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(9.14)去年までの薮
西武のカブレラが凄いです。
2年で、史上最速の100号。昨日の近鉄戦で3安打4打点してついに3冠も。西武はまだ21試合も残していますので、このペースですと王監督の持つホームラン55本(近鉄ローズも同数)を抜き去るのは時間の問題という感じがします。
去年、ローズは最後の最後で結局56本目はありませんでした。王監督の持つ日本記録を守るためのダイエーの敬遠攻めにあったことが、ひとつの原因でしたが、まだ21試合も残している西武のカブレラには、どうやら通用しそうにもありません。
ま、王監督も、日本のプロ野球の発展の為に、ご自分の記録に執着する事なく、潔く道を譲ってあげてもいいのではという気がします。
ところで阪神なんですけど・・・。
久しぶりに先発した薮が、巨人打線に4本のホームランを打たれてしまいました。今年は結構粘り強いピッチングを続けていただけに、去年までの薮に戻ってしまった事が残念です。
せっかく沖原と上坂のホームランで3対0としながらの負けゲーム。いやにあっさりと巨人の一発攻勢に負けてしまいました。
◇9・13(東京ドーム)(阪神8勝13敗1分け/通算55勝61敗4分け…借金6)
阪 神 120 000 000 … 3
巨 人 012 321 10X … 10
〈勝〉高橋尚 9勝3敗 〈敗〉薮 8勝5敗
(本塁打)沖原 2号(高橋尚)、上坂 1号2ラン(高橋尚)
江藤17、18号、清水13号、阿部16号(いずれも薮)、二岡(金沢)
(9.15)0対4から4対4。粘ったが・・・
昨日の巨人戦、5回を終わって0対4と先発ムーアはもう一つでした。相手は工藤。
「伝統の一戦(そう言ってるのは、阪神ファンだけのような気もしますけど・・・自嘲気味)」とは思えないゲーム内容に「ああ、また今夜も・・・」。
しかし、阪神は粘りました。桧山の2ラン、代打・広沢の犠牲フライ、そして片岡が同点ホームラン。けどそこまででした。延長11回裏、代打・川中のプロ初ホームランでサヨナラ負け。打たれたのは谷中でした。
毎年「巨人にだけは」と言いつつ、これで対巨人戦17年連続の負け越しです。どうやら力の差を認めないわけにはいきません。
選手会長の桧山は「リードを簡単にひっくり返されるんじゃなくて、追いついたから。谷中も責められんし…。残り試合、僕らは少しでも投手を助けるように、頑張るしかないから」と前向きでしたが、星野監督は「負け越し、勝ち越しのレベルとは違う。こんな野球をやってたら、負けるに決まっとる」と厳しいひとこと。
チーム改革もなかなか大変です。
マジック1と優勝に王手をかけている二軍は、サーパス戦(GS神戸)に4−6で敗れ、優勝は15日のサーパス戦(GS神戸)以降に持ち越しました。負けはしましたたが、光明も。喜田が1回に先制の7号2ラン、9回には梶原康が10号2ランと、今季の二軍を引っ張ってきた2人が頑張りました。ま、こちらは「時間の問題」ですから、岡田監督の胴上げをゆっくりと待つ事にしましょう。
◇9・14(東京ドーム)(阪神8勝14敗1分け/通算55勝62敗4分け…G戦負け越し決定)
阪 神 000 002 110 00 … 4
巨 人 300 100 000 01x …5x
〈勝〉前田 3勝3敗1S 〈敗〉谷中 5勝7敗
(本塁打)桧山 12号2ラン(工藤)、片岡 10号(岡島)、
仁志 5号(ムーア)、川中 1号(谷中)
※4位広島に2.5ゲーム差。
(9.16)ウエスタン・リーグで「阪神優勝」
まず二軍の事でしょう。
優勝を目前にして3連敗と足踏していた阪神は、この日も喜田の2試合連続の8号ホームランで先制しながら、先発の面出が4回途中4失点で降板する苦しい展開。しかしリリーフ陣が踏ん張り、打線の爆発を呼びました。山岡―原田―部坂とつないで、その後サーパスに追加点を許さず、8回イッキに5点の逆転劇。その裏は安藤、9回には福原をつぎ込む万全のリレーで逃げ切り、2年連続のウエスタン・リーグで11回目の優勝を決めました。スコアは9対4。これで岡田監督は就任以来4年で3度目の優勝を果たしました。
阪神は、10月12日に松山の坊ちゃんスタジアムで行われるファーム日本選手権で、イースタン・リーグの優勝チーム(まだ未定)と日本一を争います。(写真は、5度宙に舞う岡田監督。サンスポから無断借用。スミマセン)
