11号(6/15号) トップが変わっただけで… |
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打撃成績10位以内に新庄選手がいる。よくよく考えてみれば、これは凄いことではないのか。 新庄選手に対しては全くもって失礼な言い方かもしれないが、ファンにしてみれば、春先の例の二刀流挑戦の成果というか、野村監督の遠大なる計画の副産物というか、いずれにしても願ってもない結果となって、今の好成績があるのだとしたら、嬉しい限りである。 5月30日現在で、早や昨シーズンに並ぶ6本のホームラン、である。しかも打点はすでに昨シーズンを越えた。選手別ヒッティングマーチでは「それゆけゴー! 新庄、燃える男」と持ち上げておきながら後半部分では「それゆけゴー!新庄、根性見せろ!」と、叱咤激励ともとれるような歌詞の、新庄選手向け応援歌。「見せてまっせ、根性」とご本人が思っているかどうかはわからないが、猛虎の三番としては、まさしく十二分の働きである。 ところで、サラリーマンの世界でもよく適材適所ということが言われる。今シーズンの阪神の陣容は、去年と比べ、そんなに戦力がアップした訳でもないのに、チームは好調さを持続している。 野村監督の采配の妙が、その大きな原動力となっていることは紛れもない事実であるが、しかしトップが変わるだけでこうまで変われるものなのだろうか。 今はまだ二位でいい。最下位だった巨人にまで連敗し(阪神のお陰をもちまして巨人は最下位を脱出したが。…但し5月30日の時点では、です)、三連敗。まさしく小休止の感があるが、まだ6月に入ったばかり。ここ近年、阪神ファンは白星先行という状況にはあまり慣れていないし、また最近は、マスコミ界が騒げば騒ぐほど浮足立つという、何かヘンな精神状態が続く毎日であった。 ちょうどいいではありませんか。今年は、今までとはちょっと違うんやし。 |