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(4.08)初黒星でしたが……
やっぱり昨日、「球団の記録は14連勝」、とか「星野監督自身の開幕11連勝」とか書いたのがよくなかったようです。ちょっとハシャギ過ぎだったようで……。
そういう意味では、トップの「優勝まであと・・・」というカウントダウン。
あれもエエことなかったんでしょうか。けどあれは今後も“余程のこと”がない限り、そのままにしておきたいと思っています。140連勝するはずもないのと同様、「73」からひとつも減らないということも、あり得ないんですから(笑)。
簡単な算数です。例えば優勝の目安を80勝(去年のヤクルトは76勝58敗6分け)としますと(引分けなしで)60敗も出来るのです。勝率は5割7分1厘、つまり4勝3敗のペースです。
このあと阪神は、59敗も出来るんですから、去年ならともかく、今年はそれほど難しくない話ではないか、という気がします。あの優勝の年ですら2回も6連敗しているんですから。
さて昨日。阪神はしかし最後の最後まで粘りました。9回二死、走者一、二塁でカウント2−3というところまで……。バッターは桧山。8回には“反撃の2号ソロ”も打っています。結果は高津に抑えられてしまいましたが、あわやというところまで、去年の日本一チームを追い詰めたんですから、今年のキャッチフレーズは生かされました。
先発の安藤(安打7、9奪三振、1失点)にプロ初勝利を、の気持ちはもっともでしたが、それよりも「いつか負け試合がある。その時に、今シーズン最初に“貧乏くじ”を引くのは誰か」と、快進撃のあいだもずっと思っていました。
これも貧乏性ゆえのマイナス指向なんでしょうけど、どのピッチャーも調子がいいわけで、そんなムードの中、誰だって「負け投手第1号」にはなりたくないですよね。ですから出来れば?
その第1号は先発陣からではなく、ベテランの伊藤か遠山、あるいは弓長あたりが引き受けてくれれば……、と真剣に? 思っていました。ですから、まあ……よかったのではないか、と。
それに遠山も、コンコンと連打で失点したわけではなく「ちょっと神宮では相性の悪い」バッターに満塁弾を食らったわけで、それほどのダメージはない、と思いますし。
けど、高津に去年までの迫力を感じませんでした。“この次”は大丈夫でしょう。
強い阪神にやっと勝って、京都のT・Mさんあたりはほくそえんでいることでしょうね。ハハハ……。
(↑この1行、気にしないで・・・)
星野監督の「気配り」が現れた1敗でもありました。
阪神の監督になって、いきなり歴史ある球団の記録を塗り替えるわけにはいかないでしょう。
意識して開幕7連勝という「タイ記録」で、ひとまず“騒動”に終止符を打ったのだと、そう思うことにしましょう。
「阪神の7連勝は、他球団の20連勝くらいの価値があるゾ。ホンマよかったワ。みんなに、いい記事を提供できて…。(スポーツ)各紙の社長は、新大阪でオレを出迎えてくれるんやろうな」。
星野監督のこういうジョーク、去年までのヒトが言えば、嫌味になったでしょうね。余談ですけど。
明日からいよいよ甲子園です。
開幕前に「4勝4敗の5分」で帰って来てくれれば御の字、だったはず。思いもよらなかった7勝1敗です。生まれ変わって頼もしくなったナインに対して「ありがとう」の気持ちで迎えたいですね。
二軍は昨日、広島と引き分け。5−5でした。
◇4・7(神宮)(阪神2勝1敗/通算7勝1敗…まだまだ単独首位堅持!)
阪 神 001 000 110 … 3
ヤクルト 001 000 40x … 5x
〈勝〉石井 1勝 (S)高津 3S 〈敗〉遠山 1敗
〈本塁打〉桧山2号(五十嵐亮)、ペタジーニ3号満塁(遠山)
※矢野、またも2安打(桧山3安打、赤星2安打)で、打率は4割4分1厘。
(4.09)闘志はつらつ!