さて、一軍も昨日はいいゲームをしてくれました。
東京ドームで巨人に逆転勝ちです。1対2で負けていた9回二死、アリアス、上坂、関本のヒットで満塁の場面で赤星がセンター前に2点タイムリー。その裏をバルデスが3人で片付けました。
藤本が1号ソロ(1回)、赤星が単独トップとなる17個目の盗塁を決めるなど「やればできる」ゲームをしました。
9回一死一、二塁で関本がレフト前へヒットを放った時に、二塁走者のアリアスとサード川相が接触。このプレイを走塁妨害とみた星野監督が執拗に抗議。結局アリアスの生還は認められませんでしたが、この指揮官の執念が、赤星の逆転打を生んだと言ってもいいのではと思います。
10連勝中の上原に土をつけたのも、快感です。
◇9・15(東京ドーム)(阪神9勝14敗1分け/通算56勝62敗4分け…逆転勝ち)
阪 神 100 000 002 … 3
巨 人 010 010 000 … 2
〈勝〉伊達 1勝2敗 (S)バルデス 4勝3敗20S 〈敗〉上原 16勝4敗
(本塁打)藤本 1号(上原)、後藤 1号(川尻)
(9.17)勝てない井川
対中日戦。相手のピッチャーは、あの強い巨人をノーヒットノーランに抑えた川上でした。
その川上から、三塁を踏めなかったと言うもののヒット5本。これはこれで立派なモンではないでしょうか。・・・てな、何でこうも自虐的な文章になるんでしょうか。いいピッチャーが相手だと、どうも阪神打線はあきません。
さて井川。7月30日以来、どうしても勝てなくなってしまいました。12奪三振と好投したんですが打たれたヒットは8本。3失点というのも先発ピッチャーとしては許容範囲だとは思いますが、打線の援護がない事には、どうしようもありません。
井川に関しては、走り込みの“貯金”を使い果たした、とか、春先の好調さの為の油断ダとか、色々と取りざたされていますが、一応星野監督は「自分でくぐり抜けんとしゃあない」と静観。
「もう勝てないのではないか」というあせりが井川にない事を祈ります。
◇9・16(ナゴヤドーム)(阪神8勝13敗2分け/通算56勝63敗4分け…か〜んぱい)
阪 神 000 000 000 … 0
中 日 200 100 000 … 3
〈勝〉川上 11勝4敗 (S)ギャラード 1勝1敗29S 〈敗〉井川 11勝9敗
(本塁打)高橋光 2号(井川)
※藤本が2個目の盗塁。
(9.18)藤川、2勝目ならず
6回表まで3対0と有利に進めた試合、5回までわずか1安打無失点に抑えていた藤川が、6回裏につかまってしまいました。しかし「勝利投手」の権利を残してマウンドを降りた後、吉野が打たれ、2勝目はパー。
昨日、最悪だったのは谷中。打者4人に3安打1四球と一つもアウトが取れずに2失点。大きな決勝点を与えてしまいました。
ま、とにかく阪神はこれで中日にも負け越しが決定しました。去年唯一勝ち越した中日に、です。
試合後、星野監督は「古巣相手に負け越し? そやな。(シーズンが)終わってから話すわ」と語りましたが、サンスポは「これで、今季の星野阪神を象徴する巨人、中日相手に、相次いで負け越しが決まった。借金は今季最多の8に。慣れ親しんだナゴヤの地でさらした恥。3カード連続負け越しも決まった上位3チームとの9連戦は、ある意味、今季の“集大成”となった」と書いています。
初回は無死二、三塁で片岡の二ゴロの間の1点のみ。5回も、1点奪ってなおも無死一、二塁から点が取れませんでした。あとひと押しがない打線。打てない時はこんなものなんでしょうか。
◇9・17(ナゴヤドーム)(阪神8勝14敗2分け/通算56勝64敗4分け…逆転負け)
阪 神 110 010 000 … 3
中 日 000 003 02X … 5
〈勝〉岩瀬 4勝2敗 (S)ギャラード 1勝1敗30S 〈敗〉谷中 5勝8敗
※赤星が19個目、藤本が3個目の盗塁。
(9.19)外国人としては12年ぶりの28号、アリアス
アリアスが3ラン。7試合ぶりの一発でした。
ああいう、打った瞬間にホームランという当たりが出ると「来季の残留も」と思いたくなります。何しろ、ダメダメと言われながらも28本も打っていて、しかも昨日の得点は、その3点だけだったんですから。
2割5分にも足りない打率には少々物足りなさも感じますが、何しろこの28号、外国人としては90年のパリッシュ以来12年ぶりのこととか。チーム初の30本も、92年の甲子園のラッキーゾーン撤廃以後、目前ということになりました。
