最新分は、一番下です。7.02更新
(基本的に選手名の敬称は略)



(6.22)決して諦めない!

今日からのヤクルト3連戦。貯金が5つに減った現状からすれば、そしていつのまにかヤクルトに並ばれてしまった現実からすれば、何としても最低勝ち越さなければならない局面です。

頼もしいことに、選手の意気は決して衰えていません。まず、今岡。
今朝のサンスポは「富山から、3時間半もの列車移動で帰阪したこの日は、甲子園での打撃練習で快音を響かせた。両リーグ断トツトップの27二塁打は、外野の間を抜く本来の打撃が出ている確かな証拠だ。『本来は1、2番だけど、彼は彼なりに3番をこなしてくれるはず』。
15日の巨人戦(甲子園)で右太もも裏をつりながら、チーム唯一の全試合スタメン出場を続ける打線の大黒柱に、田淵チーフ打撃コーチも熱い信頼を寄せ、当分の打順固定を明言した。
『とにかく今は、チームのことで精いっぱい。でも、必ず上がってきますよ』。力強い再浮上宣言。1、2番を迎え入れると同時に、アリアスの前に走者として出る。この難しい役をこなせるのは、この男しかいない。2番としてスタートし、赤星離脱後は1番。そして3番へ。華麗な転身を見せながら、今岡がさらなる成長を遂げる。」と、ファンの気持ちを大いに鼓舞させるような記事を掲載。

また、ここまで2試合連続で失点、リリーフに失敗した福原にも緊急メスが入りました。
サンスポは「佐藤投手コーチの指摘の元、“突貫工事”に着手だ。(佐藤コーチは)『ボールが見やすいといわれている。それを何とかしようということです。すぐにはできないかもしれないが、意識することが大事』と」。
星野監督の「セットアッパーを変える? そのつもりはない。福原は決して悪くない」という言葉に、福原も「なんとか結果を出せるように頑張りたい」。

今日の先発予定のムーアは、「今までのやり方と変わらない。ただ勝つために投げるだけだよ。チームメートの一人としてがんばるだけさ」。
ヤクルトとは相性がよく、今季6勝のうち2勝をマーク。対戦防御率は1・80という好成績。
明日先発予定の薮も、5月15日の横浜戦(横浜)以来の勝ち星を手に入れようと燃えています。「このまえの巨人戦で復調の兆しは見えている。またいいピッチングをしたいね」と。

打ではまず浜中。「一時期に比べたら、状態はよくなってると思います。今はタイミング。手元にどれだけ引きつけられるかを意識しています。1番? 打順が変わっても、自分の打撃は変わらないですから」と頼もしいコメント。
片岡も「まあ悪いときは、考えることがいろいろあるからね。きのうはいい感触? そうやね。(ただ)結果が出てない俺がどうこう言えない。言われたところで結果を出す」。
絶好調の“神様”八木も、「ここ1カ月くらい、自分としてはいい調子が続いている。ただ、今はチームが大変なとき。自分の調子を落とさないようにしていきたいね」。
20日のゲームで34打席ぶりの安打を放ったホワイトも、「バットを内側からしっかりと出して、コースに逆らわないよう球を打ち返すように心が掛けたんだ」と、オマリーコーチ相手の“特訓”で感触を掴んだ様子です。

最後に星野監督のこんなコメント。貯金が5つになったことを報道陣に言われ「開幕11連勝したとき(中日監督時代の99年)は、3までいったんやから」。
そして、このところ「惜しいところまで追いすがるものの、あと一歩の決め手に欠ける打線に対して「プロセスは大事だが、同点までいっても、そこからもうひとつ上へいかないと。そこを突き抜けるのは、やっぱり“ここ”やな(胸に手を当てる)。よく落ち着け、とか言うが、ここで打てば、ここを抑えれば、という場面で落ち着けるはずがない。リラックス? そんなのできるか。緊張するのは当たり前。緊張したらいい。だけど攻めていけ! やね」。

