19号(8/10号) またかい、審判誤審

 しつこく前号の続きを書く。言うまでもなく誤審問題についてである。御免。

 先月18日の対巨人戦での「誤審」時のメイ退場事件の、その後のメイへの処分は何と出場停止2週間という重いもの。最近の前例(日本ハム上田監督が審判員を殴った時は2試合の出場停止処分)に比べると異常とさえ感じる処分である。

 そう憤慨していた時に「セ・リーグの事務局長が誤審を認めた」というニュース報道(7月25日)があった。「おっ、まだ良識っちゅうもんが残ってたんや。まだまだ捨てたもんやない」と嬉しくなったのも束の間、何と審判員から「見間違いがあった」と報告があったのは、中日のこれまた巨人戦(22日)での件。

 例のマルティネスのライト前への打球を井上選手が直接捕球したにもかかわらず一塁田中審判の判定はセーフ、というシーン。結局中日はこのあと大量7点を取って「巨人身贔屓」の審判にもうち勝ったが、これとてあの試合、巨人の完敗でなかったら、果たして連盟は後日誤審を認めたかどうか。つまりあの誤審が「大勢に影響なしという結果に終わった」からこそ見間違いを認めた、と推測する。

 だってそうでっしゃろ(おっと、突然文章が乱れたが)。阪神戦のときは、まさに勝敗を分けた誤審(チェンジのはずが追加点が入って0対2。追加点がなければ、8回裏の新庄のホームランで逆転していた)ゆえに、まあ「見間違いでした」とは絶対に言わんわな。残念やけど。

 しかし、こんなこと(巨人有利の判定)ばかり続くと、心配なのは「プロ野球、特に巨人がらみのゲームの人気が低下しないか」という杞憂。それとも巨人ファンにとっては、こういう審判員の加担は歓迎なのだろうか。一度黒鉄センセあたりに伺ってみたい気もする。

 ま、25日の本拠地球宴で阪神勢が天神祭に負けじと大活躍したことで、阪神ファンの多少の憂さばらしにはなったが。

注)2週続けて、ちょっと過激な文章になってしまったが、まさかこの原稿のせいで「ゼッケン」が休刊になったわけやないやろね? 当時はちょっと心配してました(冗談ですけど)。

ま、短いあいだでしたが、エエ経験をさせていただきました。こんな小さなコラムでしたけどこれはこれで結構シンドイ作業でした、てな訳はなく、楽しかったです。イヤ、ホント。

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