さて、先発・藤田が2勝目をあげました。失点はホームランによる1点だけ。スタミナ切れがちょっと気になりましたが、前夜の藤川とあわせて、またまた「来季以降」が楽しみに。
昨日は二軍も中日と対戦。遠山がブレットに2ランを打たれ、最後は逆転サヨナラ負けしました。15日に優勝を決めた阪神ですが、これで一軍と同じく中日に負け越しが決定、です。スコアは3対4x。
◇9・18(ナゴヤドーム)(阪神9勝14敗2分け/通算57勝64敗4分け…効いた3ラン)
阪 神 000 300 000 … 3
中 日 000 100 000 … 1
〈勝〉藤田 2勝4敗 (S)バルデス 4勝3敗21S 〈敗〉紀藤 3勝4敗1S
(本塁打)アリアス 28号3ラン(紀藤)、立浪 15号(藤田)
(9.20)FA獲得
広島のFA金本の「阪神へ、脈あり」のニュースが、サンスポに大きく掲載されました。
ま、片岡、アリアスと違って同一リーグですから「ピッチャーに不馴れ」ということもなく、何よりそれなりの実績を残している選手ですから、もし阪神へ移籍ということになれば、それはもう戦力アップ間違いなし、です。
記事では「阪神に好印象」ということですが、そうなれば“どんなところへも顔を出してくる”巨人の動向ですが、さてどうなんでしょう。
FA獲得では、近鉄・中村も、と報じられていますが、こちらはどうでしょうか。片岡の二の舞い、てなことにならなければいいんですけど。個人的には中村よりも、横浜の三浦がいいと思ってるんですけどね。
いずれにせよ、金本獲得ということになれば、去年の田口のときのように、また外野守備の要員の心配をしなければなりません。外されるのは誰か、という問題です。そして外野からはじき出された選手は内野へ回り、ということになり、もし中村も阪神へ、てなことになれば、そのレギュラー選手は、あわれベンチへということになります。
この「被害者」の立場に最も近いのは、常識的には浜中ですよね。
FA獲得、とひとことで言っても、いろんな影響があるもんなんですね。
さて、その浜中と今岡が巨人戦(23日から甲子園)で復帰という事です。決して目の前では見たくない“胴上げ”阻止の為にも、ようやくこの時期になって戦力が整いつつある(坪井はまだですが)陣容で、巨人をギャフンと言わせてもらいたいモンです。
(9.21)薮、9勝目
薮が7回を6安打6奪三振の2失点(自責点は1)で、7月16日以来の勝ち星を上げました。これで4年ぶりの2桁勝利まで、あと1。一応去年の姿とは雲泥の差、です。
「残り試合、ローテーション投手の責任を果たせるよう頑張る。チームも、まだ上に行く可能性はあるしね」と、ヒーローインタビューで語りましたが、「目標は10勝」などとは言わず、投げる試合は、全部勝つ気で頑張ってもらいたいものです。
ピッチャーの長谷川に、不用意にタイムリー二塁打されましたが、こういったポカに気をつけて、ね。
「打」のほうでは、赤星が2本の三塁打を含む4の4、1打点。とにかく昨日は「振ればヒット」という感じでした。
そして桧山。3回の広島を突き放す13号は、打った瞬間ホームランと分かる鋭い一発でした。
何だかんだと言われている片岡も、7回にベテランらしい? バッティングでダメ押しのタイムリー。
打線につながりがなかった広島に救われた感じもしましたが、ま、いいゲームでした。
ところで、その広島打線。前日騒がれた金本に元気がなかったですね。「FAで阪神入り」を意識したわけでもないんでしょうけど。
甲子園、今日明日はデーゲームです。昼からちょっとのぞいてみようか、なんて思っています。
◇9・20(甲子園)(阪神13勝12敗/通算58勝64敗4分け…広島に0.5ゲーム差)
広 島 010 001 000 … 2
阪 神 111 000 10X … 4
〈勝〉薮 9勝5敗 (S)バルデス 4勝3敗22S 〈敗〉長谷川 12勝7敗
(本塁打)桧山 13号(長谷川)
(9.22)ま、広島も必死ですよね
西武が、ロッテに完封負けを喫したにもかかわらず、マジック対象のダイエーが引き分けたために、優勝が決まりました。ゲームがなければともかく、負けて優勝が決まる、というのは、どんなものなんでしょう。なんとなく照れくさいものがあるのではないかな、という感じもします。
しかし優勝は優勝。こちとら阪神ファンにしてみれば、どんな形にせよ、うらやましい限りです。