阪神は、まだまだ大丈夫です。

二軍は昨日、広島戦で一軍の敵討ち? 先発藤川が好投して2対1で勝ちました。喜田に2号。



(6.23)守りも攻撃もチグハグ

昨日、最後に「阪神は、まだまだ大丈夫です」と書きました。
しかし、どうもあきません。ヤクルトに4点を先行された時点で「何とかしなければ」という気持ちがナインに充満するばかりで・・・。後手に回ってばかりの最近、「何が何でも勝つ」という闘争心までが薄れて来た感じがします。
追い掛けられるという立場に、座りの悪さを感じて、そうなっているわけでもないんでしょうけど、どうも守りも攻撃もチグハグなところが目立って来ました。
今季初の5連敗。そして6月の負け越しも決まってしまいました。

ある意味で、敗因のトップは初回の浜中の走塁にあったかも知れません。一死二塁で、今岡のレフト前打に三塁ストップ。吉竹コーチの判断だったかも知れませんが、星野監督は「あれで本塁へ還って来れんかったら野球選手じゃない。絶対に先に本塁を奪うという気迫が感じられなかった」と、浜中にペナルティを与えました(途中から上坂と交代)。
決して“気のゆるみ”とは思いたくありませんが、何となく消極的になっているような感じがプンプンです。こんな調子がいつまでも続くようですと、17年ぶりの“あれ”は、遠のくばかりです。

ヤクルト、阪神ともにホームランは3本。しかしヤクルトの3本はいずれも2ラン、阪神の8回に集中した3本はいずれもソロでした。
頼みのムーアが6失点、伊藤も橋本も中継ぎに失敗しました。
さらに20日に好投したルーキーの安藤までが「右肩の違和感」のために登録抹消。
阪神、今年最大のピンチです。

二軍は勝ちました。阪神5−1広島。先発の川尻が6勝目(1敗)です。松田3号、曽我部4号、沖原4号が出ました。

◇6・22(甲子園)(阪神5勝7敗/通算32勝28敗1分け…とうとう3位
ヤクルト 040 002 201 … 9
阪  神 000 101 030 … 5
〈勝〉藤井 5勝2敗  〈敗〉ムーア 6勝5敗
(本塁打)片岡 6号(寺村)、今岡 8号(寺村)、桧山 10号(ニューマン)
     ラミレス 12号2ラン(ムーア)、13号2ラン(ムーア)、佐藤3号2ラン(伊藤)
※桧山が一転4の4、3打点で首位打者返り咲き。今岡も3安打で打撃2位。


(6.24)どうした阪神

昨日の負けで、6月は8つの負け越しです。
4月、5月の戦いぶりからすれば、ちょっと信じられません。これが同じチームなのか、と・・・。
確かに、キャッチフレーズどおり、同点までは行く。あるいは1点差までには粘る。しかしこのところずっと「勝ち越す」までは行きません。

昨日はまた、薮が背信です。ペタジーニに2本のホームラン。同点にしてもらった直後の失点は痛いですね。現状が現状だけに、ナインの志気にも大きな影響を与えます。それが「何とかしなければ」というプレッシャーに、さらに輪をかけることになって・・・。悪循環です。
今はただ「じっと我慢」の時、なのでしょうか。
けど、じっと我慢していて、いつの間にか去年までの阪神に、てなことになったら・・・。心配です。
開幕11連勝し、中日が優勝した時に「3までいったんやから(星野監督の話)」という貯金と、ついに並んでしまいました。もうデッド・ラインなのでしょうか。

◇6・23(甲子園)(阪神5勝8敗/通算32勝29敗1分け…巨人に4ゲーム差の3位
ヤクルト 200 011 000 … 4
阪  神 001 100 010 … 3
〈勝〉ホッジス 9勝2敗  (S)高津 1敗18S  〈敗〉薮 5勝4敗
(本塁打)ペタジーニ 14号2ラン(薮)、15号(薮)
※桧山と田中が猛打賞。今岡5の0も、打撃2位をキープ。
※福原、中継ぎで復調の気配。1回1/3を打者4人ノーヒット2奪三振。


