3号(4/20号) 阪神、Vに近づく

 実は4月2日のセリーグ開幕日に、大阪市内某所で「関西から元気にしたろう会」という団体が、東京ドームでの巨人戦を大型スクリーンを見ながら応援しようというイベントをうった。司会は関西ではバリバリの阪神ファンとして知る人ぞ知る川村龍一さん(朝のラジオのパーソナリティー)。ゲストにこれまた阪神のことなら任せとかんかいという噺家の月亭八方師という、ファンにとってはとても嬉しい「入場料無料」の催しだったのだが、フタを開けてみれば入場者は約300人。天気予報が雨ということも大いに影響した不運もあったが、某巨大広告代理店主導のイベントとしては、いささかおそまつな内容だった。

 何せ関西は野村阪神一色という時期、「先着5千名」という会場のキャパからして、果たしてどれくらいの人がオーバーフローするのかと、傍観者としてハラハラの状態であったが、あまりにも情けない現実に、開幕前のあのフィーバーぶりは一体何やってん、とツッコミのひとつも言いたくなった。

 お陰で周知のとおり1対8の惨敗。つい先週に開幕3連勝ならば「今年は優勝や」と書いたばかりなのにトホホの有様だった。

 野村監督は135分の135で臨むと公言していた開幕ゲーム、終わってみれば135分の1や、ということで「例年どおりやないか」と何故かひと安心の開幕ゲームに、妙に納得した4月2日だった。

 で、翌3日は川尻の好投、ジョンソンの来日初アーチ、監督好みの田中のプロ初安打等々、阪神ファンにしてみれば「昨日は昼寝していて、ちょっと硬くなってました」というだんご3兄弟に聞くまでもなく、やるときはやるやん、の展開で圧勝。高橋、広沢のホームランはあくまでもオマケ、てな塩梅、で阪神は優勝に一歩近づいたのだ。

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