最新分は、一番下です。9.13更新
(基本的に選手名の敬称は略)



(9.04)藤田、先発4試合目でプロ初勝利

ここへ来て、阪神は3試合続けてピッチャーが完投勝ちです。
昨日の広島戦、藤田は今季4度目の先発でしたが、粘り強いピッチングで8回まで0。9回にホームランを打たれて完封こそ逃しましたが、5安打10奪三振で堂々の完投勝利でした。そしてこれがプロ初勝利。さぞかし感動もの、と思っていたら、カメラマンからの「ウイニングボールをかざすポーズ」を要求されてこれを固辞。「喜んでばかりはいられない」てなところだったんでしょう。
出遅れたドラフト1位は「ラストチャンス。死ぬ気で投げた」。
素材は一級品といわれながら、去年は最終戦に先発しただけ(5失点KO)。今年も3度の先発に失敗して、気持ちとして「最後のチャンス」と思ったのもうなづけます。

打線も赤星の5打数5安打(うち二塁打3本)、沖原の“広島球場ホームラン”、アリアスの特大3ランなど大爆発の16安打。上坂が3安打、桧山と山田も2安打しました。

藤田がようやく初勝利を手にして、さあ、今度は藤川の番です。

二軍は近鉄戦に9対1と快勝。カーライルが先発で5回を3安打、9勝目(5敗)を上げました。高波が2号3ラン、カツノリも2号2ランを打ちました。阪神のマジックは、これで「3」。歓喜の胴揚げはもうすぐです。

◇9・03(広島)(阪神12勝10敗/通算53勝55敗4分け…3試合連続完投勝利
阪 神 201 000 700 … 10
広 島 000 000 002 … 2
〈勝〉藤田 1勝3敗  〈敗〉高橋 9勝11敗
(本塁打)沖原 1号(高橋)、アリアス 24号3ラン(高橋)、金本 21号2ラン(藤田)


(9.05)一転、勢いの止まった打線

3試合続けてピッチャーが完投勝ち。さあ、そろそろ井川も調子を取り戻して「もう1試合“ひとりのピッチャー”」でゲームを賄えるか、と期待していたんです。何せ、悪いとは言え防御率1位のピッチャーなんですから。しかし・・・。
ホントに「春先の井川」はどこへ行ってしまったんでしょうか。6回を投げて4失点。
まあ、二番手の伊達が2イニングをきっちりと抑えたことだけが収穫ではあります。

打線も前夜とはうって変わって打てず、得点は相手のエラーでもらった1点だけ。7打席連続ヒットを放っていた赤星もノーヒットに終わりました。
桧山だけは好調で、このゲームでも2安打。しかしチームは、佐々岡に4安打に抑えられてしまいました。しかも片岡は、佐々岡に1499個目、1500個目の三振を奪われる珍しい? 記録まで。
Aクラス入りという目標さえも危うく感じるような、ちと寂しいゲームでした。

ところで薮が近鉄との二軍戦に先発しました。6回を投げて4安打1失点とまずまずの内容でしたが、報告を聞いた星野監督の評価は「二軍のバッターに4本もヒットを打たれるとは・・・」。
ゲームは延長10回、2対2の引き分けでした。

◇9・04(広島)(阪神12勝11敗/通算53勝56敗4分け…またもや井川が・・・
阪 神 001 000 000 … 1
広 島 000 400 00X … 4
〈勝〉佐々岡 6勝7敗  (S)小山田 1勝25S  〈敗〉井川 11勝7敗
(本塁打)前田 17号2ラン(井川)
※巨人にマジックが再点灯。ど〜でもええことですけど。


(9.06)勝てない藤川

藤田に続いて藤川も「プロ初勝利を」と願ったんですが、なりませんでした。
4回に平下のホームランで1点リード、まではいい展開だったんですが、藤川が持ちこたえられず、阪神は広島に連敗してしまいました。
これで5位広島とのゲーム差は「1.0」、上を向いていたらいつのまにか下から・・・というピンチです。明日からの横浜戦で、何とか踏ん張ってもらいたいものです。