(6.25)阪神は絶対に浮上する

昨日の西京極は、雨で中止となりましたが、阪神にとっては間違いなく“恵みの雨”ではなかったでしょうか。変則日程のおかげ?で、先発予定は中4日の井川でした。
今日明日とゲームはありませんが、27日からは横浜と3連戦。昨日中日がその横浜に勝って、とうとう阪神と並びました。つまり同率3位。広島も巨人を敗って阪神との差が2.5ゲームと、横浜を除く5チームが(このフレーズ、去年までなら「阪神を除く……」というのが多かった?)接近し始めました。
ロケットスタートを切った開幕当初、誰がこういう状況を予測したでしょうか。今の状況を「やっぱりな」と納得するか、「いや、今年に限ってはこれまでとは違う。必ず反撃してくれる」と見るか……。当然ながら後者であってほしいと思いますが、現状打破の妙薬はあるのでしょうか。救いがあるとすれば、ナインは決して諦めていないという点でしょうか。

星野監督もまだまだめげていません。
今朝のサンスポから。
「スポーツはどんなに負けても、明るくやらなイカン。暗くなるのは、ひとりになった時だけ。部屋に監視カメラをつけてみろよ。オレなんか、バスタオルが涙で濡れとるワ。けど選手はようやってるよ」と報道陣に語った監督でしたが、「貯金3」の話題になると 「ホラ、宝クジに当たったみたいに一気に貯金をしたやろ。持ったことがない“一時金”が入って来て、使い方を知らんかった。それで、一気に使ってしまったら、こうなった感じや。ヤクルトとか中日みたいに、ジワジワと来ていたら、ようやっているになるんや」。
そして「名門タイガース」の話題に。

「田淵が言うとった。『西武で優勝しても、阪神の田淵と言われる』とな。それくらい、阪神はすごい。選手はもっと、それを感じなアカン」。
さらに続けて「このオフに10人くらいはクビになる。トレードだってある。まだ、具体的には考えていないけども…。お客さんが入って、注目されて…。最高の環境や。そういう阪神で野球をしたかったら、頑張るしかない。オレに、そういう“決断”をさせたらアカンのや。来年もユニホームを着たいと思うならな。『お前らがいれば十分や』と思わせてほしいな」。


(6.26)優勝するための「試練」

「やっぱりあきませんなあ」という雰囲気が周囲にもただよい始めました。
「けど、まあ、ようやったんやないですか」。……おいおい、ちょっと待ってよ。まだ半分も消化していないペナントレースで、もうシーズンが終ってしまったような、こんな会話。
たかだか6連敗やないですか。それに貯金もまだある。この時期にそんなことを言ってたら、広島や横浜の立場はどないなりますか。中日だって阪神と同率です。
もう何度も、アホのひとつ覚えのように書いていますけど、あの優勝の年も「6連敗を2度」も記録してるんです。1位から3位までが0.5ゲーム差にひしめいたことだって……。

今年阪神は、「NEVER NEVER NEVER SURRENDER!」をキャッチフレーズに決めましたが、まさに現状のあることを予測したかのような大ヒット作、です。

さて昨日、神戸の焼肉店で選手会主催の「決起集会」が開かれたとのこと。
(東灘区のこの店、どこ? 行きたかった<笑>)
結集したのは、一軍選手28人に加え、トレーナー、通訳、打撃投手、ブルペン捕手ら総勢44人。
乾杯の前に選手会長の桧山が「一人一人、今思っていることを順番に口にしようじゃないか」と提案。アリアスの「ぼくにとって、みんなは家族みたいな存在。一緒に勝ちたいんだ。このメンバーで優勝したいんだよ」という言葉以下、全員が「まだ諦めてはいない」ことを確認しあった、ということで、明日からの戦いに期待したものです。