昨日は書かなかったんですけど、日曜日の神宮での一部のファンの、こともあろうにメガホンを投げ付けるという暴挙がNHKの放映画面で、大きく映し出されていました。
恐らく140連勝を無理強いする「強い阪神に便乗して騒ぎたい」という寂しい? 人たちでしょうけど、ああいった行動が「阪神ファンはガラが悪い」という風評につながるんでしょうね。根っからのファンにとっては全く迷惑な話です。
さて、いよいよ「甲子園開幕」です。星野監督は“地元”で初勝利を目指します。今夜からの6連戦、ビジターで7勝1敗という信じられないような成績やったんですから、よもや全敗てなこともないとは思いますが、1万歩譲ってそうなったとしても、まだ勝率は5割なんです。……こんな余裕のある気持ち、一体いつ以来でしょうか。
現在、チーム防御率は依然12球団トップです。井川、ムーア、薮、谷中、星野伸、そして日曜日の安藤と、この6人の先発陣が「出来過ぎ」と思われるほど絶好調です。また3試合(5回)を無失点の伊藤、同じく3試合(3回3分の2)を無失点のバルデスと、中継ぎ、抑えも「ホントかよ」の頼もしさです。1.48、つまり1試合に2点とれば勝てるわけで、ふと村山さんや小山さん、江夏さん、バッキーらがいたころの「味方が2点とってくれたら勝ったる」と豪語した投手陣のことが思い出されます。
昭和30年から40年代にかけて、シーズンの防御率1点台のピッチャーがゴロゴロ(でもないか)いたあの頃。
しばらくぶりに、ホコリをかぶっていた拙著『ザ・虎の巻』(ちょっと宣伝?)を、パラパラとめくってみました。特に昭和33年から昭和48年にかけては、小山さんと村山さん、それに江夏さんらが、まさに阪神の黄金時代を支えました。
ご参考までに、ちょっと書いてみます。
チーム最多勝利 チーム最多防御率 チーム防御率(順位)
33年 小山 24勝 小山 1.69 2.55(3)
34年 小山 20勝 村山 1.19 2.37(1)
35年 小山 25勝 小山 2.36 2.62(2)
36年 村山 24勝 村山 2.27 2.60(4)
37年 小山 27勝 村山 1.20 2.03(1)
38年 小山 14勝 小山 3.59 3.20(4)
39年 バッキー 29勝 バッキー 1.89 2.75(1)
40年 村山 25勝 村山 1.96 2.47(1)
41年 村山 24勝 村山 1.55 2.52(2)
42年 バッキー 18勝 権藤 1.40 2.60(1)
43年 江夏 25勝 江夏 2.13 2.67(1)
44年 江夏 15勝 江夏 1.81 2.41(1)
45年 江夏 21勝 村山 0.98 2.36(1)
46年 江夏 15勝 古沢 2.05 2.76(2)
47年 江夏 23勝 谷村 2.26 3.00(1)
48年 江夏 24勝 上田ニ 2.23 2.82(2)
(途中、略。ハハハ)
54年 小林 22勝 小林 2.89 4.15(5)
(以下、略。ハハハ)
※太字はセ・リーグトップ。
・・・とまあ、こんなモンです。今のところは、ひけをとらないどころか、堂々たるもの。
川尻やハンセル、カーライルらの出番は、果たしてあるんでしょうか、今季。
ということで、今夜が楽しみです。今大阪は雨が降っていますが、ゲームは大丈夫とのことです。
(4.10)甲子園でも強い!