さて、赤星が16個目の盗塁を記録して、とうとうリーグトップに躍り出ました。ま、レベルの低い盗塁王争いですが、トップはトップです。
また、復帰以来ずっとヒットを続けていた桧山が、昨日はノーヒット。不運な当たりもありましたが、ちょっと残念です。
片岡が3回二死二塁から、センター前へ痛烈なタイムリー。これが8月25日(巨人戦)にソロを放って以来、33打席ぶりの打点。これも寂しい話です。
8回に1イニングだけ投げたハンセルは、打者3人から2三振。先発は無理なのかな、とつい思ってしまいました。

◇9・05(広島)(阪神12勝12敗/通算53勝57敗4分け…広島に連敗
阪 神 002 100 000 … 3
広 島 110 022 00X … 6
〈勝〉鶴田 4勝5敗  (S)小山田 1勝26S  〈敗〉藤川 3敗
(本塁打)平下 3号(鶴田)、栗原 1号(藤川)


(9.07)今岡まで登録抹消

阪神は、今夜から横浜と2連戦。横浜は、阪神が勝ち越している唯一のチームとなりました。
寂しい話ですが、何としても横浜には負けるわけにはいきません。5位広島が巨人戦ですから、とにかく勝ってもらわんとあきませんし。

ところで、当初は抹消せずにチームに帯同ということになっていた今岡が、再検査の結果「右ひざ関節ネンザ、患部安静1週間、全治2週間」の診断を受け、出場選手登録を抹消されました。
今岡は、4日の広島戦(広島)の8回、三ゴロに倒れた際に、相手の一塁送球がそれ、かわそうとしたときに右ヒザを痛めました。翌日の診察では関節炎ということで、登録抹消はせず、今日からの横浜との2連戦(甲子園)を休んで、痛みがひくのを待つ方針だった、ということでしたが意外でした。
星野監督も「痛いよ、そりゃ。でも、このメンバーで勝つんだという意識をもたんといかん。今岡さんがいないから・・・ではダメ。ミスをしたら負け。オレを含めてな」と決意も新たに。

3位中日とは2・5ゲーム差の4位。Aクラス入りの正念場となる10日からのヤクルト、巨人、中日とのロード9連戦は、今岡抜きでの戦いを強いられます。
もう散々耳にこびりついた言葉ですが「残ったもので戦っていく」以外にありません。幸いにして桧山も復帰し、また赤星も元気です。ひところの「ウエスタン・タイガース」といわれた頃に比べますと、戦力は整っているほうですから、いい方向に考えないとやってられません。
ただ、今岡にとっては、この期間の戦線離脱は、シーズン最多二塁打の記録や、あと1回に迫った猛打賞のチームタイ記録(年間20度……バース)への挑戦が先送りとなるなど、じたんだを踏む思いであることでしょう。
ま、起こってしまったことは仕方ありません。以外と怪我に強い今岡の事ですから、あるいは2週間も待たなくてもいいかもしれませんし。


(9.08)川尻が連続完投、桧山にも一発

今年のスローガンである「ネバー・サレンダー」は、ゲームをというよりも、「決してAクラス入りを諦めない」という感じに読み取れます。ここへ来てのテーマ変換、といったところでしょうか。

昨日の横浜戦、試合時間は2時間19分でした。先発の川尻がそれだけスイスイと投げたということでしょう。打たれたヒットはホームランを含む2本だけ。2試合連続の完投勝利を手にしました。
打っては桧山が1回にタイムリー打、4回に54試合ぶりのホームランと3安打2打点。この回、山田も2ラン(今季初)を打ちました。
元気のない横浜が相手とはいえ、勝負事はきっちりと、です。今夜ももう一つ、といきたいモンです。

昨日は案の定? 広島が巨人に勝ちました。正直なところ、阪神が勝って良かったと思います(阪神が負けていれば5位とゲーム差なし)。
今夜も阪神が勝つ。そして広島も勝って中日が負ける。誠に低いレベルの話ですが、とりあえずはそんな展開を願っています。

ところで、リハビリ中の浜中がティー打撃を開始、という嬉しいニュース。
「左手親指を骨折しリハビリ中の浜中が、鳴尾浜球場で軽いボールを使用してティー打撃を始めた。当初は今季絶望と見られていたが、今季中の復帰に向けて前進。田淵チーフ打撃コーチも『浜ちゃんが残り何試合かに戻ってくるのだけが光。もう打撃を始めたらしいし、10試合ぐらい出れるかな。何とか20本いきたいね』。あと3本塁打の大台へ意欲を示した」(日刊スポーツ)。