ところで、ちょっと景気のエエ話を書いておきます。昨日の二軍戦の話。
25日、サーパス戦で、期待の2年目・梶原康が大爆発しました。1点を先制された直後の2回裏、バックスクリーン直撃の4号2ラン。「常につなぐことだけを意識しています。ベストスイングでした。」と自画自賛の一発でした。さらに、2死満塁で迎えた8回裏には、レフト線へ逆転の2点適時二塁打。この日3安打で打率も.295に上昇。「今年に入って関本を1軍に送り出した岡田阪神だが、梶原康が新しい『顔』に育ちつつある」と日刊スポーツも絶賛しています。
続けて日刊スポーツから。「阪神は先発の横田が、7回を8奪三振。ソロ本塁打の1点に抑える安定した投球を見せた。2番手の舩木が逆転を許し勝ち投手は逃したが、過酷日程の8月に向けて順調な調整が続いている。
シーソーゲームになった試合は、8回に梶原康の適時打で逆転した阪神が5−4で逃げ切り勝ち。8回に3番手で登板した原田が、打者1人を打ちとって今季初勝利を挙げた」。
阪神(二軍の)は、これで46試合を26勝16敗4分け。依然首位を快走中、です。きのうは松田にもホームラン(4号)が出ました。


(6.27)オールスター中間発表、阪神選手の部門トップは7人

オールスターのファン投票は25日に閉め切られましたが、投手3部門(先発=井川、中継ぎ=伊藤、抑え=バルデス)のトップを始め、阪神選手の部門トップは計7人。
組織票の結果ではないと思いますが、今年の“人気”を象徴しているこの現象を、喜んでいいのか悪いのか、正直なところ、もうひとつよく判りません。あ、誤解のないよう申し添えておきますが、決して嬉しくないと言っているのではありません。ファン投票もひとつの人気投票なんですから、得票が多いに越したことはありません。
ただ故障中の赤星が外野手部門の5位に入っていたり、というところなんかは「どうなんやろ?」という気持ちになります。遊撃部門も確か途中までは藤本がトップだったり……。
昨日の中間発表では、投手以外は、捕手=矢野、二塁手=今岡、三塁手=片岡、外野手=桧山がそれぞれトップ。あとは一塁手=清原(巨人)、遊撃手=井端(中日)、外野手=松井、高橋由(ともに巨人)ですが、最終結果の発表は7月2日ということです。

ところで、キューバのリナレスという選手(内野手)の中日入りが決まったというニュース。34歳とはいえ、バルセロナ、アトランタ五輪で自国の金メダルに貢献した、走攻守三拍子揃った選手ということで、中日にとってはかなりの戦力となりそうです。日本代表として対戦した経験のある井端は「チームメイトになれて心強い。優勝に導いてくれそう」と話したということですが、おいおい、優勝するということは、阪神よりも上、ということなんやで。そこまでは望んだらあきませんね。

さて、昨日に続いて二軍のゲームの話。
平下と関本がともに3ラン。日刊スポーツから転載しますと「調整を兼ねた1軍の若手選手が、スタメンにズラリと名を連ねた阪神。その中で3番に入った平下が3回、バックスクリーンへ先制の2号3ラン。『うまく打ててよかった。1軍でも2軍でも、結果を出すことが大事ですから』と笑顔で語った。5回には、5月6日以来、鳴尾浜に“凱旋”した4番の関本が中犠飛。さらに関本は7回、2死一、二塁の場面で、高めのボール球を左中間へ豪快に放り込んだ。『思い切りよいバッティングができた。一軍でもできるように頑張りたい』と、関本の目はすでに、翌日の大阪ドーム・横浜戦へと向かっていた。
投手陣では先発の伊達が真価を発揮。試合前『相手うんぬんより自分のピッチングがしたい』と語った伊達は、140キロ台後半の速球を主体に攻めの投球。6回を3安打無失点の完ぺきな内容で、一軍復帰へ弾みをつけた。
一軍経験豊富な選手が投打に活躍した阪神は、7―3でサーパスに快勝。貯金を11に伸ばし、首位街道を驀進している」ということで、少しはその力を、一軍に分け与えてもらいたい気分です。