それにしても「星野監督のこだわり」なんでしょうか。東京ドームの公式戦開幕に続いて、昨日の甲子園でも、「9人だけ」で戦い、そして見事に凱旋勝利、です。
この「9人だけ」というのは、まず少なくともピッチャーが完投しなければ成し遂げられないことで、考えれば凄いことです。
ましてや、打撃陣にもな〜んぼでも「ゲームに出してくれ」という選手が、ベンチにウジャウジャ状態なのです。そんな中での「9人野球」。いやはや感服ものです。
さてこのところ、「甲子園の開幕」には皆勤の身
としましては、何がなんでも仕事を切り上げて、ということで行って参りました。
“後ろ髪を引かれるようにして”事務所を出たのが、ちょうど3回裏に薮が二塁打を放った時。そして球場に着いて、外野へと向かう時に「わぁーっ」という大歓声。6回裏の藤本のタイムリーが出たときでした。
ですから、今岡の3ランも、ホワイトの6回の二塁打も見ることが出来ませんでしたが、そのあとの展開は、しっかりと外野席から“目撃”することが出来ました。
特に8回表の、新井の打球をスライディングキャッチしたホワイトの大ファインプレイや、その裏に、ようやく出たアリアスの2号2ラン(ゲーム前までは、打率1割を切っていました)は、目の前で見ることができ、しみじみよかったと実感しました。
しっかりと写真も撮って来ました。上は、今シーズン始めての甲子園球場での7回裏の“儀式”。そして下は、勝利の瞬間です(いずれもライト中段から)。
ゲーム後は、ジャージ組応援団幹部諸氏と、これまた“恒例”の「S」での乾杯。「今年は優勝も狙えます」と、乾杯の音頭をとった西河代表の「引き締まらなくなってしまった」顔が、輝いていました。
いや〜、とにかく頼もしい。
とにかく今シーズン初の甲子園でのゲームは、最高のエンターテイメントでした。
◇4・9(甲子園)(阪神1勝/通算8勝1敗…単独首位独走中!)
広 島 000 000 100 … 1
阪 神 003 002 03x … 8x
〈勝〉薮 2勝(無四球、2試合連続の完投勝利!) 〈敗〉横山 2敗
〈本塁打〉今岡2号3ラン(横山)、アリアス2号2ラン(スタニファー)、金本1号(薮)
※ホワイト、藤本(6回)、桧山(8回)にタイムリー打。
※矢野の連続安打は、ついに途切れてしまいました。
あ。二軍のゲームは雨天中止となりました。
(4.11)どうしましょう・・・勝率9割
いろんな勝ちパターンを披露してくれている今年の快調阪神。
で、昨日のゲームは、5日のヤクルト戦に「藤井が7回で“お役ごめん”となったあと、8、9回に1点ずつとって勝ったゲーム」と似ていました。
広島の先発は長谷川。……こう聞いた時、去年5連敗している天敵ということで、いや〜な予感がしたんです。案の定、7回4安打と“決定打”が出ませんでした。
しかし、去年と違っていたのは、こっちの谷中も一歩も譲らなかったということ。先に長谷川がマウンドを降りてくれました。そして・・・。
勝ちパターンのうち、ホームでの阪神ファンにとって、一番のプレゼントが「サヨナラ・ゲーム」。しかもサヨナラ・ホームランで決まる、というやつ。その劇的なシーンを、連夜に渡って奮闘の今岡が演じてくれました。
息詰まる投手戦でした。結局谷中は「好調先発陣に続け」とばかりに、5安打完封。
0−0の展開が続いた投手戦で、山本監督が先に動きました(8回から玉木)が、星野監督は最後まで谷中に代打を送りませんでした。「打撃もいい」という」部分もあったと思いますけど、何よりも「自分で落とし前をつけろ」という、ピッチャー出身らしい決断。
谷中自身が8回の満塁を凌いだのも大きかったですね。その二死満塁のピンチの場面で「ツーアウトを取って、代えると言われたら、オレがイヤだもの」と監督。
今岡が「谷中さんの頑張る姿を見て、何としても点が取りたかった」と、勝利者インタビューで、チーム全員の気持ちを代弁していましたが、こういうムードが続く限り、阪神が強いのはあったり前です。
「何か夢みたい。もう1回、ビデオテープで見てみたいな」と星野監督。
こんな阪神、開幕前に予測できましたか。
「みんな、エエ原稿かいてや。涙が出るような原稿を書いてくれよ」と最後に報道陣に語りかけた星野監督でした。こうまで言われたら、とびきりの記事を書かんわけにはいかんでしょうとばかりに、各紙見事なくらいにド派手な一面
(全部確認したわけではありませんけど)。……まあ、そんな言葉がなかっても、「話題独占」であったことには変わりないんですけどね。
二軍もサーパス(オリックスのファーム)戦に勝ちました。8−3です。
ま、川尻、福原とつないだんですから、これは勝って当たり前の話、ですか。松田に2号が出ました。
さて、10試合を戦って9勝1敗です。大丈夫なんでしょうか。何が、って? いや“反動”がいつ来るのかと・・・。
◇4・10(甲子園)(阪神2勝/通算9勝1敗…単独首位独走中!)