◇9・07(甲子園)(阪神16勝7敗1分け/通算54勝57敗4分け…川尻スイスイ
横 浜 010 000 000 … 1
阪 神 100 300 00X … 4
〈勝〉川尻 5勝3敗  〈敗〉バワーズ 4勝7敗
(本塁打)桧山 11号(バワーズ)、山田 1号2ラン(バワーズ)、古木 1号(川尻)
※片岡が2個目の盗塁。


(9.09)アリアスの2発だけ

5回まで、先発ムーアがノーヒットノーラン。しかし6回に同点にされるや7回あたりから怪しくなって、とうとう8回に捕まってしまいました。
阪神は9回、アリアスの2本目の2ランで、せめてもの意地を見せましたが、そこまででした。阪神は吉見に毎回の11三振。

◇9・08(甲子園)(阪神16勝8敗1分け/通算54勝58敗4分け…ムーア、自滅
横 浜 000 002 070 … 9
阪 神 000 200 002 … 4
〈勝〉吉見 8勝6敗  〈敗〉ムーア 10勝11敗
(本塁打)アリアス 25号2ラン(吉見)、26号2ラン(吉見)
※ムーア、5回までノーヒットノーランも・・・・。


(9.10)星野が引退表明

星野が現役引退を表明しました。成績は次の通りです。

年度 所属  試合 勝  敗  S   回数   安打 奪三振 死四球 自責点 防御率
昭60 阪急  17  2  2 1  46 1/3  43   43 40 23 4.47
 61  〃  35  9  8 0 153    145 129 71 66 3.88
 62  〃  29 11 12 0 179    138 170 70 77 3.87
 63  〃  27 13  9 0 209    168 163 80 71 3.06
平元  オリ  28 15  6 0 194    173 160 80 75 3.48
 2   〃  27 14  9 0 190 1/3 188 163 61 85 4.02
 3   〃  28 16 10 1 193 2/3 165 138 75 76 3.53
 4  〃  27 13  9 0 196 2/3 188 175 69 79 3.62
 5   〃  25 10 12 0 185 1/3 172 153 55 69 3.35
 6   〃  22 10 10 0 143 1/3 143 119 52 57 3.58
 7   〃  24 11  8 0 156 2/3 133 112 52 59 3.39
 8   〃  22 13  5 0 144 2/3 137  85 39 49 3.05
 9   〃  29 14 10 0 202 2/3 194 121 56 73 3.24
10   〃  22  6 10 0 128 1/3 152  76 49 73 5.12
11   〃  26 11  7 0 156 2/3 151  96 63 67 3.85
12  阪神  21  5 10 0 122 2/3 120  85 35 55 4.04
13   〃  10  1  2 0  29 1/3  32  28  7 15 4.60
14   〃   7  2  1 0  37 1/3  33  24  9 10 2.41

通算19年 426 176 140 2 2669  2475 2040 963 1079 3.64

】今季の成績は9日現在。入団した昭和59年は一軍登板機会はなし(データはサンスポより)

・・・スミマセン。今朝はちょっと時間がかかってしまいましたので、このへんで。
あ、もしかしたら今日、二軍の優勝が決まるかも知れませんね。
一軍はロード9連戦。頑張ってもらいたいと思います。


(9.11)ああ、サヨナラ負け

9回に、均衡を敗る片岡のタイムリーが出た時には「今度こそ井川、頼むぞ」と祈りにも似た気持ちでした。最終回、ベンチの采配は、やはりバルデスではなく井川の続投。井川が勝てば7月30日以来の白星。
ああそれなのに・・・。
犠牲フライで同点、そして二死一、三塁から飯田にサヨナラ打されてしまいました。
粘り切れない井川、でした。これが今の阪神の姿なのでしょうか。
巨人が負けて、またマジックが消滅しましたが、そんなことより広島も横浜に逆転負けして、ホッとひと安心です。とりあえずは、上より下のことが心配ですから。
阪神のアシストによって、巨人とヤクルトの差は5.5と縮まりました。巨人はここへ来て4連敗。阪神が負けたことで、ちょっとはセ・リーグが面白くなりかけた、というのは、あまりにも自虐的な喜びでしょうか。