(6.28)何とかしてくれ〜っ

う〜ん・・・、どうもあきません。
昨日の大阪ドームでの横浜戦。たしかに連敗中にあって、初回に2点を失った井川を責めるのも、そんなに間違った方向の“八つ当たり”ではないと思いますが、やっぱり打線が・・・。
まあ、スライド登板(中7日)の井川の「不用意な」石井琢とロドリゲスへの投球(石井へはカウント2−0からヒット、ロドリゲスに中途半端な直球を投げて2点二塁打)は、“エース”らしからぬ失投でした。
しかし2回以降立ち直って、8回まで10奪三振の井川に対して、浜中のホームラン一本だけ、という打線にも問題あり、です。相手は横浜のエース・三浦。そうそう点が取れないピッチャーですけど、何とかして欲しかったと・・・。
けど、そうなるとやっぱり、先に点をとられた井川が悪いのか・・・。な〜んか堂々回りです。
ただ、最終回に金沢が登板して、阪神も一死三塁と、あわや同点、もしかしたら逆転サヨナラの場面になった時に「木曜日のラッキーボーイ」金沢がまた勝利投手に? と一瞬胸踊りましたが、桧山、代打・八木が連続三振でゲームセット。
「13日の木曜日にラッキーな勝ち星をあげた金沢が、またまた木曜日にラッキーな5勝目で、2週間ぶりに勝った!」という予定稿? もボツになってしまいました。

“お客さん”の横浜にも負けて7連敗となってしまった阪神。そろそろ「この時期の阪神ファンの正しい過ごし方」について論じる時が来たのでしょうか。

◇6・27(大阪ドーム)(阪神10勝3敗/通算32勝30敗1分け…貯金も「2」に
横 浜 200 000 000 … 2
阪 神 000 010 000 … 1
〈勝〉三浦 4勝9敗  〈敗〉井川 8勝4敗
(本塁打)浜中 9号(三浦)
※桧山が4個目、平下が2個目の盗塁。
※7打席連続ヒットの桧山、4の0も首位打者変わらず。今岡も1安打して打撃2位のまま。


(6.29)う〜ん・・・

先行されて、同点までは行く。行くがそこまで。どうしても勝ち越せません。
昨日先発の谷中。完全にガッツが空回りしていました。目立つリキミ。同点の直後の4回に2本のホームランを打たれてしまって、致命的な4失点。今の阪神にはとてつもなく重たいものになりました。

二番に入った矢野も、“責任感”が空回りしているようです。そして選手会長の桧山も……。
ホワイトに久々一発が出ましたが、最近は波があり過ぎという感じ。
左対策として緊急トレードした橋本も、未だ“結果”を出せません(2四球、ロドリゲスに犠牲フライ)。代わりに西武に行ったエバンスは向こうで結構エエ働きをしてるというのに(これは愚痴か)。
8、9回に登板した福原は、2安打さたれたものの4奪三振と、それなりに機能してはいますが、打線を奮起させるまでには至りませんでした。

ゲーム終了後、星野監督はダッグアウト裏で「集合させえ!」と大声。
緊急ミーティングとスタッフミーティングも行われたとのことですが、「笛吹けど踊らず」のこの状態を、どう打破するのか。
島野ヘッドコーチは「まだ貯金があるんだし、頑張るしかないんや」。
田淵チーフ打撃コーチは「覇気のない選手は代えるしかない。これだけお客さんが来てくれているのに申し訳ない」と。藤本と沖原の入れ替えも決まってしまいました。
戦犯に名指しされた谷中について星野監督は「ローテーションから外すしかないな」。

さあ、阪神はどうなるんでしょう。このまま「ダメ虎」に逆戻りしてしまうのでしょうか。それとも今夜の甲子園で、打線が大爆発して・・・ということになるんでしょうか。
これまでにもう何回書いたでしょうか、「正念場」という言葉。まさに正念場の戦いが続く阪神。このままさらにズルズルと、というのだけは勘弁してもらいたいものです。

◇6・28(大阪ドーム)(阪神10勝4敗/通算32勝31敗1分け…貯金もついに「1」
横 浜 011 401 000 … 7
阪 神 011 200 000 … 4
〈勝〉ホルト 3勝1敗  (S)斉藤 1敗12S  〈敗〉谷中 4勝5敗
(本塁打)ホワイト 7号2ラン(ホルト)、
     ヤング 5号(谷中)、多村 1号(谷中)、佐伯 1号3ラン(谷中)
※とうとう8連敗。横浜の13連敗を笑っておれません。


(6.30)勝った!!

