ヒット、初タイムリー。「何とかしたい、の一心だった。1球にかける思いがバットに伝わったね」。開幕ゲームでは4の0、2三振と井川を除いて唯一ノーヒットだっただけに、喜びもひとしおだったと思います。ファンも同じ気持ちですけどね。

今朝のサンスポに掲載されていた記事ですけど、一部の“ファン”への、星野監督の苦言です。
ゲーム前の、記者と監督との談話の中で、
前日の開幕セレモニーの時に、君が代の斉唱中、センター付近に陣取った阪神ファンから六甲おろしが…、ということに触れて、「あれを阪神ファンというなら、恥ずかしい話や。途中でマイクを持って、黙れと言うたろうかと思った。(隣にいた)赤星に『あれは阪神ファンやない』と言うた。ホンマ、ハラが立った。道頓堀に飛び込んだヤツなんか、可愛いモンや」。
「六甲おろしにプライドを持てと言いたい。ああいうことをするから、『阪神ファンは…』と言われるんや。六甲おろしの価値がなくなる。これは勝ち負けの問題やない。ファンに、これからも言い続ける」。・・・まさしく、おっしゃるとおりですね。

さて、バスに乗り込む時、ナインに向かって言った星野監督の、たったひとことにしびれました。
「ナイスゲーム!」。
余計な言葉を省略した、最高のコミュニケーション、です。

ところで、清原の連夜の一発は、長島さんの記録に並ぶ444号でした。

◇3・31(東京ドーム)(阪神2勝)
阪 神 000 001 100 … 2
巨 人 000 100 000 … 1
〈勝〉ムーア 1勝  〈S〉バルデス  〈敗〉工藤 1敗
〈本塁打〉清原2号(ムーア)



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(2000.6.27〜)

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