ところで「マジック2」と迫っていた二軍は、昨日中日に1―4で負けてしまいました。阪神は先発の安藤が7回を4安打2失点と好投しましたが、肝心の打線が大一番に沈黙。完封こそ逃れましたが、中日のピッチャーに完投を許す完敗でした。さらに2位の広島がダイエーに勝ったため、阪神のマジック「2」は変わらず、最短Vは今日に持ち越しとなってしまいました。

◇9・10(神宮)(阪神10勝15敗/通算54勝59敗4分け…またもや井川が
阪  神 000 000 101 …… 2
ヤクルト 000 100 002x … 3x
〈勝〉石井 6勝2敗1S  〈敗〉井川 11勝8敗
※半身は赤星と片岡の2安打ずつの4本だけ。


(9.12)藤川がプロ初勝利

最終回、抑えに登板したバルデスが、1点差に追い上げられてヒヤリとしましたが、とにもかくにも、藤川が9度目の先発挑戦で、プロ初勝利を上げました。
失点は、先頭打者ホームラン(真中)による1点だけで、しかも3回から8回まではパーフェクトピッチング。結局許したヒットもこの1本だけでした。
星野監督は「藤川は勝たせてもらったんじゃない。自分でつかみとったんや。自信につながるんじゃないか」と、藤川の好投を称えましたが、8奪三振1死四球の堂々たるピッチングでした。

打ってはアリアスが27号2ラン。あいかわらず「当たれば」飛びます。

二軍は中日に6対7の逆転負けでした。吉本1号、斉藤2号とホームランが出ましたが、先発の福原が6回に突如乱れ6失点。2位の広島もダイエーに負けたため、マジックは「1」となりました。
今日、阪神は試合がありませんが、広島がダイエーに負けるか引き分けると、阪神の2年連続11度目の優勝が決まります。

◇9・11(神宮)(阪神11勝15敗/通算55勝59敗4分け…ヤクルトさん、ごめんね
阪  神 010 000 003 … 4
ヤクルト 100 000 002 … 3
〈勝〉藤川 1勝3敗  (S)バルデス 4勝3敗19S  〈敗〉ホッジス 15勝6敗
(本塁打)アリアス 27号2ラン(ホッジス)、
     真中 4号(藤川)、城石 4号2ラン(バルデス)
※巨人が勝って、マジックが再々点灯しました。
※防御率で、井川が巨人の桑田に抜かれてしまいました。


(9.13)5位転落

昨日のヤクルトの先発ピッチャーは、直前まで「寝ていた」という坂元。何でもマネージャーが審判に手渡すオーダーを書き違えるというドタバタの末の「急きょ先発」だったといいます。
しかもこの坂元、7連敗して8月中旬から二軍落ちしていたピッチャー。
そんなピッチャーから、阪神は上坂のタイムリーによる1点だけ。これはちょっとショックでした。

阪神の先発は、先日プロ初勝利を上げた藤田でしたが、またもやペタジーニに2ランを浴びてしまいました。6回を投げて7三振を奪ったものの、このホームランが決勝点。連勝はなりませんでした。

昨日、ゲームはこの1試合だけ。阪神はついに5位に転落してしまいました。しかし3位まではわずか3ゲーム差。何のこれしき、であります。
今夜から巨人、続いて中日と、まだまだ上位との連戦は続きます。どうかキレルことのないよう、ここを乗り切ってもらいたいものです。

ところで、曽我部がペタジーニのホームランをフェンスに上がって捕ろうとして着地に失敗。「右足アキレス腱断裂で全治6カ月」というケガをしてしまいました。曽我部は7番・左翼で久々にスタメン出場。5回二死一、二塁の守りでは、坂元の左前打を好返球。ホームでタッチアウトするという強肩ぶりをみせていましたが、ついてません。

◇9・12(神宮)(阪神11勝16敗/通算55勝60敗4分け…ついに5位
阪  神 000 100 000 … 1
ヤクルト 000 002 000 … 2
〈勝〉坂元 2勝8敗  (S)高津 1敗29S(250SP)  〈敗〉藤田 1勝4敗
(本塁打)ペタジーニ 37号2ラン(藤田)




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(2000.6.27〜)

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