“定位置”の打順に戻った矢野が、延長10回二死から二塁打(この日3の3)。そして平下がラッキーなサヨナラ打。
阪神がようやく連敗を8で止めました。序盤は先制点を許して「ああまた今夜も・・・」という劣勢の展開。しかし、前夜の星野監督の「何としてでも(明日は)勝て」という激が効いたのか、8回に同点。延長10回のサヨナラゲームにつながりました。
サヨナラ打を放った平下は、ナインの手荒い祝福を浴び、まるで優勝が決まったかのような騒ぎ。……何試合ぶりの光景だったでしょうか。本当に長かったように思います。
信じられないことですが、この勝利、甲子園では6月の初勝利でした。勝ったのも13日以来、16日ぶりという“劇的”なもので、星野監督の「3ヶ月くらい勝ってない感じや」という言葉も、うなずけます。
昨日は、まさに勝と負けるとでは大違いの一番でした。結果論ですが、巨人が負けて中日も負けましたが、阪神も負けていたら、阪神は2位ヤクルトとの差がますます開き(3.5ゲーム差)、阪神、中日、広島がゲーム差なしで並ぶという大混戦、大ピンチになるところでした。それに星野監督自身の監督生活でワースト、ということでもありました。

さあ、ここからまた再スタートです。「夢は終らせない」という気持ちで、気分新たに戦って欲しいと思います。W杯決勝の為に日程はまたまた変則的で、今日明日とゲームはありませんが、火曜日からの神宮、そして東京ドームでの6連戦では、何としてでも「上位チームに接近する」という頑張りを、ファンの為にも披露してもらいたいと思っています。4.5ゲーム差がどこまで縮まるか、勝負、です。

◇6・29(甲子園)(阪神11勝4敗/通算33勝31敗1分け…16日ぶりの勝利
横 浜 020 000 010 0  … 3
阪 神 000 001 020 1x … 4x
〈勝〉バルデス 1勝1敗13S  〈敗〉杉本 1勝1敗
(本塁打)浜中 10号(吉見)、ロドリゲス 12号(ムーア)、13号(ムーア)
※先発ムーア、8回を3失点。9回から登板のバルデスが打者6人をノーヒット4奪三振と好投。
※3の1、2打点の今岡が首位打者に。4の0の桧山が1厘差で打撃2位に。


(7.01)W杯終了

1ヶ月間に渡って開催されたサッカー・ワールド・カップが終わりました。
決勝戦はブラジル2−0ドイツ。ロナウドが2得点で大会計8得点。ロナウドはこれでW杯12得点となって、あの神様ペレに並びました(歴代3位)。
日本は、悲願の決勝リーグには進出したものの結局ベスト16。しかし日本サッカー界にとっては、とてつもない大金星でした。
共同開催国の韓国は、アジア代表として初めてベスト4まで行くなど、大会としては大成功だったのではないでしょうか。
このW杯のテレビ放映権料は、日本円に換算して約1000億円だったとのこと。またテレビ観戦した人は、事前予測で全世界で500億人。世界人口61億人の全員が8回見た、という計算になるのだとか。とてつもなく規模の大きな「世界の祭典」でした。
サッカーが、地球共通のスポーツだといわれる根拠の一つに、FIFA(国際サッカー連盟)の加盟国・地域が204にも及ぶことがあげられています。国連加盟国が189、国際オリンピック委員会参加国が199ですから、その規模の大きさが判ります。(毎日新聞の論説を参考にしました)