広 島 000 000 000 … 0
阪 神 000 000 001x … 1x
〈勝〉谷中 2勝(自身去年の10月3日以来の完封勝利!) 〈敗〉玉木 1勝1敗1S
〈本塁打〉今岡3号サヨナラ(玉木)
※今岡は、チーム5安打のうち3安打。
※それにしても10試合目で、2勝ピッチャーが「早くも4人目」です。
(4.12)雨天中止。今の阪神でも、天候には勝てません
オープン戦から、阪神はず〜っと「中止なし」でやって来ました。
それゆえに、昨日の中止は、あるいは天からの授かり物かも知れません。6連戦中の小休止。かっこよく言えば「戦士の休息」だったのではないでしょうか。
去年までは、よく「うてんちゅうし」と書きました。つまり「打てん(から)中止」。
けど今年は違います。「調子がエエから残念」という感覚が、あたりまえのように自然に、言葉が口をついて出ます。
「少々の雨ならやりたかったが、今の阪神でも天候には勝てんよ」と苦笑いした星野監督でしたが、
6連戦の谷間のゲームが中止になって「いい休養? まあ、オープン戦から(試合を)やりづめにやってきたし、良い方にとらなけりゃいかん」とあくまでも前向き。
この予備日は9月20日の金曜日。もうすでに阪神の優勝が決まっていて、“消化ゲーム”になっているかも知れませんけど、ね。
天からの授かり物、その2。
今夜からの横浜戦。“天敵”三浦が昨日の中日戦で投げましたので、出番はなし(ん? 4回しか投げてないから、「展開次第」ではある?
……まさか)。
さて、各方面で「別人の今岡」が話題になっています。
今岡が変わったのか、あるいは「本来の今岡」に戻っただけなのか。私の感覚としては後者です。
どちらかと言えば「俺が俺が」のタイプではない選手です。いわばA型特有の性格かも知れません(私めもそうです。ハハハ)。つまり「どう、使いこなされるか」によって、力が発揮できるタイプ。それだけに、星野監督になって「単に本来の力が復活しただけ」だと思います。
まあ、去年までなら、今岡でなくても「もうエエか」てな気分になったものでしたでしょうけど。
坪井、薮、川尻、星野伸……、(あ、もうエエか)。
ところで、この今岡に田淵コーチから“パフォーマンス強化指令”。ファンを熱狂させるガッツポーズの練習を命じた、というんですから楽しい。
「(10日のサヨナラアーチは)ガッツポーズが小さかったね。まず一塁に出たら、ライトスタンドに向けて、拳を上げる。二塁で人さし指を突き上げる。そして最後に三塁で両手を挙げる。プロとして、それくらい魅せることを考えないといけない」というのだ。
「ファンを狂喜乱舞させた一撃だけにもったいない。ミスタータイガースといわれた男は、スター性の養成も忘れない。派手なガッツポーズを作ることを求めた」と、サンスポは書いています。
そのサンスポに「ミュージカル・「キャッツ」の“V招き猫伝説”」のことが……。
――「キャッツ」が東京・西新宿で初演した昭和58年に巨人が優勝。以来、63年と平成11年の名古屋公演で中日、同年の福岡公演ではダイエーと全国5都市で12公演中、公演先のプロ野球地元球団が9度も優勝する“V招き猫伝説”を作っているのだ。
大阪では、平成4年には阪神と近鉄がともに2位だったのをのぞいて、昭和60年に阪神が日本一になり、昨年は近鉄がリーグ優勝を果たしている。
劇団四季によると、この“キャッツの法則”は、観客にも浸透しているようで、出演者ら関係者も今年は阪神戦に注目しているという。
その「キャッツ」。大阪・中央区の大阪MBS劇場でロングラン上演中(秋まで)。つまり、阪神の優勝は間違いなし、ということですか。
二軍は、サーパス戦に3−3で引き分け。カーライルが先発しましたが、4回を投げて3失点(自責点は2)。ルーキーの浅井と桜井にタイムリー打が出ました(7勝1敗2分けで、2位広島に2ゲーム差の首位、です)。
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