その阪神。昨日はデーゲームでしたが、延長10回に、伊達が打ち込まれて3失点。そのまま負けてしまいました。
9回にアリアスのホームランで同点にしたところまでは良かったんですが、9、10回と続投の伊達が誤算でした。初回からの得点経過は、前夜と全く同じで「今日もいける」と思っていたんですが、何しろ、まければ順位が入れ替わるとあってか、広島も必死でしたね。この必死さの差が、得点経過になって現れたようです。阪神にとっても「勝てば4位」というゲームでしたから、残念です。
けど、素人考えですが、10回は思い切ってバルデスの投入という手はなかったんでしょうか。
◇9・21(甲子園)(阪神13勝13敗/通算58勝65敗4分け…4位ならず)
広 島 101 002 000 3 … 7
阪 神 111 000 001 0 … 4
〈勝〉小山田 2勝28S 〈敗〉伊達 1勝3敗
(本塁打)アリアス 29号(小山田)、浅井 3号2ラン(川尻)
※赤星が2つの盗塁、これで21個。
(9.23)劇的なサヨナラ
8回表を終わって、3対9と6点差。正直なところ「4位広島に2.5ゲーム差」を覚悟しましたがな。
けど、昨日はやってくれましたね、阪神。
8回裏に2点とって5対9。しかし、まだここでも「勝てる」とは思えなかったです。
9回裏。下位打線がつないで、まず赤星のファーストゴロの間に1点。そして八木に2点タイムリーが出ました。これでとうとう1点差となって、最後が片岡の劇的サヨナラ2ラン・・・。
まあ、今シーズン最高のゲームでした。
2割3分台の、打てないFA砲の、自身の悩みがこれで全て払拭されたわけではないでしょうが、ま、多少の救いにはなったのではないかと思います。とにかく凄いゲームでした。
ただ、井川がホントに気になりますね。昨日は何と1回も持たずにKO。打者7人に5安打され、前田には3ランを打たれてしまいました。二番手の安藤が、なんとかゲームを作りました(4回3分の1を2安打3奪三振)が、続く金沢が6失点。
勝ち星を拾ったのは、エバンス(昨日は11号を打ちましたね)との交換で阪神にやってきた橋本でした。橋本はこれまでの登板14試合で、ほとんどいいところなし、という状態でしたが、昨日はなんとか打者5人に対して1安打のみ。
9回裏の味方の大逆転劇で、1勝が転がり込んできました。
誠にもって次元の低い話ですが、昨日は横浜が中日と引き分けたために、阪神の「5年ぶり、最下位脱出」が決まりました。とはいえ、まだAクラス入りを諦めたわけではなく、残り12試合、全力で戦ってもらいたいものであります。
今日から巨人と3連戦。巨人のマジックは「2」となってしまいました。3連戦中に、阪神が巨人に全部勝っても、ヤクルトが2つ負ければ「甲子園での巨人の胴上げ」が決まってしまいます。ここはもう阪神と同じように、ヤクルトも必死に頑張ってもらいたいですね。なんとか「目の前の胴上げ」を見なくて済むように・・・。
◇9・22(甲子園)(阪神14勝13敗/通算59勝65敗4分け…最下位脱出決定)
広 島 300 000 330 …… 9
阪 神 110 010 025x … 10x
〈勝〉橋本 1勝 〈敗〉小山田 2勝1敗28S
(本塁打)アリアス 30号(黒田)、片岡 11号サヨナラ2ラン(小山田)
前田 18号3ラン(井川)、緒方 19号3ラン(金沢)、新井 24号(金沢)
※赤星が連日の盗塁、これで22個。
※アリアスの30号は、フィルダー以来。
(9.24)かろうじて・・・
情けない話ですが、よくぞヤクルトが勝ってくれた、という思いです。
昨日は、意外と阪神戦には当たっていなかった松井が藤川から2発。これで勝負は決まってしまいました。清原の一発はオマケみたいなものです。
とりあえず「目の前の胴上げ」は免れましたが、今日明日と、まだまだ“ピンチ”は続きます。
今岡が復帰即の一発。しかし阪神の“反発”はそれだけでした・・・。
◇9・23(甲子園)(阪神9勝15敗1分け/通算59勝66敗4分け…ああ情けない)
巨 人 000 201 002 … 5
阪 神 000 010 000 … 1
〈勝〉真田 5勝2敗 〈敗〉藤川 1勝4敗
(本塁打)今岡 13号(真田)、
松井 44号2ラン、45号(藤川)、清原 12号2ラン(吉野)
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