(9.1)「ロードを終えて2勝1敗ペース」も崩れるか?

8月15日に巨人に負けて「後半戦2勝1敗ペース」が崩れ、あの9連敗に弾みがついた時と同様、「ロードを終えてから2勝1敗ペース」という、今の時点での阪神ファンのささやかな楽しみも巨人打線の7本のホームランで粉砕されてしまった。
「巨人はホームランでしか、点をよ〜取れへんがな」というセリフも、昨日は通用しないやろな。たしかに15点すべてがホームランによるもの。そやけど、こっちかって新庄の24号ソロだけ…。
ま、「ロードを終えてから2勝1敗ペース」と言うのは、今夜からの甲子園での横浜3連戦に3タテ、で再び復活するから、ささやかな楽しみも、完全に消えたという訳では、…ない。
ここへ来て、まだ強がってると言うことは、充分承知してます。判ってるんですけど、当面の目標、というか夢というか、それくらいのモンでしょ? ファンにとっての楽しみは。
残り試合を3勝1敗ペースでいけば、勝率はちょうど5割。
しかし正直なところ、これはちょっとしんどいやろな。そうなると去年の勝ち星より上に、というのはどうやろ。これやったら、残り24試合を6勝18敗という、5割目標の場合と全く逆の1勝3敗ペースでOKということになる(阪神は去年55勝80敗)。
そやけど「2年続けて最下位」なんて経験のない野村監督にしてみれば、何ぼ他人行儀なチームのことやと言うても、プライドもあるやろうし、もうちょっと上の成績を残していただけるものと、信じています。ハイ。


(9.2)パ・リーグが面白くなってきた

大阪アベノに「Loft」が出来た。
数年前からの周辺再開発事業で、この一帯はどんどん変化を遂げている。今やもう立派な大阪の副都心である。アベノは、我が家から事務所までのほぼ中間地点にある、いうところの南大阪のターミナルである。大阪の地理にあまりお詳しくない方は、このアベノと天王寺を時として混同されるそうですが、位置関係からすると、近鉄南大阪線の阿倍野橋駅の真上にアベノ近鉄百貨店があり、その北向かいにJRの天王寺駅があり、その天王寺駅の北西には天王寺公園と天王寺動物園がある。何故アベノ(漢字では阿倍野)と天王寺という地名が隣接しているかといえば、これはもう阿倍野区と天王寺区が隣接しているために、例えば、阿倍野橋駅は阿倍野区に、天王寺駅は天王寺区にあるから、という、ただそれだけのことなのだ。
大阪駅前から「梅田まで」と、タクシーに乗り込んで来るお客がいて、タクシーをどう動かそうかと一瞬迷ったという運転手さんの話も、むかし聞いたことがある。これも例えば、東京の有楽町の駅前から「銀座まで」と言って、タクシーに乗るようなものである。
ま、そんなことはどうでもエエことであるけど(ようやく本題へ?)、パ・リーグが俄然面白くなってきた。
昨日、西武が近鉄に敗れ、ダイエーがオリックスに勝って、ゲームのなかった日ハムを含めて、三強が2ゲーム差とまさに混戦模様である。
セ・リーグは、中日が巨人に大敗を喫して、ちょっとしんどいかなモード。
え、阪神? 阪神、昨日ゲームありましたっけ…。