さて、そんなW杯に比べますと「何と規模が小さい」と言われそうですが、阪神の話も<笑>。
いよいよカーライルが、巨人戦から一軍合流だそうです(交代はホワイト)。去年巨人に3勝しているカーライルの事ですから、満を持しての参戦となることでしょう。(二軍戦では29日に負け投手になっていますけど)
あ、その二軍の話。このところ“割愛”してしまっていましたが、ここでまとめて書いておきます。
27日●…阪神2−5サーパス。喜田に3号。
28日○…阪神2−0ダイエー。川尻が7勝目(1敗)。
29日●…阪神1−6ダイエー。藤本に1号。カーライルが負け投手(5勝5敗)。
30日…ダイエー戦が雨天中止。

ところで、4勝13敗と大きく負け越した6月のマイナス分を、少しでも取り戻すべく、前半戦の残り8試合のうち6試合を、井川、ムーア、薮の3人が2ゲームずつ投げるという“特攻”案が……。
サンスポによりますと「まず井川を中5日で7月3日のヤクルト2戦目に先発させ、さらに中5日で9日の中日戦(甲子園)に回す。ムーアも中5日で7月5日の巨人戦(東京D)で先発させ、さらに中4日で前半の最終戦・7月10日の中日戦(甲子園)に先発させる。指揮官は井川、ムーアの2度づつの登板を決定した後、藪の先発日(7月2日=ヤクルト戦、同7日=巨人戦)も決めた」と。
この残り8試合、最低でも5勝3敗。いや願わくば6勝2敗のハイペースで戦ってくれれば……。
たら、れば、は阪神ファンの専売特許? ですが、後半戦に大きな望みをつなぐ上からも、これ以上せっかくの貯金を減らさないようにお願いしたいと思います。ハイ。


(7.02)行け! 今岡

チームに、去年までの「暗さ」はありません。それが救いです。
8連敗のあとの、土曜日のサヨナラゲームは、チームにもファンにもいい影響をもたらせてくれた、と思います。
選手会長桧山の言葉。「おととい(29日)勝って、みんな気分が違う。とにかく前向きに。もちろん全部勝つ気で行くよ。(自分は)力み過ぎていた。自分だけで何とかしようではなく、みんなで点を取ろうとね」。自身はここ3試合12の0ですが、深刻さはありません。

さて、今朝のサンスポに掲載されていた「ちょっと景気のいい」話。
去年までの憂さ晴らし、とばかりに飛ばし続ける今岡が、今シーズン、とてつもない記録を達成する可能性がある、と。
「猛虎を引っ張り続ける核弾頭が、驚異の数字を叩き出していた。65試合で94安打。計算上では、140試合で202本に達する勢いだ」というのです。
「そうなんですか。そりゃ、頑張らないといけないですね」と今岡。
サンスポの記事を続けますと、「伝説のバット、“物干し竿”を操り、豪打をほしいままにした大先輩の故・藤村富美男氏。その球団記録『191』を上回るペースに、本人ももちろん、やる気十分だ。しかし、今年の今岡はここからが違う。
『でも、とにかく1、2番がきっちり塁に出ることですよ。1、2番はセットなんです。いかにクリーンアップの前にランナーを置くかです』。
フォア・ザ・チームの精神が、深く根付いている。自分が安打を放つことで、チームの得点機会は増加。新記録を狙うことは、同時に勝利への貢献を意味する。
“新記録候補”は、これだけではない。猛打賞14度も、イチロー(現マリナーズ)がオリックス時代の96年に叩き出した26度の日本記録を上回る30度ペース。両リーグトップの28二塁打も、01年に谷(オリックス)が記録した52本を上回る、60本ペースだ。
出塁し、チームに勢いをつける。連敗中には3番も務めたが、斬り込み隊長の重責を担えるのは、この男以外にない」。

「1試合1試合、きっちりきっちり、やっていくことですよ」。そう語った今岡。野村サン、見ていてやってください。「あなたを裏切った男」の本来の姿を。

・・・てな嫌味、久しぶりに書きましたが、とにもかくにも今夜からヤクルト、巨人との6連戦。何としてでも“上位たたき”で、弾みをつけてもらいたいモンです。




<<<ひとつ戻る 次へ>>>

「何とかせんかい! タイガース」のINDEXへ
(2000.6.27〜)

最初に戻る