(9.4)阪神が壊される、という恐怖心

中日が巨人に3連敗して、今シーズンのセ・リーグは終焉を迎えた。
反対にパ・リーグは、首位の西武が4連敗、ダイエーが3連勝、昨日は日ハムも勝って、上位3チームが1ゲーム差という、大混戦模様となってきた。
巨人は、2位横浜に9.5ゲーム差をつけて、早々とリーグの灯を消してしまったが、パ・リーグは面白い。
昨日のゲームでホームランを打った、松中(ダイエー)と田中幸(日ハム)、それにまたもやKOをくらってしまった松坂(西武)がいずれも、オリンピック出場選手なだけに、この上位3チームのこれからの戦いぶり、これらの選手が抜けることでの戦力構想がどうなるのか、という面からも興味深いものがある。
で、阪神は、ようやく連敗を4で止めた。
初回のタイムリーエラーの汚名を晴らしたタラスコの決勝15号3ランは、球団通算6000号となった。そして3年目の井川が今季見事に初勝利。
ただ、…やはり野村監督のゲーム後のコメントが、どうもいただけない。井川を評して「神頼みの段階。粘った(8安打されるも、決定打を許さず6回3分の1を失点2)というのではない」とボロクソ。
サンスポは、この酷評を「期待すればこそ」と書いたけど、記者さんよ、それは違う。井川は、懸命に投げてチームの連敗を救った、これからの阪神を背負うかも知れない若いピッチャーなのだ。これからの虎投の柱に育ってもらいたいピッチャーなのだ。
指揮官たるもの、「ご苦労さん、ようやった。そやけど七回の連続四球は、ちょっとな」くらいのひとことが何で言えないのだ。
…ところで昨日の日曜日に、某週刊誌から取材があった。取材主旨のメインは、甲子園の一塁側アルプスでアンケートを取った(ライトスタンドへは、怖いからよ〜行かんかった、とのこと)ところ、「来季も野村監督でやって欲しい」という意見が、阪神ファンのほとんどの“YES”だった、というのをどう思うか、というものだった。
昨日もその取材に対して答えたことだったけど、正直なところ、野村監督の試合後のこういうコメント(例えば井川への酷評)を見聞きするたびに「もしかしたらこの人は、阪神を強くするなんてことは、ちっとも考えていないのではないか」と思ってしまうのだ。あるいは、この人は「大打者野村克也」が、総ての基準のスタートラインであって、常に「俺なら違う、お前らはまだまだレベルが低い」というようなことが念頭にあるのではないか、という感じがしてならない。
どこか違ってやしませんか。「このままでは、わずか3年間指揮をとっただけの人に、阪神をグチャグチャにされてしまう」――そんな恐怖心すら感じてしまうのです。


(9.5)ホントの意味で、監督の「沈思黙考」には大賛成

ま、昨日はちょっとキツ過ぎましたか。
好き勝手なことを書いていくうちに、多少はエスカレートした部分もあったようです。が、しかし、言いたいことの基本ラインは、変わっていません。
以前トラ番記者氏から聞いた話ですけど、野村監督は記者のことを決して名前で呼ぼうとせず、「お前ら」と言うそうです。
「俺がしゃべることで、新聞の記事が作れ、それで商売が成り立ってる」という雰囲気を、あからさまに感じることがある。とも…。
確かに、ヤクルト時代に比べると、その一挙手一投足がことごとく記事になる(特に関西では)という環境下にあって、うっかりしたことは喋れないというのは、確かにしんどいことではあるでしょう。その結果、去年の夏場過ぎたあたりから「沈思黙考」とかで、記者の前ではあまり話をしなくなったといいます。その「あまり話をしなくなった」状況で、あいかわらず昨日の井川に対する酷評のようなことは記事になる。「沈思黙考」なんかも〜やめた、てなことになったら、一体どんなことになるのか。そうなれば「次のエジキとなる哀れな選手は誰?」てな、悲惨なこともファンとして覚悟しなければならない。
…よもや、そんなことが、現実問題として起こるはずはないだろうけど、やっぱり野村監督には、屈指の大監督として、阪神に対しての「負の引力」の行使だけは何とか避けてもらいたい。本気で、そう思っています。(しかし、しまいに球団からクレームがあっても、アタシゃ、知らんもんね)


(9.6)「二軍選手の8割が移籍希望」には、驚いたね

「スポーツニッポン」が、「野村阪神・21世紀への迷走」と題して、ホントに野村監督でいいのか、をテーマにしたキャンペーンをやっている。
例えば本日付紙面では「失敗すれば“口撃”、野村監督、横向いてプイッ」「二軍選手の8割が移籍希望」「好投してもホームランを打っても一丸ムード作れず」「野村監督は続投するのか――隠せない気力、体力の衰え」…などなどの記事がぎっしり。
自身のHPで、好き勝手にいろんなことを書いてきたけど、「同じような感覚で、野村阪神を見ているメディアもあるんやな」と、何故かホッとしてしまいました。
監督のぼやきに対するぼやきを書き始めてから、何人かのファンの方々からメールも頂戴していますが、「アンタ(つまり私め)の言うことは間違ってる」という、あからさまなご批判は、今のところゼロである。
ここで最近毎日書いている目的は何なのか、そんなものは特別ない。ひとりの長年の阪神ファンとして、ただただ、野村ファンであるよりも阪神ファンでありたい、ということ。それ以外には何もありません。この「阪神が好きや」という大前提にたって言うならば、やっぱり「野村監督では、チームは救われない」となるのだが…。
ホントにタイガースに明日はないのか。とりあえずアタシゃ、最後の最後まで「良識」を信じていたいけどね。


(9.7)記録ラッシュの日、やったね

横浜の駒田選手が、史上29人目の2000本安打、ヤクルトの高津投手が、史上3人目の150セーブをあげた。さらに海の向こうでは、マリナーズの佐々木投手が、ア・リーグのルーキー新記録となる32セーブを達成、と大記録が続いた日でした。
特に駒田選手は、FAで唯一、巨人から出た偉い人である。誰もが皆、FAで巨人入りへと画策する中、ホントにあなたは偉いと思います。
高津は、まあ阪神相手の達成やっただけに、ちょっと複雑な思いですけど…。
野村監督は、やっぱりこの高津の偉業を誉め讚えたけど、まあ野球人としてはフェアであるからして、別段異論はないんですけど、変わりに新庄がやり玉にあがりました。
いわく「調子野球から脱皮できない。(それが)阪神の基本的野球。だからみんなになめられる」と、またどこかよそのチームのことを話すような感じ。
ホントにつくづく思うんですけど、ふとこの秋のドラフトのことが心配になってくるんです。立命の山田投手。今のところ逆指名争いではダイエーが一歩リードしている、とのことですが、阪神にも全く可能性がない訳ではないらしい。究極の選択というか、つまりは「王さんの下でやりたいか、野村さんの下でやりたいか」という選択を迫られたときに、山田投手が何ぼ阪神ファンやと言うても、巨人に行ってしまった上原投手の例もあるとおり、「ファンや」というのと「野球をする」というのは、やっぱり別問題。であるからして、気持ち良く野球をやれる環境というのが、大きな選択要素になるような気がします。
…だから、心配なのです。


(9.8)我慢するんやで、薮に塩谷

薮が、また勝てなかった。
勝てなかっただけでなく、勝利投手の権利を手にしておきながら、逆に負け投手となって、これで6勝9敗。開幕当初の、あの「絶好調・薮」は一体何処へ行ってしまったのか。これで丸3ヵ月、勝ち星がない。18番を背負う“エース”らしからぬことである。
しかしこれは全くの結果論であるが、薮を継いだ西川、伊藤、遠山が揃って打たれてしまったのだから、どうせなら、あのまま薮続投でもよかったのでは、という気もする。ひょっとしたら6点も取られずにすんでたりして…。ホントにもうこれはタラ・レバそのままの世界で、何とも言えませんけど、「自分が悪い」という談話を残した薮も、自身のツキのなさを悔やんでいるに違いないと思う。
「どうせなら、最後まで自分で投げていさぎよく玉砕したかった」なんていう思いはなかったんやろか。サンスポには「毎度毎度、薮の見極めが出来ない」と首脳陣への苦言が載っていたが、この辺がきっと難しいところなんやね。
もっと気になるのは、この日、ヤクルトの先発を高木と読んだベンチが、一番バッターに塩谷を起用しながら、即代打坪井を送ったこと。結局塩谷は、まるで偵察メンバーのような扱いとなってしまった格好で、気分が良かろうはずがない。
どうも悪いときには、こういうちぐはぐさが余計目につくのが、昔からの阪神なんやけど、しっかりとしたケアが絶対に必要や、と思う部分でもあります。「乗せてくさらせない」…案外と白星の妙薬、やったりして…。

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